川越本丸御殿

TOP Pageへ or ブログ内関連情報タグ一覧へ

【はじめに:観光地川越にある、歴史的に価値の高い、川越城本丸御殿】

本日は、歴史の表舞台に度々登場し、関東の実質上の中心であったと言われる、川越城をご紹介します

日本には、現存12天守と呼ばれる、江戸時代以前から現存する、12の天守があります。同時に、あまり話題にはなりませんが、御殿の現存もあり、これは日本で、4つしかありません。その内の一つが、川越城本丸御殿です。繰り返しですが、日本に4つしかない、現存する御殿のうちの一つが、川越城本丸御殿です(ちなみに、本丸に現存する御殿は、高知城とこの川越城のみ!)。

しかも、都心からのアクセスも良く、周辺は小江戸の愛称で知られる川越の観光地。喜多院をはじめとする寺社・仏閣、一番街と呼ばれる川越の街並み、菓子屋横丁と見所もたくさん。そんな川越城本丸御殿ですが、御殿の説明は、歴史的観点でもよく見ますし、ロケ地にもなっているので、ここでは省き、別の見方で、本丸御殿を楽しんで行きたいと思います

参考情報

【川越城が建てられた地形は?】

ここでの見方は、「なぜ、この場所にお城を建てたのか?」を考えてみたいと思います。

川越城は、新河岸川に囲まれた高台(台地のキワ)に建っています。実際に現地に行き、東側に目を向けると、野球場(初雁公園)がありますが、一段低く、その先に新河岸川で、さらにその先が低地になっています。また、少し歩を進めて頂くと、本丸御殿の南側に富士見櫓跡があるのですが、そちらまで足を延ばしていただくと、川越城が台地のキワに立っている事、更に実感できると思われます。以下写真の通り、木々に覆われいますが、視界が抜けている事、ご理解頂けると思います。

一方、北側にある氷川神社の中を抜けると新河岸川があり、高低差を実感する事が出来ます。南西側が、現在の川越の中心街となっており、ここは台地の上の高台で、川越街道があります。更に、新河岸川の外側を見ると、その外縁部は、入間川・荒川に囲まれています。言い換えますと、重点的に守る必要があるのは、南西の川越街道から、西側の台地が陸続きになっている方面のみになります。

下記に、高低差がわかる地図で、記載しますが、これを見ると、本当によく考えて築城場所を考え、お城が建てられている事、よくわかると思います

川越城址の位置関係と高低差
川越城址の位置関係と高低差

【川越城と江戸城のつながり、ご存じですか?】

この地形を見ると、思い出すのが江戸城。こちらも、大手門側は、日比谷入り江の低地にありますが、半蔵門側はかなりの高台の台地のキワにあり、甲州街道に通じています。こちらも言い換えれば、重点的に守るのは、半蔵門から伸びる甲州街道方面となります。(ちなみにですが、甲州街道を半蔵門から、新宿方面に歩いて頂くと、両側が低く、尾根道になっている事に気づかれると思います。つまり、甲州街道を抑えれば、江戸城の守りは、万全になると言う事です)。 そう考えると、ここにお城を建てたかった理由をなんとなく感じてしまいます。こちらも高低差を含め地図をみると、上記ご理解頂けると思います

江戸城の位置関係と高低差
江戸城の位置関係と高低差

基本お城を建てるエリアは、時代によって異なるのも事実ですが、この2つのお城は・・・。こんなことを考え、ここまでくると、出てくる名前は、江戸城と川越城の築城主である太田道灌ですね。(太田道灌の情報:https://ja.wikipedia.org/wiki/太田道灌) Wikipediaによると、この2つのお城の築城年は、1457年と同じ。彼は、どっちらのお城を先に構想したのでしょうね? でも、この2つのお城の似通ったポイントを見ると、勿論同じ時代なので、当たり前と言えば、当たり前ですが、おそらく彼は、同じ哲学で、築城を進めていったのでしょうね。「構造物から、人の心に思いをはせるなんて、大人って素敵かなー」と、ふと思ってしまいました。

【最後に】

川越城本丸御殿のすぐ北には、本ブログ別記事でも紹介していますが川越市立博物館があります。この博物館は、大人の知的欲求を満たしてくれる博物館で、太田道灌に関する展示、川越の江戸時代を模したジオラマ等の展示もあり、お勧めですので、川越城本丸御殿にお越しの際は、併せて訪れてみて下さい。

尚、本ブログの別記事で、「①川越の雰囲気を感じるコース」、「②川越を知るコース」「③それぞれの楽しみ方で川越を楽しむ」、「川越のおすすめレストラン一覧」をそれぞれ紹介していますし、「河越夜戦における戦いの経過」に付き勝手な個人的仮説を別記事で紹介していますので、こちらも参考にして頂けますと幸いです。

観光地に行っても、事前調査不足で、帰ってから調べ、「そーだったのか!」と思ってしまう事は、よくある事だと思います。本ブログでは、別記事で、私達夫婦がお邪魔させて頂きました、お城や観光地を、少しだけ大人の視点で見るように心がけて記載しておりますので、参考になれば幸いだと思っています。是非皆様も、川越本丸御殿、江戸城周辺と散策いただき、皆様なりの思いにふけってみて下さい!

(別記事にて、忍城高松城沼田城二条城高島城浜松城松本城上田城松代城小諸城犬山城甲府城鉢形城掛川城高知城川越城岩櫃城熊本城函館五稜郭龍岡城(長野県佐久市の五稜郭)仙台城彦根城長浜城岐阜城名古屋城金沢城小田原城比企城館群(杉山城松山城(武蔵国)菅谷館小倉城(武蔵国))、も、それぞれ紹介していますので、ご覧ください!(一部更新中))

(江戸城の解説:https://ja.wikipedia.org/wiki/江戸城)

(川越城の解説:https://ja.wikipedia.org/wiki/川越城)

また、高低差の地図は、地理院ホームページにて、作成したものを引用し、位置関係は、Google Map のキャプチャーに自信で手書きで、情報追加。

TOP Pageへ or ブログ内関連情報タグ一覧へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA