【はじめに】
私の住まう街、「川越」、は「小江戸」として有名で、蔵造りの街並みが残る、情緒あふれる街です(別記事参照ください)。しかしこの「小江戸」を名乗る街が、有名どころで、あと2つあります。一つは、栃木県栃木市、そしてもう一つは、千葉県香取市佐原(別記事で紹介しております)。確かにどちらもテレビ等で取り上げられる、有名な観光スポットでもあれば、ロケ地としても有名の様で、風情もありそう。ここは敵情視察ではありませんが、こちらの2つの街並みは、川越市民としてみておかなければ、ならないと思いました。今回は、そういった背景でお邪魔した、栃木市をご紹介します。こちらの栃木市、「小京都」とも言われているようで、中々の強敵みたいです。
【栃木市の基本情報】
まずは、Wikipediaの力を借り、基本情報を押さえますと、以下の様にあります。
”栃木市(とちぎし)は、栃木県の南部にある人口約15万人の市。栃木県内人口は宇都宮市、小山市に次ぐ第3位。市街地には蔵造りの家屋が並ぶ街並みが保存されていることから小江戸、小京都、関東の倉敷などと呼ばれ、観光地としての人気も高い。(略)
江戸時代には市内を流れる巴波川を利用した江戸との舟運と、朝廷から日光東照宮へと派遣された使者(例幣使)が通行した例幣使街道の宿場町として盛えた商都で、「小江戸」の別名を持つ。戦災を免れたため、歴史的な寺院のほか、市街地には江戸時代から明治時代にかけての蔵や商家などが多く残っており、「美しいまちなみ大賞」を受賞している。こうした歴史資産を観光資源化し、関東地方では埼玉県川越市や千葉県佐原市(現・香取市)とともに小江戸サミットを開くなど「蔵の街」として知られ、「関東の倉敷」とも呼ばれる。
また、市西部にある太平山からの景色は「陸の松島」として観光名所ともなっている (略) こうした市内の観光名所には、年間約200万人の観光客が訪れている”
https://ja.wikipedia.org/wiki/栃木市
川越市や香取市と共に、「小江戸サミット」なる物を実施しているようです。川越の人口は、約30万強、年間の観光客数は、約700万なので、数字の上では、川越ですが、「小京都」、「関東の倉敷」、「陸の松島」と様々な異名を持っているようです。恐らく、魅力ある街である事、間違えなしです。
【栃木市にお邪魔してみて】
実際に栃木でお邪魔させて頂いたのは、以下になります。どのスポットも、歴史情緒あふれるもので、中々の興味深い物でした。
①蔵の街遊歩道
私達夫婦が、栃木を知るきっかけになったスポットです。川(運河?)沿いに道が伸びており、その脇に歴史ある建物があります。写真は、塚田歴史伝説館の塀の辺りの認識ですが、ここが一番「風情」を感じる事の出来るスポットでした。栃木に来たら外してはいけないスポットだと思います。小京都・関東の倉敷なんていわれる所以かもしれません。
②横山郷土館
こちらも、川(運河?)沿いにある建物です。こちらの横山家は、麻問屋と銀行を営んでいた、明治ごろの豪商の店舗兼住宅だそうです。シンメトリー調の蔵は、古い建物ですが、センスが感じられ、この他に日本建築の家屋と洋館がありました。登録有形文化財だそうです。
③栃木市立文学館・栃木市役所別館 (旧栃木町役場)
かわいらしい色使いの建物ですが、元々は、役所だそうで、大正時代に建てられたそうです。中には入れませんでしたが、外観だけ拝見出せて頂きました。
④代官屋敷・岡田記念館・別邸
渋いスポットですが、古い建物と歴史的な展示物を拝見させて頂きました。お庭もあり、そこには、どうしても歩きたくなってしまう、竹林の小径がありました。なんとも風情のあるスポットでした。
⑤蔵の街ダイニング 蒼
カフェ?、洋食屋さん?イタリンアン? 少々どのカテゴリーかわかりませんが、洋食系のダイニングキッチンと言えば宜しいかと思います。足利銀行の栃木支店だった、登録有形文化財の建物でのレストランで、映画のロケ地にも使われたそうです。非常にデザイン性を感じる建物で、内部には美しいステンドグラスも埋め込まれていました。散策の途中でよらせて頂きましたが、結構込み合っており、人気のレストランの様です。
⑥とちぎ蔵の街美術館と街並み
栃木の街は、情緒あふれる蔵の建物もあれば、かわいらしいパステル系の建物もあります。これらを見ているだけで、楽しむ事が出来ます。特に蔵の建物を見ていると規模感こそ川越程ではありませんが、小江戸の情緒がある街だと思いました。
【最後に】
実際に訪れてみて思った事は、同じ栃木でも別記事で紹介させて頂いた日光とは雰囲気が異なりますが、歴史ある街並みで、特に川のほとりは、本当にタイムスリップした感じがしました。恐らく地域の人が守り続けてきた環境・街並み何だろうと思いました。川越も勿論素敵ですが、この栃木と言う街もかなり気に入ってしまった次第です。佐原にも是非お邪魔させて頂き、「小江戸サミット」を開催するそれぞれの街に関しても、少しでも理解し、実際に大人散策する事で、それぞれの街を感じてみたいと思いました。皆様もこの、「小江戸3都市めぐりの旅」に出かけてみては、いかがでしょうか?
全体Map:以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!