五常の滝

【はじめに】

こちらのページでは、川越線・八高線の高麗川駅を起点に、『五常の滝』から峠を越えて、『鎌北湖』を回る、大人ポタリングコース」を紹介します。

私達夫婦が乗っている自転車は、クロスバイク系の自転車ですが、この自転車で、6月のある週末、今回紹介するコースを回ってきました。今回ご紹介のコースは「峠越え」もあり、自転車に乗っている人もいましたが、多くはロードレーサー系の自転車「五常の滝」付近から、峠を越えるまで、結構な登り坂で、「クロスバイク系では、無謀だったかな?」と思いつつも、自転車で乗ったまま登り切れない所は、押しながら進み、設定コースを完工させて頂きました峠越えは確かにきつかったですが、その後の長い下り坂も踏まえ、総合的に振り返ってみると、その部分だけで、他は大きなアップダウンもなく基本平坦「自然を満喫でき、お土産も購入できる、それなりに満足度の高いコース」でした

こちらのページでは、上記巡ったコースの内のいくつか、「大人ポタリングとして、回るべきと思われるポイント」を紹介しますが、季節によって、また趣味嗜好によって、ルートの変更(逆回りバージョン)やカスタマイズ等をされても宜しいのではないかと思います。そんな川越線・八高線の高麗川駅を起点に、『五常の滝』から峠を越えて、『鎌北湖』を回る、大人ポタリングコース」を紹介しますので、参考になれば幸いです(尚、今回紹介する写真は、別の季節に参らせて頂いた際の写真も利用していますので、予めご承知おきください(お花の種類でわかると思いますが…))。

(尚本ブログ別記事で、「曼殊沙華の群生が魅力的な『巾着田』付近の大人散策情報」「高麗(川)駅・越生駅付近の大人ポタリングスポット」「高麗のエリアで外してはいけない『高麗神社/聖天院』の大人散策情報」「高麗神社を含む『出世』をKeyにした散策スポット」「五常の滝・鎌北湖を巡る大人ポタリング情報」等も紹介しておりますので、併せてご参照ください)

【五常の滝から峠を越えて、鎌北湖を回る、大人ポタリングコース】

今回ご紹介するコースは、「JR八高線・川越線の『高麗川駅を出発』し、西武秩父線・武蔵横手駅方面から、『五常の滝』を目指し、峠を越え、『鎌北湖』に抜けて、途中でお土産を購入しつつ毛呂山町・日高を抜け、『高麗川駅に再び戻る、30㎞程のコース』」になります武蔵横手駅から「五常の滝を過ぎて峠を越えるまで」は、「それなりの登り坂」になりますが、それ以外は、無理なくポタリングを楽しめるコースだと思い、峠越えも距離的には限定的な為、自転車を押してでも回れるコースになる認識です。以下に、高麗川駅を出発し、回ってもらってはいかがかと思われるスポットを紹介致します。

高麗神社・聖天院

「高麗川の駅を出発」してまず目指すのは、(少しアップダウンありますが…)別記事で紹介しました高麗神社と聖天院この地域の主役の1つと言うべきスポットだと思っております。内部の詳細は別記事をご参照頂きたいのですが、大人ポタリングの開始にあたって、(「出世」の御利益で有名ですが…)安全祈願をしてからスタートしても宜しいのではないかと思います(高麗神社と聖天院はほんの少しだけ離れています)。尚この際、「聖天院」の内部は、拝観料が必要になりますが、入口の山門「風雷神門(通称であれば、浅草寺と同じ「雷門」)」拝観料なしに見学できます(高麗神社は、勿論拝観料は必要ありません)。江戸時代から続く構造物の迫力あるお姿を見学してみてはいかがでしょうか?

高麗神社・聖天院の様子

高麗郷古民家(旧新井家住宅)

「高麗神社・聖天院」で安全祈願の後、南西方向にある、「高麗郷古民家(旧新井家住宅)」に向かいます。こちらも少しだけアップダウンがありますが、問題なく進めると思います一方、中途半端に広め道の為か、意外と車が多く、スピードを出している車もいるので、気を付けて進んで頂ければと思います。「高麗郷古民家(旧新井家住宅)」も別記事で紹介しておりますので、詳細はそちらをご参照頂きたいのですが、綺麗に整備された施設で、中々の風格のある建物です。昔は、「一般の個人のお宅」だったとの事ですが、とてもそうは思えない佇まいをご覧になってみてはいかがでしょうか? 入場料もかかりませんし…。

巾着田

「高麗郷古民家(旧新井家住宅)」は、「巾着田」のちょうど「巾着袋の袋を閉じる部分」にありますので、その南が「巾着田になり季節には曼殊沙華が咲き乱れる事で有名」なこの地域を代表するスポットの一つだと思います。夏には、バーべキュウを楽しむ方や川遊びの人達で賑わいのあるエリアでもあります。大人ポタリング中、川遊びはできないかもしれませんが、曼殊沙華の季節であれば、ちょっと寄り道して是非見学頂きたいスポットです。

■ 祥雲橋・旧祥雲橋親柱 道路橋梁新設記念碑 (西武秩父線)

巾着田の次は、川越日高線を高麗川の上流に向かって進み、299号線に出て更に進み「祥雲橋」を目指しますこの橋からの「高麗川」は、巾着田で見た高麗川」と少々違って、「渓流系の感じ」がしてきます。その先には、「旧祥雲橋親柱 道路橋梁新設記念碑」が、西武秩父線の踏切近くにあり、運が良ければ写真撮影できるかもしれない、『西武秩父線の電車が山々の中を抜ける「山岳鉄道」である事を感じられる撮影スポット』もありますので、興味のある方は、写真撮影チャレンジされてみてはいかがでしょうか?

■ 遊歩道から武蔵横手駅

「旧祥雲橋親柱 道路橋梁新設記念碑」から、下記写真の様な木々の中を抜け、高麗川の左岸にある「遊歩道」経由で、「武蔵横手駅」を目指します(途中、西武線の踏切もありますので、下記に様な写真も撮れるかもしれません・・・)。

「遊歩道」なので、自転車を降りて押す必要があるかもしれませんが、人通りはほとんどありませんでした。「遊歩道」の脇は、高麗川がかなりの勢いで流れており、遊歩道脇には「水害の歴史」の説明看板や「最高水位」の表札もあり、自然の恐ろしさを感じてしまう場所です。ただ同時に、高麗川の流れは美しく、清々しさも感じるスポットですので、自然の「良さ」と「怖さ」両面を感じつつ進んで頂ければと思います。その「遊歩道」を抜け、西に進むとすぐに、「武蔵横手」の駅が見えてきます。この先急な登り坂で、飲み物の確保も難しくなるので、休憩しつつ、ここで飲み物の準備される事をお勧めします。

■ 五常の滝

武蔵横手駅で休憩の後に目指すのは、「五常の滝」。299号線からしばらくは、さほどの登り坂ではありませんが、徐々に急になってきます。ただ「一本道」ですので、「五常の滝」までは迷わず進む事が出来る認識です。

「五常の滝」では、拝観料が必要になり、御朱印も手に入れる事が出来ます。「受付(駐車場もあります)から滝までは、数百mの道のり」で、自然の中ですが道は整備されており、「祠」にご挨拶しつつ、「朱色の橋」を渡って「滝の」すぐ近くまで行く事が出来ます。大きさは、さほどではありませんが、自然の岩場の中を流れる景色は美しく、マイナスイオンを全身で浴びる事が出来、心が浄化され、疲労も回復していく感じがあります。今回ご紹介するするルートの一番のポイント」だと思うので、是非お立ち寄り頂ければと思います。

五常の滝の様子

■ 峠を越えて、鎌北湖

「五常の滝」を出てからは、本格的な登りになります。正に木々の中を抜ける道で、舗装はされていますが、道幅が狭い場所もあり、大きな枝が落ちているケースもあるので、お気を付けてお進みください。ただ、自転車で登れなければ、押して歩いても気持ちの良い山道ですので、無理せずとも良いと思います(私達夫婦は、自転車押して登りました… 途中何台かのロードレーサー系の自転車に乗った方々が、息を切らしながら追い越していきましたが…)。登り道も終盤に差し掛かる「峠前のポイント」では、視界の開けた場所もありますので、大人ポタリングでは、のんびりと進むのも大切な事だと思います!

五常の滝を過ぎた後の峠付近くらいまでの道々の様子

「峠」までくると後は下りです。今度は、スピードの出し過ぎに注意しつつ、対向車に気を付けて進むと、あっという間に「鎌北湖」についてしまいます。頑張って登った道をあっという間に下ってしまうのは少々もったいない気もしますが、「頑張って登ったご褒美!」といった感じで車に気を付けつつ、全身で山の新鮮な空気を浴びてみてはいかがかと思います!

■ かまきた直売

昔は鎌北湖周辺にも、お店やレストランがありましたが、今は無いので、少しの休憩の後、再度山を下ります。道は更に広くなり二車線になりますが、引き続きスピードの出し過ぎに注意しつつ進み、ほぼ下りきったポイント近くに、「かまきた直売」が出てきます。営業していないケースもあるかもしれませんが、もし営業しているのであれば、「地のお野菜」や地元の方が作った「漬物」、季節によっては「フキノトウ」や「タラの芽」といった山菜系も販売している事もあります。お土産として、夕食の材料調達としてお立ち寄り頂いても良いのでないかと思います(実は、今回のコースとは関係なく、早春/春先に、よく「フキノトウ」や「タラの芽」を買いに行っています… たまに売り切れている事や販売していないケースもありますが…)。

■ 八高線の撮影スポット (近くにコンビニもあります)

「かまきた直売」で、お土産/夕食の材料を購入した後は、別記事の「毛呂駅」から「西大家駅 or 高麗川駅」への大人散策」でも紹介しましたが、「八高線の撮影スポット」に向かいます。ここは、「切通の様な場所を線路(八高線)が通っており、しかも長い直線なので、遠くからくる電車を真上から撮影できるスポット」です。木々の中を走る電車って、結構いいものです!

田波目城跡(多和目城跡)

「八高線を橋の真上から撮影」した後は、下記に記載の「醤油王国」に行っても良いと思いますが、お城好き・歴史好きなら、再度登り坂を行く必要がありますが、「田波目城跡(多和目城跡)」を回られても良いと思います(「毛呂駅」から「西大家駅 or 高麗川駅」への大人散策」でも紹介中)。よく史実が分からない様ですが、「中世の頃のお城」と言われている様で、空堀や土塁を見る事が出来ます。しかし、2019年の台風の際、南側で高麗川に面する崖が崩れた事により、長らく立入禁止になっています事(2024年2月時点)、予めご了承頂ければと思います。

■ 醤油王国

多和目城跡」から坂道を東に下り、その先で高麗川を渡ったすぐ先の左手に、「弓削多醤油」があります。こちらでは、道路から「大きな醤油樽」が見えますが、基本中には入れない認識です。しかしその先の「醤油王国」で、こちらの商品の購入できるショップやレストランがあり、醤油樽の見学も出来ます。一休みするも良し、少しお腹に入れるも良し、お土産/夕食材料の調達するも良し(醤油だけではなく、お出汁等もあります)、醤油樽の見学だけでも良しだと思うので、お立ち寄り頂いてはいかがでしょうか?

■ 天神社/長澤しゅ造

「醬油王国」の後は、「高麗川駅」を目指しても良いとは思いますが、もしご興味あれば、「天神社」と「長沢しゅ造」を回られても良いのでないかと思います「天神社」は別記事でも紹介させて頂きましたが、菅原道真ゆかりの神社。ちょっとした休憩スペースもあります。また、入口の石柱、恐らく「村社」と彫られた部分が、セメントで隠されている痕跡(戦後GHQの干渉を恐れ「社格」を隠した?)を見る事が出来ます。ちょっとマニアックな視点ですが、ある一定層の方には、興味深いポイントだとも思うので、紹介のみ致します。

天神社の様子(石柱の恐らく「村社」と彫った部分は、セメントで隠されています…)

また「長沢しゅ造」は、「高麗王」のブランドで有名な、大人が好きな米から作る透明な液体;日本●を販売しているお店です(回りくどい記載で済ません… Googleのポリシーがるので…)。私達夫婦が好きなブランド「高麗王」。近くに来たときは、かなりの確率でお邪魔するお店で、特に好きなのは「純米吟醸」。お米の旨味が最もふくよかに味わえる、コストパフォーマンスのよいお品だと思っています。お好きな方は、試してみてははいかがでしょうか?

(天神社/長澤しゅ造も「毛呂駅」から「西大家駅 or 高麗川駅」への大人散策」で紹介しております)

「地野菜」、「弓削多醤油(御出汁も…)」、「高麗王」とお土産(夕食の材料)が少々重たくなってしまいましたが、ここからは「高麗川駅」を目指し、今回の大人ポタリングコースは、終了となります。

【最後に】

以上が、川越線・八高線の高麗川駅を起点に、『五常の滝』から峠を越えて、『鎌北湖』を回る、大人ポタリングコース」を紹介申し上げた内容になります。

今回のこちらのページで紹介致しましたコースは、「川越線・八高線の高麗川駅を起点」とさせて頂きましたが、私達夫婦の場合は、川越から自転車で高麗川駅まで行き、今回のコースをほぼほぼ回り、長沢〇造からそのまま自転車で川越まで帰ってきました川越から高麗川は、15㎞前後なので、今回のコースに 30㎞ 程プラスした距離感と言う事です。故に、Totalで、60㎞程の距離になった訳ですが、1日かけてのんびりと回らせて頂くには、「私達夫婦にとっては、チャレンジングだけどアチーバブル」と言った感じの距離感で「大人ポタリングで休日を満喫して、帰宅後、途中で購入したお土産で夕食」としました。夕食時には、改めてポタリングコースを振返りながら、お土産購入した「美味しいお野菜」を使った料理を「醤油」で味付けして「高麗王」と共に満喫し、「充実した休日!」となった訳です。故に、高麗川駅まで自転車でのアクセスが可能な方は、ご自宅からのコース設定でも良い気がしますし、高麗川駅からでなくとも、今回ご紹介のコースに途中から入って、回られても良い気がした次第です。

自然を満喫しつつ、お土産購入も可能なコースですので、皆様も「五常の滝 ⇒ 峠越え ⇒ 鎌北湖」のコース、試してみてはいかがでしょうか?

以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます(ただ、自転車に乗りながら / 歩きながらのスマホ操作はやめましょう…)。

(尚本ブログ別記事で、「曼殊沙華の群生が魅力的な『巾着田』付近の大人散策情報」「高麗(川)駅・越生駅付近の大人ポタリングスポット」「高麗のエリアで外してはいけない『高麗神社/聖天院』の大人散策情報」「高麗神社を含む『出世』をKeyにした散策スポット」「五常の滝・鎌北湖を巡る大人ポタリング情報」等も紹介しておりますので、併せてご参照ください)

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