巾着田の曼殊沙華

【高麗とは?:基本情報】

皆さん、高麗(コマ)、もしくは高麗川と言う駅をご存じでしょうか?本日ご紹介するのは、川越線と八高線が交わる高麗川駅 と 西武池袋線の高麗駅周辺の大人観光情報です

高麗(川)と言われて、イメージつかなくても、曼殊沙華の群生が見られる、巾着田付近 と言ったら、位置的な感覚を持てる方もいらっしゃると思います。そもそも、この高麗の地域ですが、「名前からご推察の通りの生い立ち」の地域です。Wikipediaには、以下の様にあります。

”現在の埼玉県日高市の一部および飯能市の一部にあたる高麗郷および上総郷は716年に武蔵国高麗郡が設置された地である(略)。668年に唐・新羅に滅ぼされ亡命して日本に居住していた高句麗からの帰化人を朝廷はこの地に移住させた 

https://ja.wikipedia.org/wiki/高麗神社

1300年以上の歴史を持つ地域と言う事の様です。そんな長い歴史を持つ、 川越線と八高線が交わる高麗川駅 と 西武池袋線の高麗駅周辺の大人観光情報をご紹介します。

【高麗におけるおすすめ大人観光スポット】

1300年以上の歴史があるこの地域で、大人観光スポットを上げるなら、以下の3か所(1から3)が有名処だと思いますが、追加の情報(4、5)もお勧めしたい大人散策スポットだと思っております。

  1. 高麗神社 (こまじんじゃ)
  2. 聖天院 (しょうでんいん)
  3. 巾着田 (きんちゃくだ)
  4. 高麗郷古民家(旧新井家住宅)追加情報@2022年3月
  5. 小畔川沿いの散策路 追加情報@2021年5月

自然あふれる、そして歴史ある地域で、散策には良い場所でないかと思います。それぞれ、簡単ですが、以下にご紹介しますので、是非、脚を運んで頂ければ幸いです。

高麗神社

まずは、高麗神社高麗神社のホームページによると、以下の様にあります。

”当社は、高句麗からの渡来人 高麗王若光(こまのこきしじゃっこう)を主祭神として祀る社です”

http://komajinja.or.jp/

高麗神社に関しては、本ブログ、別記事で詳細を紹介しておりますので、そちらも含め、ご参照頂きたいのですが、地元では、出世にご利益のある神社として、知られており、認知度は高い神社だと思います。

高麗神社の様子
高麗神社の様子

また、敷地内には、国の重要文化財に指定されている、高麗家住宅なるものがあります。上記、御祭神の子孫の方が住んでいた実際の住宅との事で、400年以上前の建物らしいです。実際に拝見させて頂きましたが、田舎のおばあちゃんの家と言った感じでしたが…。平成の終わりころには、当時の天皇・皇后さまが、参拝されているそうです(詳細は、別ページをご参照ください)。

高麗神社の裏にある高麗家住宅
高麗神社の裏にある高麗家住宅

聖天院

次に、聖天院こちらは、高麗神社の南側、徒歩5分程度の場所にあり、上記に記載のある高麗王若光の菩提寺として創建されたそうです。聖天院のホームページによると、以下の様にあります。

高麗山聖天院勝楽寺は、遠く奈良時代(西暦751年)に創建された真言宗智山派の古刹です”

https://shoudenin.jp/

こちらもかなりの歴史を持つお寺です。詳細は、高麗神社同様、本ブログ別記事で紹介しておりますので、そちらを含めご参照頂きたいのですが、立派な山門(浅草の浅草寺と同じ風雷神門:通称・雷門)があり、急な階段を上っていくと、綺麗な庭園があります。更にその上に、本堂があるのですが、そこからの眺めは良く、爽快な気分になります。在日韓民族の方の慰霊塔、狛犬ならぬ「狛羊?」もあり、それなりに見所があります(詳細は、別ページをご参照ください)。

上段左:山門、右:中間の高さにある庭園 下段:本堂とそこからの眺め
上段左:山門、右:中間の高さにある庭園
下段:本堂とそこからの眺め

尚本ブログでは、東京旧古河庭園東京椿山荘神戸相楽園京都無鄰菴高松栗林公園熊本水前寺成就園山梨恵林寺庭園甲府常磐ホテルの庭園平泉毛越寺庭園名古屋徳川園二条城二の丸庭園川越喜多院の紅葉山庭園/中院の庭園熱海の起雲閣旧芝離宮恩賜庭園小石川後楽園清澄庭園浜離宮六義園新宿御苑日本三名園金沢兼六園岡山後楽園偕楽園等、全国各地の庭園も紹介しており、「日本庭園のカテゴリ分け(庭園分類)」に関しても記載しております(更新中あり)ので、下記一覧表をご活用いただき、ご参照頂けますと幸いです。

【巾着田】

そして、巾着田こちらは、東京在住の方でも、西武線を利用される方なら、季節になると良くポスターを見かけると思うので、ご存じの方も多いと思います。曼殊沙華の群生地域で、季節になると、数百万本と言われる曼殊沙華が、いっせいに咲き、圧巻の一言です。平成の時代、当時の天皇・皇后さまが、上記に記載した高麗神社を参拝された際に、こちらにも足を運ばれていらっしゃいます。

正丸峠の方から流れてきた高麗川(駅名ではなく川の名前で、下流で越辺川と合流した後、入間川・荒川となり、東京湾に流れていきます)が、大きく蛇行し(この下流部でも、高麗川が蛇行していている部分が多い)、本当に巾着袋のような形になった場所に、曼殊沙華が咲き乱れます(別の視点で、この巾着田、ホントに長い視点で、自然のままにしておけば、別記事で触れました三日月湖になるのでないかとも思った次第ですが…)。曼殊沙華のシーズンになると、西武線(池袋/秩父線)では、普段は止まらない特急が、高麗駅にも停車するので、アクセスも万全です。

ちなみに、上記に記載した「高麗神社・聖天院」、以下に紹介する「高麗郷古民家(旧新井家住宅)」は、巾着田の北側にあります。しかし、徒歩でのみの通行になりますが、巾着田の南に「ドレミファ橋」と言う橋があり、高麗川を渡ることが出来ます。ここを渡ると、森林の中を高麗峠や天覧山を抜け飯能方面に大人散策出来ますし、少し進路を東側に取ると、宮沢湖ムーミンパークの方にも行けます。詳細別記事でそれぞれ紹介しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

(高麗・高麗川近辺と言う事で、川越のおすすめレストランに関しても、別記事で紹介しております。また、同じ西武池袋線沿いの、入間市にある「老舗料亭・魚いち」も紹介していますので、それぞれご参照頂ければ幸いです)

【高麗郷古民家(旧新井家住宅):追加大人散策情報@2022年3月】

追加の情報として、高麗郷古民家(旧新井家住宅)もご紹介します。

以下の川越日高線の高麗川巾着田付近からの写真。この辺りにお住いの方なら、この立派な石垣と建物、目にした事があると思います。私達夫婦も、目にした事はあり、陣屋跡かとずっと思っていましたが、かつては個人所有のお宅で、現在は日高市が管理する古民家だそうで、「高麗郷古民家(旧新井家住宅)」と言うそうです。綺麗に整備された建物とお庭は、見ごたえあり、高麗川の巾着田の「巾着の袋を閉じる紐の部分」の高台にあるせいか雰囲気も良く、いつまでも心地よい時間を過ごせます。

そこにその建物がある事をご存じの方は多いと思いますが、脚を踏み入れた方はまだ少ないようで、私達夫婦がお邪魔した際、「是非多くの方に見て頂きたい」と管理する方がおしゃてました。ちなみにその時、入場無料で、施設の貸し出しも行っている様です(少し前には、テレビの撮影に利用されたそうです)ので、気軽にお邪魔できるのでないかと思います。以下に写真ありますが、「1日すべての施設を借りて4万」なら、何かの催し物で借りても良いのでないかと思った次第です。

【小畔川沿いの「あぜ道」:追加大人散策情報@2021年5月】

プラスの大人散策情報として、小畔川のお散歩道(あぜ道)も紹介します

小畔川も、いくつかの合流の後、川越市の北部で、上記の越辺川と合流する川です(参考までに、川越市の北部、川島町との境の254号線が「落合橋」と言う橋で、その名の通りこの付近で、入間川・越辺川・小畔川が落合ます)。 この川沿いに、懐かしい雰囲気のあぜ道があり、時より大人散策するのですが、子供達が、時には子供は怖がり、大人(親)だけが、川に入って、魚か何かを捕まえようとしている、光景に出くわします…。

地域の方々が整備し、守っていらっしゃるようで、地元への愛を感じる素敵な場所です。故にだと思いますが、このあぜ道は、昔を懐かしく感じる光景が広がっており、何度も、ついつい、脚を運んでしまうのだと思います。お時間があれば、皆様も足を運び、童心の頃を思いだしてみて下さい。

小畔川上流のあぜ道
小畔川上流のあぜ道

【最後に】

高麗・高麗川周辺の大人散策スポットをいくつか紹介致しましたが、皆様はどう思われましたでしょうか? 上記の様な、歴史/文化・自然/原風景の残る、高麗(川)周辺は、散策には持って来いの地域ですので、機会があれば、(特にお近くの方で、アクセス可能な方は)足を運んで見て下さい! 私の様な、田舎出身者(山梨県北杜市出身です!)には、たまらなく懐かしいと感じる場所ですので、同じ田舎出身者の方には、特におすすめしたいスポットです!

以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!

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