巾着田

【はじめに:奥武蔵自然遊歩道とは】

こちらのページでは、「JR八高線・高麗川駅 ⇔ 西武線飯能駅 or JR八高線・東飯能駅間の奥武蔵自然遊歩道を含む、自然の中の大人散策(ハイキング)コース」の紹介を致します自然の中を歩く事は気持ちの良いものですが、同時に神社仏閣・花々・古民家・休憩場所でのいっぷく、も楽しめるコースを自身の位置を確認しながら大人散策できるGoogleマイフレイスの地図と共に、ご紹介致します。

そもそもですが、このページの作成にあたり、「奥武蔵自然遊歩道とは?」をWikipediaを調べてみますと、以下の様にありました。

奥武蔵自然歩道(おくむさししぜんほどう)は埼玉県の自然歩道である。奥武蔵のランドマークとなる鎌北湖(毛呂山町)、北向地蔵(毛呂山町)、物見山(毛呂山町、日高市)、高指山(日高市)、日和田山(日高市)、巾着田(日高市)、高麗峠(日高市)、天覧山(飯能市)を結ぶ全長約11キロメートルのハイキングコースである (略) 

https://ja.wikipedia.org/wiki/奥武蔵自然歩道

普段、この地域は散策させて頂いており、「奥武蔵自然遊歩道」の看板も現地でも拝見し、身近に感じてはおりますが、いざ調べてみると、Wikipediaには上記の記載。「奥武蔵自然遊歩道の全体Map」が欲しく、これを管理すると思われる、埼玉県のページに行ってみると、『「**課へ」→「**観光協会へ」→「ページ無」or 「全体図無」…』と言った感じで、まさに日本のお役所仕事。結局、「奥武蔵自然遊歩道の全体マップ」を見つける事は出来ませんでした。(現地で撮影した看板のMapをご参照ください)

その為、と言う訳ではありませんが、私達夫婦が実際に大人散策した(している)コースで、撮った写真や目印となる表札を、Googleマイプレスで作成した地図と共に共有させて頂こうと思った次第です(何度かお伺いしているコースの為、写真に季節の統一性が無い事ご了承ください)。

以下に、JR八高線・高麗川駅 ⇔ 西武線飯能駅 or JR八高線・東飯能駅間の奥武蔵自然遊歩道を含む、自然の中の大人散策(ハイキング)コース」をMap+写真を紹介しますので、ご参考になれば幸いです。また、近辺の高麗川駅/高麗駅付近の大人散策情報入間付近の大人散策情報鎌倉街道上道(日高付近)の大人散策情報今回紹介するコースの東側の宮沢湖・ムーミンパークを含むコースの紹介等も、別記事で記載しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

【奥武自然蔵遊歩道を含むコースを大人散策】

以下に、「JR八高線・高麗川駅 ⇔ 西武線飯能駅 or JR八高線・東飯能駅間の奥武蔵自然遊歩道を含む、自然の中の大人散策(ハイキング)コース」の紹介を致します。高麗川駅(高麗駅でも良いかもしれませんが…)をスタートポイントとしますが、このページの記載とは反対に、飯能 or 東飯能駅から高麗川 or 高麗駅を目指しても良いと思いますので、皆様のご都合に合わせご一読頂けますと幸いです。

・スタートは、高麗川駅(高麗駅でも可)

スタートは、一旦私の居住地、川越からアクセスしやすい、JR川越線の高麗川駅で設定いたします。ただ、高麗駅のスタートでも宜しいかと存じますし、今回ゴールに設定する、飯能駅 or 東飯能駅を逆にスタート地点に設定されても良いと思います。最下部に地図を記載いたしますので、皆様のご都合に合わせ、臨機応変にルート組みして頂ければと存じます。

高麗神社 / 聖天院

高麗駅からは、徒歩30分程度の距離感です。別記事でも紹介しましたが、高麗王若光を主祭神とし、1300の歴史を持つ、出世のご利益で有名な、高麗神社です。また、高麗神社の南には、聖天院があり、同じく高麗王若光の菩提寺として創建された寺院と理解しています。聖天院は高台にあり、眺めも抜群。1300年の歴史と、高麗王が帰化し、開拓してきたこの地域の歴史と共に、眺望を楽しんでみては、いかがでしょうか?

高麗郷古民家 (旧新井家住宅)

聖天院から南西に、30分程度で、旧新井家住宅に着きます陣屋跡の様な外観ですが、中に入ると古民家である事、認識できますが、立派な古民家で、数年前に日高市の所有になった様です。存在は知っていても、中に入った事のある方は、限られると思いますので、是非一度脚を延ばしてみてはいかがでしょうか? 巾着の袋を閉じる部分に位置し、少し高台にありますので、南には、巾着田を一望できます。

巾着田曼殊沙華公園

旧新井家の南には、やはり別記事で紹介しました、曼殊沙華で有名な、巾着田の公園が広がっています曼殊沙華は、秋のお彼岸の季節と言われていますので、季節限定ですが、それ以外の季節も、自然を感じられるこちらの公園は、大人散策にピッタリです。

・ドレミファ橋

巾着田の公園の袋を閉じる部分(北側)から、袋の底(南側)に進み、東(進行方向左)側に、あまり知られていませんが、「ドレミファ橋」と呼ばれる、徒歩専用で高麗川を渡河できる橋があります。あまり広い橋ではないので、景色に目を取られ、落ちないようにして頂きたいのですが(落ちでも大したことのない深さですが)、ここを通ると、高麗峠の方に近道できます。

・満蔵寺 / 山道への入口 (遠回りルート)

ドレミファ橋を渡り、崖を登り、そのまま山道に入っても良いのですが、若干遠回りルートもあります。その途中にあるのが、こちらのお寺・満蔵寺。一服するには、丁度良い距離感の場所です。体力に応じて、コース設定頂ければと思います。

満蔵持・頭上の橋2つ (遠回りルート)

満蔵寺を過ぎ、しばらく北東に進むと、写真にある様な標柱(日高ではよく見かけます)と共に、山道に入る道が出てきます。ここを入り、しばらく進むと、登りになりますので、これを更に進むと、頭上に橋2つ(近隣のゴルフ場のコースを結ぶ橋と推察)が出てきます。2つ目をくぐると、尾根道はまじかすぐに丁路地になりますので、こちらを右(西)側に曲がります。(参考までに、左(東)側に行くと、再度のアップダウンの後、宮沢湖の堤防面に出る事が出来ます)

・ネットの下の散策路 (遠回りルート)

尾根道に出て、右(西)側に進むと、両サイドがゴルフ場になり、自然の中に人工的な空間が出てきて、頭上に安全対策の為と思われるネットもあり、何とも不思議な感じですが、ネットの下をくぐる、自然の中の散策路は、大人散策のアクセントの様な感じで、これはこれで面白いです。

・合流地点 / 高麗峠

ネットを下をくぐりつつ、歩を進めるとすぐに、奥武蔵自然遊歩道(ドレミファ橋からすぐに山道に入ったルート)と合流し、すぐに高麗峠の標柱が出てきます。特に周囲に何がある訳でもありませんが、目印としてご認識頂ければと思います。

・萩の峰

高麗峠を過ぎると、すぐに萩の峰の標柱も出てきます。こちらも高麗峠同様何がある訳ではありませんが、少しだけスペースがあり、視界も開け、改めて山の中を大人散策している事を実感できるポイントです。

・ほほえみの丘

萩の峰を過ぎ、更に南下すると、開けた休息ポイントの様な場所が出てきます。ほほえみの丘と呼ばれる場所です。もしランチのタイミングであれば、その広場でおにぎりを食べて、ゆっくりしても宜しいのではないかと思います。休息には、絶好のスポットだと思います。

・青柳の森

ほほえみの丘を過ぎ、二手に道の分かれるポイントがありますが、これを右(南西)側に、山を下る方に進むと、青柳の森が出てきます。お邪魔した際は、草が生い茂り青柳(緑のモミジ?)をあまり認識できませんでしたが…。ただ、順路の確認としては、確認必要かと存じます。

・奥武蔵自然遊歩道出入口・高麗峠へ順を示す看板 (一旦舗装路へ)

青柳の森を過ぎ、山道を下りきったポイントでは、「高麗峠」の順路を示す看板と、舗装された一般道が見えてきます。中山(西)と言う名の交差点です。山道を出てきて、舗装された大きな道の向かいには、ガソリンスタンドとホームセンターがあり、その間に道の先に西武線の高架が走っています。その高架をくぐる形で、舗装された道(少し上り坂)を数百m進むと、坂を上り切った辺りに散策Mapの看板が出てきて、右側に山道に入れるポイントが出てきます

・天覧山へ向かう山道

上記一般道を歩いた後、再度山道に入るのですが、その入り口付近には、看板(Map)があり、その看板のイラストが、「ぐんまちゃん」のキャラクターと思いきや、「飯能市のキャラクター」の様で目立ちますので、目印にして下さい。また、かなり「ぐんまちゃん」に似たキャラクターで、「あれ?」と思える者なので、楽しみの一つとして、頭の片隅に留め置いて頂ければと思います。再度山道にはいり、北側から迂回する形で、天覧山を目指します。再度の山道ですので、改めて自然の中の大人散策をお楽しみください。

・見返り坂付近、急な階段 ⇒ 天覧山

山道を進むと、若干ですが、開けたポイントに出ます。近くに「見返り坂」もあります(少し天覧山からは、道をされる必要があります)。その反対には、斜面を登る急な階段も出てきます。整備はされてますが、それなりの急斜面ですので、お気を付けて歩を進めて下さい。この急な階段を上り切れば、天覧山です

天覧山は、「現地の説明看板によると、明治期に行われた軍事演習を明治天皇がこの地で統監された事に由来する」との事で、私達夫婦が参った際は、曇りで遠くまでは見渡せませんでしたが、天候に恵まれれば、飯能市街は勿論、眼下の峰、遠くは都心や富士山まで見渡せるそうです。願掛けの意味でも、素晴らしい景色を期待しつつ訪れてみてはいかがかと存じます。

・十六羅漢像 / 天覧山中段

天覧山を後にし、上ってきた道とは別の、東側の道から山を下ると、途中に十六羅漢像や天覧山中段からの眺めも楽しめます。折角苦労して登った天覧山ですので、天覧山からの景色だけでなく、十六羅漢像や、中段からのちょっと違った景色を楽しみつつ、ゆっくりと下って頂ければと思います。

・能仁寺 (庭園+不動明王)

天覧山を下り切ったポイントには、能仁寺が出てきます。こちらの能仁寺、あまり知られていないと思いますが、戊辰戦争の中の戦いの1つ、「飯能戦争」にて、旧幕府方が本陣を置いた場所と伝わる様です。そんな歴史を持つ能仁寺、境内も立派で、山門とそこでにらみを利かせる仁王像、参道の常夜燈が並んだ様子、本堂と構造物も中々ですし、本堂裏の斜面を活用した庭園も中々の物。しかし一方で、現代的なかわいらしいお地蔵様もいらっしゃり、参拝していて飽きない空間になっております。是非脚を運んで頂きたい場所です。

尚、私達夫婦の場合は、能仁寺の東側からの入口を入り、本堂でご挨拶した後、本堂東の社務所から中に入らせて頂き(有料)、庭園と本堂内部を拝見させて頂いた後、南の参道から山門を抜け失礼させて頂きました。本来のルートではないかもしれませんが、今回の大人散策コースからするとこのルートが最も効率的な感じがしています。

尚本ブログでは、東京旧古河庭園東京椿山荘神戸相楽園京都無鄰菴高松栗林公園熊本水前寺成就園山梨恵林寺庭園甲府常磐ホテルの庭園平泉毛越寺庭園名古屋徳川園二条城二の丸庭園川越喜多院の紅葉山庭園/中院の庭園熱海の起雲閣旧芝離宮恩賜庭園小石川後楽園清澄庭園浜離宮六義園新宿御苑日本三名園金沢兼六園岡山後楽園偕楽園等、全国各地の庭園も紹介しており、「日本庭園のカテゴリ分け(庭園分類)」に関しても記載しております(更新中あり)ので、下記一覧表をご活用いただき、ご参照頂けますと幸いです。

・OH!!! ~発酵、健康、食の魔法!!!~ / Femy (フェミー) / Piene(ピーネ) / ニコニコ池

「OH!!! ~発酵、健康、食の魔法!!!~」って、なんだ? と思われると思いますし、私達夫婦も今回の散策で、初めて知った次第です。故に、施設の概要を調べるべく、こちらのHPを拝見いたしますと、以下の様にあります。

“食の魔法”を味わって、学んで、体感できる場所

首都圏にありながら奥武蔵の豊かな自然に恵まれた、飯能市。2020年秋、このまちのシンボルでもある「天覧山」のふもとに発酵のテーマパーク「OH!!!~発酵、健康、食の魔法!!!~」が誕生しました。 

https://oh-hanno.jp

「発酵のテーマパーク」と言われてもピンときませんが、施設には発酵食品を中心とした、セレクトショップ・レストランのFemy (フェミー)・デリカフェのPiene(ピーネ)からなる施設の様です。レストランで発酵食品が主役の食事もでき、セレクトショップでは、発酵食品の購入、デリカフェでは、カフェ系の発行食材を食べれますし、持ち帰りもでき、同じく敷地内のニコニコ池のほとりで、いっぷくしながら食べられることが出来る施設と言った所でしょうか? 

私達夫婦鵜は、このレストランで食事させて頂きたく目の前まで行ったのですが、ランチ時間は終了しており、食事させて頂く事出来ませんでした。代わりに、デリカフェの方で、タルト系を購入し、池のほとりでおやつとして、頂戴しました。

中々、個性的な施設だと思いますので、皆様も本コースの大人散策時、コースに組み込んでみてはいかがかと存じます。(次回は、レストランでの食事も想定しつつ、時間も考え参らせて頂こうと思っています)

・飯能河原 / 割岩橋

OH!!! ~発酵の後は、基本帰宅に向け、駅に向かうのですが、山ばかりの道のりが続きましたので、川辺(入間川)をコースに加えるの出れば、飯能河原がすぐ近くにあります比較的広めの河原が広がっており、近くに橋(割岩橋)からの眺めも良いので(車も来ませんし)、少しだけ開放感を味わいたいのであれば、良いスポットだと思います。ちなみに、今回のコースは、先に紹介した巾着田のドレミファ橋の高麗川とこちら飯能河原の入間川を分ける分水嶺を越えてきたコースにもなります…。

・飯能駅 or 東飯能駅でゴール

飯能河原からは、少し河岸段丘の斜面を登る形にありますが、飯能駅は目の前で、飯能駅から10分弱更に東に進めば東飯能の駅もあります(飯能駅で電車に乗って、東飯能駅に行く事も出来ますが…)。私達夫婦のケースでは、①入間市のお気に入りレストラン魚いち(別記事紹介中)で食事をするなら飯能駅、②川越に帰宅するのであれば東飯能駅、といった感じで、使い分けています。

尚、最初に記載しましたが、こちらをスタートに設定して、高麗川駅 or 高麗駅を目指して大人散策されても宜しいと存じます。

【最後に】

以上が、『「JR八高線・高麗川駅 ⇔ 西武線飯能駅 or JR八高線・東飯能駅間の奥武蔵自然遊歩道を含む、自然の中の大人散策(ハイキング)コース」の紹介』になります。先にも記載しましたが、高麗川駅 or 高麗駅をスタートに設定しても宜しいと思いますし、飯能駅 or 東飯能駅をスタートに設定しても宜しいと存じます。自然の中の大人散策だけでも、十分リフレッシュできますが、天覧山からの景色、聖天院・能仁寺の見応えある建造物や庭園・発酵食材等、歴史と文化の要素を加えると、大人散策が更にバージョンアップすると存じます

そんな、自然だけでなく歴史や文化も感じられる、奥武蔵自然遊歩道を含む今回の大人散策コースを皆様も歩いてみてはいかがでしょうか? また、今回ご紹介しました、コースの東側、「高麗川駅 ⇔ 武蔵高萩駅間の宮沢湖・ムーミンパークを含む大人散策コース」も別記事で紹介しておりますので、併せてご参照頂けますと、幸いです。

以下地図は、Googleマイマップで作成した地図で、熱海の大人散策情報とセットで記載しております。

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