黒船ホテル

【はじめに:「黒船ホテル」の概要】

こちらのページでは、静岡県下田市にある、大人温泉宿・「黒船ホテル」を紹介致します海をまじかに、黒船(遊覧船ですが…)を見つつ、客室温泉露天に入る事が出来る上、食事なしプランもある、大人散策をする上で、「最高の下田観光拠点」の大人温泉宿なのです。

こちらのお宿「黒船ホテル」にお伺いしたのは、春のはじめの季節。河津の桜がどうしても見たくなり(別記事で紹介中)、『「河津桜鑑賞」⇒「下田での大人散策」』の旅を計画しました。海なし県山梨の北杜市出身で、埼玉の川越居住の私達夫婦に旅行先として、度々候補に挙がる伊豆半島。本川越から小江戸号で高田馬場まで行き、東西線に乗り換えて、大手町で降りれば、東京駅の日本橋口は直ぐ目の前。東京駅まで出れば、踊り子号で行けるので、若干の乗り換えはある物の、移動におけるストレスは大きくなく、それでいて海の目の前の宿まで行けるので、別記事で紹介しました、湯河原/熱海(伊豆半島ではないかもしれませんが…)・網代・伊東伊豆高原河津・下田等は、良く旅行先の候補に挙がるエリアです。

本川越から東京駅までは、乗り換え含め1時間位で、東京から伊豆急下田駅までは乗り換えなしで、2.5時間強なので、「3.5時間ちょっとで全く表情の違う日本を満喫できる」と言った感じのエリアが、私達夫婦にとっての伊豆半島のイメージなのです。

そんな中で、今回は、伊豆急下田駅が最寄り駅の「黒船ホテル」を紹介致しますが、こちらのお宿は、伊豆急下田駅から徒歩で15分程度。駅の改札を出て左(東)側に、右手(南側)に海を見つつ、1本道で行けるのでアクセスは容易でした。駐車場もある様ですが、40台程のキャパシティーの様で、一方部屋数は50室ほどある様ですから、繁忙期にはあふれる可能性があると、勝手に推察していますが、詳細不明なので、ここでの記載は割愛します。

そしてこちらのホテルの売りだと思いますが、眼前には海が広がっており、海なし県山梨の北杜市出身で、埼玉の川越在住の私達夫婦には、なんとも贅沢な景色が広がっております。客室は、用途やニーズ合わせて選べるよう、いくつかタイプがある様です。

「高級感があるメゾネットタイプで客室温泉露天のついた離れの客室」、「ホテル棟の客室温泉露天のついた客室(スイート(+ジュニアスイート)タイプとスタンダードタイプ)」、「個性的な内装が魅力のコンセプトルーム」、「ペットと一緒に泊まれる客室(離れとホテル棟にある様子)」等がある様です。ただ共通して言える事は、一般客室も含め、全てオーシャンビューとの事。実際に予約する際、どの部屋にしようか、迷ってしまった事を覚えております。

そんな、海を眼前に見る事が出来る「黒船ホテル」の詳細情報を以下に記載いたします。

【「黒船ホテル」のお部屋】

上記に記載いたしました客室タイプの中で、私達夫婦がチョイスしたのは、客室温泉露天のついた、スタンダードタイプのお部屋。理由は以下の通りです。

  • 客室に温泉給湯されているので、いつでも温泉に入る事が出来る(ここは非常に重要なポイント)
  • 客室温泉露天のついたお部屋のプランで、食事なしプランは、スタンダードタイプのみだった(時期によって変わる可能性はあると思いますが…) 
  • スタンダードタイプと言っても、広縁と踏込が付き、居間は、12.5畳なので、夫婦2人には、十分なスペースが確保されている

以上3つの理由で、客室温泉露天付きスタンダードタイプのお部屋を、3泊で予約し、1・2泊目は、食事なしプランで(外で食事させて頂きたいので:別記事紹介中)、3泊目は朝夕食のついたプランで(お宿の食事も楽しみたいので)お願いさせて頂きました

結論、この狙いは的中で、「十分なスペースの客室で、温泉を十二分に楽しみ、地域の食事や観光も楽しめ、更にお宿の食事も満喫できた」といった感じでした。

(写真・間取りを併せてご確認頂きたいのですが)お部屋は、ホテル棟(東館)の3階にあり、フロントの真上と言った感じだと認識しております。廊下から入ると、3畳くらいの玄関・踏込があり、その奥に、水屋+洗面所とトイレ。踏込の奥は、12.5畳の和室があり、更にその奥には広縁。その脇に脱衣所と内風呂があり、広縁の先(=内風呂の隣)のバルコニーには、客室温泉露天があり、海を見渡す事が出来ます。更に室内には、コーヒーマシンもあり、広縁からの眺めも最高。広縁で、コーヒーを飲みつつ、(遊覧船の)黒船が出向していく様子は格別で、お部屋で温泉に入っては、広縁で水分補給しつつ休み、そしてまた温泉に浸かり、と最高に贅沢な時間を過ごす事が出来ました(正に、温泉合宿です!)。

予約した当初は、「もしかしたら少し狭いかなー」とも覚悟していましたが「全くそんな事は無く、かえってこの空間をリーゾナブルに確保できた!ナイスチョイス!」と思った事記憶しています。

【「黒船ホテル」の温泉・各種施設】

次に、「黒船ホテル」の温泉(大浴場)や各施設に関し、ご紹介致します

客室の温泉露天で、十分ですが、勿論大浴場もあります。また、フロント前のロビーは高級感があり(上記/下記の写真も参照)、海を見ながら一息つけるラウンジやショップ等もあり、ホテルライフを満喫する事が出来ます。以下にそれぞれ記載いたします。

・大浴場

男女それぞれ、内風呂と露天風呂があります。7階(6階?: 7階までエレベータで行って、1階階段で下る様な感じ)にあるので、見晴らしは良く、広々空間なので、込み合う心配はあまりないのでないかと推察しました。

・プール

私達夫婦がお邪魔した際は、2月でしたし(基本5月~10月にオープンの様子)、そもそも利用するつもりはなかったので、内部見えていませんが、プールもある様です。プールを愛する方もいらっしゃると思うので、プールがある事のご紹介のみ致します。

・ラウンジ/ショップ/キッツスペース等のフロント階のエリア

フロント・ロビー階には、ラウンジやショップ、体験コーナー・キッツスペース等があり、私達夫婦がお邪魔した際には、ひな人形が飾られ、ドクターフィッシュもいました。中で泳ぐ魚の名前はわかりませんが、大きな水槽と高級感のあるロビーは、ホテルの顔としてふさわしい空間に思え、ホテルライフを満喫するにあたり、大切な雰囲気を醸し出している空間と感じました。

・ゲームセンター

7階のちょっとした室内庭園の様なスペースのとなりには、ゲームコーナーがありました。ある一定の世代以上の方には、懐かしさを感じさせるレトロな空間で、ゲームはせずとも懐かしさを感じる事が出来る施設だと思います。

・ランドリー

私達夫婦の様に、車はあまり利用せずに旅行する方にとっては、荷物を最小限に抑える為の施設であるランドリーは、結構重要です。お蔭様で、3泊4日の旅も、2日分の着替えの荷物で済みました。

私達夫婦の場合は、大浴場の利用とお土産の購入、ランドリーの利用程度で、あとは「ホテル内の大人散策」と言った感じで、ホテル内をプラプラさせて頂きましたが、それはそれで、変化のある空間の散策は楽しく、有意義な時間を過ごさせて頂きました。ホテル内には、様々な絵画や黒船をモチーフにしたオブジェ、ちょっと気の利いた小物もあり、それなりに楽しんでホテル内を大人散策させて頂きました。まずまずの広さのあるホテルですので、30分くらいは、ホテル内の大人散策で楽しめたと思います。折角参らせて頂いた個性的なホテルですので、宿泊だけでなく、温泉やゲームを楽しむと同時に、少しエッジのきいた装飾や展示物を見つつ、ホテル内を大人散策するのも、楽しみの一つに加えてみても宜しいのではないかと思った次第です。

【「黒船ホテル」のお食事】

こちらの「黒船ホテル」には、3泊させて頂きましが、1・2泊目は外に行き、地元のレストランで食事を楽しみ、3泊目だけ、ホテルでのお食事を楽しませて頂きました。食事は部屋から移動して、7階にあるお食事処、その名も「上喜撰」の眺めの良い個室で夕食も朝食も頂きました黒船は「蒸気船ですが、黒船来航時に読まれた「泰平の眠りを覚ます上喜撰、たった四杯で夜も眠れず」の歌の「上喜撰」を使っている辺り、中々のセンスです。

ちなみに、皆様ご承知の通りと存じますが、この歌は、「4隻の黒船が来て、アタフタし夜も眠れない日本の情勢」と「4杯(船は、1杯・2杯とも数える事もある)の喜撰(お茶の銘柄)の上物(=上喜撰)を飲んで、寝れなくなった」の意味がかけられた歌です。あえてお食事処の名を「上喜撰」としたと言う事は、「食事が美味しくて興奮し、夜も寝れなくなりますよ!、朝なら目が覚めますよ!」と言ったメッセージかと勝手な妄想をしてしまいました(真意は不明です…)。

少々話それましたが、こちらでのお食事は、雰囲気のある入口(黒船をモチーフにしたエッジングガラスやオブジェ、枯山水をイメージしたと思われる庭園風の通路にカエルの置物がありました)から、眺めの良い個室に案内され、周りを気にする事なく、落ち着いて食事をさせて頂く事が出来ました。

お料理の内容は、写真をご覧頂きたいのですが、まずは、夕食から地の物を活かした内容で、煮物・焼き物には、(「上喜撰」に絡めてか)お茶を使っている、中々にくい演出です。伊豆半島で欠かせない食材の金目の煮つけもつき(外でも頂戴したので、3日連続で金目の煮つけを頂きました)、伊豆半島の旅である事を、食事の上でも感じる事が出来ます。一品料理・ドリンクメニューも豊富で、リーゾナブル。この日は、白のワイ●をボトルで頂戴し、美味しい食事と併せて頂きました。

また、朝食も沢山のおかずに、2種類の焼き魚で、ボリュームも満点。どのお皿も丁寧な仕事を感じさせてくれる内容で、どれも美味しく、全て完食。ご飯の進むおかずだった事もあり、お代わりし、4杯の上喜撰ならぬ、4杯のご飯を頂きお腹一杯。この日は、夜自宅に戻ってもお腹が減る感じはありませんでした(帰りの電車の中で、つまみと共に、一杯、行かせて頂きましたが…)。

折角の旅、その地域のレストランで食事させて頂く事も楽しみの一つですが、ホテルで食事させて頂くのも楽しみの一つである事を改めて実感させて頂く内容となりました

【最後に】

以上が、大人の温泉宿、「黒船ホテル」のお宿情報になります

3泊させて頂きましたが、料金は大人2名で、10万ちょっとだった記憶です(食事なし:2.7万位×2泊+食事あり:4.8万位×1泊)。上記の様に、「ストレスのないお部屋で」、「海を眺めつつ(遊覧船ですが黒船も眺めつつ)客室温泉露天を利用でき」、「食事もストレスなく頂戴でき」、「中々の施設が揃っている」といった内容であれば、リーゾナブルと言って良いと思います。駅からのアクセスも良く、下田の各大人観光地(別記事で記載中)にも、容易なアクセスが出来るこちらの「黒船ホテル」、皆様の下田やその周辺(河津等)の観光における拠点の候補の1つとして、候補に加えてみてはいかがでしょうか?

(別記事にて、伊豆高原駅周辺の大人散策情報伊豆高原のおすすめ温泉宿・きらの里伊東のおすすめレストラン・海女屋網代のおすすめレストラン・味くらべ網代のおすすめ温泉宿・竹林庵熱海/来宮駅周辺の大人散策情報韮山の大人観光スポット下田のおすすめレストラン・魚料理なかがわ/活魚料理新田下田(一部河津含む)の大人散策情報下田のおすすめ温泉宿・黒船ホテル等、伊豆半島エリアの観光/レストラン/お宿情報等も記載しておりますので、併せてご参照頂き、皆様の伊豆半島の旅行に少しでもお役立ちできれば幸いと思っております)

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