来宮神社

【はじめに】

数年前のゴールデンウィークに、奥湯河原の宿を拠点に、 湯河原、真鶴小田原熱海 を回る旅をさせて頂きました。 今回は、その中でお邪魔させて頂きました、熱海において、実際に参らせて頂いた大人観光スポットをご紹介致します

少し前には、若干さびれた印象を持っていた熱海ですが、今回お邪魔した際には、本当に多くの観光客がいらっしゃり、「活気を感じる街」の印象を持ちました。テレビ等では、「映画等の撮影スポットとして、誘致を促進した効果だ」なんて分析している様ですが、実際に訪れてみた個人的な感想は、「勿論先の努力の成果でもあると同時に、元々この地が持つ、温泉と言う資源とそれによって発展した、歴史の力を、昨今最大限に活かしてる」と言った印象を持ちました

以下にそれぞれのスポットを記載しますので、皆様の旅の参考になれば幸いと存じております。尚、別記事とのリンクを張っているページもありますので、それぞれお気に入り or 気になるの場所・スポットがありますれば、リンクより詳細を確認頂ければ幸いです。

①熱海七湯 

(A. 大湯間歇泉、B. 河原湯、C. 佐治郎の湯・目の湯、D.清左衛門の湯、E.風呂の湯・水の湯、F.小沢の湯・平左衛門の湯、G.野中の湯)

熱海七湯とは、上記、A~Gを指すようで、熱海市のホームページ()によると、以下の様にあります。

日本屈指の温泉郷である熱海は、源泉の数も多く、その総湧出量は毎分17,085リットル(平成23年2月)を誇っています。この熱海温泉の歴史に重要な位置を占めてきたのが、『熱海七湯』と呼ばれる自噴の温泉で、熱海の名湯として知られ、大正年代にはまだ残っていました。(『続熱海風土記』)平成9年に市制60周年事業の一環として、本市の温泉の歴史を築いてきた「熱海七湯」の再整備を行うことで、湯けむりを立ち上がらせ、情緒豊かな当時の熱海温泉の再現を図りました。七湯は、お宮の松にほど近い熱海銀座近辺に散在していますので、七つの源泉をめぐり、『熱海七湯』にまつわる話と歴史にふれ、湯の町の情緒を楽しんでみてください。※七湯は当時の温泉施設を復元したモニュメントで、自然湧出時代の痕跡はとどめていません。(入浴施設ではありません。)”

https://www.city.atami.lg.jp/kanko/onsen/1001823.html

ホームページにも記載があります通り、入浴はできませんので、ただ巡って、熱海その物を感じるスポットになります。「熱海と温泉」を感じる事が出来る、熱海大人散策スポットと言って良いと思います。

詳細マップ個々の詳細マップ(最下部に、Google マイプレイスで作成した地図(一覧参照可能)と併せてご参照ください):

  1. 大湯間歇泉:https://goo.gl/maps/V1nWv4E8rv6cC1wv5 
  2. 河原湯:https://goo.gl/maps/cWwffotU1Trzk4vn9 
  3. 佐治郎の湯・目の湯:https://goo.gl/maps/yVqPTMetQKZnPiddA 
  4. 清左衛門の湯:https://goo.gl/maps/yTNScs3meiqgF9YM8 
  5. 風呂の湯・水の湯:https://goo.gl/maps/PDA1UwbQGKxp5aoE6 
  6. 小沢の湯・平左衛門の湯:https://goo.gl/maps/WA456fnQYoZy2H9X9 
  7. 野中の湯:https://goo.gl/maps/gW7B5CquucEgUMmW9

②熱海駅前平和通り名店街

熱海駅の目の前にある、アーケード通りに面して並ぶ商店街です。本当に多くの観光客で、お邪魔させて頂いた際は、すごい活気でした。お寿司屋さんにも行きたかったのですが、混んでおり入れませんでしたので、名物の干物を購入させて頂きました。ただ歩いているだけで、エネルギーをもらえる空間だと思います!

詳細マップ:https://goo.gl/maps/r2Fgsh27aLo4BfcK6

③来宮神社

Wikipediaによると、以下の様にあります。

来宮神社(きのみやじんじゃ)は、静岡県熱海市にある神社である。社格は旧村社。(略) 社名:古くは「木宮明神」や「来宮大明神」などと呼ばれた。明治維新後、式内社「阿豆佐和気命神社」に比定されたため、「阿豆佐和気神社」(あずさわけじんじゃ)を称したが、その非が判り現社名に復称した。(略) 

歴史創建時期は定かではないが、社伝によると和銅3年(710年)、熱海湾で網に木の根が掛かる事が3度重なり、不思議に思った漁師があらためると神像のようであったので、近くの松の下に祀って、持っていた麦こがしを供えた。その夜の夢に五十猛命が現れ、潮騒が耳障りであるとの神託があり、現在地に遷祀したといい、木の根を神体としたところから「木の宮」と称えたという。漂着物を祀ったのに始まり、祭神を木の神五十猛命とするなど、キノミヤ信仰が顕著に認められる神社である。なお、坂上田村麻呂が戦勝を祈願し、当社の分霊を東北地方を始め各地に鎮座させたという伝承もある。”

https://ja.wikipedia.org/wiki/来宮神社

本殿の北側にある楠は、圧巻で、樹齢2000年を超える古木との事です。

上記と同じ、来宮神社の項目には、以下の様にもあります。

本殿裏にあり、推定樹齢2000年以上、一部枯れているが樹高約20m、幹周り約24mの大楠で、昭和8年に天然記念物に指定された。これを1周すると寿命が1年延びるとか、願い事が叶うなどと信仰されている。以前は境内に7株の大楠があったが、嘉永年間(1848~53年)、大網事件という漁業権を巡る争論が起こり、訴訟費等捻出のために5株を伐採した。

旧記によると、この木も伐ろうとしたところ、白髪の老翁が現れて立ち塞がり、樵夫の持つ大鋸を2つに折ってどこかへ消えたので、それ以来神木として崇めるようになったという。もう1株も神社の入口付近に残存し第2大楠と呼ばれている。なお、天然記念物指定名称に「阿豆佐和気神社」と冠せられているのは、それが指定当時の社名であったためである。”

https://ja.wikipedia.org/wiki/来宮神社

沢山の観光客の中で拝見させて頂きましたが、拝見しておると、何故か心が落ち着いてくる感じを持ったスポットで、パワーを頂ける感じを持ちました

詳細マップ:https://goo.gl/maps/MR8hr7LpAC8Bc7Da6

④本家 ときわぎ

写真の通り、中々歴史を感じる上に、味のある建物です。熱海七湯の中心にある様な感じで、建物は勿論、店内も、歴史を感じる雰囲気があり、和菓子屋や各種お土産もお手頃なので、熱海七湯の散策中に立ち寄ってみてはいかがかと思います

詳細マップ:https://g.page/atami-tokiwagi?share

⑤熱海親水公園

沢山の観光客がいても、ここまでくれば、広々とした空間に出ます。海のまじかを散策する事が出来、開放感を味わえるスポットです。海を見れば、沢山の船と灯台、そして南(山を背にして湾の右側)には、熱海城も見えます(熱海城は、歴史的には関係なく、観光用に建てられた施設ですが、非常に眺めが良いようです(まだお伺いした事はありません…))。

そして、反対に陸側を見ると、熱海の街並みを正に見上げる感じで、すごい地形(急斜面)の場所に熱海の街がある事を実感でき、「こんな斜面に良くここまでの建物を建てたな、人間ってすごいな」、と思ってしまうであろう景色が広がります。よく「熱海の花火大会は、音が違う」、なんて聞きますが、この地形であれば、音が反射して迫力が増すんだろうと容易に想像できます。

詳細マップ:https://goo.gl/maps/ip7nogevdXSdPtwW7

起雲閣 (2023年4月追加更新)

中々更新できずにおりましたが、初回訪問時、年末の休館日にあたってしまい、お邪魔する事が出来なかった起雲閣。しかし、念願叶い、ようやく訪問出来ましたので(@2022年5月)、こちらで紹介致致します(別記事でも内部の詳細紹介中です)。

起雲閣は、Wikipediaによると、以下の様にあります。

起雲閣(きうんかく)は静岡県熱海市昭和町4-2にある近代建築。熱海市指定有形文化財。1919年(大正8年)に建築。元は実業家根津嘉一郎、農商相・内田信也の別邸であった。後に日本観光株式会社が取得し旅館として営業していたが2000年(平成12年)に日本観光が自己破産、以降は熱海市所有の観光施設となっている。

日本近代建築の特徴を備えており、暖炉やガラスの採光、そしてローマ風呂といった大正時代以降のモダンな建築様式が残っている。新藤兼人・乙羽信子などが建物を活かした映画撮影を行い、旧き良き時代を演出している (略)

https://ja.wikipedia.org/wiki/起雲閣

詳細は、別記事をご参照頂きたいのですが、こちらにある建物・庭園は熱海に行った際には、必ず訪れて頂きたいスポットで、日本の建築における文化を肌で感じる事が出来、多くの文豪が利用した理由を実感できる事、間違えなしのスポットです。

尚本ブログでは、東京旧古河庭園東京椿山荘神戸相楽園京都無鄰菴高松栗林公園熊本水前寺成就園山梨恵林寺庭園甲府常磐ホテルの庭園平泉毛越寺庭園名古屋徳川園二条城二の丸庭園川越喜多院の紅葉山庭園/中院の庭園熱海の起雲閣旧芝離宮恩賜庭園小石川後楽園清澄庭園浜離宮六義園新宿御苑日本三名園金沢兼六園岡山後楽園偕楽園等、全国各地の庭園も紹介しており、「日本庭園のカテゴリ分け(庭園分類)」に関しても記載しております(更新中あり)ので、下記一覧表をご活用いただき、ご参照頂けますと幸いです。

【最後に】

こちらにお邪魔させて頂いたのは、数年前のGW(起雲閣のみ、別の機会でお邪魔しましたが…)。ものすごい活気と文化を感じるスポットでした。2020年はコロナの影響で、(熱海に限らず、ほとんどすべての観光地で)客足が大分悪くなってると思われますが、熱海は上記に記載した通り、温泉と言う資源と、それによってつくられた歴史を持ち、地形的にも、文化的にも大人の興味をそそるスポットですので、また復活し、多くの観光客が訪れ、活気あふれる街になる事だと思います。皆様も、機会が出来ましたら、是非熱海を訪れ、大人散策と温泉を満喫してみてはいかがでしょうか?

以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!

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