桂浜

【はじめに:偶然「桂浜」へ寄り道…】

こちらのページでは、「高知の桂浜」のご紹介をさせて頂こうと思います

勿論私達夫婦も、「桂浜」の名前は存じ上げて折りましたが、訪問する前まで特に訪れる理由もなかったので、そもそも訪問の予定をしておりませんでした。しかし、“ちょっとした巡り合わせ” で訪問する事となり、行って正解のスポットでしたので、皆様にて高知にいらっしゃる事がある際は、是非脚を伸ばして頂きたいと思い、本記事を記載させて頂く次第です。

桂浜訪問の前日、高知城とその御殿を満喫し、十分に高知を満喫したつもりだったので、空港に行って帰るだけと予定しておりましたが、時間があるので高知の町中を少しだけ散策させて頂きました(高知城と御殿は、別記事で紹介しております)。「朝市」、「吉田東洋ゆかりの地」、「坂本龍馬誕生の地」、「山内神社(別格官幣社です)」等を訪問し、「確か、坂本龍馬が暗殺された日は、彼の誕生日だった…」と言うようなエピソードを思い出しつつ、高知の街中観光を終了。歴史に思いを馳せつつ、街中を散策する事は「この上ない大人散策!」と思いつつ、少し時間早かったですが、「空港でカツオのたたきでも食べて時間をつぶそう」と思いつつ、移動の為タクシーを探し始めました。

【桂浜は、地元のタクシードライバーも訪れて欲しいスポット?】

その後、運よくタクシーを捕まえる事が出来たので、「空港まで!」とお願いさせて頂き、何気ない会話をしているうちに、桂浜はどうだった?」と運転手さんから質問を受けました。「いや、行ってないですよー」と回答し、高知城とその御殿が高知訪問の目的だった」とお話しすると、「見ている間、メーター止めてあげるから、桂浜行ってみる?」と有難いお申し出。飛行機の時間もまだあり、確かNHKの大河ドラマの龍馬伝でも、何回かテレビ越しに見させてもらっている事を思い出したので、運転手さんのご提案に乗らさせて頂き、桂浜へ参らせて頂きました(桂浜の見学後、運転手さんからお伺いしたのは、「高知まで来て、桂浜に行かないのは、地元民として、残念だと思った…」との事でした…)。

山梨県北杜市出身、埼玉県川越市在住の海なし県民としては、桂浜への道々、つまり移動途中の車窓から見える太平洋に感激! 良い運転手さんに運よく巡り合ったという事か『途中の長宗我部氏の銅像の事(運転手さんの話によると、槍を持っていない方の手が「パーの形」になっているのですが、「その手は四国をつかもうとしている!」そうです)』、『その長曾我部氏が築いた浦戸城の事』等を教えてくださったので、興味津々にそのお話をお伺いしながら進んで行くと、あっという間に桂浜に到着しました。

桂浜付近の駐車場に到着すると「じゃあ、少し待っててあげるからいってらっしゃい!」と送り出して頂き、大人散策を開始しました。「いや、来てよかった! ホントに良かった。高知まで来て、桂浜を通り過ごすところだった!」というのが率直な感想。テレビでは、大河ドラマ等で何度も見ている景色ですが、この雄大な海を実際に見ていると、なんだか「大志を抱きたくなる気持ち」が解るような感覚(海なし県出身(山梨県北杜市)海なし県在住(埼玉県川越市)の私だから尚更なのでしょうが…)。大人になるとそんな気持ちは、中々持てないと思うのですが、それを感じさせてくれるだけのパワーを感じてしまった次第です。

「浦戸城址」・「龍馬の銅像(思ったよりもかなり大きいです)」・「砂浜(テレビでも良く出てくるのを改めて思い出しました)」・「龍王岬(海津見神社)」等々をそれぞれ回る30分ぐらいの「大満足の大人散策」たった30分前後の大人散策でしたが、海の雄大さに感動を覚えると同時に、高知のおすすめ度が、10倍くらいアップしたと個人的には思ってしまいました。その後、夫婦で「タクシーの運転手さんに感謝だね! ホント回ってもらって良かった!」と話しをしつつ、指定の場所に戻ると運転手さんが手を振ってくださり、無事再乗車。そのまま、空港まで送っていただきました。

【桂浜とは?】

そもそもですが、参らせて頂いた「桂浜」とは一体どんな所なんでしょうか? Wikipedia にて調べてみますと、以下の様にあります。

桂浜(かつらはま)は、高知県高知市浦戸に位置し太平洋に臨む海岸。土佐民謡「よさこい節」にも詠われ、そして太平洋を望んで立つ坂本龍馬の銅像がある浜辺は、高知を代表する名所の一つとして知られる。日本の渚百選。四国八十八景26番。四国のみずべ八十八カ所。

概要
桂浜は一般的には龍頭岬(上龍頭岬)と龍王岬(下龍頭岬)の間に延びる本浜という砂浜をいう。また龍頭岬の東側には東浜、龍王岬の西側には西浜がある (略)
龍王岬には竜王宮があり鳥居が立っている。安土桃山時代には長宗我部元親が大高坂山での築城を試みたものの鏡川の治水に失敗したため、1591年(天正19年)に桂浜の背後の山に浦戸城を築いて本拠とした。しかし、初代土佐藩主として土佐入りした山内一豊がこの地では手狭であると感じ、1603年(慶長8年)高知城を築いて移ったため浦戸城は廃城となった (略) 桂浜は波の変化が激しいため遊泳は禁止 (略)

桂浜公園
1951年(昭和26年)3月20日には桂浜公園が開園した (略)

■公園内の施設
*自然海浜景観エリア

・龍頭岬
・坂本龍馬銅像:1928年5月27日建設、本山白雲・作、像高5.3m、総高13.48m。
・本浜:日本の渚百選
・本浜休憩所五色のテラス:2021年改装。
・桂浜水族館:1931年4月1日開館、1984年3月20日現在地に移転開館。
・龍王岬:海津見神社(龍王宮)

*龍馬を学ぶエリア
・高知県立坂本龍馬記念館:1991年11月15日本館開館、2018年4月新館開館。
・国民宿舎桂浜荘:1964年開館、2021年9月末で閉館。

*自然歴史散策エリア
・浦戸城天守跡:当公園の最高地点で標高59.6mの三角点。
・浦戸城址
・高知灯台:明治16年6月1日に龍頭岬に設置初点灯され、昭和46年3月龍王岬上方に改築移設された。高さ15.5m、水面から灯火まで50.3m、光達距離36km。

*エントランスエリア
・桂浜海のテラス:休憩所、飲食・お土産店街
R・YOMA YUME HIROBA:野外ステージ
・有料駐車場:乗用車442台、バス20台、二輪38台 (略)

交通
高知駅または南はりまや橋よりとさでん交通桂浜行き(概ね1~2時間に1本)バスに乗車し、終点で下車。 ゴールデンウィークなどの大型連休になると、臨時駐車場から無料のシャトルバスが運行されることがある。この無料シャトルバスには、ボランティアによる観光ガイドが添乗していることもある (略)

https://ja.wikipedia.org/wiki/桂浜

Wikipediaより:桂浜の様子

つまり桂浜は、、、

桂浜は、現在現存12天守 & 現存4御殿で有名な、山内一豊が築城したと言われる「高知城」の前の時代、安土桃山時代に長宗我部元親が築き、本拠地とした「浦戸城(址)」も含み、その眼前の「龍頭岬」・「変化が激しい浜(日本の渚百選)」・「坂本龍馬銅像」・「龍王岬:海津見神社(龍王宮)」等も含む、桂浜公園一帯の『高知を代表する名所が「桂浜」

と理解した次第です…。改めて思ってしまいました…「素通りしなくてよかった!、運転手さんありがとう!」と…。

【最後に:「市内 ⇒ 桂浜 ⇒ 散策中お待ち頂く ⇒ 空港」で、タクシー料金は「7,000円程度」】

「市内 ⇒ 桂浜 ⇒ 散策中お待ち頂く ⇒ 空港」で、料金は7,000円程度だった気がします

これが、高いのか安いのか判断は分かれますが・・・。

  1. 予期せず桂浜を見れ「ホントに来てよかった!」と素直に思えた事
  2. 人柄の良い運転手さんで、観光タクシーの様に色々説明頂いた事 (空港への道々、「高知に来たら桂浜は、素通りしてほしくない」とおっしゃってました)
  3. 空港でただ待つより、有意義な時間を過ごせた事

こういった事を考えれば「大満足で有意義な時間」でしたし、大人として、良いお金の使い方が出来たとも思いました!(もしかして、あの運転手さん、料金:7000円って、オマケして頂いたんでしょうか???)

皆さんも、高知へいらっしゃる際は、高知城とその御殿は勿論ですが、是非桂浜へも足を延ばしてみて下さい! 特に、私の様に海に慣れていない人は、大人になると忘れがちな、「大志を抱く感覚」を味わえるかもしれませんので!

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