2022年10月 山車の写真を大幅に増やし、情報をアップデートしました!
【はじめに:川越の魅力】
皆様は、“川越まつり” にいらした事がありますか? そもそも、“川越まつり” をご存じですか?
「栗(九里)より(四里)うまい、十三里(川越は江戸から13里の所でサツマイモが有名、また、9+4=13と言うような意味があるらしい・・・)なんて言われて、「サツマイモ」が有名な川越。また「小江戸」なんて言われて、一番街と言われる「蔵通りの通り」で有名な川越。更には、現存4御殿のうちの一つである、「川越本丸御殿」(本ブログでも紹介しました)で、有名な川越。川越って、人口でいうと35万程度しかいないので、決して大きなな街ではありませんが(勿論それなりの街ですが)、色々と名前に上がる事が多々あります(他にも、菓子屋横丁が有名、日本三大夜戦の河越夜戦があった、源義経の正室は河越氏(河越重頼)の娘、東京オリンピックのゴルフの会場になった霞ヶ関カンツリー倶楽部があるのも川越等々・・・)。
そんな川越で、1年の中で、最も多くの人が訪れる最大行事が「川越まつり」だと認識して折ります。その「川越まつり」に付き、勝手な視点ですが、山車の魅力をを中心に、以下にて紹介させて頂きます。
【川越まつり基本情報】
繰り返しですが、川越に、1年で一番多くの観光客がいらっしゃるのが、”川越まつり” の認識です。毎年、10月の第3、土・日曜日に行われ、100万人(カウントの仕方で、若干数字ぶれている様ですが)の観光客がいらっしゃるとの事です。川越の年間の観光客数が、700万とも、800万とも言われているので、2日で100万人の方がいらっしゃると言う事は、「川越の一大イベント」です。蔵通りの一番街には、川越まつり会館なるものもあり、市としても、力を入れている事が伺えます。「川越氷川神社の神幸祭に併せて行われる祭礼行事で、国の重要無形民俗文化財として指定され、またユネスコの無形文化遺産に「山・鉾・屋台行事」の1つとして登録された」との事ですので、関東圏にお住いの多くの方が「少なくとも耳にした事はある」のでないかと思う次第です。




そんな「川越まつり」、人が多すぎて、祭り中は逆に蔵通りと言われる一番街・メインストリートから足が遠のいてしまいます。山車を引いたり、屋台を出したり等、運営する側なら、面白いんでしょうが、参加させてもらう側だと、人の多さに参ってしまい、あまり行けていないのが、正直なところです。以下写真にもある通り、ものすごい人がいらっしゃいますが、最も混むのは、繰り返しですが、蔵通りと言われる一番街。これまでの経験ですと、蔵通りを避け、若干ですが遠回りして、川越市内を散策すると、「様々な地域の様々な山車」を見る事が出来ます。そんな中で『「市役所前」の交差点』、ここは比較的ですが、人が少なく、山車が多く通る場所なので、ここで張っていると、様々な山車を見れ、且つ、”曳っかわせ(ひっかわせ)” 、も見れるケースが多いのです。



改めてですが、「川越まつり」で有名なのは、豪華な山車(でも日本三大曳山祭りには入っていないんですよね…)。そして、その山車同士が、街で出くわして際に行われる “曳っかわせ(ひっかわせ)” が、 一番の見所だそうで、この市役所前が、比較的人が少なく(勿論かなりの人である事は変わりありませんが…)、これらの見所を抑えられる最適な場所だと、川越居住歴30年の私達夫婦は思っております。これ以外の場所では、(特に蔵通りと言われる一番街で)山車の周り、そしてそこで、”曳っかわせ(ひっかわせ)” でも始まったものなら、物凄い人口密度になってしまうなので、遠くから囃子を聞いて、「あっ、曳っかわせ、やってる…」、「以上!」の感じで、そそくさとその場を離れる様にしているくらいです…。




【川越まつりの花形、山車を勝手に考察してみる】
そんな私ですが、川越市民として、川越まつりを勝手な視点で考えてみました。勝手な視点のTopicは「山車」です。祭りにおいて山車は「主役」です。ほかの祭りでも、色々な山車を見ますが、川越まつりの公式ページ(https://www.kawagoematsuri.jp/)を見てみると、川越には、30弱の山車がある様です(しつこいですが、にもかかわらず「日本三大曳山祭り」には入っていないんですよね…)。それぞれの山車が、紹介されているのですが、どれも豪華絢爛。芸術作品です。そんな山車で「誰をモチーフにして山車が制作されているのか」を見てみた次第です。

川越まつりなので「川越にゆかりのある方をモチーフにしているのでは?」と思いながら拝見していった次第なのですが…。結果は、勉強不足なのか、人物(神様)を特定できないケースは別にして、川越に、あまり “ゆかり” の無い方々もそれなりにいらっしゃる気が…。「国津神系の氷川神社(総本社は大宮氷川神社)で、川越氷川神社の祭神の一人・スサノオ」、「川越城を築城した “太田道灌”」、「源義経の正室の父である “河越重頼”」、「徳川家とつながりの深い川越なので “徳川家康・家光”」、「義経の幼名で “牛若丸”」、「その家来 “弁慶”」、「”ちえいず” とも言われ “野火止用水” を引き、川越藩主も務めた “松平伊豆守信綱”(墓所は新座の平林寺ですが…)」この辺りは、良く理解できます…。



しかし、あえてあまり書きませんが「何が川越とつながりがあるのか?」、解らないモチーフも、まあまあ、あります…(日本神話に関連する神々や日本三大怨霊系等の「勧請元神社の祭神?」に関連する意味や、「歴史的な偉人」と言った側面はあるみたいですが…)。恐らく、(誤解を恐れず記載するなら)誰でもいいのでしょうか…。大切なのは「心意気と豪華さ…」。そもそも祭りなんですから!、と自身に言い聞かせる事にしました(ちなみに、河越氏館跡は、入間川近くにあり、毎年か否かわかりませんが、流鏑馬が開催されています…)。
様々な山車 豪華絢爛の一言です!
そんな、勉強不足の私の理解が及ばないこともありますが、山車そのものは、見事の一言。もはや文化性の高い「芸術作品」です(更にしつこいですが、にもかかわらず「日本三大曳山祭り」には入っていないんですよね…)。祭り中の屋台も、かなりの数で、本当に立派な祭りです(屋台は楽しいいので、いくつか買いに行きますが、早々に退散です…)。また、私達夫婦においては、場所によっては遠慮しがちですが「曳っかわせ」は、確かに「この祭り・川越まつりの見所」です。皆様に置かれましては、「人混みが嫌でなければ」、「少しの人混みなら我慢できる」のであれば、また「機会があれば」、100万人のなかの1人になって、『「川越まつり」に足を運んでみては、いかがでしょうか?』 と思う次第です。


【最後に:追加情報】
上記、「川越まつり」を、「山車」を中心にご紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか? 「川越まつりの山車」は、文化性の高い「芸術作品」ですので、人混みをうまく避けつつ、「ひっかわせ」含め、是非楽しんで頂ければと思います。






また川越では、10月の川越まつりもありますが、7月には、「川越百万灯夏まつり」も開催しています(2020年は、中止の様ですが・・・)。こちらも、川越まつりとは、違った雰囲気を楽しめる祭りですので、機会がありますれば、7月の祭りも、頭の片隅にご記憶、頂ければと思います(川越百万灯夏まつり公式ページ:https://www.kawagoe.or.jp/natsumatsuri/index.html)。
尚、本ブログの別記事で、「①川越の雰囲気を感じるコース」、「②川越を知るコース」、「③それぞれの楽しみ方で川越を楽しむ」、「川越のおすすめレストラン一覧」をそれぞれ紹介していますので、そちらも参考になさって頂ければ幸いです!
