【はじめに】
本日は、埼玉県・川越市にある「風凛」をご紹介します。こちらの「風凛」は、「川越の観光地のど真ん中で、古民家と思われる洗練された佇まいの中、洗練された和食を堪能できる、正に大人レストラン」なのです。
こちらのレストランの事は、かなり前から存じ上げており、川越の大人散策の際、ふと思い立って、何度か飛び込みで参らせて頂いた事があります。しかし結果は、「いつも満席で入店できず…」でした。その為、先日、「今度こそ！」と腹を決め、ディナーを予約しようとお電話。「何かの記念日ですか？」と言われたので、多くのお客様が特別な日にご利用されているレストランと思いつつも、「普通に夕食ですが、はじめてお伺いしますので、はじめて記念日ですかね？」とちょっとボケてみた所、「初めて記念日になるように頑張ります！」の受け答え。電話での受け答えも気持ち良く、加えて「中々気転の効く接客ではないですか！」と思い、期待を込めて予約させて頂きました。
当日は、午後から新しいお店が入っていないかチェックしながら、川越の街中を大人散策し、お店に向かうプランをたてました。川越の街中・一番街の蔵通りは、ご承知の通り小江戸と呼ばれる古い町並みが軒を連ねていますが、かなりの老舗もあれば、新しく変わるお店も多々あり、地元民がいつ散策に行っても飽きない場所です。そんな街並み＋川越城本丸御殿や周辺のいくつかのスポットをいつも通りと言えばいつも通り大人散策し、夕方、「風凛」の方にお邪魔致しました。
入口は、上記に記載した川越のシンボル、蔵通り沿いにありますが、知らないと通り過ぎてしまうと思われる程、ひっそりとした物。まるで「隠家に続く小道を入って行く感じ」で、ワクワクする感じがあります。こちらのページでは、そんな「風凛」をお食事の内容は勿論、お店の佇まい含め、紹介させて頂きます。
【「風凛」の概要】
こちらのレストラン、「風凛」は、上記で触れました通り、川越の蔵通り沿いで、「正に川越観光のど真ん中」と言った場所にあります。最寄りの駅は、西武新宿線の本川越駅になり、徒歩10～15分といった感じです。また、東武東上線の川越市駅からであれば、15～20分、JR川越線・東武東上線の川越駅からであれば、25～30分と言った具合です。駐車場は、確認できず、近くのコインパーキングを利用する前提になりそうですが、見えていませんので、こちらでの記載は避けます。
次に、「風凛」の詳細の位置関係を、今少し記載いたしますと、駅方面から、北に向かって歩を進めると、蔵通りが始まる「仲町」の交差点が出てきますが、その交差点を過ぎ、そのまま北に20～30m程進んだ洋館( カフェ エレバート：洋館のポタリング情報を記載した本ブログの別記事で記載中)の手前の脇を左(西)側に入れますので、そちらからお邪魔する形になります。入口は、1m程しかなく、小さな看板ですので、初めての方は、通り過ぎてしまわない様、意識して参られる事をおすすめします。その入口から、手入れされた馬道の様な道を進むと、一般の古民家の様な建物の玄関になりますので、そちらが入口になり、靴を脱いでお邪魔する形になります。
内部は、1階と2階にそれぞれ席があり、1階はカウンター系、2回はテーブル席系がメインの様です。実際にお食事させて頂きましたのは2階のテーブル席で、1番乗りだった様で、他のお客様がいらっしゃらなかった為、以下の写真を撮影させて頂きました。雰囲気等、写真含めご参照頂きたいのですが、広いとは言えませんが、それぞれの席は、十分なスペースが確保されており、周囲を気にせず食事が出来る環境であると同時に、隠家の様な雰囲気もあり、落ち着いて洗練された空間は、正に大人レストラン。入店して早々に、益々期待が高まった事覚えております。
席に付き、コースのお料理を予めお願いしていましたが、量的に満足できない可能性が高いと思い、「もう一品＋飲み物」を注文すべく、メニューの拝見させて頂きました。
【「風凛」でのお食事】
メニューの内容は、写真をご参照頂きたいのですが(少々映り悪くすいませんが…)、私達夫婦がお願いしたのは、6000円のコースに加え、白子の天ぷら、喉御潤す黄色の炭酸飲料・ビー●＋大人が好きな米から作られた透明な液体・日本●をオーダーさせせて頂きました。
まずは、ビー●に関してですが、「ＣＯＥＤＯ」のブラドで知られる地ビー●とコラボになると思いますが、こちらのお店オリジナルのものがありました。柚子を加えたオリジナルの地ビー●は、お上品で飲みやすく、香りの高い一品に仕上がっており、和食に合うお味。普段ビー●を飲まない方でも、これなら美味しく頂けるのでないかと思いました。また日本●は、「川越で和食を頂くなら鏡山」と思い、まずはこちらをお願いしました(食事が終わる頃には、更にプラスで2合、吟醸系の物を頂戴していましたが…)。和食のお店に来て、「どんな日本●のラインナップになっているのか」はかなり重要な要素だと思っており、内容を拝見するに、「料理も大丈夫！」と思った記憶があります。
次にお食事ですが、内容は写真をご覧頂きたいのですが、先付け、前菜、お造り、煮物、焼き物、ご飯(お寿司)、碗物、デザートと言った内容。ここにプラスで揚げ物(白子の天ぷら)を加えさせて頂きました。どれもこれも洗練されたお料理で、非常に美味しく、お魚を売りにしているだけあって、どれもこれも素材の良さを感じる事が出来ます。
味付けは、調味料の味はほとんどなく、お出汁のお味、丁寧な仕事を感じさせるお料理に大満足。また、追加の白子の天ぷらも、焼き物の後にしっかり組み込んでくれる気遣い。大満足のお食事となりました。ただ一つ言わせて頂ければ、大食漢の私には、量が少々少なく、「もう一品追加しても良かったかな」と思いました。
【最後に】
以上が、川越の観光地のど真ん中にある隠家的和食レストラン「風凛」の紹介になります。
お会計は、クレジットカーの利用が可能で、上記内容で(追加料理と飲み物含め)、2万円弱でした。金額的には、少々贅沢な内容になってしまいましたが(まあ、いっぱい飲んでいるというのもありますが…)、「この洗練された空間で、これだけ高品質なお料理を、落ち着いて食事が出来る」のであれば、満足の内容です。失礼させて頂くちょっと前には、周りの席も埋まり、満席状態。でも周囲をさほど気にせず、食事もできましたので、これも満足度を上げる要因でしたし、サービスの良さも、同様だと思います。
「川越の観光地のど真ん中にありつつも、古民家と思われる洗練された佇まいの中、洗練された和食を堪能できる、正に大人レストランの『風凛』」、皆様も、市外から川越観光にいらした際は、また、地元の方でも蔵通り近辺を散策する予定がある際は、「風凛」をコースの中の1つに加えてみてはいかがでしょうか？
尚、川越市内とその周辺の大人レストランにつき、別記事にて一覧で紹介しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。