山翠

【更新中/準備中】

【はじめに】

こちらのページでは、長野県阿智村にある、ハナモモで有名な昼神温泉にある「お宿 山翠」を紹介致します。リーゾナブルに客室温泉露天を楽しめ、昼神温泉街の大人散策も楽しめるお宿が「お宿 山翠」なのです。

こちらのお宿・昼神温泉「お宿 山翠」にお邪魔したのは、春の桜が咲き誇るタイミング。前日に日本三大山城」に数えられる岩村城と、個人的に 「三大 ”岩” 山城」に選定させて頂いた苗木城にお邪魔させて頂き、恵那峡国際ホテルで一泊お世話になった後、翌日、馬籠宿妻籠宿と観光した後で、お邪魔させて頂きました。もう少し記載しますと、全体の旅程として「初日:岩村城苗木城(恵那峡国際ホテル泊)」、「2日目:馬籠宿妻籠宿(昼神温泉/山翠泊)」、「3日目:昼神温泉で、温泉を満喫しつつ温泉街の大人散策(昼神温泉/山翠泊)」、「4日目:高遠城奈良井宿と回り、故郷山梨北杜で桜を拝見し川越に帰宅」の3泊4日の旅の2 / 3日目日にお世話になったと言う物です。

別記事でも記載しましたが、昼神は現在では、ハナモモが有名な温泉地として有名な認識ですが、その昔、東山道の駅があったとも言われる付近(東山道の最大の難所とも言われる神坂峠を越えた(控えた)駅;駒場宿)で、三方ヶ原合戦のしばらくの後に他界した武田信玄の終焉の地(候補の一つ)とも言われる地域の為、歴史を感じ、花々を楽しめる地域と認識しております。その為、長年お邪魔させて頂きたいと思っていた地域でしたが、中々機会に恵まれませんでした。しかし少し前に「久しぶりに、高遠城の桜を見たい!」と言う衝動にかられ、であれば、思い切って「岩村城苗木城馬籠宿妻籠宿奈良井宿も併せて旅に出よう!」と言う事で、参らせて頂いた際にお世話になった次第です。

こちらのページでは、そんな背景でお世話になった「昼神温泉『お宿 山翠』」の宿泊情報(お部屋・温泉・お食事)をメインに、以下に記載させて頂きます。尚、岩村城苗木城馬籠宿妻籠宿高遠城奈良井宿に関しては、別記事で記載しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

【「お宿 山翠」の概要】

昼神温泉「お宿 山翠」の最寄り駅は、こちらのHP(http://www.sansui-hirugami.jp/)によると、飯田線・飯田駅/天竜峡駅の様(最寄りのICは、中央道・飯田山本IC(東京方面から) or 園原IC(名古屋方面から)の様)ですが、私達夫婦の住まいは、埼玉県の川越。電車であれば乗換えが多く、そもそもの上記のスポットを巡るのであれば、車でのアクセスと移動が適切と思い、車での移動を選択しました。初日、川越から中津川まで4-5時間ほどかけ参り、岩村城苗木城の訪問の後、恵那峡国際ホテルで一泊お世話になり、翌日、馬籠宿妻籠宿と観光した後で、こちら「お宿 山翠」にお邪魔させて頂いた次第です。

馬籠宿妻籠宿と観光を終了して、お宿についたのは18時前駐車場は、50台位は停められそうな広さがありましたが、かなり一杯で、最後の一台と言った感じ。入口からも少し離れており、雨がかなり降り始めていましたので、入口付近の車寄せで荷物を降ろし、改めて駐車してお宿に入りました。

立派な風格ある茅葺の門をくぐると枯山水のお庭と池泉のお庭が左右にあり、中々の雰囲気。玄関口には(レプリカでしょうが)武田信玄公大鎧と記載のある甲冑に、いくつかの武具もあって、この地域にふさわしい中々の演出。その他、昔の電話やお土産のShopもあり、これらを横目に見つつ進むと、おしゃれなラウンジがあります。

こちらのラウンジも中々の雰囲気で、門をくぐった際に拝見した池泉の庭園を望むことが出来、デッキには足湯もありました。大規模なお宿ではありませんが(30室弱の様子)、センスの良さを感じるお宿だと思った次第です。こちらのラウンジでチェックインを済ませ、お部屋に向かうと、廊下には東海道五十三次の浮世絵も展示されております。「東山道ではなく、東海道?」、「まあ中山道でもないので…」と思いつつ、案内されたお部屋は「102の『かたくり』」と言うお部屋。大浴場にも近いお部屋で「お部屋のお風呂と大浴場、両方楽しめるぞ!」と期待しつつ、お部屋に入りました

【「お宿 山翠」のお部屋】

案内された「102・かたくり」のお部屋は、玄関を入ると踏み込みのお部屋の様な感じで、3畳ほどのスペースがあり、お手洗い/内風呂(別々でユニットバスではありません)・洗面台があります。そしてその奥に、10畳くらいの和室があって、更にその奥に3畳くらいの広縁とその先にデッキ/客室温泉露天のスペースが広がっている感じです。

和室(主室)のスペースが今少しあってもいいかな?と言う感じもありますが、夫婦2名であれば、十分なスペースで、広縁には、マッサージチェアもあります。そして客室温泉露天ですが、かけ流しタイプではなく、都度お湯をためる形式(温泉資源確保の取組らしいです)。入室のタイミングでは、お湯は張られておらず、自身で湯張りをする必要があります。ヒバ材だと思いますが、木製の大きなお風呂は、湯張りに結構時間がかかりましたが、大きな浴槽と言う事もあり、一度お湯を張ってしまえば、就寝までは足し湯で温度を十分に確保できました。また、翌日(朝)なっても、冷めきっている訳ではなかったので、半分ほどお湯を抜いて足し湯するといい感じの温度になるので、かけ流しでなくとも、十分に客室温泉露天を楽しむ事が出来、お世話になった間に、10回以上は客室温泉露天を楽しませて頂いた次第です。

ちなみに、客室温泉露天からお庭を見ると、植栽が少々歯抜け的に見えたので「外から見えるのでは?」と思いましたが、翌日の昼神温泉街の大人散策の際に外から確認した所、敷地の仕切りに目隠しがあり、高低差もあったので「まっ大丈夫かな…」と思った事も共有しておきます。

【「お宿 山翠」の温泉】

上記紹介の「102・からくり」のお部屋から、大浴場は目と鼻の先です。客室で温泉露天を十分楽しめますが、やはり大きなお風呂は魅力的。チェックインの後、客室に入って、客室温泉露天のお湯を張り始め、その隙に(結構湯張りに時間かかりそうでしたので、少しチョロチョロバージョンの湯張りにして)、先ずは大浴場に参りました。たまたま夕食の時間に重なった位のタイミング(19時前)だった為か、人はおらず、ほぼ貸し切り状態で大浴場を満喫させて頂きました。内風呂と露天風呂があり、それぞれ結構な広さがある認識です。男湯・女湯は入れ替え制なので、それぞれ利用させて頂きましたが、構造は基本一緒の認識なので、特にタイミングを気にして「両方入る!」と意気込む必要もないと思った次第です。

お湯の感じは、少しトロミを感じるお湯で、おじさんには関係ないかもしれませんが、お肌にいい感じのお湯の印象。個人的な経験で申し上げるのであれば、埼玉秩父お気に入り温泉宿・新木鉱泉に似ている印象を持った次第です。また、最初に大浴場にお邪魔した際は、まだ客室温泉露天を利用していなかったので感じませんでしたが、お湯のトロミその物は、大浴場のお湯の方が感じられた認識です。お部屋に通された時の説明でも「客室の露天のお湯も大浴場と同じお湯」との説明だったので、同じなんでしょうが、個人的な感覚では「ちょっと違うかも…」とも思った次第です(配湯の過程で、泉質変わるんですかね… まっ、客室温泉露天も気持ちよく利用させてもらったので、問題ないのですが…)。

【「お宿 山翠」のお食事】

上記、お部屋と大浴場につき記載しましたので、お食事についても記載いたします。今回こちら「お宿 山翠」では、2泊世話になりましたが、1泊目は朝食付きプラン、2泊目は夕朝食付きプランでお世話になりました。また、食事会場は、館内の渡り廊下の様な通路で別の建物に移動した2階で頂戴する感じでした。

1泊目の朝食の会場は、通路に面した狭い場所に追いやられた感じで、サーブの方も、呼んでも中々来ない感じであった為「ちょっとどうなのよ…」と思いましたが、2泊目の夕食は、お庭が見える(障子を開ける必要ありますが)広目の個室に通され、対応も機敏に。夕食付と夕食無しでは、利用する金額も違うので、致し方ないかもしれませんが、今少し配慮があっても良い気がした次第です(食事内容に違いはないのでしょうが…)。

ただ、2泊目の夕食と朝食は、気持ちよく利用させて頂きました朝食は、写真の通りですが、夕食は信州の郷土料理といった内容で、鯉の洗い/甘露煮もあり、お米から作る透明な大人の飲み物;日本●との相性も抜群。日本●のラインナップも中々で、金額も良心的だったので、思わず4合も頂戴してしまいました(勿論その前に、黄色に白い泡の乗った液体;ビー●も頂戴していますので、ちょっとの飲み過ぎですが…)。飲み物も含め、メニューの写真も共有しますので、食事内容と併せてご参照頂けますと幸いです。

【最後に】

以上が、「お宿 山翠」のお宿情報になります

ちなみに、こちらのお宿についた頃には、雨が降っており、その日は夜通し結構な雨量で降っていましたが、翌日の昼間過ぎには、かなり小降りになって来たので「折角だから、短くてもいいので、そして濡れても戻って直ぐにお風呂に入ればいいので、散策行こう!」と昼神温泉街の大人散策に出掛けました。ハナモモが有名なこの地域ですが、今回は高遠城の桜」を想定したタイミングだったので、ハナモモもには少々早かったようです…。また、昼神温泉から少し山を登った方には「花桃の里」と呼ばれるエリアもありますが、(馬籠宿妻籠宿と回って昼神温泉に移動する際、(花桃まつりは中止と言う事もあり)付近を走る広い道まででしましたが)そちらは全く咲いていませんでした…。

しかし、桜のタイミングは「バッチリ」で、桜をメインで拝見しつつ、咲き始めのハナモモも拝見しながら、1時間程かけて温泉街を散策させて頂きました。前日の雨で河川は恐怖を感じる程の水量でしたので、気を付けつつ散策させて頂くと、天候と(ハナモモには早い)タイミングのせいか、ほとんど観光客はおらず、のんびりと散策させて頂く事が出来、美しい桜と昼神温泉街の景色は中々の物でした。途中可愛らしいオブジェや足湯もあったので、「結構、昼神温泉街の散策って楽しめるのでは…」と思いましたが、更に思った事は、「次お邪魔する時は、少し標高の高い場所にある『花桃の里』と併せて『ハナモモを拝見出来るタイミングにしよう!』」と言う物と「結構河川の近くにこちらのお宿・山翠はある様なので、増水時の避難先は想定しておこう」と言う物でした。

尚、今回の宿泊は、TOTALで、7万弱(1泊目:3万程、2泊目:3.5万ちょっと、夕食時の飲み物:3000円ちょっと)でした客室温泉露天の付いたお部屋を2泊利用させて頂いて、たくさん飲んでこの金額は、かなりリーゾナブルだと思った次第です。皆様も昼神温泉でリーゾナブルに客室温泉露天付きのお部屋をお考えの際は「お宿 山翠」を候補の一つに想定されてみては、如何かと思った次第です。

TOP Pageへ or ブログ内関連情報タグ一覧へ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA