【はじめに:越生周辺のポタリングコース検討にあたって】
本日は、川越からもほど近い、越生・高麗(川)間を中心とした地域のポタリング情報を紹介致します。アップダウンも多少あり、自然を満喫できる越生周辺のポタリングは、運動不足解消も兼ね、ポタリングでの大人散策に持って来いの場所なのです。
それぞれスポットをご紹介しますが、先にポイントを記載しますと、季節によって、回るコースが異なると言う事です。理由は簡単で、季節によって、咲く花々は違うからです。逆の言い方をしますと、起点となる駅を抑え、季節に応じたコースをプランニングできると言う事です。以下のスポットの見所のタイミングも含め、情報共有しますので、ご参考にして下されば、幸いです。
⓪スタート/ゴール:越生駅・高麗/高麗川駅
私の場合は、20km弱程で越生まで、高麗川駅には10㎞程で行けるので、川越から直接自転車で行ってしまいますが、電車で輪行し、駅からスタートし、駅に戻るパターンもあるかと思います。私も時々、途中の疲れ具合や天候により、帰りに電車を使う事もあります。
越生駅は、JR八高線と東武越生線の2つの路線があります。また、私が良く使う駅の高麗川駅も、八高線と川越線の路線があります。高麗駅は、西武池袋・秩父線の駅です。都内からのアクセスで言えば、東武東上線で坂戸駅で乗り換え、越生に行くパターンと、東武東上線・川越/埼京線で、川越駅で乗り換え、高麗川に行くパターンがあります(川越での乗り換えは、ホームを挟むだけの川越線の乗り換えが楽かもしれません)。また、西武池袋線で、高麗駅に行くパターンもあります。電車の本数が多い訳ではありませんが、この3つの駅を抑えておくと、この越生周辺のポタリングは、動きやすくなります。
今回は、高麗川駅からスタート前提で以下に記載いたします。
①巾着田
本ブロブ別記事でも紹介しましたが、曼殊沙華が見所の場所です。上記に記載した通り、高麗川からのアクセスも良いですが、季節には西武池袋線の特急も停車しますので、季節によっては、池袋から特急で乗り換えなしに、アクセス可能です。曼殊沙華の季節は、彼岸花と言われるくらいですから、秋です。秋にこの付近でポタリングを計画するなら、ここは外せないスポットですし、ピークの時は車も混みますので、ポタリングを尚の事、おすすめします。(詳細は、別記事をご参照ください)
詳細地図:https://goo.gl/maps/UA4zjG3VerZbDYeG6
①-1 高麗郷古民家(旧新井家住宅) (@2022年3月追加)
以下の川越日高線の高麗川巾着田付近からの写真。この辺りにお住いの方なら、この立派な石垣と建物、目にした事があると思います。私達夫婦も、目にした事はあり、陣屋跡かとずっと思っていましたが、かつては個人所有のお宅、今は日高市が管理する古民家だそうで、「高麗郷古民家(旧新井家住宅)」と言うそうです。綺麗に整備された建物とお庭は、見ごたえあり、高麗川の巾着田の「巾着の袋を閉じる紐の部分」の高台にあるせいか雰囲気も良く、いつまでも心地よい時間を過ごせます。
そこにその建物がある事をご存じの方は多いと思いますが、脚を踏み入れた方は、まだ少ないようで、私達夫婦がお邪魔した際、「是非多くの方に見て頂きたい」と管理する方がおしゃてました。ちなみにその時は入場無料で、貸し出しも行っている様です(少し前には、テレビの撮影に利用されたそうです)。以下に写真ありますが、1日すべての施設を借りて、4万なら何かの催し物で借りても良いのでないかと思いました。
詳細地図:https://goo.gl/maps/3ZCLM2D4rPcQ5tSG7
②高麗神社
こちらも本ブログ、別記事で紹介しています。1300年の歴史を持つこの地域の象徴の神社で、神社社殿の裏には、高麗家住宅、隣には、高麗王若光の菩提寺・聖天院もあります。この地域に来たのであれば、はずししてほしくないスポットです。(詳細別記事にて、ご参照ください)
③鎌北湖
詳細地図:https://goo.gl/maps/q7C5jbA3qj3U86uD9
山の中にある湖で、静かな気持ちになれる場所です。正直これと言って何がある訳でもありませんが、越生に行く時は、良く立ち寄るスポットで、特に紅葉の季節は、良く足を延ばしています。「湖のほとりをゆっくり自転車で回り、紅葉を眺め、一休みしてから、越生に向かう」。これが、私のパターンです。
詳細地図:https://goo.gl/maps/UG9WDbNNSrSecNda7
④五大尊つつじ公園
こちらも別記事で紹介しましたが、ツツジが綺麗なスポットです。4-5月くらいが見所のタイミングですが、時期になるとはやり車が多いので、自転車での訪問が、ベターだと思います。渋滞も駐車場も気にせず、小回り良くアクセスし、高い位置からツツジと越生の街並みを眺める景色は格別です。4-5月の春に越生に行く時には、外してほしくないスポットです。(写真も含め、別記事もご参照ください)
詳細地図:https://goo.gl/maps/14XQFv2r23yHhaYa8
⑤越生梅林
こちらは有名な、梅のスポットです。上記ツツジは、4-5月ですが、梅は2-3月の早春。まだ寒い時期ですが、いち早く春の訪れを感じる貴重なスポットです。それなりの広さがあり、梅の季節の期間は、出店も出ていますので、お祭り感覚で、梅を目と香りで楽しみ、お腹も満たすことが出来ます。春の訪れを感じるべく、足を延ばしてみては、いかがでしょうか?
ちなみに、越生梅林の目の前を流れる川は、越辺川と言います。本ブログの、”分水嶺”、の記事の頭の部分で触れさせて頂いた、”川越の北の落合橋付近で、入間川と合流し、その後荒川と合流し、東京湾にそそぐ川です。そんな角度からの見方も、大人としては、楽しいのでないかと思いますので、越生梅林を訪れた際には、是非川にも目を向けてみて下さい。
詳細地図:https://goo.gl/maps/Tt1b2Hrv8msKGBrz9
⑤-1 最勝寺 @2022年3月追加
越生梅林から、少し山を登った方に(とは言っても目と鼻の先ですが…)、最勝寺があります。現地の説明文によると、鎌倉時代創建で、源氏ゆかりのお寺との事です。境内は広い訳ではありませんが、ちょっとした休憩スペースもあり、厳かな雰囲気の中、しばし歴史に思いを馳せるのも大人の楽しみ方の1つだと思います。
詳細地図:https://goo.gl/maps/3NFnacumLojXnEzAA
⑤-2 上谷の大クス @2022年3月追加
最勝寺から、更に山を登った方に(越生梅林から2-3km位の登りですが…)、上谷(かみやつ)の大クスがあります。樹齢1000年を超える、埼玉県内一番の巨木との事で、そのお姿は、圧巻の一言。時を忘れて見入ってしまうほどの迫力と威厳を醸し出しています。以下の写真では、その感覚をお伝えしきれないと思いますので、是非現地に脚を運んで頂き、ご自身でその雰囲気を味わって頂きたいと思います。
詳細地図:https://goo.gl/maps/7mFZJD98odh5LTtb8
⑥あじさい山公園
その名の通り、あじさいが咲き乱れていた公園で、その前の通りは、あじさい街道と言います。6月から7月にかけての景色は、中々のものでしたが、昨今、何が原因かわかりませんが、あじさいが枯れてしまった様で、今(2020年6月時点)は、花を見る事はできません。かなり時間がかかっているようですが、何とか再生しようと取り組んでいらっしゃるようなので、復活を応援しています。皆様も、まだお花を見る事はできませんが、是非心に、”あじさいやま公園”、の名前を止め置いて頂き、復活の時には、足を運んで見てみて下さい。また、あじさいはなくとも、ポタリングのコースとしては、自然の中を走る爽快なコースですので(ちょっと上り坂はきついですが・・・)、ポタリングを計画の際は、コース候補に入れてみてはいかがでしょうか?
詳細地図:https://goo.gl/maps/DKUG1o7EUiLMpBH29
⑦黒山三滝
上記、越生梅林の脇を流れる、越辺川の更に上流部になります。昔は近くに温泉(鉱泉?)施設もあり、ポタリングの仕上げとして、温泉に浸かってから帰っていたのですが、現在は、なくなってしまった様です。しかし、滝は勿論あります。黒山三滝「=男滝・女滝・天狗滝の3つ」を是非、全て見てみて下さい。水量はあまり多いとは言えませんが、岩場の中を流れる滝は、美しいものです。新緑の季節も良いですが、特に紅葉の季節は、周辺の木々も綺麗に色づきますので、おすすめです。
詳細地図:https://goo.gl/maps/6Feb4q7SqzWyrvhTA
【最後に】
今回は、高麗・高麗川駅方面から越生駅方面に向けてのご紹介となりましたが、越生駅方面から高麗・高麗川駅方面に行くプランもありだと思います。季節に応じたコース選定を頂き、越生周辺の自然を是非堪能頂ければと思います。同時に、道が少々狭い場所もありますので、車にはお気を付けください。皆様の楽しいポタリングを切望しております!
全体地図は、Google Mapの画面キャプチャーを自身で加工し、作成。
以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!