【はじめに:国蝶・オオムラサキとは?】
こちらのページでは、「オオムラサキをテーマにした自然遊歩道」の大人散策情報を記載いたします。
皆さん、オオムラサキって知っていますか?
私の故郷、山梨県の北杜市長坂は、私が子供の頃から、オオムラサキの里として、売り出していたのですが…。よく子供の頃、”国蝶、オオムラサキの里”なんていうフレーズを耳にしており、駅前に大きな看板もありましたが、子供の私にとっては、「カブトムシやクワガタを山に取りに行くと、樹液の所に群がっている、紫のアゲハチョウ」と言う認識でした。本記事を記載するにあたり、改めて、「オオムラサキ」と調べてみたのですが、Wikipedia によると、以下の様にあります。
”日本の国蝶は、法律や条例で規定されたものではなく、日本昆虫学会が選んだものである”
https://ja.wikipedia.org/wiki/オオムラサキ
微妙な位置づけですが、北杜市の日野春駅近くには、”オオムラサキセンター”と言う施設があり(WebSite:http://oomurasaki.net/)、観光スポットとして、地域を盛り上げて下さっているようです。このオオムラサキセンターに関しては、別記事で触れていますので、詳細はそちらをご参照頂きたいのですが、オオムラサキにかかわる展示がしっかりなされており、オオムラサキの生態をしっかり学ぶことが出来ます。また展示がなされた建物だけでなく、公園の様に整備された園内は、この地域の特徴が分かるようになっており、机上の学習だけでなく、この地域その物を、体感しつつ学べる様になっている為、地域の子供が社会科見学でよく訪れている様です。
そんな、山梨県北杜市長坂ですので、上記に紹介したオオムラサキセンターとは別に、”オオムラサキ自然観察歩道”なる、ハイキングコースがございます。今回は、こちらの大人散策(ハイキング?)情報を紹介致します。(別記事で、北杜市の観光情報、近くにある清春芸術村の情報も紹介しております)
【紅葉を満喫! オオムラサキ自然観歩道をハイキング : コース詳細】
秋に訪れましたので、オオムラサキを見かける事もありませんでしたが、10Km程のほどよい大人散策(ハイキング?)コースで、自然の中をゆったりと歩ける中々のコースです。私達居住地の川越からの行程をふくめ、ご紹介致します(ちなみに、この時は、「1泊2日の予定で、1日目はハイキングをし、八ヶ岳の麓で一泊、次の日は、小海線で小諸まで行き、高速バスで川越まで帰ってくる」と言ったスケジュールの中で、本ハイキングを組み込みました)。
川越の自宅を出発し、川越から川越線・八高線経由で、まずは八王子へ行きました。中央線への乗り換えになりますが、特急の「あずさ」でも良いとは思いますが、目的地の日野春駅は特急は、基本停車しないので、途中、甲府等で乗り換える必要があります。乗り換えを考えると、移動時間に大きな差は無かったので、普通列車で、日野春駅まで行きました。日野春駅で、電車をおり散策開始です。いきなり、甲斐駒ヶ岳が目に飛び込んできます。
七里岩と呼ばれる、八ヶ岳が噴火し、山体崩壊した際の「岩屑なだれ」を河川(釜無川/塩川)が浸食し形成した高台上に日野春駅がありますので、眼下に釜無川が見え、その先は南アルプスが見えます。(ちなみにこの高台は、韮崎まで続いており、韮崎にあるこの高台の突端には、観音様がいらっしゃいます。また途中の新府には、武田勝頼が、長篠合戦の後に、甲府から、より堅固な地形であるために、居城を移した先である、新府城址が、この高台にはあります)
道は舗装され、車もたまに通る道が最初のうちはほとんどですが、基本、木々の中を歩いていくので、爽快な感じがすると同時に、時より見える山々が美しく心を癒してくれます。また、ポイント・ポイントに、道しるべがしっかりあるので、迷わず行けます。(最下部に、ポイントを記載したGoogleマイプレイスの地図がございますので、ご活用ください)
しばらく行くと、休憩所等もありコースの確認もできます。その後、砂利道、舗装されているが狭い道、など道しるべに沿って歩いていきますが、南アルプス、富士山、八ヶ岳も、顔を出してくれるので、楽しく歩く事が出来ます。
半分強位進むと「深沢と言う川」に出るべく、谷を下っていきます。この谷が、本ハイキングコースで、最もアップダウンが激しい場所の始まりまりです。下りも登りも、道は山道ですが、しっかりありますので、普通に歩ける方であれば(1日1万歩歩ける方、くらいのイメージ)、若干の息切れとともに、歩ける難易度です。
ただし、私達が歩いた際には、あった橋(仮設橋のような橋)が、2019年の台風で、流されてしまった様です。復旧しているか否か、まだ見えていませんので(2020年4月時点)、確認後の訪問をお勧めします。(ちなみにこの深沢(=川)は、幼少の頃、良くアマゴ釣りに来ていた川で、さほど大きくありません。また、近くに、深沢温泉という、温泉場がありました。今は、アマゴが釣れるか否かわかりませんし、温泉宿があるか否かわかりませんが、参考情報まで…)
この川を超え、しばらく上流にのぼり、改めて深沢(=川)を渡ると(この橋は、しっかりした橋です)、つづら折りの山道が出てきます。ここを登り、この谷を脱出できれば、もう一息で、ゴールの長坂駅です。先にも書きましたが、おそらくここが、一番の難所だと思い、山道ではありますが、1日1万歩歩ける体力のある方であれば、息切れしながらも、登りきる事は出来ると思います。ここまでくれば、ゴールの長坂駅は直ぐです。
【最後に】
早々に、長坂駅で、路線バスにのり、甲斐大泉の近くにあるホテル(勿論、温泉あり:別記事で紹介しています)に行きました。10Km程のコースで、アップダウンもありますが、10,000歩/日歩ける方であれば、運動不足には良い、大人ハイキングコースだと思います。オオムラサキに会える季節でもよいですし、秋の紅葉を見るために行ってもよいと思いますので、機会がありますれば、是非訪れてみて下さい!
尚、「北杜市の大人散策情報前半+後半戦」に加え、本ブログの別記事で、以下の記事も紹介しております。
- 周辺の散策/ハイキングコースとしてのオオムラサキ自然遊歩道
- 信玄棒道のハイキング情報(地図あり)
- イタリアン・レストラン:タダリコやアプレスト
- 甲斐源氏発祥の痕跡:北杜市は「甲斐源氏発祥の地(候補?)」とも言われており、その痕跡に関して紹介
- 北杜市の多くが含まれる「七里岩」の大人散策情報
- 北杜市のお隣、韮崎の大人散策情報
- 韮崎市内の新府桃源郷周辺の大人散策情報
あわせてご参照頂き、北杜市やその周辺における、大人観光をお楽しみ頂ければ幸いです!
以下、オオムラサキ遊歩道Map: https://www.city.hokuto.yamanashi.jp/docs/7798.html (北杜市のホームページより)
以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!