塩船観音

【はじめに】

こちらのページでは、JR青梅線・東青梅駅からツツジで有名な塩船観音等を経由しつつ、季節の花々・自然・神社仏閣を楽しみつつ、歴史を感じ、JR八高線・金子駅へ至る大人散策情報」を共有致します。

本ブログ別記事で、ツツジが有名な塩船観音を紹介させて頂きました。その別記事は、私達夫婦の居住地である川越から大人ポタリングで、塩船観音まで往復させて頂く内容の物でしたが、塩船観音の周囲に目を向けると、季節ごとの花々を楽しめ、自然を満喫し、神社仏閣を巡る事ができる上、城跡等の歴史を感じる事が出来るスポットもあります。別の言い方をしますと、この周囲では、季節の花々・自然・神社仏閣・城跡等の歴史を楽しむ「大人散策コースの設定が可能」と言う事になります。そんな事に気づいたのは、数年前の事でしたが、つい先日、塩船観音のツツジが見頃の4月後半、このコンセプトに基づいた大人散策を実施した次第です。

こちらのページでは、上記コンセプト・タイミングで実施した大人散策につき、そのコースを共有させて頂きたく存じます。すなわち、JR青梅線・東青梅駅からツツジで有名な塩船観音等を経由しつつ、季節の花々・自然・神社仏閣を楽しみつつ、歴史を感じ、JR八高線・金子駅へ至る大人散策情報」を共有致します

【東青梅駅から「塩船観音」等を経由し、八高線・金子駅へ大人散策!】

スタートは、JR青梅線・東青梅駅私達夫婦の居住地は上記の通り埼玉県の川越川越からは八高線が出ており、1本で八王子までいけますが、塩船観音の最寄り駅である東青梅駅(河辺駅も同じくらいの距離だと思いますが…)までは、八高線で拝島まで行き、そこで青梅線に乗り換える必要があります。故に、そのルートでまずは、東青梅駅まで参り、そこから大人散策をスタートした次第です。

・大塚山公園 / 勝沼城

東青梅駅を出て、まず目指そうとしたのは、勝沼城。元山梨県民からすると「ブドウやワイ●で有名な『勝沼』」を思い浮かべてしまいますが、全く関係ない様です。しかし当初、大人散策のルートをプランニングしていた際、気になった名称の城跡であった為、散策ルートにおけるスポットの一つとして設定し、東青梅駅からスタートしたのですが、その途中、ツツジが綺麗な公園が目に入り、「ちょっと見て行こうか…」と寄ったのが、大塚山公園だった次第です。中々整備された公園で、ツツジが美しい公園でした。

「スタート早々嬉しい誤算…」と思いつつ、次に目指したのが、当初の予定通りで「勝沼城祉」。現地説明看板によると、平将門の末裔・三田氏の居城であったと言われており、戦国期に滝山城の北条氏照に滅ぼされてしまい、その後北条方のお城になるが、秀吉の小田原征伐に伴う八王子城の落城と共に、廃城になったと言われている様です。尚城跡へのアクセスは、光明寺に隣接する様な感じですが、中々登城口が分からずいると、地元の方が「住宅地の裏から登れるよ!」と教えてくださり、南西側の山道を登って参らせて頂きました(少し解りにくいので、以最下部のMapをご参照ください)。また城跡は、少し注意深く見学すると遺構も確認でき、眺めも良いスポットでしたので、脚を伸ばして頂きたいスポットと認識した次第です。

・吹上しょうぶ公園 / 宗泉寺

南西側から入った勝沼城ですが、北側の山道から失礼させて頂きました山道を下った先に、小川を渡る橋があり、更に進むと(脇にゴルフ場も見えました)、吹上しょうぶ公園が出てきます。参らせて頂いたタイミングは、塩船観音のツツジのタイミングを想定して参ったので、4月の下旬。故に、しょうぶのお花は咲いておらず、内部にも無料で入場出来ました(どうやらお花が咲いているタイミングの時のみ、入場料が必要の様です)。広々とした園内で、デッキも整備され、中々良い公園の印象で「ショウブのタイミングでまた来よう!」と思った次第です。

吹上しょうぶ公園を出て、広い通り(城山通り)に出て、塩船観音方面に進んだすぐ先に、宗泉寺がありました。一段高い場所にあるお寺で、本堂前にある「枝垂れ桜」・「ツツジ」が綺麗な上、迫力の「カヤの木」・「イヌツゲ?」がありました。休憩できるスペースもあったので、お参りしつつ、小休止されては如何かと存じます。

塩船観音

宗泉寺の後は、塩船観音を目指します。宗泉寺の前の城山通りをしばらく北東方面に進むと(歩道のない道なので、少しだけ気を付けてお進みください)、塩船観音への看板がありますので、そこを左折(北側)に進路を取り進むと、小さな峠越えの様な感じになるので、そのまま進むと、すぐに塩船観音に出る事が出来ます。

上記にも記載しましたが、塩船観音寺については、別記事で紹介しておりますので、詳細はそちらをご参照頂きたいのですが、写真の通り、すり鉢状の地形に沢山のツツジが植えられた光景は圧巻です。ツツジの季節は勿論、それ以外の季節も中々の見ごたえですので、山門(=仁王門)・阿弥陀堂・本堂(圓通閣)と言った国指定重要文化財と併せて見学頂くべきだと思います(とは言いつつ、やはりツツジの季節が一番のおすすめである事に変わりはありませんが…)。

塩船観音の背後から霞丘陵の山道へ出て、桜並木を抜け、笹仁田峠近くの道路(岩倉街道)を渡る

南にある仁王門から入った塩船観音ですが、すり鉢状のツツジ園を登り、その頂点付近にいらっしゃる観音様の背後に、霞丘陵へ続く山道への出入口がありますので、そこから塩船観音を失礼します。中々整備された山道で歩きやすく、眺めも良く、ハイキング的に大人散策を楽しむ事が出来ます。最初は自然の中の山道と言った感じの道が続きますが、しばらく東に(標識を見つつ道なりに)進むと、舗装された道に出て、運動場の様な場所付近から、桜並木の道に出る事が出来ます(車は入れなくなっています)。

土地所有者のご厚意で整備された道との事ですが、舗装整備された広い道の両脇に桜が植えられた道です。ハイキングと言うより、お花見で大人散策できる道だと思い、ツツジの季節でしたので桜が咲いていませんでしたが、しょうぶ園同様、「桜の季節にまた来よう!」と思った次第です。並木がしばらく続きますが、20分程進むと、再び車止めが設置された場所に出て、更に進むと(道を下って行くと)、岩藏街道にぶつかる信号に出ますので、ここを渡ります

笹仁田峠近くの道路(岩倉街道)を渡り、再度山道に入り、七国広場へ

岩藏街道を渡った信号のすぐ南で、再度山道に入る事が出来ます。少し広めの岩藏街道から山道に入る感じなので、意識していれば見落とす事はないと思います。こちらの山道も整備されており、歩きやすい道で、切通的な山道で、最初は少し登坂になっている道を登っていく感じになりますが、しばらくすると尾根道になるので、Up Down もなくなり、更に歩きやすくなります木々の中を進む大人散策路と言った感じですので、自然を感じつつ、進んで頂くと少し開けた場所に出ます七国広場と言う場所で、ルートは違いますが、車でもアクセスできる広場の様な感じのエリアですので、間違う事は無いと思います(現地には看板もありますが、最下部の地図も併せてご参照ください)。

・七国広場から今井城址・霞川沿いの散策路を経由して、JR金子駅へ

七国広場からは進路を南にとり、丘陵を下って行きます。途中から道は舗装され、更に歩きやすくなります。途中、不動尊に行く山道もありますので、ご興味あれば寄り道していただいても、良いかと思いますが、いづれにしましても次に向かうのは、今井城址。十分な情報がありませんが、戦国期頃の今井氏の居城と言われている様で、先の勝沼城城同様、北条氏との関わりもあるお城と言われている様です。土塁等の跡もかなり残っており、梯郭式の縄張りと言われるその遺構は、お城ファンであれば「小規模ながら中々見所のあるお城」と思うのでないかと認識した次第です

今井城祉を拝見した後は、金子駅を目指して歩を進めますが、霞川沿いの散策路のルートをお勧めしたいですちょうど東京都と埼玉県の県境になるポイントで、この霞川(入間川との合流点近くの入間市駅付近に、おすすめレストラン「魚いち」があります)は、古多摩川の流路(その昔、多摩川が流れていたルート)の一つとも言われている様で、関東平野南部の隆起と共に、現在の東京・神奈川の県境の方にルートを変えていったと言われている様です。そんな太古の地形の歴史を感じつつ、川沿いを散策するのも大人散策のあり方の一つではないかと思っている次第ですので、川を泳ぐ錦鯉を眺めつつ、大人散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?

尚、金子駅の入口は、東側にしかありませんので、いずれにしても八高線を渡る(くぐる)必要がある旨、ご理解いただきつつ、金子駅まで行き、大人散策は終了になります。

【最後に】

以上が、JR青梅線・東青梅駅からツツジで有名な塩船観音等を経由しつつ、季節の花々・自然・神社仏閣を楽しみつつ、歴史を感じ、JR八高線・金子駅へ至る大人散策情報」を共有させて頂いた内容になります。

TOTALの距離は、それぞれのスポット内の散策も含めて考えると、15㎞弱位の距離感ですので「ちょうどいい距離間」でもありますし、季節によって、桜・ツツジ・ショウブを等を楽しめ、神社仏閣も城跡も楽しめる大人散策コースです。また、花の季節でなくとも、森の中を歩けるルートでもありますので、季節を問わず楽しめる大人散策向けのルートだとも思って折りますので、皆様も「東青梅駅からツツジで有名な塩船観音等を経由しつつ、季節の花々・自然・神社仏閣を楽しみつつ、歴史を感じ、金子駅へ至る大人散策」にチャレンジしてみてはいかがでしょうか? また金子駅関連の別記事で「JR八高線・金子駅から、加治丘陵の森林を抜け、西武池袋線・入間市駅への大人散策」の記事も記載しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

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