金子~入間

【はじめに】

こちらのページでは、加治丘陵の森林の中で大人散策その物を、神社仏閣や景色を含め、楽しめるコース」を紹介致します。

本ブログ別記事で、奥武蔵遊歩道を含む森林の中の大人散策コースムーミンパーク周辺の森林内を巡る大人散策コースを紹介しましたが、今回紹介する、JR八高線・金子駅~西武新宿線・入間市駅も同様、「メインは、加治丘陵の森林の中を大人散策」する事がメインのコースとなっております。

勿論、コース上の神社仏閣や眺めの良いスポットの紹介も含んでおりますが、メインは森林の中の大人散策その物。森林の中は、ただ歩いているだけで心癒される空間で、今回紹介するコースは、道の整備も行き届いている事から、多くのハイカーがいらっしゃるスポットだと思います。

こんな事を申し上げてはいけないかもしれませんが、少しマイナーな印象がある金子駅。しかしそれが故、人の数も限られ気兼ねなく大人散策できると同時に、そうは言っても整備されている環境なので、全く人がいない訳ではなく、ハイキングコースとしては、どちらかと言うと人は多い方で、何かあった際にも、助けを乞う事が出来る環境と言う事です。こんな、大人散策には、最適と思われる加治丘陵を含む、JR八高線・金子駅~西武新宿線・入間市駅の大人散策情報を紹介致します

【JR八高線・金子駅から加治丘陵の森林を抜け、西武池袋線・入間市駅へ大人散策!】

スタートは、JR八高線・金子駅。八高線・川越線の川越~八王子間を結ぶ路線で、私達夫婦もハイキングスポットへの移動や居住地の川越から出身地の山梨・甲府/北杜市に参る際に良く利用する馴染みの路線です。その途中にある金子駅は、個人的なイメージとてして、川越と八王子のちょうど中間ほどにある印象で、他の路線とは交わりもないので、静かな駅の印象を持っている駅です。そんな金子駅からスタートします。

・寺竹白髭神社 / 西三ツ木の高札場 / 倉稲魂稲荷神社

金子駅を出て左(北)側に進路を取り進んでいくと、川(霞川)にすぐにぶつかります霞川は、大昔、多摩川の流路とも言われている川の様で、この下流で入間川に合流する川。立川断層一帯の隆起に伴い、現在では多摩川本流の流れは、西に向いたと言われていますが、大昔、この付近を多摩川の流れがあったかと思うと、感慨深いものがありますこの川脇を流れと共に進み、少しずつ進路を加治丘陵方面に向けていくと、白髭神社が見えてきます。付近には、西三ツ木の高札場 や倉稲魂稲荷神社もあり、この地域の信仰を感じる事が出来るスポットだと思います

・地蔵堂(龍池山観音寺跡)

西三ツ木の高札場 /倉稲魂稲荷神社から、一旦坂を下る形で、南に行くと地蔵堂(龍池山観音寺跡)が出てきます。こちらも地域の信仰を感じる事が出来るスポットで、昔懐かしい火の見櫓もあり、「昔のこの地域の中心地?」と勝手な想像をしてしまったスポットです。

・八幡神社

地蔵堂(龍池山観音寺跡)ジグザグに加治丘陵を登る方面(北東)に歩を進めると、八幡神社が出てきます。森の中に佇む神社で、ちょっと斜面を登って行く必要がありますが、源氏の氏神八幡様。この地域を代表する武将に心当たりは無いのですが、脚を運んで頂きたいスポットです。

・醤油屋の池

八幡神社を出て、北東に更に歩を進めると、農村環境改善センターがあり、その北側に、「醤油屋の池」なる、加治丘陵からの湧水によって作られたと言われる池が出てきます。なぜ「醤油屋の池」と言うネーミングかわかりませんが、入間で醤油と聞いて連想してしまうのは、入間の街中、日光脇往還沿いの繁田醤油。「こちらのお宅の別荘跡地?」(ではないと思いますが…)、なんて勝手な連想ゲームをしてしまうスポットで、次の桜山展望台に向かい、加治丘陵を登り始める目印的スポットだと思います

・桜山展望台

醤油屋の池から、斜面を登ります。それなりの斜面ですので、ゆっくり、足元に気を付けつつ登って頂きたいと思います。10分もしないでで行けると思いますが、登り切った先に、桜山展望台が見えてきます

非常に眺めの良い展望台で、眼下に見える茶畑は、正にこの地域の景色。私達夫婦が参った際は、拝見出来ませんでしたが、天候によっては富士山も見えるとの事でしたので、加治丘陵を登り切った後ですが、もうひと踏ん張りして、展望台にも登ってみてはいかがかと思います。また、展望台周辺は、公園の様になっており、ここで一休みされるのも、良いのでないかと思います。

・加治丘陵の中の森林

桜山展望台から、今回ご紹介するコースのメイン、森林の中の大人散策を満喫するスポットになります。以下写真の通りですが、旧サイクリングロートと思われるこちらの散策路は、舗装された尾根道なので、比較的平坦で歩きやすく、しかし、多くの木々の中を縫うように大人散策を楽しめるコースになっております。所々標識もありますし、基本一本道なので、迷わず快適な大人散策が出来ると思います。

・東光寺

加治丘陵の森の中の大人散策を終え、住宅街に出た後は、東光寺に向かいます東光寺には、立派な社殿と入間市の天然記念物、樹齢300年と言われる多羅葉の木があります本ブログ別記事で紹介した慈光寺(ときがわ)の多羅葉の樹齢は、1200年程と言われおりますので、「多羅葉は長寿の木?」、「だからお寺に植えられる?」と思ってしまいました。

また、本殿の屋根に目を向けると、川越の連携寺のそれと似た、アクロバティックな鬼瓦ならぬ、鬼狛犬?」も見る事が出来ますので、併せてご覧ください(別記事にて、狛犬ではない、狛〇@川越川越以外編も紹介しております)。

・秩父の山並みが見えるポイント

東光寺を出て、更に北東方面に歩を進めると、299号線を越える橋があります。この付近は、加治丘陵の北側の端にあたり、北側は、入間川がながれる低地の為、秩父方面の山々の景色が美しいスポットです。

・選択ルート①:笹井堰 / 豊水橋 / 立派な門(繁田醤油?)

加治丘陵の北側を入間川方面に坂を下り、ここから入間市駅方面に向かうのですが、少し遠回りして、入間川沿いを進んでも良いと思います。途中には、川越を流れる舟運が有名な新河岸川の始まりにあたる笹井堰や少し下流の日光脇往還の根岸の渡しに掛かる豊水橋、そしてその旧日光脇往還沿いにある立派な門(繁田醤油?)と言ったスポットもあります。

・選択ルート②:直線的に富岡入間線を進み、西武池袋線と入間市市街を見渡す絶景スポットへ

遠回りせず、富岡入間線を直線的に、進んで入間市駅方面を目指しても良いと思います。そしてもし余力があるのであれば、霞川を渡る前付近から右折(南)側に進路を取り、加治丘陵を階段で登り、その突端からの景色をお楽しみください。中々の景色ですので…。

・万世橋 or 桜堤

上記、選択ルート①でも、②でも、霞川が見えたら、入間市駅は目の前です今回ご紹介するコースのスタート地点、金子駅付近で見た霞川が入間川に合流するポイントの少し手前が入間市駅付近になります。この川にかかる万世橋は味があり、少し上流の新霞橋から、桜の季節に見る桜堤は非常に美しいものです。季節やご嗜好に合わせて、霞川沿いを散策されても良いと思います。

・魚いち

そして、入間市駅に付近に来たら、〆はやはり、お気に入りの大人和食レストラン「魚いち」。鰻を頂戴しつつ、本日の大人散策を振返る事が出来る、最高の〆となるはずです。

【最後に】

以上が、加治丘陵の森林の中で大人散策その物を、神社仏閣や景色を含め、楽しめるコース」の紹介になります。

〆を満喫した「魚いち」から、入間市駅は直ぐ近く。電車を利用して帰宅の途につくのも良いですが、私達夫婦の居住地は川越。入間市駅は、西武池袋線なので、所沢まで出なければいけません。しかし、バスを使うと西部新宿線・狭山市駅に行く事が出来ますので、本川越経由で帰宅するのが、私達夫婦のパターン(自転車や徒歩のケースもありますが…)。電車だけではなく、バスも利用する事で、大人散策の範囲と快適さはかなり違うと思います

整備された舗装路にも関わらず、自然の中で大人散策を満喫でき、神社仏閣や、景色を楽しめる今回の「JR八高線・金子駅~西武新宿線・入間市駅のコース」。皆様も、ハイキング程ではないが、自然を満喫できる大人散策をしたい際は、「加治丘陵の今回ご紹介のコース」を試してみてはいかがかと思います。

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