諏訪湖

【はじめに:諏訪湖の周辺エリアの概要、「スワイチ」とは?】

本ブログ別記事でも紹介致しました諏訪/諏訪湖こちらのページでは、大人散策/ポタリングにはうってつけの湖、諏訪湖の大人散策/ポタリング情報を紹介致します!

諏訪湖は、1周は16㎞程と言われており、最近知ったのですが、「諏訪湖1周=スワイチ」と言われているそうで、それぞれのエリアにそれぞれの魅力が詰まっております。大雑把な書き方ですが、以下の様に認識しています。

  • 東側に上諏訪駅があり、温泉宿や美術館、飲食店が多くあり、比較的栄えたエリアの認識で、諏訪湖畔には間欠泉や足湯、遊覧船乗り場、公園とあり、諏訪湖の中心と言ったイメージのエリアです。
  • 中央本線(甲州街道)に沿って、北側に行くと、下諏訪と言う地域になり、諏訪湖畔からは少しだけ離れますが、諏訪大社の下杜(秋宮・春宮)があったり、中山道と甲州街道がぶつかる、下諏訪の宿場町がある味のあるエリアだと思います。
  • 西側に行くと、中央道が走っており、北西には、天竜川の始まりの釜口水門や、その少し南にあじさいが綺麗な小坂公園等があり、落ち着いたエリアの認識です。
  • 南側には、SUWAガラスの里の様な美術館があったり、高島城(諏訪湖畔からは少し離れ、上記に記載した東側のエリアに近いですが)があったり、更に南に行くと、諏訪大社の上杜(本宮・前宮)があるエリアです。

最初に記載しました通り、諏訪湖は1周16㎞程と言われている様で、徒歩でも、自転車でも一周可能な距離感だと思われ、逆に自転車だと、若干物足りない印象をお持ちになるかもしれません。その為、徒歩であれば、諏訪湖畔のみの大人散策で十分かもしれませんが、ポタリング(自転車)だと若干物足りなと思うので、諏訪湖畔の大人散策スポットに加え、湖畔からちょっと離れた大人ポタリング・スポットの紹介も含め、以下に記載させて頂きます。本ページ最下部には、Google マイプレイスにて地図も作成しておりますので、ご自身の位置を確認しつつ、大人散策/ポタリングの参考になれば幸いです。

【スワイチにおけるおすすめスポット】

①片倉館/諏訪市美術館

千人風呂で有名な片倉館。味のある重要文化財の建物と大浴場が魅力です。最初にこちらを記載したのは、味のあるランドマーク的な外観ですので、スタート地点&ゴール地点として最適と思い、設定させて頂きました。ゴールした後、千人風呂でゆったり過ごすのも、宜しいのではないかと思います。

また、片倉館と同じ敷地に諏訪市美術館があります。地元の作家さんの展示が多い印象で、多くの点数がある訳ではありませんが、登録有形文化財に指定された建物と併せて楽しめる施設です。

②銅像(空への像等)/遊覧船乗り場/歴史の並木道

片倉館・諏訪市美術館から道路を渡ると、すぐに諏訪湖畔に出ます。目の前には、銅像のある公園と散策路、少し北に行くと遊覧船乗り場や下記写真にある様な、面白い、創造性豊かなオブジェがあります。湖畔の散策だけでも面白いのですが、時間が合えば、遊覧船に乗って、諏訪湖を内側から満喫し、その後諏訪湖畔の散策・ポタリングに行かれても、諏訪湖のまた違った魅力が見えてくるかもしれませんので、遊覧船でのクルージングもご検討してみてはいかがでしょうか?

③足湯(湖畔公園)/間欠泉

並木道のすぐ北には、間欠泉と足湯のスポットが出てきます。間欠泉は、現在は自噴しておらず、人工的に噴出させている様なので間欠泉の噴出を見たい方は、時間を調べ参られた方が良いと思います(間欠泉センターのHP:https://www.suwakanko.jp/spot/detail/?id=2385)。また、同じエリアには足湯のスポットもありますので、お疲れ具合、その時の気分に応じてご利用されてはいかがかと思います。

④諏訪大社 下社 秋宮/中山道・甲州街道合流地/下諏訪宿本陣岩波家・下諏訪宿の街並み (少し寄り道)

上記、間欠泉のエリアより諏訪湖畔に沿って、散策路がございますので、そのまま北上して頂き、「高浜」の信号の辺りから、諏訪湖畔を離れ更に北上して頂くと(中央線を越え、旧甲州街道沿いに進めば、若干遠回りになりますが、迷わなで行けると思います)、諏訪大社下杜の秋宮があります。秋宮内の散策は勿論ですが、目の前は、甲州街道中山道の交流地である下諏訪の宿場町。味のある街並みと合わせ散策して頂いても良いのでないかと思います。その中でもお勧めは、下諏訪宿本陣岩波家のお庭。以下写真にある通り、和宮・明治天皇もご覧になっただろう手入れされたお庭は、必見です。尚、更に北上頂くと、諏訪大社下杜・春宮もございます。

尚、別記事で、諏訪大社上杜の本宮・前宮と合わせ紹介しておりますが、こちらの諏訪大社下社のエリアは、諏訪湖畔から若干離れますので、もし時間に余裕があるのであれば、「スワイチ」と「諏訪大社めぐり(上杜・本宮/前宮、下杜・秋宮/春宮)」は別の機会で設定されても良いと思われます。私達夫婦のケースでは、1日目に「諏訪大社めぐり(上杜・本宮/前宮と木落し公園、下杜・秋宮/春宮と下諏訪宿+木落し坂の各スポットすべて)」を車で回り、2日目に「スワイチ」を大人ポタリングで実行しました。

⑤関東の富士見百景 下諏訪町 湖浜 / ハーモ美術館

諏訪大社下社秋宮から真っすぐ南下し諏訪湖畔に出た辺りに、富士山を諏訪湖越しに見れるスポットがございます。実はまだ私自身、何度も諏訪湖に足は運んで寄りますが、普段の行いが悪いのか、一度も諏訪湖越しの富士山は見たことはありません…。恐らく良く晴れて、且つ空気の澄んだ日にしか見えないのだと思いますので、皆様も運試し感覚で、このスポットから富士を眺めるチャレンジをしてみてはいかがでしょうか?

上記、富士山が見えると言われるスポットから少し西に湖畔沿いを進むと、スタイリッシュな建物が目に入ります。ハーモ美術館です。ルソーなど名だたるアーティストの絵画が拝見できる美術館ですので、休憩がてら脚を運んで見てはいかがでしょうか?(絵画とは別ですが、木に時計が溶けているようなオブジェが印象的でした。展示品ではなくオブジェと認識しましたので、写真撮らせて頂きました)

⑥足湯(下諏訪ローイングパーク)/諏訪湖の眺め(下諏訪港・太陽の輪付近)

ハーモ美術館を更に西に湖畔を進むと少し諏訪湖に出っ張った陸地があり(いったん左に曲がる感じで、漕艇場の施設があります)、その袂に足湯があります。諏訪湖を眺めながら、足湯で休憩するのも良いかもしれません。

足湯(下諏訪ローイングパーク)を更に西に進むと、公園の様な感じのエリアになります。個人的には、この辺りからの諏訪湖の景色が一番好きです。本来の湖の姿と言うか、賑やかな上諏訪の街を対岸に、静かに諏訪湖を眺められるエリアだと思います。

⑦丘の輪と地蔵尊

上記公園エリアの川を挟んだ隣には、古墳の様な丘があります。麓の駐車場は車中泊もできる様です。また丘の反対側には、お地蔵様がいらっしゃり、以下の写真(丘をバックにしたお地蔵様の写真)はお気に入りの写真の1つです。

⑧蒸気機関車 D51 349号機/岡谷湖畔公園 みはらし広場

上記古墳の様な丘(丘の輪)を過ぎ、更に西に進むと、右手に蒸気機関車が目に入り、更に進むと広場が続きます。この辺りのエリアは、生活感を感じられるエリアと思われ、観光地の諏訪湖と言うよりも、諏訪湖の住人になった様な感覚を持てるような気がしました。

⑨釜口水門

天竜川と言うと、浜松のイメージが強いと思います。私も新幹線に乗って、東京から大阪方面に行く際、天竜川を超えると「そろそろ浜名湖だなー」と思うので、特に新幹線を利用される事の多い方は同じような印象をお持ちでないかと思います。しかし、この天竜川、諏訪湖から始まりますその正に天竜川の始まりの水門を見る事が出来、丁度諏訪湖の北西の頂点にあるのが、釜口水門です。この水門から天竜川の始まりをしていると、このまま流れに沿って、太平洋までポタリングしてみたいと思うのは、私だけでしょうか?

⑩久保寺/諏訪湖の眺め

釜口水門から諏訪湖畔沿いを少し南下し、小田井の信号辺りから、山の方面に行くと、久保寺が出てきます。ここはかつて、武田信玄の統治下では、のろし台があったと伝わる場所との事で、諏訪湖の眺めは抜群です(写真は近くの湊小学校付近の諏訪湖畔から)。正に上諏訪の対岸にあたりますので、景色を含め楽しんでみてはいかがでしょうか?また、こちらには高遠城の搦手門と言われる門が移築されているとの事ですので、味のある門と併せてお楽しみください。

⑪小坂公園/諏訪御料人様(由布姫)供養塔

久保寺から南下し、殿崎公園付近から山の方に進むと、小坂公園がありますこちらの公園の見所は、紫陽花。季節に左右されますが、諏訪湖をバックにした紫陽花は格別です。また、武田信玄の側室/勝頼の母親と伝わる、諏訪御料人の供養塔もござますので、紫陽花を見学すると共に、由布姫にも手を合わせて差し上げて下さい。

⑫SUWAガラスの里

小坂公園から南下し、丁度諏訪湖の南西の頂点に、SUWAガラスの里はあります。美術館、ショップ、体験工房等ガラスにかかわる総合アミューズメントパークの様な感じで、諏訪らしい体験を楽しむ事が出来ます。この中でおすすめはショップ。かなり高額な物もありますが、お土産に最適な商品もあります。ガラス細工の魅力を堪能しつつ、諏訪らしいお土産を購入する。一石二鳥の施設だと思います。

⑬高島城/丸高蔵 みそ茶屋・三之丸湯跡 (少し寄り道)

SUWAガラスの里から東に進み、そこからRAKO 華乃井ホテル(若干高い建物ですので、目に付くと思います)付近の水路を進むと、高島城/丸高蔵 みそ茶屋・三之丸湯跡付近に出る事が出来ます高島城に関しても、丸高蔵に関しても別記事を参照頂きたいのですが、高島城は、諏訪大社上社の大祝(おおほうり)の諏訪氏がこの地域を江戸期に治めた拠点であり、その三之丸付近に現在あるのは、丸高蔵(お味噌の蔵)だと認識しています。

高島城は、石垣は現存の様ですが、天守は復興天守との事ですが、諏訪港方面からくると天守台が一般道と接しており、非常に違和感を持ってしまうお城です。場内は公園になっており、天守内は資料館の様になっておりますので、諏訪の歴史に思いを馳せつつ、一服してみてはいかがでしょうか?

また、丸高蔵はお土産屋さん的なショップと、レストランがあります。味があり、歴史を感じる空間でのランチは大人ランチと言った感じで格別。是非高島城とセットで、周囲の温泉で手湯を楽しみつつ、回ってみてはいかがでしょうか?

ちなみにこの更に南に、諏訪大社上社の本宮・前宮があります。別記事で、諏訪大社に関しては紹介しておりますので、併せてご参照ください

⑭蒸気機関車 D51 824号機/石彫公園

高島城・丸高蔵からまた諏訪湖畔に来た道とほぼ同じ道を戻り若干東に進むと、SLがお出迎えしてくれます。また、その先には、彫刻公園があり、沢山の羊のオブジェがあります諏訪湖畔にある牧草地と言った感じで、しばし足を止めたくなる空間です。ランチ後の食休めとして、一息ついてみてはいかがでしょうか?

⑮手長神社 (少し寄り道)

諏訪湖畔を若干離れ、中央本線を超えた先の階段を上った先にあります。こちらは、夕食でウナギのかば焼きを近くの小林川魚店で購入した際、焼きあがるまで若干時間があったので、散策がてら参らせて頂いた神社です。あまり情報なく期待はしていませんでしたが、写真の通り立派な社殿で、どことなく諏訪大社のそれと似ている印象を持ちました。少し階段を登っていく必要がありますが、それだけの労力をかけるだけの価値は、十分にあると思います!

また、別記事で、食事なしプランのある温泉宿(旅荘 二葉)を紹介しておりますが、そういったお宿をご利用時は、是非ウナギも楽しまれてはいかがかと存じます。(個人的な感覚ですが、諏訪の地域は、うなぎがリーゾナブルに楽しめる地域でないかと思います。こちらの小林川魚店に限らず、似た様な惣菜系のお店もいくつか見かけました。ちなみにウナギのかば焼きは、2人前で、4000円しない位の価格感(写真は1人前)でしたので、結構大人印象を持ちました)

【最後に】

上記、「諏訪湖1周=スワイチ」の大人散策/ポタリング情報を紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか? 諏訪湖は、大人散策/ポタリングには最適なスポットで、純粋に文化や芸術、歴史を踏まえつつ散策/ポタリングをしても面白いと思いますし、食や温泉をKeyに設定し、回られても面白いと思います

また、諏訪大社もセットで回る事も、ポタリングであれば可能だと思いますが、それなりの距離になると思いますので、1日目は(車で)諏訪大社、2日目はスワイチ(諏訪湖1周+若干の寄り道も含むならポタリング)位で治めた方が、余裕を持って回れると思います

文化、芸術、歴史、食、温泉と魅力たっぷりの諏訪(湖)の地域を、是非大人の視点で、散策/ポタリングしてみてはいかがでしょうか?

以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!

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