【はじめに】
こちらのページでは、埼玉県ときがわ町の1350年程の歴史を持つ慈光寺を目指して進む、その道々の大人散策情報をご紹介致します(慈光寺とその周辺の大人散策情報は別ページをご参照ください)。
皆様は、JR八高線の明覚駅をご存じでしょうか? 単線の八高線ですので、大きな駅ではありませんが、写真の通り味のある駅舎は、「関東の駅百選」にも選ばれた、木造の駅舎です。別記事で記載も致しましたが、駅前は、公園も含め、遊び心を感じるオブジェもあり、心が和む駅です。
そんな明覚の駅は、それぞれ別記事で紹介しておりますが、西に行くと坂東三十三観音第9番札所の慈光寺(慈光寺まで7-8㎞程(往復15-17㎞程))、北に向かえば、嵐山渓谷で有名な武蔵嵐山(武蔵嵐山駅まで7㎞程(こちらのページで紹介する遠回りコースだと10㎞程))、東に向かえば、坂東三十三観音第10番札所の岩殿観音・正法寺(高坂駅まで12㎞程)と言った感じで、それぞれ味のある見所を含んだコースが、適度な距離感であり、休日の大人散策には中々良い拠点なのです。
(これ以外にも、越生や小川町にも適度な距離感で、それぞれ2回程大人散策しておりますが、見所少ないので、今少しネタを仕込んだ後、ご紹介できればと思っております…)
そんないくつかのコースを選択できる明覚駅を拠点にするコースの内、こちらのページでは、「坂東三十三観音・9番・慈光寺への大人散策情報(往復)」の大人散策情報を紹介致します。尚、地図に関しては、最下部の「橙色の☆:✪」の部分をご参照ください(慈照寺内とその周辺に関しては、「茶色の☆:✪」の部分をご参照ください)。
【明覚駅~慈光寺(最後少しコース分かれますが往復)の大人散策】
こちらのページで紹介する、「明覚駅~慈光寺の往復コース」は、明覚駅を起点として紹介する他のコース(明覚駅~武蔵嵐山駅のコース、明覚駅~高坂駅)と比べて距離は長く、慈光寺は山の中にある為、標高差もあり、比較的タフなコース設定になっております。その為、最下部の地図を見つつ、他のコースと連動しつつ、また季節を踏まえつつ、分割して大人散策されても良いのでないかと思います。以下、フルのコースで紹介致しますが、皆様の体力に合わせて大人散策を計画して頂ければ幸いです。
・芝桜
芝桜と言いうと、別記事でも紹介しました「秩父の羊山公園」を個人的には思い浮かべてしまいますが、ときがわ町にも芝桜を楽しめるスポットがございます。個人宅だと思いますので、羊山公園ほどの規模はありませんが、広いお庭に手入れされた芝桜は見事で、拝見する価値は十分あると思います。尚、周囲に駐車場は見当たりませんでした為、電車 + 徒歩もしくは自転車でのアクセスが良いのでないかと思います。周囲や管理者の方のご故意に配慮しつつ見学すべきと思いました。
・大銀杏/JA 都幾川直売所
上記、芝桜スポットの西には、大銀杏があります。現地の説明看板から推察するに、樹齢1200年を超える様で、その立ち姿は圧巻のもの。大銀杏の北、すぐの所に、JAの直売所がありますので、これからの大人散策に備え、飲み物やおやつ(ちょっとした食料?)の調達と合わせて回られてみては、いかがでしょうか?
・八幡神社/花桃の里
JAの直売所の少し北の道から西に入り、しばらく進むと、八幡神社が出てきます。この周囲は、花桃が多く、季節には見学にいらしゃる方も多くいらっしゃいます。「昔の田舎にある神社」といった佇まいの八幡神社と合わせて散策してみて下さい。
・三波渓谷
八幡神社の南西側に、車は厳しそうですが、慈光寺方面に続く道に出られる、狭い歩行者と自転車用と思われる道(結構な急坂なので、自転車は降りて進んだ方が良さそうですが…)があります。ここを下り、広い道に出て西に進むと、三波渓谷が右手に出てきます。車は、駐車料金必要な様ですが、徒歩であれば、そのまま駐車場から川の方に崖を下る形でアクセスできます。まずまずの深さの谷を流れる都幾川は美しく、清涼感いっぱいの景色が広がっており、気分転換におすすめしたいスポットです。
・小さな水門?
三波渓谷を出て、広い道を更に西に進むと、左側に小さな水門が見えます。なんて事はありませんし、近くまで行って見ていないのでなんとも言えませんが、「用水路の取水口かも?」と思ったポイントです。次回以降の大人散策にて、気が向いたら調べてみようと思いますが、今回は水門の紹介まで…。
・滝の鼻橋
更に、慈光寺方面に向かって、広い道を進んでいくと、左手に小さな橋が見えてきます。「滝の鼻橋」という橋の様です。ちょっと時代を感じる小さな橋で、橋の上からの景色も良いので、小休止を兼ね、川の景色をご覧になってみてはいかがでしょうか?
・建具会館/デッキの道とお花畑/どんぐり山のトトロ
上記、滝の鼻橋から、都幾川の右岸(広い道沿い)を行っても、左岸の住宅街?の中を進んでも、建具会館にアクセスできます。建具会館では、様々な種類の建具があるのは勿論ですが、ちょっとした飲み物やおやつも購入できます。また、別記事で紹介しております小倉城址の御城印や慈光寺の御朱印も、更には河越館跡の御城印も購入できました(和紙でできた特別なものだから?)。また、慈光寺方面ではありませんが、建具会館の西には、デッキの歩道とそこに隣接するお花畑、広い道を挟んだ反対側の高台には「トトロ」がいますので、少しだけ脚を伸ばして、散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?
・慈光寺とその周辺
建具会館から、ほんの少し、東に戻る感じで、「宿」の交差点まで戻り、北側の山の方に進むと慈光寺に行くことができます。距離にして2〜3km程だと思いますが、それなりの坂道ですので、ゆっくり自然を楽しみつつ進まれては、いかがかと思います。慈光寺とその周辺の大人散策情報の詳細は、別記事をご参照頂けますと幸いです。
・かき氷 山田屋
慈光寺の参拝の後は、基本来た道をそのまま戻ります。上記にも記載した「宿」の交差点から、広い道を東に進めば、そのまま明覚駅付近まで戻ることが出来ますが、少し違ったルートを選択しても良いとも思います。
往路で立ち寄った、三波渓谷の少し先に、有名なかき氷のお店、山田屋があり、その付近から、都幾川沿って進むことができる散策路がありますので、季節であれば、かき氷で小休止しつつ、ラストスパートに望まれてみては、いかがでしょうか?
・都幾川に沿って大人散策(川北橋の東屋まで)
山田屋付近から都幾川沿いの散策路に入り、蛇行する都幾川の流れに沿って、時には飛び石の橋を渡りつつ、川沿いの大人散策を楽しむ事が出来ます。川が蛇行しているので、距離的には少し長くなりますが、川沿いの気持ちの良い散策路は、のんびり大人散策するには良いと思います。目安としては、明覚駅に近いポイントとして東屋が出てくる所辺りまでで良いとも思います。(別記事紹介中の明神淵まで行っても良いと思いますが…)
【最後に】
以上が、JR八高線の明覚駅から、坂東三十三観音・9番・慈光寺への、往復の大人散策情報の紹介になります。
明覚の駅から往復ですので、それなりの距離になり、標高差もある為、まずまずの疲労感も出てくると思いますが、達成感の高い大人散策になると思います。とは言いつつ、無理をしてもいけないと思いますので、皆様の体力や体調と相談しつつ、分割作戦等も踏まえ、大人散策に挑戦してみては如何かと思います。