東松山・吉見

【はじめに】

本日は、川越とその近辺にある、「興味深いオブジェ」をご紹介します

通常の生活の中で、皆様も街角にあるオブジェは、目にしたことがあると思います。しかし、さほど気にも留めないのが一般的だと思います。本ブログでも、川越近辺の洋館歴史的な建物古墳(塚)季節毎の自然を感じられるスポット(春は桜初夏はツツジ夏はハス秋は紅葉と言った感じで)、街道の散策情報(鎌倉街道日光街道等)をご紹介してきました。これらはこれらで素晴らしいのですが、それらを大人散策/ポタリングで回っている際に気づいたのです。街角には、面白いオブジェが沢山あると・・・

今回は、そんな散策の中で出会った、川越とその近辺の、「オブジェ」をご紹介します何気ない町並みが、このオブジェを探しながら、そして見ながら散策すると、大人散策/ポタリングが、バージョンアップすると思います!

【川越近辺で巡り合ったオブジェ】

①川越・辻の札の交差点にあるオブジェ

辻の札ポケットパークにある銅像です。多くの人が行きかう交差点に、ちょっと小休止できるスペースがあります。そこにほんの少しだけ、息抜きの出来るスペースです。ちなみにこの場所は、川越街道児玉往還の起点となる交差点です(別記事で紹介中)。

②初雁橋のオブジェ

本ブログの別記事でも触れました、川越的場に川越市街から向かう際に入間川を渡る初雁橋に飾られたオブジェです。「初雁の杉」と言う、川越の伝説として出てくるエピソードが、江戸後期 に編まれた『新編武蔵風土記稿 』に出て来るようです。その話とは、

毎年やってくる初雁が池の上に来ると三度鳴きながら飛び廻って 去っていった

という言い伝えです。現在この話は、やはり別記事で紹介した川越城本丸御殿東にある三芳野神社の話として、伝わっている様ですが、元々この話は、この川越的場・上戸付近の話であったと考えられている様で、川越の元祖の付近にある橋の名前として、「初雁橋」と言う名前と、雁が掘られたオブジェが飾られていると認識しています

③川越橋のオブジェ

初雁橋の北(入間川の下流)にある、川越橋は、川越らしさが詰まった橋です。橋の両側に川越の顔である、「時の鐘」をかだどったようなオブジェと、そのたものとには、「三十六歌仙額(:「柿本人磨や猿丸太夫など36人の歌仙の肖像と和歌を1つづつ極彩色で描かれたもの」との事)のプレートがあります。橋の柵には、川越まつりを描いた銅板(?)も飾られており、その装飾のの通り橋の名前は、「川越橋」です。この橋の西側は、川越の名の由来になったとも言われる、国指定の史跡「河越氏館跡」もあります。こちらは別記事で紹介しておりますので、併せて訪れてみてはいかがでしょうか?

④川越市・川鶴にある関越自動車道を超える遊歩道にある少年・少女の像

ここには、少年・少女の像が、関越道を超える遊歩道の両端にあります。男の子の方の頭には、小鳥が止まり、関越道の反対側にいる女の子が、右手を挙げています。どんなストリーかわかりませんが、「頭に小鳥が止まって動けなくなった弟をお姉ちゃんが呼んでいる」ような、微笑ましい光景に見えました。

⑤若葉駅前

若葉駅の西側には、素適なオブジェが沢山あります。私達夫婦が川越に住み始めた頃は、なかったと思うのですが、開発と共に綺麗に整備されたんだろうと思っています。

⑥北坂戸の飯盛川にかかる西谷橋のオブジェ

少年少女のかわいらしいい姿が、銅像になっており、一時、微笑ましい気持ちにしてくれます。このオブジェは、この先に別記事で紹介した東山道武蔵路の痕跡を探りに行く際に見つけた橋ですので、もし皆様が東山道武蔵路や、やはり近くを通る川越児玉往還の散策をする際、時間があれば回ってみてみて下さい。

⑦高坂駅前から続く、「高坂彫刻プロムナード」

高坂駅の西側に延びる通りには、歩道沿いに沢山の彫刻のオブジェを見る事が出来ます。別記事で紹介しております高坂駅周辺の大人散策の際、高坂駅付近で偶然見つけました。数えた事はありませんが、もしかしたら、30くらいありそうな印象を持っており、高坂駅の西口から1㎞位にかけて、芸術を感じながら大人散策する事が出来ます

⑧東松山駅前の像

ウォーキングの街をうたっている東松山(別記事でも散策情報を紹介中)駅前に、「楽しみながら歩けば、風の色が見えてくる」のコメントと共に、河合らいしい女の子(女性)とネコ(イヌ?)の像があります。これから散策する時には、気分を盛り上げてくれる像です。

また、更に北側に歩を進めた広場には、同じテイストの男の子(男性)とイヌの像があります。「楽しみながら歩けば、風の色が見えてくる」っていいフレーズですよね。スリーデイマーチ(3日間で100㎞歩く)を行っている東松山にふさわしいフレーズとオブジェだと思います。

⑨708鉱石のオブジェ(ベンチ?) 

上記の男の子の銅像から更に北に行くと、708鉱石のオブジェ(ベンチ?)が出てきます。708鉱石の事は良く知りませんが、”2000万年前の海の底で起きた地殻変動時に、かなり高い圧力で生成され、その特異性から、マイナスイオンと遠赤外線が多く放射されている”、と説明文に記載がありました。特に効果を感じる事はありませんでしたが、街中にこういったオブジェがある事は、いい事だと改めて思った次第です。

⑩コアラの像が飾られた橋・菅原神社の「狛牛?」

本ブログの別記事でも紹介した、松山城(武蔵国)吉見百穴の脇を流れる滑川の北側の上流部にかかる橋に、コアラのオブジェが飾られています。理由は全く不明ですが、吉見散策で安楽寺に参り、東松山の駅を目指して歩いている際に発見しました。思わず「なぜ?」と思ってしまいましたが、散策の終盤に疲れを忘れた瞬間であった事、記憶しています。

ちなみに、コアラの像が飾られた橋の西、500~600mの場所にある、菅原神社には、別記事で紹介しました、「狛犬」ならぬ、「狛牛」もいらっしゃいますので、脚を延ばしてみては、いかがでしょうか?

⑪森林公園駅から森林公園に続く遊歩道

森林公園駅の北側から森林公園に延びる、3㎞位の遊歩道+サイクリングロード沿いに、多くの銅像を見る事が出来ます。3㎞なので、自転車ではあっという間ですが、徒歩での散策ならオブジェを楽しみながら、車も通らないのでゆったり大人散策出来ます。それぞれの季節で自然を楽しめる森林公園ですが、そこに向かう道々では、芸術も楽しむ事が出来ますので、大人散策してみてはいかがでしょうか?

【番外編】

①明覚駅

八高線にある明覚駅。この駅舎、駅舎ですのでオブジェではありませんが、味のある駅舎です

別記事で紹介しております(作成・更新中)の、JR八高線・明覚駅~東武東上線・高坂駅への散策における、出発の起点とさせて頂いた駅です。若干今回の趣旨からはずれますが、是非紹介したい駅舎でしたので、番外編と言う事で、記載いたしました。

②野火止用水沿い

本ブログ別記事で紹介しました、玉川上水と、そこから枝分かれする野火止用水この野火止用水に沿った散策路でも、様々なオブジェを楽しむ事が出来ます。用水路そのもにに興味があって、散策を実行したのですが、用水路の歴史を思いつつ、自然を感じつつ散策するのも楽しいですが、こういったオブジェを時より見ながら用水路散策する事も、「また別の大人散策の楽しみ方の1つ」と思えると思います。

【最後に】

上記、川越とその近辺のオブジェを紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?(一部番外編もございましたが・・・)。恐らく皆様の街にも、「そー言えば!」と言うオブジェがあると思います。日々の生活の中では、中々気に留まらないと思いますが、ちょっとした散策に出て、こういったオブジェに出くわすと、ちょっとだけ心が豊かに感じてしまうのは、私達夫婦だけではないと思います。皆様もお住いの近くを散策する際、ちょっとだけ気を付けて周囲を見回し、普通の散策を、大人散策に変えてみてはいかがでしょうか?

(別記事にて、季節の花々や紅葉、街道・城跡・古墳と言った史跡、名建築や街中のオブジェ等、様々Topicに応じた、様々な地域のポタリング・散策情報を記載しています。”ポタリング” の タグから記事の一覧を参照できますので、是非こちらもご参照ください)

以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!

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