【四万温泉・基本情報】
本日は、四万温泉の積善館をご紹介します。(上記写真が、積善館の本館)
四万温泉は、4万の病に効くという言われから、四万温泉と言う名前になったと、地元のお土産屋さんで聞きました。よく比較に出されるのが、草津温泉ですが、草津のお湯は、確かに強く、「効くなー」と、速攻で思える感があります一方、四万のお湯は、温度は熱いですが、じんわりと優しく効いてくる印象が、確かにあります。
四万温泉は、群馬県の中之条町にあり、最寄り駅は、吾妻線の中之条駅。公共交通機関であれば、そこから、バスで行く形になります。東京方面から、車で行くと、渋川伊香保で降りて(四万温泉に行くのであっても、渋川伊香保でおります)、353号線を進めば、1時間くらいで到着します。途中、メロディーラインなるものがあり、あの有名アニメの主題歌のメロディーが、一定速度で走行すると、聞こえてきます(聞こえてくる気がします・・・)。
【積善館の様子:お部屋・客室露天・館内等】
今回、ご紹介する積善館は、創業300年を超える老舗の温泉旅館との事で、建物その物も必見の宿です。建物は、大きく3つに分かれているようで、下の段から、300年以上の歴史があるらしい本館、中盤の昭和の初めに建てられた山荘、近代的な佳松亭とある様です。
それぞれ趣が異なり、宿の中を冒険する感じで、拝見させて頂きました。私達夫婦は、佳松亭の客室露天のお部屋に宿泊させて頂きましたが、山荘・本館と宿の中なのに、散策を楽しませて頂きました。特に本館の建物は、あの有名アニメのモデルになったと言われて、納得するほどの威厳を備えた建物で、そこにある大浴場も風情たっぷり。
結構熱めのお湯だったので、長湯はできませんでしたが、「四万温泉に来たなー」という感じでした。その他、いくつかの大浴場、貸し切りのお風呂とあり、お湯を楽しむのは、これ以上ない環境だと思いました。
また、本館と山荘をつなぐトンネルがまた素敵!「浪漫のトンネル」と言うそうです。薄暗いトンネルをつたって、行き来するのですが、夜は若干怖い印象も受けました・・・。(山荘の客室も趣がある様ですので、次回はこちらに泊まりたいと希望しています・・・)
お湯も勿論ですが、建物も随所に見所がありますので、始めて訪れる際は、結構広く・複雑な部分もあるから」、案内図を見ながら楽しんで回ってもらった方が良いかもしれません。
【四万川上流の大人散策スポット:四万湖(=ダム湖)】
また、四万川の上流部には、ダムがあります。(積善館の前を流れているのは、新湯川で、すぐ下流で四万川に合流します) 四万川の水は綺麗なので、想像できるかもしれませんが、ダムも本当に美しいです。コバルトブルーの水面を見ていると、本当に癒される事、間違えなしです。歩いて行けないこともないと思いますが、車で行かれた方が良いと思います。また、ダムの一番奥側には、綺麗な滝もありましたので、是非足を延ばしてみて下さい。
【最後に】
温泉と綺麗な水に癒される事、間違えありません。また、歴史ある建物も、大人の好奇心を掻き立ててくれる趣を備えています。電車+バスでも、車でもストレスなくアクセスできる四万温泉。そんな四万温泉の中心的なお宿・積善館に、皆様も足を運んで頂き、大人の時間を過ごしてみては、いかがでしょうか! (四万温泉の別の温泉宿・豊島屋も、別記事で紹介しています)
積善館 Web Site : https://www.sekizenkan.co.jp/