【はじめに:新木鉱泉へのアクセス】
皆様は、埼玉の秩父に脚を運んだことはございますでしょうか? 秩父と言えば、羊山公園の芝桜をイメージされる方も多いと思いますし、ちょっとマニアックなところでは、地質学的も有名なようで「ジオパーク秩父」とも言われるエリアの認識しています(秩父は、日本地質学の発祥の地と言われているそうです)。そんな秩父ですが、本日は、私達夫婦の「お気に入りの客室温泉露天付きのある大人温泉宿」をご紹介します。その大人温泉宿とは「新木鉱泉」と言うお宿です(鉱泉なので、正確には温泉ではないのですが…) 。新木鉱泉は「大人が求める、”地味な贅沢” を実現できる埼玉で数少ないお宿」だと、私達夫婦は思っています!
新木鉱泉の最寄り駅は、西武秩父線の西武秩父駅 or 横瀬駅になる認識です。距離的には、横瀬駅の方が近い(3.5㎞前後)と思いますが、西武秩父駅の方がタクシー等もあり、アクセスには適していると思いますし、お宿の送迎のバスもあり、お土産等の購入もしやすいと思いますので、どちらをお勧めするかと言うと「西武秩父駅」をお勧めします(ただ、私達夫婦の場合は、レッドアロ―/ラビューで横瀬駅まで行き、そこから歩いて参る事もしばしばあります…)。勿論、車でのアクセスも可能で、広い駐車場もありますが、少し奥まった場所にあり、幹線道路から新木鉱泉までの最後の数百メートルは道も狭いので、最後まで気を抜かずいらっしゃる事をお勧めします(詳細は、最下部の地図参照)。
【新木鉱泉の温泉(鉱泉ですが…)とお食事】
私達夫婦の「勝手な新木鉱泉に対するお風呂とお食事イメージ」を記載いたしますと、『温泉(鉱泉ですが)露天風呂のついたお部屋があり(4部屋の認識)、大浴場もゆったり利用でき、地域の食材を使った素朴ながらも、丁寧な仕事を感じられる食事を楽しむ事が出来るお宿』と言った感じです。それなりに歳を重ねてくると、豪華な食事よりも「体に優しく、地域の特色と丁寧な仕事を感じる食事」をさせて頂き、「お風呂も、ただ単に湯に浸かるのでなく、自然や古き良き日本を感じつつ、ゆったりお風呂を楽しみたい」と思うのでないかと思います。
もしかしたら、少し誤解を与えてしまう様な表現かもしれませんが、「古き良き日本の雰囲気とその地域をを感じつつ、お風呂と食事を楽しめる環境が新木鉱泉には整っている」と言う認識をしているという事です。下記写真は、自身の撮影した写真があまり上手ではなく、大浴場の写真を撮る訳にもいかないので、こちらのHP(https://www.onsen-yado.net/)の写真を利用させて頂いておりますが、それを感じ取っていただけるのでないかと思う次第です。
【新木鉱泉の雰囲気とサービス】
秩父には、数多くの温泉宿がありますが、新木鉱泉の創業は「江戸時代」と言われている様で、母屋も歴史を感じさせてくれる建物。秩父でも屈指の歴史を誇るお宿だと思いますが、古臭い感じは全くなく、逆に心地よさを感じさせてくれる雰囲気も醸し出しているお宿で、サービス面も充実しています。意外と秩父で、クレジットカード払いが出来、客室温泉露天のあるお宿は少ない印象で、(2020年5月時点で…)クレジットカード支払いOK (VISA/Master) で、且つ、部屋のお風呂が温泉なのは、2つの温泉宿しか知りません(もう一つは、「ちちぶ温泉 はなのや」 こちらは、別途ご紹介しています)。まずまずの金額になりますが、現金はあまり持ち歩きたくないので、クレジットカードが使える事は、宿選びにおいて非常に重要なファクターの1つだと思っています。
また、細かな所では、朝食の日付の変更等も受けて下さいました(それなりの回数リピートしているので、特別に対応くださっているのかもしれませんが…)。と言いますのも、私達夫婦が利用するパターンは、金曜日仕事が終わった後にお邪魔し(1泊目:素泊まり)、土曜日も連泊して、日曜の朝失礼するパターン(2泊目:2食付き)」が多いのですが、通常は、
「金曜/夜:食事なし, 土曜/朝:食事なし, 土曜/夜:食事あり, 日曜/朝:食事あり」
になりますが、これを、
「金曜/夜:食事なし, 土曜/朝:食事あり, 土曜/夜:食事あり, 日曜/朝:食事なし」
に変更してくださると言う事です。これをする事で、日曜日の川越への帰り道で、お昼をお気に入りレストランの「秩父・ピノキオ」(以下にも記載してますが…)や「入間・魚いち」で食事をして帰宅する事が可能になります。勿論、朝食を頂戴し、且つお昼も頂戴すればよいのでしょうが、両方頂戴するのは量が多すぎてしまうので、「朝食提供日の入れ替え」をする事で、どの食事も良いコンディションで頂戴できるようになる次第です…。こういったちょっとしたニーズに快く答えてくれる「アットホームなサービスを提供してくれるお宿が『新木鉱泉』」だと認識している次第です。
【新木鉱泉の内部と温泉、おすすめのお部屋は?】
こちらのお宿・新木鉱泉は、上記の通り江戸時代の創業と言う事で「建物」も「雰囲気」も、大人がゆったりお湯を楽しむには、最適のお宿です。露天風呂付きの客室は 4部屋あるようですが、この中でのおすすめは「せせらぎ」という名のお部屋です。
お湯は、どの部屋も変えようがないと思うで同じだと思い、トロっとしたお湯なのでしょうが(美肌の湯と言われているそうです)、”せせらぎ” のお部屋は、さほど広くはありませんが、一番奥にあり、また一段下がった場所にお部屋があるので、本当に静かに時を過ごす事が出来きます。「さほど広くない」とは言っても、夫婦2人で過ごすには、十分な広さですし、テレビでもご紹介されている事をよく見るお部屋で「こちらのお宿の一押しのお部屋」と推測している次第です。最初の頃は、別の客室露天のお部屋にもお世話になりましたが、最近では『「せせらぎ」のお部屋が空ている日』で予約を取る様になってしまったくらいです…。
【新木鉱泉での楽しみ方一例】
こちらのお宿の良いところは、平日は「食事なしプラン」がある事です。近くには、お蕎麦屋さんや上記で少々触れましたイタリアンレストラン・ピノキオ、中華、焼肉(モツ焼き)もある上、西武秩父駅周辺には、名物の ”わらじかつ”・”豚みそ丼” 等を食べられるレストランも数多くあります。連泊して、1泊目は、外で食事をとり、2泊目は、お宿でお食事を頂く様にする事もおすすめしたい方法の1つです。勿論、上記の感じで、「朝食の提供日入れ替え作戦」で、チェックアウト後のランチに力を注ぐパターンも可能だと思いますので…。
言い換えると、客室温泉露天のお部屋なので、ちょっとだけ金額必要になりますが、「食事なしプラン」を上手く活用しつつ、少しでもリーゾナブルに、でも食事も温泉も満喫しつつ、旅を余すとこなく楽しめる方法が「食事なしプランの併用による連泊」だと思っている次第です。ちなみに、「朝食の提供日入れ替え作戦」であれば、2泊目は、朝食事して、夜も食事があるので、お昼を簡単に準備しておけば、お宿の外に出る事は無いので、朝から夜までお部屋で客室温泉露天を楽しむ事が出来ます(我が家では、この事を ”温泉合宿” と言ってます…)。折角の客室温泉露天ですから、温泉を満喫するのも選択肢の一つだと思っています!
【最後に】
最後に、私達夫婦がお邪魔する際の ”パターン” の詳細を今少しご紹介しますと、以下の様になります。
仕事終了後、金曜日の19:30の西武池袋線の特急・レッドアロー / ラビューで、夕食を電車内で取りつつ、そのまま秩父まで行き(ついた日は21時位になってしまうので、タクシーでお宿へ)、その日(金曜日)は、温泉のみを存分に楽しむ。そして翌日・土曜日は「朝食提供日入れ階作戦」により、温泉合宿を満喫して、日曜日の朝、基本11時の送迎バスで西武秩父駅まで送ってもらい、レッドアロー(ラビュー)で川城に帰宅とするが、途中お気に入りの「秩父・ピノキオ」や「入間・魚いち」といったレストランに寄り道してランチも取る事もある
上記記載の通り、駐車場も十分あるので、車で行っても良いと思いますが、だんだん大人になってくると、運転ミスも怖いですし、仕事帰りに直接行く事も出来ませんし、公共交通機関での移動が一番無難だと思ってます。そんな状況下、上記の流れですと公共交通機関での移動も苦にならず「満足いく温泉旅」を効率的に遂行できると思っている次第です。
決して安い訳でははないと思いますが(高いとも思いませんが…、リーゾナブルという事で…)、この価値があれば、高くはないと思います。是非皆様も、秩父にお越しの際は、大人の ”地味な贅沢” を楽しむ事が出来る「新木鉱泉」に足を運んで見ては如何でしょうか!
(別記事にて、秩父観光スポットや、関東屈指のパワースポット・三峯神社、秩父三社(三峯神社・宝登山神社・秩父神社)のポタリング/散策情報(神社仏閣巡りにおける一つの指針「神社のカテゴリ分け」でも三峯神社/宝登山神社/秩父神社を取り上げています)、日本三大曳山祭の1つ・秩父夜祭に関しても紹介していますので、併せてご参照頂き、皆様の秩父観光がより良い物になります事を切望しております!)