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【はじめに】
こちらのページでは、様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ事を Key にした、大人散策情報を記載させて頂こう思います。言い換えますと、本ブログ別記事で記載いたしました「上野公園の大人散策情報(サマリ版)」にて、「①上野公園で神社仏閣巡り 」、「②日本史の視点で楽しむ上野公園」、「③様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ (文化 / 芸術 / レクレーション等を楽しむ) 」と言った内容で記載させて頂きましたが、こちらのページでは、「③様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ (文化 / 芸術 / レクレーション等を楽しむ) 」についての詳細版の位置づけになります。
元々上野公園は、寛永寺の敷地内で、江戸から明治に移る時代の中で、戊辰戦争の1つと言われる「上野戦争」が起こり、焼け野原になってしまった経緯があります。その後、公園として活用された歴史があると言う事ですが、上野公園は、日本初の公園。江戸期に寛永寺の敷地であった広大なエリアに、多くの人が生活を豊かにする事が出来る様、大学や図書館と言った教育関連施設や博物館/美術館、野球場、ボート乗り場等が整備された認識で、見応えのある建造物もあります。大学や図書館は、目的が限定的な為、お邪魔する(通う)人、利用する方も限定的かもしれませんが、美術館や博物館(資料館/動物園含む)への訪問や、建造物を拝見しつつの大人散策は、誰でも出来るレクレーションだとも思って折ります(桜のお花見もそうかもしれませんが…)。
こちらのページでは、以下、その中心となる、美術館や博物館、見応えのある建造物の概要を抑えた上で、詳細の大人散策情報を記載させて頂きますので、皆様の「様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ (文化 / 芸術 / レクレーション等を楽しむ)」為の参考になれば幸いです。
【様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ (文化 / 芸術 / レクレーション等を楽しむ)】
上野公園の概要につきましては、本ブログ別記事で記載させて頂きましたので、こちらでは、美術館や博物館(資料館/動物園含む)への訪問や、建造物を拝見しつつの大人散策における情報提供を行う様に致します。
(文化 / 芸術 / レクレーション等の関連は「緑・黄緑色の★ / ★印」を参照)。
・不忍池
まず最初は、不忍池。ご承知の通りだと思いますが、中央に弁才天を祀る弁天島(中之島)があり、夏には、池周りを蓮を見つつ散策出来、ボートを漕いで楽しむことのできるボート池もあります。縄文時代の縄文海進の頃には、石神井川河口にあたり、東京湾の入り江だったとも言われている様で、海岸線の後退により取り残された天然の池と言われている様です。清水観音堂付近からの高低差と併せてその地形を感じ取ってみてはいかがでしょうか?
・下町風俗資料館
不忍池の南東の湖畔には下町風俗資料館があります。Wikipedia には、以下の様にございます。
下町風俗資料館(したまちふうぞくしりょうかん)は、東京都台東区上野公園内、不忍池の畔にある台東区立の博物館。主に、江戸時代から昭和時代中期くらいにおいて育まれた東京下町の文化的資料を扱う (略)
概要
https://ja.wikipedia.org/wiki/下町風俗資料館
1階部分は、大正時代の下町の街並みを再現している。駄菓子屋、銅壷(どうこ)屋の長屋、向かい側の商家で構成される。展示品は実際に使われていたものが殆どで、当時の電話ボックスや人力車も展示されている。ここでは、紙芝居などのイベントも行われる。
2階部分は、時折企画展示も行われる。ベーゴマ、けん玉など、昔の遊びが体験できるコーナーや、銭湯の番台がある。奥には昭和10-30年代 (1935年 – 1964年) の民家を再現したスペースもある (略)
下町風俗資料館で、ノスタルジーを感じてみてはいかがでしょうか?
・上野の森美術館
下町風俗資料館から北東に進み、西郷さんの像を過ぎた先に、上野の森美術館があります。フジサンケイグループ傘下の私立美術館で、常設のコレクションを持たない企画展・特別展専用の美術館と理解しています。「ツタンカーメン展」や「フェルメール展」の記憶もありますが、昨今お伺いした中で最も印象に残っているのは「モネ展」。
前回お邪魔した際のモネ展では、撮影NGの絵画も多くありましたが、撮影OKな絵画も多くありました。これまで、撮影OKの美術館ってほとんど聞いた事が無かったので、写真を撮りまくってしまった記憶があります…。本当に多くに人出で、中々タフでもありましたが、また機会があるでしょうから、夫婦で次のタイミングを虎視眈々と狙っている次第です。
・東京文化会館
上野の森美術館の北側にあるのが、東京文化会館。Wikipediaには以下の様にあります。
東京文化会館(とうきょうぶんかかいかん、Tokyo Bunka Kaikan)は、東京都台東区上野公園の一角に所在する東京都立のホール (略) 東京都交響楽団が本拠地としているホールでもある。 また、ウィーン国立歌劇場などの海外著名歌劇場が来日した際は、必ずと言っていいほど東京文化会館で公演を行っている。建築家 前川國男の代表作の一つで、1961年に日本建築学会賞作品賞 及び 第3回BCS賞を受賞した。
概要
https://ja.wikipedia.org/wiki/東京文化会館
(略) 東京の本格的なクラシック音楽のコンサートホールとしては初期のものといえる。日本国内では、1982年のクラシック音楽専用のザ・シンフォニーホール(大阪府)を皮切りに、1986年のサントリーホール(東京都)等、最新の音響設計技術を用いたホールが開館されるにつれて、東京文化会館は「古いホール」のイメージが強くなっていったが、改装工事が行われ1999年に竣工したことによって、それは払拭された。スペースに余裕のないことが多い日本国内のホールの中で、バックステージの広さなどのゆとりの大きさは貴重であり、海外の有名歌劇場が来日した際は公演に使用されることが大変多い (略)
前川國男氏の代表作であるので、構造物としての魅力は勿論、多くのコンサート・公演・コンクール等が開催されてきた歴史あるホールだと思って折ります。「次のコンサート・公演予定は何があるんだろう?」とついつい、東京文化会館のホームページ(https://www.t-bunka.jp/host-stage/)を見てしまいます…。ちなみに、公演がないタイミングでも、レストランやカフェもあるので、一休み出来るポイントでもあります…。
・国立西洋美術館
東京文化会館の通りを挟んだ北隣には、国立西洋美術館があります。
国立西洋美術館(こくりつせいようびじゅつかん、英: The National Museum of Western Art、NMWA)は、東京都台東区の上野公園内にある、西洋の美術作品を専門とする美術館である。独立行政法人国立美術館が運営している。本館は「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産として世界文化遺産に登録されている。
概要
https://ja.wikipedia.org/wiki/国立西洋美術館
国立西洋美術館は、1959年(昭和34年)に発足・開館した、西洋美術全般を対象とする美術館としては日本で唯一の国立美術館である。実業家松方幸次郎が20世紀初めにヨーロッパで収集した印象派などの19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションがコレクションの基礎となっている (略)
本館の設計はル・コルビュジエが担当し、彼の弟子である前川國男・坂倉準三・吉阪隆正が実施設計・監理に協力し完成した。コルビュジエによる設計の建築物としては、日本で唯一のものである。なお新館は前川國男(前川國男建築設計事務所)が設計した。
本館は、1998年(平成10年)に旧建設省による公共建築百選に選定。2003年にはDOCOMOMO JAPAN選定 日本におけるモダン・ムーブメントの建築に選定され、2007年(平成19年)には「国立西洋美術館本館」として国の重要文化財に指定された。また、前庭・園地は、2009年(平成21年)に「国立西洋美術館園地」として国の登録記念物(名勝地関係)に登録されている。
開館後は松方コレクションに加えて中世末期・ルネサンス期以降、20世紀初頭までの西洋絵画・彫刻作品の購入を進め、常設展示している (略)
フェルメール(に帰属)『聖プラクセディス』1665年頃
絵画は勿論、建物も魅力的な美術館と認識しておりますが、まだ一度しかお邪魔した事がありません…。日本で西洋の芸術を感じる事が出来る最高峰の施設の一つだと改めて認識した次第で、本記事を記載しつつ思ったのは、「改めて脚を運んでみようかな?」でした…。
・国立科学博物館
国立西洋美術館の北隣には、国立科学博物館があります。Wikipediaには、以下の様にあります。
(略) 国立科学博物館は「自然史に関する科学その他の自然科学及びその応用に関する調査及び研究並びにこれらに関する資料の収集、保管(育成を含む)及び公衆への供覧等を行うことにより、自然科学及び社会教育の振興を図る」ことを目的とした博物館である (略) 全国の博物館の指導的な立場としての事業を数多く行っている (略)
上野本館と呼称される際は、上野地区の施設全体を指す場合と、その中の日本館と呼ばれている建物のみを指す場合とがある。一般的に国立科学博物館と上野本館の施設は同義である。エントランス側に面している日本館と呼ばれている建物は当館のシンボルとして強く人々の間で印象づけられている (略)
教育博物館
https://ja.wikipedia.org/wiki/国立科学博物館
当館は1872年、湯島聖堂内に博物館を設立したことに起源をもつ。創立は1877年に教育博物館が設置されたときとしている。その後、高等師範学校の附属となり、博物館としては活動が停滞していた時期もある。大正時代に科学博物館設立の機運が高まったことを受けて、1930年上野公園内に新館(現在の日本館)が建てられ、その翌年には東京科学博物館と改称され、東京市の施設となった。1949年には国に移管され、現在の国立科学博物館となる。その後、自然教育園や資源科学研究所を組み込んだ。筑波研究学園都市の開発に伴って、筑波実験植物園が附属施設として設置された。これによっておおまかな現在の拠点がそろうことになる。
小学生の頃、修学旅行の際に参らせて頂いた記憶のある施設です(修学旅行が東京でしたので…)。ウン十年前の事ですが、様々な生物や恐竜の(骨格)標本等は鮮明に記憶しており、大人もですが、特に子供の知的欲求を駆り立てる施設でないかと勝手に思っている次第です。ちなみに(勿論剥製ですが)忠犬ハチ公にも会えるはずです…。
・上野東照宮
別記事で詳細を紹介しておりますので、ここでは簡単に記載しますが、城づくりの名手「藤堂高虎(藤堂高虎の築城と伝わる現存12天守・宇和島城と三大水城(海城)・今治城は別記事で紹介中)」の創建と言われている様で、現在の社殿は「三代将軍・家光」のによって改築された神社が上野東照宮です。(別格官幣社:日光東照宮・久能山東照宮、芝東照宮と並んで)3大(4大?)東照宮の一つとも言われ、祭神は、徳川家康・吉宗・慶喜との事ですので、徳川将軍の創始者・中興の祖・最後の将軍と言う事になり、徳川幕府・江戸時代に思いを馳せるべきスポットだとも思った次第です 。
・上野動物園
上野東照宮の北隣には、上野動物園があります(上記上野東照宮から見える五重塔は上野動物園の中にあります)。日本の動物園では最も古く、日本一の入園者数を記録する動物園で、ジャイアントパンダがいる動物園として有名な認識です。正直一度しか園内に入った事がないので詳しくありませんが、結構広さのある動物園で、人も多く、パンダに合うのに物凄い大変だった記憶があります…。しかも見えたのは、ほんの数十秒…。でも、パンダが主役の動物園だと改めて思った事を強く記憶している動物園です。
・東京国立博物館 (各種建造物や庭園含む)
上野動物園から北東に、大きな園路を進んだ先に、東京国立博物館があります。Wikipediaには、以下の様にあります。
東京国立博物館(とうきょうこくりつはくぶつかん)は、日本と東洋の文化財(美術品、考古遺物など)の収集保管、展示公開、調査研究、普及などを目的として独立行政法人国立文化財機構が運営する、日本の国立博物館である。東京都台東区の上野恩賜公園内にある。1872年(明治5年)に創設された日本最古かつ最大の博物館であり、本館、表慶館、東洋館、平成館、法隆寺宝物館の5つの展示館と資料館その他の施設からなる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/東京国立博物館
2023年4月時点で、国宝89件、重要文化財649件を含む収蔵品の総数は約12万件。日本政府は同年5月時点で美術・工芸品のうち902件を国宝に、10,820件を重要文化財に指定しているので、当館は美術・工芸品の国宝の約10%、重要文化財の約6%を収蔵していることになる。また2023年3月末時点でこれとは別に、国宝54件、重要文化財260件を含む総数2,668件の寄託品を収蔵している。これらの収蔵品のうち総合文化展(平常展)に一度に展示している文化財の件数は約3,000件で、それぞれの文化財は4週間から8週間ごとに展示替えされており、2020年度の平常展の展示替え件数は5,041件、展示総件数は9,048件 (略)
「2023年4月時点で、国宝89件、重要文化財649件を含む収蔵品の総数は約12万件」、「美術・工芸品の国宝の約10%、重要文化財の約6%を収蔵」との事ですので、「日本の多くのお宝がある金庫的博物館」と理解した次第で、「それぞれの文化財は4週間から8週間ごとに展示替え」されている事から、これまで何度となくお邪魔している博物館です。また、本館・東洋館・表慶館・旧鳥取藩主池田家上屋敷表門(の内側;表側は下記参照)と言った建造物も見ごたえがあり、立派その物で、本館の北側にある庭園も中々に雰囲気のいある庭園です。「博物館内の展示は勿論、建造物や庭園も見ごたえ十分な博物館が、東京国立博物館」と理解している次第です。
・旧鳥取藩主池田家上屋敷表門 / 芸術の散歩道 / 旧東京音楽学校奏楽堂
上記・東京国立博物館の敷地内ですが、旧鳥取藩主池田家上屋敷表門は、表門は東京国立博物館の敷地外からよく見え、その道を挟んだ南側に芸術の散歩道、その西側に、旧東京音楽学校奏楽堂があります。旧鳥取藩主池田家上屋敷表門と旧東京音楽学校奏楽堂は見ごたえのある建物ですので、芸術の散歩道でオブジェを楽しみつつ、大人散策できると思った次第です。
・東京芸術大学 / 黒田記念館 / 京成電鉄 博物館動物園駅跡 / 国際子ども図書館
旧東京音楽学校奏楽堂の北西側一帯にある、東京芸術大学 / 黒田記念館 / 京成電鉄 博物館動物園駅跡 / 国際子ども図書館に関しては、限られる方の利用になると思いますので、以下簡単に記載します。
- 東京芸術大学
- ご承知の通り、東京芸術大学は、芸術系大学の最高峰。私には縁もゆかりも持てない大学ですが、門の前までは、勿論行けます…。付近には、旧奏楽堂側旧門や正木門と言った見ごたえのある建造物もあるので、校内に入れずとも、周囲の大人散策を楽しんでみてはいかがでしょうか?
- 黒田記念館
- 洋画家黒田清輝の遺言により、黒田の遺産を活用して1928年(昭和3年)に建てられたと言われる建物の様で、『湖畔』『智・感・情』と言った黒田氏の作品が収蔵展示されている様です。
- 京成電鉄 博物館動物園駅跡
- 博物館動物園駅は、今は廃駅となってしまって折り、内部に関しては通常は拝見できませんが、外部はいつでも拝見出来ます。その外観を見ていると「ぜひ内部も見たい!」と思えてくる味のある建造物です
- 国際子ども図書館
- 国際子ども図書館は、児童書を専門に扱う図書館サービスを行っている国立国会図書館の支部図書館だそうで、日本内外の児童書および児童書に関わる文献の収集・保存・提供をはじめとして、児童書関連の図書館サービスの日本における中枢および国際的な拠点でもあるそうです。
【最後に】
以上が、様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ事を Key にした、大人散策情報を記載させて頂いた内容になります(=「様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ (文化 / 芸術 / レクレーション等を楽しむ)」についての詳細版)。
上野公園と言うと「桜でお花見!」と言ったイメージも強く、不忍の池の湖畔をのんびりと散策するのも魅力的で、日常的に大人散策を楽しめるスポットだと思うと同時に、企画系の限られたタイミングにおいては、(個人的には)「東京国立博物館(建造物と庭園を含めて)」・「企画展示がされる際の各美術館」・「博物館動物園駅跡の一般公開」・「コンサートが行われる際にの東京文化会館」と言ったあたりに、特に触手が伸びてしまいそうですが、皆様はどの様に感じられましたでしょうか? そんな日常使いでも、特別な機会でも楽しむことが出来るのが、上野公園だと思っている次第です、園内にはカフェやレストランも多くあるので、日常的にも、特別なタイミングでも上野公園にお邪魔し、様々な切り口 (文化 / 芸術 / レクレーション等)で上野公園を(で)楽しんでみては、いかがでしょうか?
尚、以下地図は、別記事で紹介中の「①上野公園で神社仏閣巡り」、「②日本史の視点で楽しむ上野公園」等も含んでおりますので、皆様のニーズに合わせてご活用いただき、大人散策を楽しんで頂ければ幸いと思って折ります!