上野公園

【更新中/準備中】

【はじめに】

こちらのページでは、上野公園の大人散策情報(サマリ版)を、公園の概要・歴史を踏まえた上でご紹介させて頂こうと思います。

皆様は、上野公園にいらした事はありますでしょうか? 桜の季節になると、必ずと言っていいほどテレビで放送されるスポットで、パンダがいる動物園や各種美術館・博物館等もあり、神社仏閣もあり、事ある毎に話題にのぼる日本でもっとも有名な公園でないかと個人的には思って折ります。私達夫婦の場合は、居住地が川越と言う事もあり、若干距離もあり、(桜の季節の様な)人混みはあまり得意ではない為、さほどお伺いした事が無いと思っていましたが、振り返ってみると、企画展示がなされる博物館・美術館に何度も脚を運んでおり、上野戦争があった歴史的な場所である為、歴史的な視点で大人散策をしてみたり、神社仏閣巡りをしてみたりと、かなりの回数お邪魔している事に改めて気づかされた次第です。

その為、これまで私達夫婦が上野公園にお邪魔させて頂いた際、「なぜ上野公園に脚を運んだ?」と言った背景を思い出しつつ、少しだけケース毎にまとめ、皆様とそれを共有する事で、皆様が上野公園を大人散策する機会のトリガーになるのでないかと思った次第です。

こちらのページでは、上野公園の大人散策情報(サマリ版)を、公園の概要・歴史を踏まえた上でご紹介させて頂く様に致しますので、皆様の大人散策の参考になれば幸いと思って折ります。尚、本ページはサマリ版ですので、詳細に関しては別記事の詳細記事;①上野公園で神社仏閣巡り②日本史の視点で楽しむ上野公園③様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ (文化 / 芸術 / レクレーション等を楽しむ)、をご参照ください

【上野公園の概要】

まずは、上野公園の概要を抑える事から始めたいと思います。Wikipedia の「上野公園」の項目には、以下の様にあります(少々長い引用なので、ポイントを続けてまとめて折ります=引用読み飛ばして頂いても大丈夫です…)。

上野恩賜公園(うえのおんしこうえん)は、東京都台東区にある公園。通称上野公園。「上野の森」とも呼ばれ、武蔵野台地末端の舌状台地「上野台」に公園が位置することから「上野の山」とも呼ばれる。面積は約53ヘクタールである。東京都建設局の管轄。公園内には博物館、動物園等、多くの文化施設が存在する。「上野公園」は台東区の町名でもある。

概要
東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館、恩賜上野動物園などの文化施設が集中して立地している。また彫刻家高村光雲作の西郷隆盛像があることでも知られる。
高台となっている忍ヶ岡は、近世からソメイヨシノの名所としても有名であり、日本さくら名所100選に選定されている。桜の開花時期になると、大勢の花見客が押し寄せることで有名である。また、忍ヶ岡の南に位置する不忍池(しのばずのいけ)は、夏には池の一部を覆い尽くすほどの蓮に覆われ、一面の緑の葉と桃色の蓮の花が美しい。冬には鴨をはじめとした数多くの種類の水鳥が飛来し、とても賑やかになる  (略)

歴史
江戸時代、三代将軍・徳川家光が江戸城の丑寅(北東)の方角、すなわち鬼門を封じるためにこの地に東叡山寛永寺を建てた以来、寛永寺は芝の増上寺と並ぶ将軍家の墓所として権勢を誇ったが、戊辰戦争では寛永寺に立て篭った旧幕府軍の彰義隊を新政府軍が包囲殲滅したため(上野戦争)、伽藍は焼失し、一帯は焼け野原と化した。1870年、医学校と病院予定地として上野の山を視察した蘭医アントニウス・ボードウィン(「ボードワン」とも呼ばれる)が、公園として残すよう日本政府に働きかけ、その結果1873年に日本初の公園に指定された。このことをもってボードウィンは、上野公園生みの親と称されている (略)

施設
日本国内でも有数の都市公園で、公園の内外に歴史建築物や文教施設が多数存在しており、一帯が文化・芸術の集合地域を形成している (略)

美術館
国立西洋美術館 – 1959年、ル・コルビュジエ、重要文化財、2016年にル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-の構成遺産として世界文化遺産に登録。
東京都美術館
・東京芸術大学大学美術館
上野の森美術館

博物館・資料館
東京国立博物館 – (本館)1937年、渡辺仁、重要文化財 (表慶館)1908年、片山東熊、重要文化財
黒田記念館 – 1928年、岡田信一郎、登録有形文化財
国立科学博物館 – (日本館)1931年、文部省、重要文化財
恩賜上野動物園
下町風俗資料館

■大学・図書館
東京芸術大学
国際子ども図書館 – 1906年、久留正道ほか、都選定歴史的建造物  (略)

■歴史的建築・旧跡
旧東京音楽学校奏楽堂 – 1890年、山口半六・久留正道、重要文化財
上野東照宮
  ‐ 金色殿 – (社殿)1651年、重要文化財
  ‐ お化け灯籠
寛永寺(寛永寺本堂・徳川家霊廟は公園外に所在)
  ‐ 清水観音堂 – 1631年、重要文化財
  ‐ 旧寛永寺五重塔(上野動物園敷地内) – 1639年、重要文化財
  ‐ 不忍弁天堂
徳川家霊廟
京成電鉄博物館動物園駅跡
藤堂高虎墓(上野動物園敷地内、非公開)
上野大仏
摺鉢山古墳
彰義隊墓所
時の鐘
五條天神社
旧因州池田屋敷表門(東京国立博物館構内)

■彫像・記念碑
西郷隆盛像
小松宮彰仁親王像
・ボードワン博士像
野口英世像
・グラント将軍植樹碑

■スポーツ施設等
正岡子規記念球場
不忍池ボート場 (略)

https://ja.wikipedia.org/wiki/上野恩賜公園

少々長い引用ですので、以下にポイントをまとめます。

  • 上野恩賜公園は、東京都台東区にある公園で、通称「上野公園」と言い、「上野の森」とも、「上野の山」とも呼ばれる
  • 元々上野公園は、江戸期に三代将軍・徳川家光が江戸城の丑寅(北東)の方角の鬼門を封じのために東叡山寛永寺を建てたことに始まる
  • これにより、江戸期は寛永寺は芝の増上寺と並ぶ徳川将軍家の墓所として権勢を誇った
  • しかし、戊辰戦争では寛永寺に立て篭った旧幕府軍の彰義隊を新政府軍が包囲・殲滅したため(上野戦争)、一帯は焼け野原となってしまった
  • その後、蘭医・アントニウス・ボードウィンが、公園として残すよう日本政府に働きかけた結果、1873年に日本初の公園に指定された
  • 現在では、以下多くの公共施設があり、桜の名所でもある為、多くの人でにぎわう公園になっている (一部、現在では公園外のスポット/施設あり)
    • 上野東照宮(金色殿 ・お化け灯籠・藤堂高虎墓所等)・その痕跡も含めた寛永寺(清水観音堂・旧寛永寺五重塔・不忍弁天堂・徳川家霊廟・時の鐘・上野大仏)・五條天神社と言った神社仏閣
    • 西郷隆盛像・彰義隊墓所・小松宮彰仁親王像・野口英世像・摺鉢山古墳と言った日本の歴史に思いを馳せる事が出来るスポットや旧東京音楽学校奏楽堂・旧因州池田屋敷表門・京成電鉄博物館動物園駅跡と言った歴史的建造物
    • 国立西洋美術館・上野の森美術館や東京国立博物館・国立科学博物館・黒田記念館・下町風俗資料館と言った美術館/博物館/資料館や恩賜上野動物園、東京芸術大学・国際子ども図書館・不忍池ボート場と言った教育/文化/レクレーション施設

こうしてみてみると広大な敷地の上野公園には、様々な施設があり、そして歴史があり、日本を代表する公園であると同時に、日本人のみならず、海外からの観光の方も含め、多くの方が上野公園に脚を運んでいる理由が腑に落ちた次第です(「寛永寺ってどれだけ広かったんだ?」とも思ってしまいますが…)。

【上野公園の楽しみ方】

上記、上野公園に関する概要を抑えましたので、こちらの段落では「上野公園の楽しみ方」につき「その切り口」を記載をさせて頂きます。ただし、私自身の趣味嗜好が反映されている切り口である事は間違いないので、この部分、予めご了承いただき、ご参照頂けますと幸いです…。

・上野公園で神社仏閣巡り

「上野公園の楽しみ方に」おける1つ目は、「神社仏閣巡り」です

元々上野公園は、寛永寺の敷地内。江戸から明治に移る時代の中で、戊辰戦争の1つと言われる「上野戦争」が起こり、焼け野原になり、その後公園として活用された歴史があると言う事です。つまり、上野公園には、「江戸期の名残=寛永寺時代の名残」があると言う事です。現状では、寛永寺は、上野公園の北西側に隣接し(寛永寺も上野公園内?)、上野東照宮をはじめとした、いくつかの神社仏閣が上野公園内にありますが、元々は寛永寺の敷地内なので、その痕跡を巡りつつ、神社仏閣巡りをするのが宜しいのではないかと思って折ります。

別記事「①上野公園で神社仏閣巡り」にて、上野東照宮(金色殿 ・お化け灯籠・唐門等)、その痕跡も含めた寛永寺(清水観音堂・旧寛永寺五重塔・不忍弁天堂・徳川家霊廟・時の鐘・上野大仏等)と言った神社仏閣に関する大人散策の詳細情報を記載しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

(基本「橙色の★(東照宮関連)/🔶(寛永寺関連)/✔(その他)等」を参照)

尚本ブログでは、諏訪大社熱田神宮大宮氷川神社川越氷川神社川越喜多院日光の二社一寺久能山東照宮浅草寺深大寺神田明神大國魂神社等々、有名何処の神社仏閣に加え、日本三大怨霊 / 日本三大八幡 / 神社の社格 / 神社のカテゴリー分類と言った内容に関する考察の記事も記載しております。以下に、本ブログで記載した(一部記載が追い付いていない神社仏閣もありますが…)祭神の系統や社格(神社)や宗派(仏閣)といった切り口で、マトリックス上にまとめた一覧表を共有させて頂きますのでご参照頂けますと幸いです。また、今後調査や訪問を行い、本ブログで記載していきたいと思って折りますので、「更新中」である事を予めご容赦頂けますと幸いです(画像では見にくいので、クリック頂くとpdfのファイルが開く様になっております)。

・日本史の視点で楽しむ上野公園

「上野公園の楽しみ方」における2つ目つは、「日本史の視点で楽しみつつ大人散策」をする事です

上記の通り、上野公園は、元々寛永寺の敷地内でしたが、彰義隊が立てこもったことにより、戊辰戦争の1つと言われる「上野戦争」が起こり、焼け野原になり、その後公園として活用された歴史がある場所です。言い換えると、上野公園内(若干周辺も含みますが…)の黒門跡や上野東照宮、寛永寺本堂(=根本中堂)跡等を巡る事で、上野戦争の経過を辿る事が出来ると言う事になります。また、寛永寺は、増上寺と並ぶ徳川将軍家の菩提寺。実際のお墓は一般の方のお墓があるエリアにもなるので、中々足を踏み入れる訳にはいかなと思いますが、常憲院(5代綱吉)/厳有院(4代家綱)霊廟勅額門は、一般道から遠目ですが拝見する事が出来ます

別記事②日本史の視点で楽しむ上野公園」にて、一般道から見える徳川将軍の霊廟と併せ、ルートマップで上野戦争の経過を辿る事が出来る様、戦の経過とともに紹介しておりますので(小松宮彰仁親王像・野口英世像・摺鉢山古墳といった+αもありますが…)、併せてご参照頂き、皆様の大人散策にお役立ちできれば幸いです。

(基本「赤茶色の★/🔶(寛永寺関連)(一部橙色の🔶黄色の✪(今回の散策のスコープ外)等」を参照)

・様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ (文化 / 芸術 / レクレーション等を楽しむ)

「上野公園の楽しみ方」における3つ目つは、「様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ」事です

上野公園は、日本初の公園江戸期に寛永寺の敷地であった広大なエリアに、多くの人が生活を豊かにする事が出来る様、大学や図書館と言った教育関連施設や博物館美術館、野球場、ボート乗り場等が整備された認識で、見応えのある建造物もあります。大学や図書館は、目的が限定的な為、お邪魔する(通う)人、利用する方は限定的かもしれませんが、美術館や博物館(資料館/動物園含む)への訪問や、建造物を拝見しつつの大人散策は、誰でも出来るレクレーションだとも思って折ります(桜のお花見もそうかもしれませんが…)。

国立西洋美術館・上野の森美術館と言った美術館や東京国立博物館・国立科学博物館・下町風俗資料館と言った博物館/資料館、恩賜上野動物園、東京文化会館・不忍池ボート場と言った感じで、日常的な普段使いの公園としても、たまに脚を運んで博物館で知的欲求を満たす事も、特別なタイミングで絵画展やコンサートで芸術に触れる事も出来る公園が、上野公園だと思っています。

別記事「③様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ (文化 / 芸術 / レクレーション等を楽しむ)」にて、各施設を紹介しておりますので、併せてご参照頂ければ幸いです。

(「黄緑色印等」を参照)

【最後に】

以上が、上野公園の大人散策情報(サマリ版)を、公園の概要・歴史を踏まえた上でご紹介させて頂いた内容になります。

上野公園は、神社仏閣も楽しめれば、歴史の視点でも大人散策を楽しめ、日常的な散策でも楽しめる上、場合によっては、特別企画の絵画展示やコンサート等で、非日常を楽しむことが出来る公園だと思って折ります。別記事で、①上野公園で神社仏閣巡り②日本史の視点で楽しむ上野公園③様々な切り口で上野公園を(で)楽しむ (文化 / 芸術 / レクレーション等を楽しむ)、とそれぞれ詳細版を記載していますのでご参照頂き、皆様の上野公園における大人散策にお役立ちできれば幸いと思って折ります。

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