毛呂~

【はじめに】

こちらのページでは、八高線の毛呂駅をスタートする、日本の歴史・原風景を感じ、出世も祈願出来るかもしれない大人散策コースをいくつか紹介致します。

私達夫婦の居住地は川越歴史的な風情の残る川越は、現在では観光地でもあり、多くの大人散策スポットもあるので、多くの観光客がいらっしゃるエリアでもあります。本ブログ別記事でも紹介しておりますが、小江戸川越の代名詞で「時の鐘がある蔵通りの一番街」や「現存4御殿の一つ川越城本丸御殿」、「明智光秀と同一人物かもしれないとも言われる天海が中興の祖として有名な喜多院」、「縁結びのご利益で有名な川越氷川神社」等、多くの大人観光スポットもありますし、3日間で100万人の人出があるとも言われる「川越まつり」も開催されます。非常に魅力的なエリアである事は強く強調したいのですが、大人ポタリングも含め、少し脚を延ばすと都会では感じる事の出来ない、心落ち着くエリアも周囲に多々あります。私自身が山梨県北杜市(当時は北巨摩郡でしたが…)と言う自然豊かな場所の出身の為か、人の密度の少ない場所での散策を好む事もあり、近い所では「森林公園の大人散策」や「武蔵嵐山~小川町の大人散策」、「八高線の明覚駅を起点にした大人散策」と言った内容で、別記事にて紹介させて頂きました。

その延長線上のTopic になりますが、こちらのページでは「八高線の毛呂山駅をスタートするいくつかの大人散策コース」を紹介させて頂こうと思います。正直、ニーズの高いコース設定とは言いにくいかもしれませんが、大人散策を謡う本ブログですので、人の密度の少ない今回ご紹介申し上げるコースは、本ブログの読者の一定数の方には、興味を持っていただけるのでないかとも思って折ります…

【いくつかの郷愁を誘う大人散策ルート】

上記「いくつかの大人散策コース」と記載しましたが、スタートは全て八高線の毛呂駅です。最下部のMap(Google My Map で作成した地図;スマホで位置情報をオンにすると自身の位置を確認しつつ大人散策を楽しむ事が出来ます)を参照しつつご確認頂きたいのですが、Aルート・Bルート・Cルートと3つのコースを設定させて頂きました。それぞれ以下に詳細を記載しますので、皆様の大人散策の参考になれば幸いです。

■Aルート:毛呂駅~西大家駅

最初にご紹介するのは、Aルート日本の原風景を感じられるコースです。コース的には、最下部の地図中、最も北西にある「毛呂駅(紫色✪)」をスタートし「黄色✪」⇒「橙色✪」⇒「緑色✪」と進んで最も東にある「西大家駅(紫色✪)」へのルートになります。

黄色✪のスポット

黄色✪では、まず「山々を望む田畑の広がる景色」を眺め、「地域のお寺」とお見受けする「福正寺」を拝見した後、「八高線を真上から見えるポイント」に行きます本ブログ別記事・川越/五常の滝を巡る大人ポタリングコースでも紹介しましたが、運行本数の少ない八高線の車両が通り過ぎるタイミングに出くわすのであれば、ラッキーだと思います!

橙色✪のスポット:田波目城跡(多和目城跡)まで

「八高線を真上から鑑賞」した後は、「山道 & あぜ道」を抜けて「田波目城跡(多和目城跡)」を目指します。この区間は、写真の通りですが、「日本の原風景の中を散策」できるエリアで、幼少の頃、「山道や田んぼのあぜ道」を走り回っていた事を思い出す様な「郷愁を感じてしまうエリア」になります。小さな谷に作られた田んぼの風景と一体化する感じで「山道 & あぜ道」を大人散策する事が出来、そのエリアを抜け、住宅街の斜面を登っていくと「田波目城跡」まで行く事が出来ます(2019年の台風の後、南側を流れる高麗川に接する斜面で土砂崩れがあった為か、2024年2月時点では、城郭の内に入る事が出来ませんが…)。

橙色✪のスポット:てんとうむしの向日葵畑まで

田波目城跡(多和目城跡)」からは、舗装されていますが、急な山道を東側に下って行き、更に進むと本ブログ別記事の「郷愁を誘う橋」で紹介しました「多和目天神橋」に行く事が出来ます木製の手摺の無い橋は、なつかしさを感じるもので、夏は子供だけでなく大人も一緒になって川遊びや釣りをしている光景を目にする事が出来るスポットです。また、その「多和目天神橋」から川の流れに沿って右岸は遊歩道が整備されており、「多和目橋」まで行く事が出来ます。こちらも「郷愁を誘う橋」のページで紹介しておりますが、木製橋ですがそれなりの台数の車が行きかう橋です(橋の脇から見ていると少しヒヤヒヤしてしまう感じです…)。そしてその橋の近くには、先の川沿いの遊歩道の続きと言う事だと思いますが「高麗川ふるさと遊歩道」なる本当に「あぜ道」が続いており、夏には、「沢山のひまわりが植えられるエリア(「てんとうむしの向日葵畑」と言う名称は、本記事を記載している際に初めて認識しましたが…)」があります。

緑色✪のスポットを経由して西大家駅(紫色✪)まで

「てんとうむしの向日葵畑」の先も、用水路に沿う形で、河岸段丘の下を「あぜ道」が続いています幼少の頃に感じた「探検気分の散策路」といった感じで、いい歳の大人も、昔を思い出しつつ大人散策できるエリアでないかと思います。しばらく進むと「滝不動」と言う、水が流れ出ているポイントに出ます。大きくはありませんが、社殿には「お不動様」がいらっしゃり、昔からこの地域に水の恵みを与え、大切にされてきたポイントであると推察できます。

「お不動様」を過ぎたら、少し北側の高麗川の流れに近い方に進むと「秋葉神社」があります公道が行止まりになる道の上にある様な小さな神社で、初めて拝見した際は「車止めの用途も踏まえている?」とも思ってしまった少し珍しい感じのする神社です。

「秋葉神社」から東に進むとすぐに、ゴールの西大家駅ですが、この付近は、別記事でも紹介しました「鎌倉街道上道」が通っていたとされるエリア。駅の少し南側にその説明看板もいありますので、少しだけ寄り道をしてその歴史に思いを馳せてみては如何でしょうか?

■Bルート:毛呂駅~西大家駅

次にご紹介するには、Bルート日本の原風景を感じつつも、途中、さか蔵や醤油蔵等で一休みしつつ、大人散策出来るルートです。コース的には、最も北西にある「毛呂駅(紫色✪)」をスタートし「黄色✪」⇒「青色✪」⇒「緑色✪」と進んで最も東にある「西大家駅(紫色✪)」へのルートになります。

黄色✪のスポット

上記Aルートに同じなので、割愛します。

青色✪のスポット:長澤しゅ造まで

「八高線を真上から鑑賞」した後は、広目の道「飯能寄居線」を南下します。新しい道なので、車で移動するには便利な道だと思いますが、大人散策には少々物足りない感じもし、少々堪えつつ、埼玉医大の関連施設付近の峠を越えます。峠を越えると東(左)に行ける道が出てきますので、その道をしばらく進むと本ブログ別記事「出世関連スポットの大人ポタリング」でも紹介しましたが「山根出世地蔵尊」が出てきます。「出世関連スポット」ですので、小さな祠ですが、「出世」を祈願してみてはいかがでしょうか?

山根出世地蔵尊」の次は、「天神社」に向かいます。一休み出来るスペースもありますが、見学頂きたいのは、入口にある石柱石柱上部の恐らく「村社」と彫られた部分が、セメントでおおわれており、戦後、日本の神社の社格制度に対し、GHQが干渉した痕跡を見る事が出来ます(まっ、地方の神社に行くとよく見る光景ですが…)。

そんな、歴史に思いを馳せつつ、長澤しゅ造」を目指します長澤しゅ造」は、大人が好きなお米から作る透明な液体;日本●の蔵元。ショップも併設されており、日本●は勿論、お饅頭等のちょっと小腹を満たす物も販売していますので、一休みされても良いかもしれません。

青色✪のスポット:醤油王国まで

長澤しゅ造」の次は、「久保の下橋・ポンポン橋」を経由して、「醤油王国」を目指します久保の下橋」は、2019年の台風で流されてしまいましたが、2023年の終わり位に新しい橋として復活した橋です。昔は、木製の郷愁を誘う感じの橋でしたが、新しい橋は結構しっかりとした橋です…。個人的には昔の橋が好きでしたが…。ただ、橋が新しくなるまで、4年以上もかかった訳で、昔の橋を思い出しつつ、新しい橋を拝見すべきと思います。同時に「久保の下橋」から高麗川の左岸を流れに沿って、「あぜ道」を進むと、ポンポン橋」と呼ばれる飛び石の様な橋があります。このエリアは夏になると、子供たちが、よく川遊びをしている場所です。遠目で元気な子供達が川遊びをしている様子を見ると、自分も童心に帰って一緒に川に飛び込みたくなってしまいます…。

ポンポン橋」を越えたら(川に落ちない様にお気を付けください…)、東に進み「醤油王国」を目指します醤油王国」は、近くにある弓削多醤油のショップと蔵の見学施設があるスポット。2階には、軽食も頂けるレストランもありますので、お土産購入も、一休みも出来る施設になっています。

緑色✪のスポットを経由して西大家駅(紫色✪)まで

醤油王国」の次は、Aルートに同じく「不動滝」を目指し、西大家駅に向かいますので、記載は割愛します。

■Cルート:毛呂駅~高麗川駅

最後に紹介するのは、Cルート日本原風景を感じつつ「出世」に関連するスポットと復活した橋・神社仏閣を回るコースです。コース的には、最も北西にある「毛呂駅(紫色✪)」をスタートし「黄色✪」⇒『「橙色✪」/「青色✪」の組み合わせ』⇒「こげ茶色✪」と進んだ後、その東にある「高麗川駅(紫色✪)」へ至るルートになります。

黄色✪のスポット

上記Aルートに同じなので、割愛します。

橙色✪」/「青色✪」の組み合わせスポット:長澤しゅ造まで

「八高線を真上から鑑賞」した後のルートは、上記に記載した橙色✪」/「青色✪」のスポットを皆様の趣味趣向に合わせ進んで頂ければと思いますが、下記に、個人的におすすめするルート(復活の橋と出世祈願のルート)を記載いたします

まずは、橙色✪のスポットで、日本の原風景を楽しみつつ「田波目城跡(多和目城跡)」まで行きます。その後、山を下りて、上記Aルートの「多和目天神橋」の方には行かず、高麗川の右岸を上流に登る形で、青色✪のスポットを回ります。まずは「ポンポン橋」まで行き、高麗川を渡河し、高麗川の左岸に出ます。その後、「復活した1つ目の橋・久保の下橋」を拝見しエネルギーを分けてもらって、山根出世地蔵尊」で1回目の出世祈願をします。その後、「長澤しゅ造」で、お米で作った透明な液体;日本●で、少しだけお清めをして(まだ大人散策距離ありますので、お清めしすぎないでください…)、「三面出世大黒天」に向かいます。

こげ茶色✪のスポット:高麗川駅(紫色✪)まで

三面出世大黒天」で2回目の出世祈願をし、「2つ目の復活橋・新堀橋」で更にエネルギーをもらい、出世のご利益で有名な「高麗神社」に行きます高麗神社系内には、慶長年間(江戸の初めか、それよりも前)に建てられてと言われる「高麗家住宅」もありますので、見学しつつ、そのまま「高麗王の菩提寺で、狛犬ならぬ狛羊?も観られる・聖天院」に向かいます(江戸期に作られたと言われる風来神門(略すと雷門で浅草寺と同じです…)の先は拝観料が必要です)。その後復活した「3つ目の橋・新井橋」を拝見し、最後に「高麗神社」の近くにある出世橋」で出世祈願を占めて、高麗川駅に戻るルートになります。尚、「高麗神社と聖天院」に関しては、詳細記事を記載していますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

以上、『「日本の原風景」を感じ、「4つの出世に関連するスポット」と「3つの復活した橋」を、少しのお清めと共に巡るコース』の紹介になります。出世」&「復活」との言葉が重なるルートですので、何かいい事ある気がしませんか? これがおすすめしたい由縁です!

【最後に】

以上が、八高線の毛呂駅をスタートする、日本の歴史・原風景を感じ、出世も祈願出来るかもしれない大人散策コースをいくつか紹介した内容になります。

それぞれのコースは、どれも人混みとはほとんど関係ない、大人が楽しめる散策コースだと思って折ります。どのコースを選ぶか?、全部のコースを数回に分けて巡ってみるか?に関しては、皆様のご判断にお任せしますが、どのコースも少し歳を重ねた大人が、ゆっくり・のんびりと、焦る事無く、自身のペースで大人散策を楽しめる楽しめるコースだと信じている次第です。

また更なる追加情報として、西大家駅から鎌倉街道上道を南に下れば、武蔵高萩駅にも行けますし(川越まで3駅)、毛呂駅の北にはハイキングの街・越生があり、更にその北には明覚駅を起点に大人散策を楽しめるエリアがあり、高麗川駅周辺でも大人散策を楽しめ、奥武蔵自然遊歩道経由で飯能方面にも行く事が出来ます。それぞれ本ブログ別記事で情報共有しておりますので、是非ご参照頂き、周辺も含めたこの地域の大人散策を楽しんでみては如何かと存じます!

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