【犬山城から何を連想されますか?:基本情報】
数年前の夏休み(遅めの夏休みだったので、9月)、静岡(掛川・浜松)、彦根、長浜、名古屋(犬山・岐阜も)を回る旅を企画し、それぞれお邪魔させて頂きました(旅全体の日程は、別記事をご参照ください)。今回は、その中で愛知県犬山市にある 犬山城をご紹介致します。
日本に現存する12天守のうちの1つがあり、国宝でもある、こちらの犬山城、関が原の直後位に改修された天守と言われているようなので、ザっと400年以上。紆余曲折ありながらも、400年以上この地にあるお城、しかも今尚大切に守り続けられている。こういった事があるのが、日本ですよね。400年前って言ったら、アメリカっていう国は、存在すらしていなかった訳ですから・・・。
そんな犬山城を、今回は紹介もですが、考察を加えつつ、記載申し上げたいと思います!
いつも同じ書出しですが、皆さんは、犬山城と言うと、何を連想れるでしょうか?私は、以下の感じです。
- 現存12天守のうちの1つ(その他、松本城、高知城、彦根城は、本ブログ内で紹介中)
- その天守は、国宝である (その他の国宝天守は、 松本城、 彦根城 、姫路城、松江城)
- ほとんど江戸期を通じて、付け家老の成瀬氏が代々収め、明治(元年)になって成瀬氏は、大名に列せられた
- 廃藩置県を経て、濃尾地震の後、再び成瀬氏の個人所有となり、つい最近まで個人所有であったが、現在は法人所有
- 現在の所有者の法人の理事長は、成瀬氏 (https://www.inuyamajohb.org/gaiyou/index.html)
と、こんな感じでしょうか。
【犬山城の歴史は?:つい最近まで個人所有のお城+そのお城に対する考察】
昔何かのテレビで、拝見させて頂きましたが、つい最近まで、個人所有のお城ってすごいですね (しかも国宝)。現在の所有者としては、財団法人になっているようですが、その理事長が、成瀬淳子氏なので、まさに姫君です。
下段 城内にあった説明看板
そんな、犬山城ですが、重要な拠点にある割に、大河ドラマには、あまり大きく取り上げられていないと思います。戦略上重要な地域に思えるのですが、何故かと思い、調べて見ると、「OOの家臣が…」、「**の家老が…」、「△△の弟が…」の文言をよく見かけました。
成瀬氏も、尾張徳川家の付け家老として、江戸期を通じ、犬山城主だった訳ですし・・・。つまり、犬山城の位置づけは、江戸城から見た時の川越城や大阪城から見た時の淀城、と同じ位置付けで、名古屋城(尾張)から見た犬山城なんだろうと思った次第です。
でも、そういった歴史を持つお城が、国宝になっている事が、日本らしくて素敵な事だと思いました。城下町から見た天守、木曽川越しに見た天守、凛とした佇まいが、季節を通じて美しく、国宝にふさわしい。城下町も風情があり、麓の神社には、全本鳥居的なものがあり、日本らしい風情を出していて素敵です。やはり国宝・犬山城は、その周辺環境・その歴史も含め、楽しむべきだと改めて思いました。
【最後に】
犬山城を城下町側からアプローチしていくと、麓に神社もあります。以下に写真で共有しますが、三光稲荷神社と針網神社と言うそうです。上記にも記載しましたが、こちらの神社も千本鳥居を始め、日本ぽさが満点ですので、お立ちより頂いた方が良いかと思います。
現存天守で国宝の犬山城、是非皆様も足を運んで見てください!また、行かれる際は、遠望からもお城望んだり、城下町を散策する等、周辺環境を一緒に楽しむ事とその歴史と今尚その歴史が続いている証である、姫城の存在もお忘れなく散策されると、大人散策度合いがより一層高まると思います!
尚、本ブログ別記事で、日本100名城や続日本100名城、国宝5城、現存12天守、現存4御殿等のお城の分類と共に、姫路城・彦根城・松本城・松江城・川越城・二条城・熊本城・高知城・掛川城・小諸城等々50以上のお城についても情報発信しており、以下一覧表の画像をクリック頂くとダウンロードされたPDFファイルより、リンクで各分類/各お城の個別ページにアクセスできますので、併せてご参照頂けますと幸いです。
以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!