猿ヶ京 散策Map

【そもそも猿ヶ京温泉とは?】

本ブログの別記事で、猿ヶ京温泉の旅籠屋丸一生寿苑湖城閣をご紹介しました。それぞれのお宿情報は、別記事をご参照頂きたいのですが、今回は、「猿ヶ京温泉近辺における、いいとこどりの大人散策情報」をご紹介します

他に、この近辺の散策情報として、「三国街道の散策情報」や「観光協会が企画していると思われる、『お願しょめぐり』、『手湯めぐり』」「城跡を巡る散策情報」等も紹介していますが今回は、個人的に魅力を感じた、猿ヶ京における大人散策情報、ご紹介させて頂こうと思います。猿ヶ京温泉ですので、温泉は絶対条件ですが、地域その物も、歴史と自然を満喫できる大人の空間なのです。

そもそも、「猿ヶ京」と言う地名の由来ですが、あの上杉謙信が「名付親」の様です。猿ヶ京温泉観光情報協会のホームページによると、以下の様にあります。

”永禄三年(1560)有名な戦国武将、上杉謙信が越後から三国峠を越えてこの辺り(当時は宮野と呼ばれていました)にやって来た時のお話。どこまでも広がる大地に立ち、やはり果てなく広がる空を見、この地を治めたいという強い衝動に駆られました。

その夜、謙信は飲酒し、気持ちよく眠りについたところでなんとも奇妙な夢を見ました。宴の席でごちそうを口に入れたとたん、前歯がいっきに8本も抜け、手の中に落ちてしまうという夢です。戦の直前にいやな夢を見たと家来に言うと、「片っ端から関八州を手中にするという、縁起の良い夢でございます」とのこと。その日はちょうど唐申の年、申の月、申の日、そしてなんと謙信の生まれ年も申年だったことから、「この地を申ヶ今日と改めるぞ」と、謙信も上機嫌。この『申ヶ今日』が訛り、文字も変わって『猿ヶ京』と呼ばれるようになったといわれています

https://sarugakyo-navi.jp/origin

このタイミングの上杉謙信は、正に上杉を名乗る直前のタイミングで、この時は、”長尾景虎”、を名乗っていたタイミングと思います。1560年と言えば、桶狭間の戦い(別記事で紹介しています)で、武田北条・今川の三国同盟が、難しくなったタイミング(これがもとで、「敵に塩を送る」の言葉が生まれる)。

このタイミングで、三国峠を越え、(猿ヶ京を通り抜け)関東を攻め始め、同年に沼田城等を攻略(別記事で記載中)。そのまま、関東で年を越し、翌年には小田原を攻めるも(3月)、武田信玄の信濃方面での動きもあり、落城には至らず、鎌倉鶴岡八幡宮で関東管領に就任し、上杉性を賜り、あの有名な川中島合戦の4回目に向けて、信濃に移動したのが、8月。上杉謙信が、本当に忙しく動き回る正にその始まりのタイミングで、”申ヶ今日(猿ヶ京)”、と名付けたと言う事ですね。この話を聞いただけで、猿ヶ京の地に足を運んで、上杉謙信の心もちを想像したくなってしまいますよね。恐らく、「やるぞー」って思っていたと想像しますし・・・。

そんな、上杉謙信が名付親と伝わる猿ヶ京における、個人的にチョイスした大人散策ルートを以下に記載いたしますので、皆様の大人散策の参考になれば幸いです。

【猿ヶ京温泉周辺の大人観光(散策)スポットとそのルート】

そんな猿ヶ京の地ですが、今回ご紹介するコースに私達夫婦がお邪魔させて頂きましたのは、何年か前の5月。すがすがしい気候の下で、旅籠屋丸一に2泊お世話になり、心の洗濯をさせて頂きました。以下に、その猿ヶ京滞在におけるスケジュール感とその際の見所をまとめます

① 初日:新幹線で大宮駅から上毛高原へ行き、その後バスで、最初の目的地、”たくみの里”へ

たくみの里(http://takuminosato.jp/)は、「三国街道の須川宿と言う宿場町があった場所が、道の駅になっており、そこのは様々な体験スポットや、歴史ある建物があり、歴史や文化を感じる事が出来ると同時に、レストランもあるので、観光その物、観光地に行く(から帰る)時の、買い物や休憩場所としての親しまれている場所」と認識しました。

私達は、この地で、豊楽館にお邪魔し夜食を物色(本来は、そば打ち体験とこんにゃく作り体験ができる施設の様です)。その後街並みを見ながら散策させてもらいました。「古き良きの日本」と言った感じで、山々の眺めも良く、心地の良い時間を過ごす事が出来ました

② 初日:たくみの里を後にし、徒歩で旅籠屋丸一に向かったのですが、途中”赤谷湖”のほとりを散策させて頂きました

赤谷湖は、A.相俣ダムによってつくられた人造湖で、綺麗な水をたたえた湖は、散策には持って来いです。湖の周りの遊歩道も整備されていて、ストレスを感じる事はありませんし、お手洗いや公園も整備されています。

近くには、B.上杉謙信がさしたと言われる桜があり(どこまで本当かはもちろんわかりませんが)、散策の1つの楽しみになります。何もせず、ただ湖のほとりを歩くだけで、十分ですが、地図を表示しますので、散策時には、足を運んで見て下さい。

③ 2日目:初日は、①・②の後、旅籠屋丸一にチェックインし、そのまま温泉三昧。2日目は、宿その物も楽しめましたが、数時間だけ、宿周辺の散策に行きました(C・D・E・F)

赤谷湖には、大きく2つの川が注いでいるようで、北側から注いでくる赤谷川と西側からの西川です。それぞれを散策し、西川のちょっと上流部にある、お蕎麦屋さんで遅めのお昼を頂きました。

まず、C.赤谷川の方ですが、高い橋が架かっており、バンジージャンプが出来るようです。いい大人には、見てるだけで怖くなってしまうので、橋の上から高さを実感し、写真を撮って、その後もう一方の西川の上流部に向かいました。

こちらは打って変わって、D. 川からの高さはあまりなく橋が架かっているので、綺麗な水をまじかで見ながら、森の中を散策できました。

その大人散策を楽しんだ森(西川の右岸)が、E. 西川自然観察の森周辺。こちらは、自然を感じながら大人散策を楽しめる様になっており、夏にはホタルも見れるとの事でした。夜お伺いできていないので、どの程度の物か見えていませんが、この美しい自然環境であれば、ホタルの演舞が見える事、期待してしまいます

そして、ちょっと頑張って、おそばを、F. 姉山の家と言うレストランに食べに行きました。歩いていく人はあまりいないようで、「歩いてきたの?」なんて会話を楽しみながら、お食事を頂戴しましたが、お蕎麦のみならず、天ぷら等もおいしく、「猿ヶ京に来たときは外せないな」と思いました。歩きもですが、車の運転も少しだけ気を付けて行くべきアクセス環境ですので、予めご認識下さい。

【最後に】

以上が、猿ヶ京温泉周辺の観光情報になります。とは言っても、ほとんどお金を使う所はなく、温泉を宿で楽しみ、散策で、歴史と自然を満喫する場所だと改めて思った次第です。同時に大人が、心の洗濯をするには、本当に適した場所だと思いますので、皆さまも機会がありますれば、この上杉謙信が名付親の猿ヶ京の地で、温泉と自然と歴史を満喫し、心の洗濯をしてみてはいかがでしょうか

以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!

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