建部大社

【更新中/準備中】

【はじめに】

こちらのページでは、「日本神話と関連深く、個人的には国津神系神社と思っている『建部神社』に関し、その概要と大人散策情報を共有」させて頂こうと思います。

皆様は「建部神社」をご存じでしょうか? ヤマトタケル(日本武尊)をご祭神とする、琵琶湖の近く、滋賀県大津市にある神社ですが…。本ブログ別記事・日本神話「大国主の国作り」、「日吉大社」の記事で記載させて頂きましたが、個人的仮説(妄想?)としては琵琶湖周辺は、元々国津神一族の支配領域であった」と思っております。しかし、この建部神社は、景行天皇の御子・ヤマトタケル(日本武尊)を祭神とし、本殿相殿神は、アマテラス(天照皇大神)なので、かつては天津神系の神社と思っていましたが、「ヤマトタケル(日本武尊)の日本神話」や「大国主の国作り神話」を拝見すると「この建部神社は、『国津神系神社』では?」といった印象を、昨今持ってしまった次第です。

こちらのページでは、上記の印象を持ってしまっている「建部神社」に付き記載いさせて頂きます。すなわち、「日本神話と関連深く、個人的には国津神系神社と思っている『建部神社』に関し、その概要と大人散策情報を共有」をさせて頂こうと思います

【「建部神社」とは?】

まずは「建部神社」の概要から抑えさせて頂きます。Wikipedia にて情報収集させて頂きますと以下の様にあります(以下にポイントをまとめておりますので、引用読まなくても大丈夫です)。

建部大社(たけべたいしゃ)は、滋賀県大津市神領にある神社。式内社(名神大社)、近江国一宮。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。旧称は「建部神社」。
2015年(平成27年)4月24日、「琵琶湖とその水辺景観- 祈りと暮らしの水遺産」の構成文化財として日本遺産に認定される。

祭神
主祭神は次の通り。
・本殿:日本武尊(やまとたけるのみこと)
 >本殿相殿神:天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
  相殿神は、天照皇大神でなく天明玉命(あめのあかるたまのみこと)とする場合も見られる。
・権殿:大己貴命(おおなむちのみこと)
 大神神社(大和国一宮)からの勧請。

歴史
社伝では、日本武尊の死後の景行天皇46年、日本武尊の妃・布多遅比売命が神勅によって、御子・建部稲依別命とともに住んでいた神崎郡建部郷千草嶽(現・東近江市五個荘伊野部町付近の箕作山)の地に日本武尊を「建部大神」として祀ったのが創建とされる。建部郷の「建部」の名は日本武尊をしのんで名代として名付けられたことに因むといい、他にも各地に設けられている。のち、天武天皇4年(675年)に近江の守護神として、現在地の栗太郡勢多へ遷座したという。遷座後、元の千草嶽の麓には神護景雲2年(768年)に聖真大明神と建部大明神が設けられたとされ、現在は建部神社が建てられている。
天平勝宝7歳(755年)には、大己貴命が大神神社から勧請され、権殿に祀られたという (略)
源頼朝が平治の乱に敗れて伊豆国に流される道中、本社に立ち寄って源氏の再興を祈願、後に大願成就したことから、出世開運の神としても著名となった。
1871年(明治4年)近代社格制度において「建部神社」として県社に列格され、1885年(明治18年)に官幣中社、1900年(明治33年)に官幣大社となった。戦後の1948年(昭和23年)に神社本庁の別表神社に加列され、社名を「建部大社」と改めた。
なお、1945年(昭和20年)8月17日、日本で初めて作られた千円紙幣(甲号券)の図柄に日本武尊と当社本殿が使用された。 (略)

https://ja.wikipedia.org/wiki/建部大社

以下にサマリとして、ポイントを列挙します。

上記拝見すると、祭神は「本殿:日本武尊・本殿相殿神:アマテラス(天照皇大神)」なので、天津神系の神社に見えてしますが、大国主の国作りの完遂の象徴:大神神社から大国主を勧請し祭神に加えている事②近くにはスサノオの孫とされ「地主神(≒元々の神)・大山咋神をまつり、更には、大国主を祭る「日吉」がある事(=琵琶湖周辺は国津神系一族の支配領域だった?)、③ヤマトタケル(日本武尊)は、スサノオがヤマタノオロチ退治でオロチの尾から出てきた草薙剣を携え東征を行った④建部神社のHP(https://takebetaisha.jp/)を拝見すると「ご祭神:日本武尊・大己貴命(=大国主)」としか書かれていない事、の4点を総合的な視点で考える(妄想する)と、「スサノオの様な荒くれ者のヤマトタケル(日本武尊)が、スサノオ起因の剣を携え、西に東に征討活動を行い、大国主の国作りを完遂した」様に見え、「ヤマトタケル(日本武尊) ≠ 天津神、すなわち『=国津神』と考えた方が適切」と思えてしまった次第ですが、皆様はどの様にお感じになられましたでしょうか?

【建部神社の大人散策をプランニング!】

上記、建部神社の概要とそこから日本神話も含めた妄想をさせて頂きましたので、こちらの段落では、その「建部神社における大人散策情報」を記載させて頂きます。尚、最下部の地図は、そのスポットをGoogle My Map でポイントアウトしていますので、併せてご参照頂ければと思います(実際の大人散策においては、自身の位置を確認しつつ移動にご活用いただければ幸いと存じます(但し、歩きスマホはNGで…))。

■アクセスは…

建部神社の最寄り駅は、石山坂本線の唐橋前駅になる様で、1 ㎞ 程でアクセス出来る様ですし、東海道本線(琵琶湖線?)石山駅からであっても、2 ㎞ 弱で行けるようです。また、神社前には大きな駐車場もある様で、車でのアクセスも問題ない様ですので、電車でも、車でも、どちらの選択肢も想定しても良い様です。

■一の鳥居から本殿を目指す

電車でも、車でも、どちらの手段でアクセスしても良い様ですが、埼玉・川越居住の私達夫婦の場合は、付近まで新幹線で行く事になると思うので、電車でのアクセスになると思い、まず目指すのは「一の鳥居」になる認識です。その後しばらく進んで「二の鳥居」付近で直角に曲がり、「神門」を拝見しつつくぐって、源頼朝ゆかりの「建部の御神水」御神木「三本杉」でパワーをもらった後、拝殿でご挨拶し、日本武尊・大国主の神話の世界に思いを馳せつつ「本殿(日本武尊)・権殿(大国主)を拝見させて頂こうと思います。こちら建部神社の中枢部ですので、近江国一之宮の貫録をぜひ味わいたいと思っています。

■石灯籠(重要文化財)と宝物殿も拝見したい…

日本武尊・大国主の神話の世界に思いを馳せつつ「本殿(日本武尊)・権殿(大国主)」を拝見した後は、そのすぐ脇にある「重要文化財である石灯籠を拝見し、「宝物殿」にもお邪魔したいと思って折ります。宝物殿では、「平安時代の作で、重要文化財に指定されている女神像」や「日本初で日本武尊と建部大社が描かれた旧千円紙幣も拝見で得きるようですので、素通りできないと思った次第です。

■周囲の大人観光スポット

宝物殿で、「重要文化財の女神像」や「日本武尊と建部大社が描かれた旧千円紙幣」を拝見して、建部神社での大人散策は終了になりますが、別記事でこの周辺の大人散策スポットを紹介している通り、埼玉・川越から近江の地に参らせて頂くのであれば、東海道中山道の追分である「草津宿の追分」や「瀬田の唐橋」、琵琶の浮き城である「瀬田城」・「膳所城(日本三大湖城でもあります)」・「大津城」・「坂本城(明智光秀の居城だった認識)」、更には「近江大津宮の痕跡」・「近江大津宮の主であった天智天皇を祭神とする近江神宮」、そして「山王信仰の中枢である日吉大社 & 比叡山延暦寺」にも足を延ばしてみたいと思った次第です。それぞれ、別記事で詳細情報を記載して折りますので、ご参照頂けますと幸いです。

【最後に】

以上が、「日本神話と関連深く、個人的には国津神系神社と思っている『建部神社』に関し、その概要と大人散策情報を共有」をさせて頂いた内容になります。

本記事、最初の方の考察にてスサノオの様な荒くれ者のヤマトタケル(日本武尊)が、スサノオ起因の剣を携え、西に東に征討活動を行い、大国主の国作りを完遂した事」を踏まえると、「ヤマトタケル(日本武尊) は、天津神ではなく、国津神と考えた方が適切といった妄想を致しましたが、そんな妄想をしつつ、こちら建部神社で大人散策させて頂くと恐らく、日本神話の世界の妄想が、更に発展するのでないかと思った次第です。新幹線ではよく通っているはずですが、降り立った事はほとんどないこの近江エリアですので、いつか訪問し、建部神社や周囲の大人散策スポットを巡りつつ、日本神話に関する妄想を、更に広げてみたいと思ってしまいました…。実際に訪問できた暁には、改めて本ブログで報告させて頂こうと思います。

また本ブログでは、諏訪大社熱田神宮大宮氷川神社川越氷川神社川越喜多院日光の二社一寺久能山東照宮浅草寺深大寺神田明神大國魂神社等々、有名何処の神社仏閣に加え、日本三大怨霊 / 日本三大八幡 / 神社の社格 / 神社のカテゴリー分類と言った内容に関する考察の記事も記載しております。以下に、本ブログで記載した(一部記載が追い付いていない神社仏閣もありますが…)祭神の系統や社格(神社)や宗派(仏閣)といった切り口で、マトリックス上にまとめた一覧表を共有させて頂きますのでご参照頂けますと幸いです。また、今後調査や訪問を行い、本ブログで記載していきたいと思って折りますので、「更新中」である事を予めご容赦頂けますと幸いです(画像では見にくいので、クリック頂くとpdfのファイルが開く様になっております)。

尚別ページにて、①日本書記 vs 古事記 (日本書紀とは? 古事記とは? 日本神話とは?) ②天地開闢の神々の分類と国生み (別天津神・造化三神・神世七代・天津神・国津神とは?)③天照大御神 vs 須佐之男命 (黄泉国神話と天照大御神 vs 須佐之男命の誕生・誓約の神話とは?)④アマテラスが岩屋れる「天岩屋神話」とは? (天孫降臨神話への序章?)⑤「スサノオによるヤマタノオロチ退治の神話」とは?⑥大国主関連の神話 (因幡の白兎& その後(スサノオの住む根国訪問)・国作り神話とは?)⑦大国主関連の神話 (国譲り神話とは?)⑧天孫降臨とは?⑨ニニギと息子2人(海幸彦・山幸彦)ってどんな人?⑩神武東征とは?⑪ヤマトタケル(日本武尊)っどんな人?⑫日本神話の全体図を勝手に理解⑬日本神話の全体図から “メッセージ” と “リアリティの程度” を妄想、⑭天皇家の「欠史八代」って何?、⑮神話の時代から天皇家の家系を三種の神器って何?、と言った内容でそれぞれ記載しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

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