岡山後楽園

【更新中/準備中】

【はじめに】

こちらのページでは、岡山県岡山市にあり、日本三名園の1つに数えられ、岡山城と旭川を挟んで隣接し、300年以上の波乱万丈の歴史を持つ池田宗家の庭園『岡山後楽園 』の大人散策を共有致します。

本ブログの別記事で紹介させて頂きました「岡山後楽園」日本三名園(兼六園(石川県金沢市)」、「後楽園(岡山県岡山市)」、「偕楽園(茨城県水戸市))の1つに数えられ、岡山城を借景とする大名庭園として有名な認識です。庭園好きの私達夫婦にとって魅力的な庭園(お城好きでもありますが…)ですが、中々機会に恵まれず、訪問できて折りませんでした。しかし、2024年9月、遂に訪問する事が出来ました。自宅のある川越から新幹線で姫路に行って「姫路城」、その後岡山(備中高梁)に回り「備中松山城」と現存12天守を巡るコースを計画(姫路城は、国宝5城でもありますが…)。これに合わせ「ベンガラの街・吹屋」・「岡山城」・「倉敷美観地区」と言ったスポットも巡らせて頂こうと企画したのですが、その中の1つに「岡山後楽園」も加えた次第です。

こちらのページでは、そんな背景でお邪魔致しました「岡山後楽園」を紹介します。すなわち、「岡山県岡山市にあり、日本三名園の1つに数えられ、岡山城と旭川を挟んで隣接し、300年以上の波乱万丈の歴史を持つ池田宗家の庭園『岡山後楽園 』の大人散策を共有」致します。

(尚、今回の「岡山後楽園」は、「姫路・岡山を巡る5泊6日の旅」の中でお伺いさせて頂きました。つまり、世界遺産 & 国宝・姫路城」・「姫路城お隣の庭園群・好古園」・「姫路でのお宿・モントレ姫路」・「唯一の山城の現存天守・備中松山城」・「ベンガラの街並みが魅力の吹屋での大人散策」・「備中松山での拠点宿で、一軒貸しのお宿天籟」・「白壁の街並みが魅力の倉敷美観地区の大人散策」・「日本三名園に数えられる岡山後楽園」・「宇喜多氏・小早川氏・池田氏の居城として有名な形岡山城」・「岡山での拠点宿・吉備の湯ドーミーイン岡山・「岡山のおすすめレストラン:焼肉ダイニング HACHIYA」等も記載して折りますので併せてご参照頂けますと幸いです)

【「岡山後楽園」を大人散策!】

前日に、高梁から岡山に移動し、岡山駅の程近くにある「吉備の湯ドーミーイン岡山」に宿泊して折りましたので、この日は朝一で、(若干戻る形ですが)電車で20分弱程かけて倉敷に参り、「倉敷美観地区」を午前中に大人散策。お昼過ぎには大体予定通り「倉敷美観地区」を回りきれたので、午後(14時前)には倉敷から岡山に戻り、「岡山後楽園」・「岡山城」と大人散策を実行した次第です。岡山城に関しては、別記事で記載して折りますので、以下「岡山後楽園の大人散策」に絞って記載いたします(尚、岡山後楽園の、その歴史を踏まえた基本情報に関しては、別記事にて記載して折りますので、併せてご参照頂けますと幸いです)。

■岡山駅から徒歩で「岡山後楽園」を目指す

午前中に「倉敷美観地区」の大人散策を終え、倉敷駅から岡山駅に戻り「岡山後楽園」を徒歩で目指しました。まず目指したのは「石山公園」。少し迷ってしまいましたが、岡山駅から30-40分程で参れたと記憶しています(本来なら20分程度で行けるはず?)「石山公園」に着くと、公園内には、岡山城の石垣の石を運んだ様子を模したのか「大きな石を運ぶ様のオブジェ?」があり、更に旭川の堤防まで行くと「岡山城」の天守が見えてきます。その堤防を、北(上流)側に進むと、右後方には「岡山城の天守」が見え続けますので、その移ろいを楽しみつつ歩を進めると、左側に「岡山神社」が見えてきて、上流には「岡山後楽園」に続く「鶴見橋」が見えてきます。そしてその「鶴見橋」を渡ると、岡山後楽園の一部かもしれませんが「四季彩(レストラン?・休憩所?)」が見え、そこを右手に進むと岡山後楽園の「正門」がありますので、こちらから「岡山後楽園」にお邪魔しました

「岡山後楽園」に正門から入って庭園の北側を東・南に進み「茶祖堂」を目指す

「岡山後楽園」に入ると、すぐに「岡山城を借景にした、芝と湖面の調和が美しい岡山後楽園」を拝見したくなりますが、ちょっと我慢し、左(北)側の「売店」側から、森の中を東に進みました。落ち着いた雰囲気で「観騎亭」や森の中を流れる水路に「水車」もあり、「岡山後楽園の大人散策におけるウォーミングアップ」と言った感じで歩を進めると、急に視界が開け待ちに待った岡山城を借景にした、芝と湖面の調和が美しい岡山後楽園」の景色が目に飛び込んできました

その岡山城を借景にした、芝と湖面(=沢の池)の調和が美しい岡山後楽園」の景色を堪能しつつ、「五十三次腰掛茶屋」も見学し歩を進めると「慈眼堂」が出てきます。ここには岡山後楽園の代名詞である「巨石」があり、「一度割ってから運び、再度組みなおした痕跡」も見て取れましたので、マジマジと拝見させて頂いた次第です。

「慈眼堂」で「巨石」を拝見した後は、一旦「沢の池」から離れ、南東に歩を進め、「井田(せいでん)越しの岡山城」「新殿」「千入の森(秋の紅葉は美しそう)」「神社?祠?」「桜林(先らの季節が見せ場?)」を進んで行くと、森と池の調和が美しい「花交の池」「梅林(早春の主役?)」があり、その先に風情を感じる茶室「茶祖堂」があります(更にその先(南)には「芝の休憩スポット?」もありますので、小休止されても良いかと存じます)。

■「岡山後楽園」の南東の端(茶祖堂)まで来たら、南の橋から中央:「流店・唯心山を目指す

「岡山後楽園」の南東の端の「茶祖堂」まで来たら、進路変更し、「花交の池」の南側にある小道を北西に進みました。右手には「花交の池」にそそぐ「花交の滝」があり、左手に目を向けると木々の間から「岡山城の天守」がまた違った表情を見せてくれましたので、その景色を楽しみつつ、そのまま歩を進めると「花交の滝」にそそぐ小川を超える為の「飛び石の橋」がありました。

そこで小川を渡り、更に「花菖蒲畑」付近で「八橋?」で池を渡り、そして更に「石板の橋」で小川を超えて、こちらも岡山後楽園の顔の1つと言って良い認識の「流店」に参らせて頂きました。建物の中を小川が流れる様は本当に風流で、日本人の美意識を自慢したくなってしまう程の佇まい。しばし気持ちを落ち着ける様に時を過ごし、再び(「流店」前にある別の)「飛び石の橋」で小川を渡って、「唯心山」に行き、岡山後楽園のかなりの広い範囲を見渡すことが出来る少し高い場所から「岡山後楽園の違った表情」を堪能させて頂いた次第です。

■中央:「流店・唯心山」まで来たら、西端の「花葉の池の大立石」を目指す

「唯心山」で、「岡山後楽園の違った表情」を堪能した後は、少し北に行って、「島茶屋」とそこに架かる橋「偃月橋?」を拝見した後、Uターン。「沢の池」の南側の園路を「唯心山と水辺 & 芝の景色」を堪能しつつ西に進み「曲水」を拝見させて頂きました。この「曲水」は、個人的に岡山後楽園で最も印象的で好きなポイント。生で拝見するとどんな感じかと興味津々でしたが、実際に拝見して思った事は「落ち着いていて、そしてシンプルで、日本人らしい景色の佇まいが美しいスポット」と言うものでした。写真の通り非常にシンプルな景色で「何が良いの?」と聞かれると、答えられませんが、「美しく手入れされた芝に、流路の曲線とその奥に見える建物(廉池軒?)が奥行きを出した構図は『岡山後楽園を代表する景色』と言って良い」と思った次第です(あくまでも個人の感想ですが…)。

(個人的に)岡山後楽園で最も好きな「曲水の景色」を堪能した後は、その目の前にある「延養亭」・「鶴鳴館」と言ったちょっと重厚な建造物を拝見し、その南にある「花葉の池」とその向かいにある「能舞台」を拝見しつつ歩を進めると、「花葉の池」にかかる「栄唱橋」の先に、ひときわ大きな「巨石」が見えてきます。「慈眼堂」の目の前にも「巨石」がありましたが、「栄唱橋」の先に見える巨石「大立石」は、更に迫力のある巨石一度割ってから運び、再び組みなおしたこの巨石・「大立石」も、岡山後楽園の顔の1つと言って良いと思う大迫力の巨石だった次第です。

■西端の「花葉の池の大立石」まで来たら、再び中央付近にある「南門(岡山城口)」から「岡山後楽園」を失礼し「岡山城」を目指す

西端の「花葉の池の大立石」まで来たら、岡山後楽園をほぼ一周した事になりますので、「南門(岡山城口)」を目指し、岡山後楽園を失礼して、旭川を渡った先にある「岡山城」を目指しました。しかしその前に、その途中にある「茂松庵」その前に通された少し手の込んだ「園路」や、少し前に拝見した「曲水」の下流(上流?)部の景色(廉池軒等)も、今度はまじかに拝見しつつ、歩を進めた次第です。そして岡山後楽園の「南門(岡山城口)」を出ると、「碧水園(カフェ?)」があったので、ちょっと一休みしようかと思いましたが、かなり夕方(16時位)になっていたので、「岡山城」の見学時間がとれるか否か不安であった為、早々に「月見橋」を渡って「岡山城」に足を運んだ次第です(岡山城天守に参った段階で知ったのですが、天守内へは17:00までの入場が必要で、17:30までの営業時間でしたので、岡山城内(曲輪)の見学を踏まえると結構ギリギリでした…)。

【最後に】

以上が、「岡山県岡山市にあり、日本三名園の1つに数えられ、岡山城と旭川を挟んで隣接し、300年以上の波乱万丈の歴史を持つ池田宗家の庭園『岡山後楽園』の大人散策を共有」をさせて頂いた内容になります。

尚、岡山後楽園の見学に要した時間(「正門」を入ってから「南門(岡山城口)」をでるまでの時間)は、ザックリ1.5時間程度。正直、「今少し早く参って、2-3時間くらいかけてゆっくりと拝見したかったかな…」と思った次第ですが、この日は「倉敷美観地区」・「岡山後楽園」・「岡山城」と言った感じで、少々盛沢山。それでも、滞りなくそれぞれを巡る事が出来、大変有意義な日になった次第です。

ちなみに、「岡山後楽園」に参らせて頂いた日の行程は上記の感じですが、今少し広い視野の「姫路・岡山を巡る5泊6日の旅の全体図」で記載しますと、以下の旅の行程の中でお邪魔させて頂きました。「岡山後楽園」を含む、「倉敷美観地区」・「岡山城の大人散策」、「岡山での拠点・吉備の湯ドーミーイン岡山」は勿論、その他のスポットもそれぞれすばらしく、非常に満足できる旅になった次第ですので、併せてご参照頂き、皆様の旅のプランニングにおける参考になれば幸いと思って折ります!

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