【はじめに:日帰り京都観光旅行を計画】
こちらのページでは、「以上が、「関東圏から京都へ『”お庭” をKey にし、プラスで大人観光スポットも “日帰り” で巡る旅行の 2nd ver.』の具体的なプラン(実行済み)を共有」させて頂きます。
前回、京都日帰り旅行の記事で、京都中心部の東側を攻めた記事を記載いたしましたが、今回は、山陰本線を使って「京都の中心部+西側」を攻めた時の情報をご紹介致します。前回の「1回目の京都日帰り旅行の記事」で、下記のコメントをいたしました。
京都は、日本人・外国人を問わず、必ず訪れたい観光地ですよね。しかし、仕事をしている方であれば、一般的に長い期間の滞在は難しいと思いますが、京都には沢山の観光地があります。私達夫婦もどうしたものかと思案した結果、我が家では「京都観光分割作戦」で行くことにしました。つまり、1日では回り切れないので(=京都を満喫するには長期滞在が必要になってしまうので)、「行けるタイミングで、行ける場所に行く」事にしたのです。言い換えると、「日帰りで何度も脚を運べば、ある程度の月日はかかる物の、長期滞在したした際に近い効果が得られる」のでないかと思った次第です。
つまり今回ご紹介するのは「その2回目」になります。今回も前回同様、私達夫婦が好きな、”お庭(庭園)” に焦点を絞り、ルートを作成した次第ですが、今回の Key は、以下の3か所。
- 二条城 (二の丸御殿・現存4御殿として別記事で紹介中)
- 大河内庭園
- 天龍寺+α
つまり、「上記3つのスポットをまずは確定し、”その周辺” や “通り道” にある観光スポットも抑えつつ、日帰りで京都を観光するプランの 2nd ver.」を想定した次第です。
【京都日帰り観光コースの例】
上記の通り、「二条城・大河内庭園・天龍寺+α」の3つの訪問先を回る事を中心に考え、途中にある「神泉苑・竹林の小径・渡月橋」の3か所も加え「合計6か所」で、以下のコースにしました(結果は「京都滞在時間5時間程度のコース」になりました…)。
訪問詳細図・京都観光エリア広域図
- 川越駅 → 京都駅 (電車+新幹線:8時過ぎに川越を出ると12時前に京都に着きます)
- 京都駅 → 二条城 (山陰本線・京都~二条+徒歩)
- 二条城 → 神泉苑 (徒歩 )
- 神泉苑 → 竹林の小径 (山陰本線・二条~嵯峨嵐山+徒歩 )
- 竹林の小径 → 大河内庭園 (徒歩 )
- 大河内庭園 → 天龍寺 (徒歩 )
- 天龍寺+α → 渡月橋 (徒歩 )
- 渡月橋 → 京都駅 (徒歩+山陰本線・嵯峨嵐山~京都 )
- 京都駅 → 川越駅 (電車+新幹線:17時過ぎに京都を出ると21時前に川越に着きます)
以下、それぞれの訪問先をご紹介しますので、皆様の旅の計画と軽い予習に、お役立ちできれば幸いです。
① 二条城
本ブログ別記事で詳細を記載して折りますので、併せてご参照頂きたいのですが、「二条城は、『本丸御殿』と『二の丸御殿』がありますが、江戸時代に作られた「二の丸御殿」が、現存4御殿の1つである事で有名な認識で、他の現存4御殿(=川越本丸御殿、掛川城、高知城)と比較しても、「圧倒的な格式と風格を備える、現存4御殿の中の現存4御殿」といった感じの印象を持っております。
そして、勿論「本丸御殿」も明治期に作られた建物で有名な認識ですが、それ以上に有名なのは「二の丸庭園」だと思って折ります。小堀遠州が奉行を務めたらしく(彼の代表作とも言われているらしいです)、風格十分な、石の目立つお庭に見え、荒々しさを感じる日本庭園(大名庭園?/書院造庭園?)の印象を受けました。別名「八陣の庭」といわれてるようで、池泉が広がる回遊式の庭園と言われている認識です。
(Web Site : http://nijo-jocastle.city.kyoto.lg.jp/)
② 神泉苑
「神泉苑は、794年の平安京遷都とほぼ同時期に、当時の大内裏の南に隣接する地に作られた『禁苑(天皇のための庭園)』で、『京都最古の庭園』とも言われている様で、当時は二条通から三条通まで、南北約500メートル、東西約240メートルに及ぶ池(現・法成就池)を中心とした大庭園であった」と言われているようです。
平安京造営時に作られたお庭(庭園)で、「天皇の為の遊苑」としての役割(=舟遊式庭園?)を担ってきたと言われるという事は、「平安神宮の祭神でもある桓武天皇が作らせた庭園?」とも思ってしまい、現在では、ツツジが美しい(らしい)庭園と言われている認識です(私達の訪問は、2月だった為、ツツジは咲いていませんでしたが…)。二条城から通りを挟んで、すぐ南なので、二条城にお越しの際は、是非脚を伸ばして頂ければと思う次第です。
(Web Site : http://www.shinsenen.org/)
③ 竹林の小径
「嵯峨野にある竹林の小径」は、京都を紹介する際、テレビ等でもよく出てくる場所なので有名だと思って折り、私達夫婦は、嵯峨嵐山駅の方からアプローチしました。テレビ等で紹介させれる「竹林の小径」は、外国人観光客も含め「いつも大混雑」の認識ですが、「実際にお邪魔したのが 2月」と言う事もあってか、「大混雑」と言う程でなく「落ち着いて竹林の静寂」を楽しむ事が出来ました。とは言いつつ、写真の通りそれなりに人がいましたが…。いづれにしても、「京都らしい良い雰囲気を醸し出している、鉄板の場所」だと思っている次第です(紅葉シーズン等の大混雑のタイミングでお邪魔したら、そうはいかないかもしれませんが…)。
④ 大河内庭園(大河内山荘)
「こちらの大河内庭園(大河内山荘)は、昭和の映画俳優・大河内傳次郎氏が、映画出演料の大半を注ぎ込み、30年の歳月をかけて、こつこつと別荘として造営した回遊式庭園の日本庭園」と認識して折ります。京都市街地も見渡せる 2万㎡ほどの広大な敷地に、嵐山の山々を借景にした庭園(山荘)で、「桃山造りの書院」や「鎌倉様式の持仏堂」、「茶室の滴水庵」等の建物もあります。「味のある建造物と山々の借景、そして丹精込めて作庭された意思を感じる、非常に素晴らしい庭園」で、見所も十分なのですが、残念な事に上記の「竹林の小径」程有名ではないと思います。しかし、こんな庭園を「竹林の小径」まで来ていて(=すぐ近くまで来ていて)、素通りするのは、日本人として、そして特に「私達夫婦の様な ”お庭(庭園)” 好きな人」にとしては、非常にもったいないと思いますので、是非脚を延ばして頂きたいと思う次第です。
⑤ 天龍寺+α (宝厳院)
「天龍寺は、臨済宗天龍寺派の大本山の寺院で、足利尊氏の開基 & 夢窓疎石の開山(初代住職)と言われ、「古都京都の文化財」としてユネスコ世界遺産に登録された寺院」の認識です。また、「天龍寺の曹源池庭園(そうげんちていえん)は、夢窓疎石の作庭による、嵐山や亀山の借景を取り込んだ池泉回遊式庭園」と認識して折ります。訪問したのは、2月のオフシーズンでしたので、ゆったりと鑑賞でき、「心が落ち着く事この上ない庭園」と思った次第です。尚アクセスは、「大河内庭園を出て、すぐ目の前にあった『天龍寺北門』から参った」ので、非常に近かった記憶です。
また、天龍寺まで来たのであれば、是非南隣の「宝厳院」にも脚を延ばすべきだと思って折ります。『宝厳院は「世界遺産の天龍寺の塔頭寺院」だそうで、「獅子吼の庭」と言われる嵐山の借景を利用した回遊式庭園で、「獅子の形をした獅子岩」、「岩から生えている破岩の松」などが有名な上、紅葉の名所としても知られる名園」だと思って折ります。つまり、素通りするには、大川内庭園同様、日本人として、そして特に「私達夫婦の様な ”お庭(庭園)” 好きな人」にとしてはもったいないと思う次第です。
(天龍寺 Web Site : http://www.tenryuji.com/index.html、宝厳院 Web Site : http://www.hogonin.jp/index.html)
⑥ 渡月橋
『「渡月橋」は「竹林の小径」同様、京都の風景を連想する際、かなりの確率で連想される観光スポット』と認識しおります。平安時代、もしくはそれよりも前の奈良時代にかけられたとも言われる渡月橋は、「橋の上空を川下から川上へ移動していく月を眺めて『くまなき月の渡るに似たり』との感想を述べたと伝わり、これがのちの『渡月橋』命名の由来になった」とも言われるらしく、「史跡、そして名勝として『嵐山を象徴する建造物』である事間違いない」と思いますので、「素通りしてはいけない橋」だと思う次第です。ただ、2月の渡月橋を渡るのは、とても寒かった記憶ですが…。
【最後に】
以上が、「以上が、「関東圏から京都へ『”お庭” をKey にし、プラスで大人観光スポットも “日帰り” で巡る旅行の 2nd ver.』の具体的なプラン(実行済み)を共有」させて頂いた内容になります。
関東近郊からであれば、上記の感じのスケジュールで、京都は日帰り旅行可能な地です。最初にも記載しましたが、何泊もして、すべて回ろうと思っているうちに、行けなくなってしまうかもしれません。故に、日帰りの「 京都観光分割作戦 」を皆様も是非計画し、訪問してみては、如何でしょうか? (「京都日帰旅行1回目」は、別時事で紹介して折ります)
「京都日帰旅行2回目」の様子
尚本ブログでは、東京旧古河庭園、東京椿山荘、神戸相楽園、京都無鄰菴、高松栗林公園、熊本水前寺成就園、山梨恵林寺庭園、甲府常磐ホテルの庭園、平泉毛越寺庭園、名古屋徳川園、二条城二の丸庭園、川越喜多院の紅葉山庭園/中院の庭園、熱海の起雲閣、旧芝離宮恩賜庭園、小石川後楽園、清澄庭園、浜離宮、六義園、新宿御苑、日本三名園:金沢兼六園・岡山後楽園・偕楽園等、全国各地の庭園も紹介しており、「日本庭園のカテゴリ分け(庭園分類)」に関しても記載しております(更新中あり)ので、下記一覧表をご活用いただき、ご参照頂けますと幸いです。
一部地図は、Google Mapの画面キャプチャーに、自身で書き込みを行い作成
以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!