羊山公園からの武甲山

【はじめに:秩父観光にあたって】

本日は、秩父の大人観光・散策スポットをご紹介します

皆さん、秩父には、行ったことがありますか?秩父は、「秩父山地に囲まれる秩父盆地」の中央部を流れる荒川付近に中心の市街地が形成されており、市全域ではそのエリアの多くが「秩父多摩甲斐国立公園」や「自然公園」に指定され、「市の南東にそびえ、石灰石が産出できることから露天掘りにより ”独特の形をした武甲山“」を望む、人口は約6万人位の埼玉県の「市」の1つ』と理解をして折ります。

本ブログ別記事で「三峯神社を含む秩父三社」・「日本三大曳山祭りの1つ・秩父夜祭」等も紹介致しましたが、こういった「神社仏閣、その神事に関連するお祭り」等でも有名である地が「秩父」と認識して折る次第です。同時に、秩父と言えば「羊山公園の芝桜」をイメージされる方も多いと思いますし、ちょっとマニアックなところでは、地質的も有名なようで「ジオパーク秩父」とも言われている認識です(秩父は「日本地質学・発祥の地」と言われているそうです)。

私達夫婦の一番の目的は「温泉」である事が多いのですが(”新木鉱泉” ”はなのや” を別記事で紹介しています)、いくら温泉好きでも、温泉だけでは、もったいないので、もちろん観光もしています。自宅のある川越から近い事もあり、よくお邪魔する「秩父好きの夫婦」なのですが、そんな私達が、「秩父に行ったら、抑えてほしい “おすすめ大人観光スポット” を “8つ(プラスαあり)” ご紹介」します。それぞれの趣味嗜好もあると思いますので、皆様フィットするか否か少々不安な部分もありますが、参考までにご拝読頂ければ幸いです(「関東屈指のパワースポット、三峯神社」を、また「秩父三社(三峯神社・宝登山神社・秩父神社)のポタリング/散策情報」も別記事で紹介しています)。

【散策(散歩)を楽しむ、秩父の観光スポット】

① 羊山公園

秩父に行ったら、ここだけは絶対に外してはいけません。一番有名なのは、もちろん「芝桜」。これは、本当に綺麗です。

ただ、綺麗すぎて、そして有名過ぎて、車はいつも大渋滞。電車で行く事をお勧めします。電車なら、西武秩父からも歩けますが、ストレス的には横瀬駅の方から行った方が良い様に感じます。特急停車駅でもありますので、試してみて下さい。また、芝桜も有名ですが、桜もいくつか種類がある上、本数もかなり多いので、こちらもお勧めです

ちなみに「武甲山」。なぜ、あんな形かご存じですよね? はい、もうすでに上記に記載した通り「セメントの材料になる石灰岩の採掘」をしているからですよね。採掘は、明治から大々的に行われてきたようで、当時、「標高:1,336M」あったものが、今では「1,304M」だそうで、30Mも低くなってしまったそうです。武甲山は、身を削って、日本の近代化を支えてきてくれているのですね。武甲山をバックに眺める、芝桜・桜ともに綺麗ですので、様々な季節で是非訪れてみて下さい。

秩父市の羊山公園のページ: http://www.city.chichibu.lg.jp/1853.html

② 長瀞渓谷

こちら「長瀞渓谷」は、秩父市ではありませんが、秩父地方と言う事でご紹介します。こちらも、石畳・ライン下りで有名な観光地ですよね。「長い瀞場が続く場所」が、地名の由来と、立ち寄ったお土産屋さんで教えてもらいました(岩手県での船下り(正確には、下り&上り)が楽しめる猊鼻渓も別記事で紹介しています)。

所でこの川、何川かご存じですよね? やはり上記に記載した通りですが、勿論「荒川」です。東京に、流れていく荒川です三峰山の方に起点があり、秩父市・長瀞・寄居・熊谷・川越戸田等を流れ「東京」に流れて行きます。長瀞は、かなり上流部で、激しい流れのイメージすが、その名の通り「瀞場」になっているので、ライン下りが出来るのですね。ちなみに、「荒川」の起点の更に上には、甲武信ヶ岳と言う山があり、ここは、千曲川(日本海へ)・荒川(東京湾へ)・笛吹川(富士川となり太平洋へ)の分水嶺と言われいます(別記事で記載中)

また繰り返しになりますが、秩父は、日本地質学発祥の地と言われているそうで「ジオパーク秩父」なんていうらしいです。こちらのホームページによると、以下の様にあります。

”ジオパーク秩父は、秩父地域1市4町(秩父市、横瀬町、皆野町、長瀞町、小鹿野町)をエリア(約89,250ha)としており、平成23年に当時国内で15番目の日本ジオパークに認定を受けました(現在国内に44か所)” 

https://www.chichibu-geo.com/

この様に紹介されているのですが、その中で有名なのは、「長瀞渓谷(石畳や赤壁が見られる)」との事らしく、”地球の窓” なんて言われるそうです。つまり、長瀞では「ライン下り」を楽しみつつ、「河川や地形」、更には「地球その物の歴史」を楽しむ事が出来る訳ですが、川に落ちないように気を付けるべきだと思う次第です…。

長瀞の観光情報: https://www.nagatoro.gr.jp/spot/spotmeisho/

③ 宝登山・宝登山神社

こちら「宝登山神社」は、長瀞の駅から「川(岩畳)と反対側の山の方」に行った所にあります。麓の「宝登山神の社殿」も非常に立派な神社ですが、「宝登山神社・奥宮」と「ロウバイ園」に「ロープウェイ」でアクセスできます宝登山神社の参拝だけでも十分魅力的ですが、神社でご挨拶をし、併せて「一足早い春の訪れを感じる」 or 「秩父の景色を堪能する」のも、大人の楽しみ方の1つだと思いますので、脚を運んでみてはいかがでしょうか?(別記事にて、三峯神社秩父三社をポタリング+散策、も紹介しております)。

宝登山ロウバイ園の情報: https://www.nagatoro.gr.jp/robaien/

宝登山神社の情報: https://www.nagatoro.gr.jp/spot/spotmeisho/

④ 秩父神社

こちらの「秩父神社」は、西武秩父駅・御花畑駅からも歩けますが、最寄は「秩父駅」です。こちらの、ホームページによると、以下の様にあります。

”元慶2年(878年)には神階正四位下に進み、延長5年(927年)に編算された『延喜式』にも掲載されるなど、関東でも屈指の古社のひとつに数えられています”

http://www.chichibu-jinja.or.jp/

上記引用の通り、秩父神社」は、かなり歴史のある神社と言われている様です。社殿もかなり立派で、見ごたえあります。また、社殿の裏側には、日光東照宮に対抗してか、「”よく見て、よく聞き、よく話す” 三猿の彫刻等、見応え十分な彫刻がありますので、探していてみて下さい。同時に、東側の道の反対側には、「日本三大曳山祭り」に数えられ「夜祭」でも有名な「秩父夜祭」を紹介する「ちちぶまつり会館もありますので、脚を延ばす事をお勧めします。

秩父神社とまつり会館

秩父神社の Web Site : http://www.chichibu-jinja.or.jp/

⑤ 清雲寺

「清雲寺」の「お寺の情報」は持っていないのですが、こちらの「枝垂桜」は「圧巻の一言」です。勿論、桜が咲いている時に訪れるべきでしょうが、私達は、夏にもお邪魔しており、これはこれで、良い雰囲気を醸し出していました。さすが、樹齢600年と言われるだけの事はあります。秩父の中心部から、南西に「車で15分程度の場所」になります。電車での最寄り駅は、武州中川駅でで、徒歩10分くらいの距離でした。近くに「若御子断層洞」もあり、断層に直接触る事が出来ますので、ご興味がある方は、是非訪れてみて下さい。

清雲寺の情報 : http://www.chichibuji.gr.jp/event/sakura/

⑥ 寺坂の棚田

こちら「寺坂の棚田」は、もしかしたら「ちょっとマニアック」かもしれませんが、綺麗な棚田でした。姨捨の棚田と比べると小規模ですが「武甲山と工場(セメント工場?)をセット」で眺める棚田は、訪れてみる価値はあると思います(写真は、あまりきれいに撮れていないのですが…)。住所は、横瀬町になると思い、最寄り駅は横瀬駅で、駅から徒歩20分強かかったと記憶しています。羊山公園とは、反対側になりますが、ハイキングがてら脚を延ばしてみてはいかがでしょうか?

⑦ 秩父高原牧場

こちら「秩父高原牧場」は、特に何がある訳ではありませんが…。ただ「雄大な自然」と「素晴らしい眺め」を求めるなら、こちら「秩父高原牧場」をお勧めします。こちらは、歩いて行けないこともないでしょうが、ほぼ登山になってしまいますので、車でのアクセスをお勧めします…。

秩父高原牧場の Web Site : https://www.pref.saitama.lg.jp/kogen-bokujo/index.html

⑧ レストラン シャンドフルール

本ブログ内で、ピノキオ(イタリアン)をご紹介しましたが、こちらのシャンドフルールも中々味のあるレストランです。フレンチベースなのか、イタリアンなのか、良くわかっていないのですが(名前的に、フレンチベースの気が勝手にしていますが…)、「おいしい洋食屋さん」で、予約が必要な認識のレストランです。また、古民家のレストランで、大人の雰囲気が漂う感じですので、大人散策がてら、ゆったりと食事を楽しんでは、いかがでしょうか?

シャンドフルール Web Site : https://champdefleur.gorp.jp/

+α の① : イタリアンレストラン・ピノキオ

上記の通り、別記事で紹介しておりますが、こちらでも一言だけ紹介させて頂きますと「“イタリアンレストラン・ピノキオ” は、本当の贅沢を提供してくれるレストランと言う事で、以下写真のみ記載させて頂きます! 詳細別記事でご参照頂けますと幸いです。

イタリアンレストラン・ピノキオのある日のお料理

+α の② : 三峯神社

上記記載の秩父神社・宝登山神社と併せて「秩父三社」と言われる神社の一つ「三峯神社」も秩父観光における主役の一つだと思って折ります。少し秩父中心部からはアクセスに努力を要しますが、車でのアクセスも、参道をハイキング的(もはや登山?)に行く事も出来ますので、お参りしてみてはいかがでしょうか? (詳細は別記事:「関東屈指のパワースポット・三峯神社」をご参照ください)

+α の③ : 西善寺のコミネカエデ

秩父市ではなく横瀬町の認識ですが「西善寺のコミネカエデ」も、秩父に脚を運んだ際は、音連れるべき寺院だと思って折ります山門・本殿も立派ですが、西善寺における見所は「カエデ」樹齢600年を超えると言われる大木で、苔むした幹はその歴史を感じさせてくれる堂々たるお姿。「当山は霊場につき、物見遊山の者、酒気帯びの者、境内に入る事を禁ず」との事ですので、心穏やかにお参りをさせて頂きつつ、併せて「コミネカエデの見学」をさせ頂いてはいかがでしょか?

【最後に】

上記、「(プラスαもありましたが…)8つの大人観光スポット@秩父」を紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか? 「自然や文化、神社仏閣、花々を楽しむ事が出来、派手さはないが、大人的な観光スポットを楽しめるのが秩父」だと思っております。都心からのアクセスも良く、”新木鉱泉” ”はなのや” と言ったおすすめ温泉宿もあり、温泉も楽しめるエリアですので、是非皆様にも脚を運んで頂き、秩父の良さを感じ、大人散策を満喫して頂ければ幸いです!

以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!

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