※ 未確認ですが、SNSで情報提供頂いた所によると、現在湖城閣さん、残念ながら休業になってしまっている様です…
【はじめに:湖城閣の基本情報】
群馬県は、私達夫婦の住まう川越からのアクセスも良く、中々の温泉地も数多くある事から、よくお伺いする地域です。本ブログでも、渋川伊香保温泉の古久家、赤城温泉の赤城温泉ホテル、老神温泉の仙郷、利根川の源流域にある龍洞、四万温泉の積善館や豊島屋、川場温泉の錦綉山荘、谷川温泉の旅館たにがわ等のお宿を紹介させて頂きましたが、今回ご紹介させて頂くのは、丸一・生寿苑といったお宿を紹介させて頂きました、猿ヶ京温泉にある「湖城閣」と言う、レトロな温泉宿を紹介させて頂きます。
こちらの温泉宿は、(詳細は別記事で紹介させて頂きますが)その名の通り、何と城跡にある温泉宿で、歴史好きには、なんだかソワソワしてしまう様な感じです。城跡に建てられた温泉宿と言う事で、周囲を赤谷湖に囲まれ(土塁にも囲まれていますが)、お部屋や大浴場・露天風呂からの景色は抜群。何処からも、素晴らしい赤谷湖を見ながら、温泉を楽しめるお宿です。
そんな湖城閣(猿ヶ京温泉)のアクセスですが、上越新幹線の上毛高原駅、上越線の後閑駅からバスでアクセスが可能です( 丸一 にお伺いした際は、バスで参りました)。しかし今回は、近くにある名胡桃城祉や小川城址(別記事で紹介しています)を拝見させて頂きたかったので、車で参る事にしました。
関越道の川越インターから、月夜野インターまで行き、目の前を通る17号線を通って行きましたが、2時間もかからない道のりであった認識で、且つ経路も単純で、ストレスなく参る事が出来ました。恐らく渋滞さえなければ、車のアクセスの方が、早く・ストレスなくアクセスできると思います。都内からのアクセスもそれほど大きな違いはなく、行けるのでないかと思います。
【湖城閣のお部屋と温泉】
上記の概要、アクセスの湖城閣ですが、私達夫婦がこのお宿を選んだ理由は、以下3点です。
- 別館のお部屋には、露天ではないが温泉給湯が、されている
- 上記のわりにリーゾナブル
- 城跡にお宿がある
猿ヶ京温泉には、温泉付きのお部屋のある宿が、別記事で紹介させて頂きました丸一をはじめ、いくつかありますが、その中でも最安値が、こちらの湖城閣でした。タイミングや時期、宿泊日数等によって、価格は変動すると思うので、一概には言えないかもしれませんが、私達夫婦がお世話になった際は、秋の連休のタイミングで、2泊させて頂きましたが、1泊2名で4万しない位の価格感だった記憶です。お部屋に温泉がついて、この価格なら、リーゾナブルと言って良いと思います。
また、実際にお邪魔して実感したのですが、お部屋からの景色は抜群で、正に赤谷湖を一望できます。これはお部屋のお風呂からも同様で(若干湯舟小さめでしたが・・・)、赤谷湖の景色を眺めつつ、お部屋のお風呂で温泉を独り占めし、のんびり湯あみを楽しめるのは、この上ない大人の贅沢な時間だと思った次第です。
お宿は少々古さを感じる事、否めませんが、古いというより、「レトロ」と言った方が適切な雰囲気で、女将さんを始め、フレンドリーで、且つわきまえたコミュニケーションは、心地よく宿泊をさせて頂くには、申し分のない物でした。
そして、このお宿は、その名の通り、城跡にお宿があります。それがなんと言う訳ではないかもしれませんが、上杉・北条・真田と言った、早々たる面々の手に渡ったお城の様で、そんな歴史の舞台に宿泊できる事は、歴史好きにはたまらないものだと思います。
また、こちらのお宿の大浴場ですが、大きく3種類ある認識です。
- 1つは、男女別々の大浴場(内湯と露天)
- もう一つは貸切のお風呂
- そして混浴の露天風呂
と言った感じです。
男女別々のお風呂からの赤谷湖の景色はやはり格別で、大きなお風呂に入っていると、赤谷湖と一体化したような感覚になります。貸し切りのお風呂は利用しませんでしたが、混浴の露天風呂は、人がいない事を確認した後、男一人で利用させて頂きました。いくつかの湯舟を楽しめる様になっており、一番奥の岩風呂からは、赤谷湖を一望できます。
ただ、もしかしたら女性が入ってくるかもしれないと思うと、あまり落ち着くことが出来ず、5分位で上がってしまった記憶ですが、お風呂そのもは素晴らしく(誰もいなかったので写真撮らせてもらいました)、時間帯によっては女性専用の時間帯もある様でしたので、機会があれば、男性も女性も、是非この素晴らしい露天風呂を楽しんでい頂きたいと思いました(出来れば、あまり気を使いたくないので、男性専用の時間帯も設けてほしいと思ったりしましたが・・・)
【最後に】
上記の様に、心地よいレトロの雰囲気の大人温泉宿で、客室に温泉の引かれたお部屋があるが、リーゾナブルに宿泊でき、赤谷湖の景色と共に、温泉を満喫できるのが、湖城閣です。埼玉県は勿論、都内からのアクセスも良く、別記事で紹介しておりますが、周辺散策も楽しみ事が出来ます(適度な運動不足解消の大人散策も可能ですし、もう少しハードな大人散策も可能です)。
上杉謙信が、関東に進出しようとした時に名付けた地名、「猿ヶ京」。その地名を代表する様な場所(城跡)にある湖城閣で、温泉・赤谷湖の景色を楽しみつつ、歴史に思いを馳せる「大人の旅」を皆様も計画してみてはいかがでしょうか?
(別記事にて、忍城、高松城、沼田城、二条城、高島城、浜松城、松本城、上田城、松代城、小諸城、犬山城、甲府城、鉢形城、掛川城、高知城、川越城、岩櫃城、熊本城、函館五稜郭、龍岡城(長野県佐久市の五稜郭)、仙台城、彦根城、長浜城、岐阜城、名古屋城、谷戸城、金沢城、小田原城、比企城館群(杉山城・松山城(武蔵国)・菅谷館・小倉城(武蔵国))、新府城址、江戸城(現皇居)、難波田城も、それぞれ紹介していますので、ご覧ください!(一部更新中))
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