【はじめに:「恵那峡国際ホテル」の概要】
こちらのページでは、岐阜県恵那市(最寄り駅は恵那駅)にある、恵那峡を望むリーゾナブルな温泉リゾート「恵那峡国際ホテル」を紹介致します。リーゾナブルに、温泉を楽しめ・比較的広い部屋から恵那峡を望むことが出来・バイキングで気兼ねなく食事を楽しめる上、恵那峡の大人散策も楽しめるお宿が「恵那峡国際ホテル」なのです。
こちらのお宿・恵那峡国際ホテルにお邪魔したのは、春の桜が咲き誇るタイミング。「日本三大山城」に数えられる岩村城と、個人的に 「三大 ”岩” 山城」に選定させて頂いた苗木城の訪問の際にお邪魔させて頂きました。もう少し記載しますと、全体の旅程として「初日:岩村城・苗木城(恵那峡国際ホテル泊)」、「2日目:馬籠宿・妻籠宿(昼神温泉/山翠泊)」、「3日目:昼神温泉で、温泉を満喫しつつ温泉街の大人散策(昼神温泉/山翠泊)」、「4日目:高遠城・奈良井宿と回り、故郷山梨北杜で桜を拝見し川越に帰宅」の3泊4日の旅の初日にお邪魔させて頂いたと言う物です。
恵那峡国際ホテルの最寄り駅は、中央本線の恵那駅の様(最寄りのICは、中央道・恵那ICの様)ですが、私達夫婦の住まいは、上記の通り埼玉県の川越。電車であれば「川越 ⇒ 八王子 ⇒ 塩尻 ⇒ 恵那」or 「川越 ⇒ 池袋 ⇒ 東京 ⇒ 名古屋 ⇒ 恵那」と行くのでしょうが、いづれのルートも乗換えが多く、そもそものこの地域の訪問の目的である岩村城・苗木城へのアクセスは、基本車でのアクセスになる理解ですし、翌日以降のスケジュールも含めて総合的に考え、川越からこの地域まで4時間以上かかる様ですが、車での移動を選択しました。つまり初日の旅程は「車で、川越 ⇒ 岩村城 ⇒ 苗木城 ⇒ 恵那峡国際ホテル」の計画をした次第です(実際は、渋滞もあり川越~岩村城間は、5時間くらいかかりましたが…)。
岩村城・苗木城と回り、お宿についたのは、17時過ぎ。大きなお宿(100部屋以上はあるらしいです)の割に、お宿に隣接する駐車場は、あまりスペースがない様で(見た所50台位は駐車で行きそうでしたが…)、少し離れた場所に駐車する事になってしまいました。ただ、少し離れた駐車場とホテル間は、車で送迎していただけたので、大きな問題はございませんでした。そしてフロントは、高級感がある訳ではありませんが、広いスペースで小綺麗な印象。ラウンジ的スペース、お土産の売店、子供が遊べるスペース、マッサージチェア/漫画/PCスペースもあり、少し古さを感じる建物(昭和55年8月31日竣工と建物の側面に記載がありました)ですが、施設的には充実している印象を持った次第です。
そんな恵那峡国際ホテルの宿泊情報(お部屋・温泉・お食事)をメインに、以下に記載させて頂きます。尚、本来の訪問目的であった岩村城・苗木城に関しては、別記事で記載しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。
【「恵那峡国際ホテル」のお部屋】
上記の通りの旅程で、17時過ぎにお宿につき、チェックインの後、お部屋に入りました。こんな事を書いてはいけないかもしれませんが、中々リーゾナブルな金額(2名・夕朝食付きで2万弱/泊)でしたので、正直あまり期待しておりませんでしたが、お部屋に入っていい意味でびっくりしました。少し広めのお部屋と思って和洋室を予約させて頂きましたが、部屋が思った以上に広かったのです。
玄関を入り、正面にユニットバス(湯舟とおトイレがセットのタイプ)があって、同じエリアに8畳~10畳くらいの寝室があり、更にその奥に同じく10畳くらいの和室がありましたので、50㎡近い広さがあったのではないかと思います。しかもその和室からは、恵那峡の景色が一望でき、ちょうど桜の季節でしたので、最高の眺め。ちょっと長めの運転でしたので、少々疲れてお宿に入りましたが、その疲れを一瞬で吹きとばしてくれるものでした。
ちなみに、和室のお部屋もあれば、洋室のお部屋もあり、更にペットと一緒に宿泊できるお部屋もあれば、露天風呂付きのお部屋ある様なので、皆様の嗜好に合わせてお部屋を選べるのでないかと思った次第です。私達夫婦は、和洋室に宿泊させて頂きましたが、最初に触手が動いたのは、露天風呂付のお部屋。しかし、客室の露天風呂は温泉給湯ではない様でしたし、チェックインも遅くなりそうな上、2日目以降温泉給湯付きのお部屋を確保していたので(昼神温泉・山翠の記事参照)和洋室のお部屋にさせて頂いた経緯があります。でも、この景色を拝見すると「温泉でなくても、露天風呂付きのお部屋でもよかったかな…」とも思ってしまった次第でした…。
【「恵那峡国際ホテル」の温泉】
お部屋で恵那峡の景色を眺め、一休みした後、大浴場の温泉に向かいました。先に記載した通り、隣接の駐車場がいっぱいになり、またチェックインの際、夕食も最後のフェーズと思われる20時からの利用しか選択できなかったので「結構混んでいる…」、「大浴場もコミコミかな…」、「いっぱいだったら早々に引き上げよう…」と思いつつ、参らせて頂きました。
しかし実際に参らせて頂くと、それなりに人はいましたが、さほど混んでいる印象は持ちませんでした。第1陣の夕食が始まっていたせいもあるかもしれれませんが、しっかりと広目のスペースが確保された大浴場だからだと思った次第で、特に内風呂のスペースが広く、洗い場も多くであったので、多少人が多くても問題ないと思えた次第です(内風呂内は、タイルではなく畳?の様な床面でしたので、お年を召した方でも、子供でも安心ではないかとも思いました)。
また、露天風呂からの景色も良く、少し夕闇がかった景色は美しいもので、思ったよりものんびりとお風呂タイムを満喫する事が出来ました。そして泉質は、専門的な事は分かりませんが、かなり塩分濃度の高いお湯だと思い、そのせいか否か分かりませんが、お風呂を出た後も中々汗が引かず、いつまでも体がポカポカしている感じで「いい泉質だったね…」と湯上り後、夫婦で会話した事を記憶しているくらい印象に残ったお湯でした。
【「恵那峡国際ホテル」のお食事】
大浴場で温泉を楽しんだ後は、夕食です。お風呂はスペースが確保されており、多少人がいても大丈夫でしたが、「食事はビュッフェスタイルなので、そうはいかないかも…」、「混んでてお料理をピックアップするの大変かも…」と思いつつ、会場に向かいました。しかし、夕食会場も思いのほか混んでおらず、お料理のピックアップもさほどストレスを感じる事なく遂行出来ました。恐らく最後のフェーズである20時からの夕食開始であった事もあると思いますが、会場の広さもあり、景色の良い廊下的なスペースも食事会場として活用している事が、混んでいる印象をあまり持たなかった事につながるのではないかと思った次第です。
そしてお料理その物ですが、基本普通の「ビュッフェスタイルのお食事をイメージする際のお料理」と言った感じでした。特筆すべきお料理がある訳ではないと思いましたが、多くの種類のお料理があり、少しづつ、様々な種類のお料理を楽しむ事が出来ました。私達夫婦は選択しませんでしたが、焼肉・海鮮焼きのスタイルでも食事が出来る様になっており、お子さんがいらっしゃるのであれば、尚の事楽しんで食事が出来ると思った次第です。尚、ソフトドリンクは、ビュッフェの食事の中に含まれるようですが、20歳以上の制限が付く飲み物は基本有料の様です。しかし、飲み放題(2280円)の選択も出来ました。かなり飲む私ですので、この金額で飲み放題であれば、お得もお得。ツイツイタガが外れ、ビー〇(グラス2杯)・ワイ〇(グラス3杯)・日本〇(3瓶(180ml))と飲みまくってしまいました…。
上記の感じで、大食漢でよく飲む私ですが、満足できるボリュームを頂戴できるビュッフェ、金額を気にしなくて飲める飲み放題を、ことのほかゆったりと満喫できた食事となった次第です。また、朝食もメニューは「ビュッフェで想像する朝食らしいラインナップ」になりますが、食事環境は、夕食のそれとほとんど変わりませんでした。写真は朝食の際の物(夕食は、上記の感じで飲み過ぎてしまったので、写真取り忘れてしまいました…)ですので、ご参考になさってください。
【最後に】
以上が、「恵那峡国際ホテル」のお宿情報になります。
ちなみに、朝食の前に、お部屋から見えた恵那峡の桜を拝見したく、1時間程、朝の大人散策に出掛けました。こちらのお宿から恵那峡までは、少し陸地を回り込む感じでのアクセスになりますが、徒歩で10分もかからずアクセスでき、恵那峡内も20分もあれば、隅から隅まで拝見出来る感じで、桜やハナモモ・ミツバツツジ等を拝見させて頂く事が出来ました。その為、少し周囲も含めて大人散策しました所、崖上には芝桜が綺麗な公園もあり「朝の花々を楽しむ大人散策」を楽しめた次第です。
今回の宿泊は、2万弱でしたので、飲み放題の2000円ちょっとを足したTOTAL:2.2万弱で、岩村城・苗木城を回り、広いお部屋で恵那峡の美しい景色を楽しみ、塩分濃度の高い温泉を満喫し、思う存分食べて飲んだ上、恵那峡の桜/ハナモモ/ミツバツツジ等に加え、芝桜も楽しめた次第です(高速代とガソリン代は別ですが…)。こう考えると、本当にリーゾナブルだと思えた次第ですので、皆様もこの地域にお出かけの際は、恵那峡国際ホテルを選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?