長浜城

【はじめに:長浜城の街基本情報】

数年前の夏休み(遅めの夏休みだったので、9月)、静岡(掛川・浜松)彦根長浜名古屋(犬山岐阜も)を回る旅を企画し、それぞれお邪魔させて頂きました(旅全体の日程は、別記事をご参照ください)今回は、その中で滋賀県長浜市にある、秀吉が最初に城を持ったと言われる、長浜城址をご紹介致します

こちらの長浜城址(https://www.city.nagahama.lg.jp/section/rekihaku/)には、 彦根長浜名古屋 を回る旅の中でお邪魔させて頂きました。同日は、旧長浜市街地を散策し、こちらの長浜城祉にお邪魔した後、クルージングで竹生島にお参りに参らせて頂きました。長浜城址での滞在時間は、数十分でしたが、歴史好きにとって、長浜城祉は外せない城だと思います

城をテーマにする時の下記出しでいつも通りですが、長浜城と言うと皆さんは何を連想されますか? 私は、以下の感じです。

  • 秀吉が初めて城主になったお城 
  • 琵琶湖に面して築城され、琵琶湖の交通と北国街道の抑えた重要拠点のお城 
  • 彦根城の天秤櫓は、長浜城からの移築 
  • 山内一豊も城主だった事がある関係の深い掛川城高知城も別記事で紹介しています) 
  • 今は、模擬天守で、中は資料館の様になっている

といったところでしょうか?

【長浜城址を大人散策】

一番最初に記載しましたが、長浜城は、秀吉が生涯初めて、城持ち城主になったお城です。Wikipedia の力を借りますと、以下の様にあります。

長浜城(ながはまじょう)は、滋賀県長浜市公園町の豊公園内にある羽柴秀吉(豊臣秀吉)が築城した日本の城跡。1573年(天正元年)に羽柴秀吉(豊臣秀吉)が浅井長政攻めの功で織田信長から浅井氏の旧領を拝領した際に当時今浜(いまはま)と呼ばれていたこの地を信長の名から一字拝領し長浜に改名した。(略) 秀吉が最初に築いた居城であり秀吉の城下町経営の基礎を醸成した所でもある。(略) 1582年(天正10年)の本能寺の変後、清洲会議で長浜の支配権を獲得したのは柴田勝家であった。勝家の甥の柴田勝豊が長浜城の守将として入城するが、同年末には勝家と対立した秀吉に攻められ、勝豊は城ごと降伏した。1583年(天正11年)の賤ヶ岳の戦い後は、山内一豊が入り、6年間在城した。(略) 

大坂の陣後の1615年(元和元年)に内藤氏は摂津高槻に移封され、長浜城は廃城になった。資材の大半は彦根城の築城に流用された。彦根城の天秤櫓は、長浜城から移したものと伝えられている。その他、長浜市内にある大通寺の台所門は長浜城の大手門を移したものと伝えられ、今でも矢尻の跡を見ることができる。同市内にある知善院の表門は、長浜城の搦手門を移したものと伝えられている。(略) 現在の天守は1983年に犬山城や伏見城をモデルにし模擬復元されたもので、市立長浜城歴史博物館として運営されている。”

https://ja.wikipedia.org/wiki/長浜城_(近江国)

現在は模擬天守で、内部はエレベータで移動できます(琵琶湖の眺めは、中々です!)。しかしこの天守、高知城掛川城に似ていると思いませんか? 別記事で紹介しました、犬山城にも似ていますが、「山内一豊」の名を上記の説明で見たせいか、高知城掛川城にも似ているような気がした次第です。

また、元々の長浜城の資材は、現在の国宝 彦根城 に多く流用されたとありますので、長浜城の歴史は、彦根城、そして井伊家の歴史とも言えるのですね。長浜城址を訪れる事で、 彦根城 (国宝天守)、犬山城(国宝現存天守)高知城(現存天守)、とそれぞれの事を考える事が出来るなんて、歴史はつながっているんだと、改めて認識した次第です。別記事で紹介しました彦根城とこの長浜城(現在は模擬天守ですが)を、距離的には近く、電車での移動も十分可能なので(20-30分程度)、それぞれはしごして、歴史に思いをはせるのも、大人の楽しみ方だと思いました。

【最後に】

本ブログ別記事で紹介しました、長浜の旧市街地からも徒歩圏内で、竹生島にクルージングでアプローチできる、長浜港も徒歩圏内です。長浜の街の礎を気付いた秀吉が最初に城持ち大名になった城・長浜城。その長浜の街と、祈りの島・竹生島をセットで回れる距離感ですので、皆様も長浜城址に足を運び、秀吉の野望に、思いをはせてみては、いかがでしょうか?

尚、本ブログ別記事で、日本100名城や続日本100名城国宝5城現存12天守現存4御殿等のお城の分類と共に、姫路城彦根城松本城松江城川越城二条城熊本城高知城掛川城小諸城等々50以上のお城についても情報発信しており、以下一覧表の画像をクリック頂くとダウンロードされたPDFファイルより、リンクで各分類/各お城の個別ページにアクセスできますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

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