【はじめに:松茸と温泉が魅力の別所】
こちらのページでは、『「温泉と松茸を愛する私達夫婦」が、実際に巡った「別所温泉の少々外縁部の大人散策情報」と「その道中にある “松茸のおすすめレストラン”」をご紹介』させて頂こうと思います。
別記事で、別所温泉の温泉街の大人散策をご紹介致しました。別所温泉の温泉街における大人散策は、適度な距離間で、適度なアップダウンもあり、「北向観音」や「安楽寺」・「常楽寺」を含む、神社仏閣巡りを楽しめる中々のエリアだと思う次第です。同時に、コンパクトにまとまっている事もあり、もし「別所温泉に数泊する」なら、「もうちょっと歩きたいな…」と思う事も、あるかもしれません(実際、私達夫婦の場合はそうだったので…)。
また、別記事の繰り返しで恐縮ですが、別所温泉に私達夫婦がリピートする最大の理由は、「温泉と松茸」です。勿論、「別所温泉の温泉街の大人散策」の記事で記載しました通り、歴史や文化、その風情も捨て方のですが、「秋に松茸」と言えば、やはり「別所温泉」を選択するケースが多いのも事実です(いい大人が食い意地を張って、少々恥ずかしいですが、おいしいものは、おいしいので!)。




そんな心持を持っている別所温泉ですが、こちらのページでは、『「温泉と松茸を愛する私達夫婦」が、実際に巡った「別所温泉・温泉街の少々外縁部の大人散策情報」と「その道中にある “松茸のおすすめレストラン”」をご紹介』致します。

ちなみに…、別所温泉とその周辺地域における散策のパターンは、いくつかあると思いますが、いくつか例を出しますと、(個人的な切り口である事否めませんが…)下記の感じですので、併せてご参照頂けますと幸いです。
- 別所温泉街の中で散策する (別記事でご紹介)
- 別所温泉街のちょっと外縁部を散策する (今回のご紹介)
- 上田市街まで出て、上田城などを散策する (別記事でご紹介)
- もう少し脚を延ばし、松代や長野市の方まで脚を延ばしてみる (別記事でご紹介)
- 長野市とは、反対側の海野宿・小諸に脚を延ばしてみる (別記事でご紹介)
【別所温泉外縁部を大人散策!】
別所温泉には、何度かお伺いし、いくつかの宿にもお世話になっていますが(花屋旅館はHPリンクの形で紹介しており、南條旅館は別記事で記載中)、私の知る限り、全ての宿が「別所温泉駅から徒歩圏内」で、いわゆる温泉街の中にあると思っていただいて良いと思います。その温泉街の中での散策も、非常におもしろいものですが、何度かお伺いすると、もう少し行動範囲が広がるもので、今回は、別所温泉駅から温泉街を見て、更に山側の方まで脚を延ばしてみました。





誤解を恐れず申し上げますが、「正直、見所が多い訳ではありません…」。舗装はされていましたが、たまに車が通る程度の山道です(どう見てみ観光客っぽい夫婦が、その山の中を歩いていると、ほぼ 100% の人が、車の中から、「あの夫婦何やってんだ? 歩いているよ!」と言った冷たい視線を感じてしまいます…)。しかし、「別所温泉と言う少し表向きのエリア」とは違う「この地域の本来の姿」を感じるもので、「山の中を自然を感じつつ大人散策」する事は、違った意味で贅沢な時間。行きは登りで若干大変ですが、帰りは下りで、往復の距離的にも 10㎞ ない位だと思うので、道中冷たい視線を贈られるほど、大した行程ではありません(ただクマよけの鈴は持っていきましたが…)し、「観光客の知らないエリア」を楽しむ事が出来、ちょっとした優越感すら感じるものだった次第です。

具体的な楽しみ方は、「山々の景色」や「道中の静けさ」、養蚕が盛んだったころに使われていた「風穴」(蚕の孵化を抑える事を目的に、低温管理するため、作られたそうでで、実際に中に入る事が出来、入ってみると本当に気温が周囲よりもかなり低い事、実感できる貴重な場所だと思います)、「微笑ましい道祖神」等、少し地味な印象もありますが、心が洗われるエリアその物(写真参照)。つまり、言い方を変えれば、「大きな見所は無い分、観光地ではないその地域その物を、感じる事出来る場所」で、大人散策その物を楽しみつつ、時を過ごす事が出来る場所だと思った次第です。



【別所温泉外縁部の山荘レストランで松茸を満喫!】
そんなエリア(コース上)で、もう一つ「おすすめのスポット」があります。それは、「大盛りの松茸鍋を、格安で食べられるお店」です。つまり「レストラン」ですが、写真を見て頂いた通り、レストランに見えません(失礼だったたら、すいません…)。名前も、”別所山荘” なので、雰囲気は「山小屋」です。しかし、「松茸の量、味(質)、申し分なく、そして格安…」。いや、ここまでくると「”全てが驚き” といった感じのレストラン」と言ったイメージを持っている次第です…。
私達夫婦は、上記散策の途中で、本当に偶然見つけました。最初はお店(レストラン)に見えなかったので、素通り寸前でしたが、”松茸料理” の看板があり、中に人がいらっしゃる様子。坂道を登ってきてお腹がすいていた事もあり、思い切って入ったのですが…。扉を開けてすぐに、「古いキャンプ場にある特設の宴会場」と言った感じの内部を拝見して、一瞬「失敗した!」と思い、お客さんおらず、お昼も大分過ぎていた事もあったので、「もう終わりですよね?」と言って、失礼しようと思ったのですが、「どーぞ―!」と大きな声。腹をくくり、食事して宿に戻る事にしました…。
中にお邪魔し、メニューを改めて拝見すると、「5,000円位 ~ 15,000円位の、何種類かのセット(コース)メニュー」だったので、「松茸のセットにしては、結構安いなー」と思ったものの、実際はわからないので、6,000円位のセットを2人前お願いしました。そして運ばれてきたお料理に「良い意味でビックリ! 松茸大盛りです! 松茸が鍋の上に盛られ、その下の具材が見えません! そしていい香り」。そこに、「松茸の天ぷら」と、「松茸ご飯」もついて、「2人で15,000円しなかった」と思います(実はここに、「松茸スライスが存分に入った、大人の好きなお米から作る透明な液体(=日本●)」も、車でないので、頂戴してしまいましたが…)。




入店時、「一瞬ですが『失敗した…』と思った事は、大きな間違いだった…」と思い返しつつ、香りと出汁で、思う存分松茸を楽しむ事が出来た次第で、改めて誤解を恐れず申し上げると、「この外観、内覧からは、想像だに出来ない、松茸の量と質で、大満足の昼食」だった訳です。また秋に、是非再度、お伺いしたいと強く思っています!
【最後に】
以上が、『「温泉と松茸を愛する私達夫婦」が、実際に巡った「別所温泉の少々外縁部の大人散策情報」と「その道中にある “松茸のおすすめレストラン”」をご紹介』させて頂いた内容になります。
別所の温泉街から山道を歩き、「自然の中の散策その物」と「本来の地域その物」を楽しめるのが、「温泉街の外縁部の大人散策」です。少し歩きますが、運動不足の大人には、良い距離ですし、「松茸のご褒美」もあります(予約が必要か否かわかりませんが…)。そんな、「別所温泉の外縁部は、大人散策には、もってこいのコース」ですので、皆さまも散策してみては如何でしょうか? この地域の、また別の顔が見えて来るかもしれませんので…。
(散策マップは、Google Map のキャプチャーを自身で加工し作成)



【追加情報】
別所温泉駅から 5駅位の上田駅側にある「下之郷」という駅の程近くに、「赤い社殿」と「池」が美しい「生島足島神社」(http://www.ikushimatarushima.jp/)と言う、「長野で屈指の古社」と言われる神社があります。山道散策が厳しい方は、こちらの神社もおすすめです。私達夫婦は、上記とは別の機会で別所温泉にお伺いした際、上田市内の観光との間で、お伺いさせて頂きました。こちらも中々の神社でしたので、紹介させて頂いた次第です。ちなみにWikipedia には、以下の様にあります。
生島足島神社(いくしまたるしまじんじゃ)は、長野県上田市下之郷にある神社。式内社(名神大社)。旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社。
祭神
主祭神は次の2柱。
・生島大神(いくしまのおおかみ)
・足島大神(たるしまのおおかみ)
生島大神は万物を生み育て生命力を与える神、足島大神は国中を満ち足らしめる神という。『延喜式』神名帳では、宮中の神祇官西院で祀られる神々23座のうちに「生島神・足島神」の記載があり、朝廷とつながりの深い神々であることが知られる。歴史 創建
創建は不詳。社伝では、建御名方富命(摂社諏訪神社祭神)が諏訪へ向かっていた時、この地に留まり、生島・足島両神に米粥を煮て献じたという。この伝承から、生島・足島両神は当地の地主神であると見られており、伝承自体は現在も特殊神事の「御籠祭(おこもりさい)」に名残を残している (略)
「創建は不詳」との事ですが、「諏訪大社のご祭神で、日本神話にも登場する『タケミナカタ』が立ち寄った」という事であれば、「長野で屈指の古社」と言われる事も納得できます。中々の雰囲気を備えた神社ですので、この地域の歴史に思いを馳せつつ参拝するのも宜しいのではないかと思う次第です。



(別記事で、上田市街まで出て楽しむ「上田城」などの大人散策情報や、もう少し北側に脚を延ばし、「松代(松代城(海津城)・真田氏の宝物館)」や「長野市(善光寺周辺(勿論善光寺そのものも…)」を楽しむ大人散策情報、更には、長野市とは反対側の南側にあしをのばし、「海野宿」や「小諸(小諸城(懐古園)・布引観音)」等のを楽しむ大人散策情報に関しても記載しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです)
以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!(但し、歩くスマホはNGで…)