大杉神社(あんばさま)はどんな神社ですか?
関東屈指の“夢むすび・厄除け”の神社で、極彩色の社殿が特徴です。地元では「あんばさま」と呼ばれています。
なぜ“茨城の日光東照宮”と呼ばれるの?
本殿・拝殿の豪華絢爛な装飾が日光東照宮を思わせるためです。
境内の見どころは?
極彩色の本殿、瑞垣、楼門(麒麟門)、神楽殿、境内社など、建築美と信仰の歴史を歩いて味わえます。
徒歩で巡れる?
はい。境内はコンパクトで歩きやすく、細部の意匠をじっくり鑑賞できます。
【はじめに】

偕楽園・水戸城(弘道館)・鹿島/香取神宮・佐原・國王神社・関宿城…:車で巡る「茨城・千葉の旅!」 ~茨城・千葉を巡る歴史旅 まとめ記事~
こちらのページでは、「地元では、『あんばさま』と親しまれ、『茨城の日光東照宮』の異名を持ち、古代の日本の信仰を感じる『大杉神社』に関する大人散策情報を共有」させて頂きます。
📚本記事で得られる情報📚
✅「大杉神社」の概要・歴史
✅「大杉神社」における大人散策情報を見所の詳細マップ・多くの写真と共に共有













皆様のお知り合いに、「大杉さん」と言う方はいらっしゃいますでしょうか? 自身の知り合いである「大杉さん」曰く、「元々、先祖が、大きな杉の袂に住んでいたから大杉って名前にしたらしいよ…」と自身の名字の由来をおっしゃっていた事記憶しておりますが…。初めてこの話をお伺いした際には、まだ若かった事もある為か、「そんな安直な…」と思いましたが、年を重ねる毎に「まあ、そんなもんだよね…」と思う様になっており、先日実施した「茨城・千葉を巡る歴史旅(更新中)」で参った、「あんば様」こと「大杉神社」も、「大きな杉がランドマーク的に進行されてきたから『大杉神社』」という事の様です…。「大物主(=大国主の和魂:幸魂・奇魂)」をご祭神とし、また「大国主・少彦名」を配祀とし、奈良期に創建されたと言われる「大杉神社」。そんな歴史があり、地域を代表する神社のお名前の由来が、「大きな杉があったから…」という事を聞いてしまうと、「『大杉さんも、大きな杉の袂に住んでいたから』という事で間違いないな…」と思ってしまった次第です…。
こちらのページでは、そんな個人的な連想ゲームをしてしまった「あんばさま」こと「大杉神社」に付き記載いたします。すなわち、「地元では、『あんばさま』と親しまれ、『茨城の日光東照宮』の異名を持ち、古代の日本の信仰を感じる『大杉神社』に関する大人散策情報を共有」させて頂きます。
まずは、「大杉神社の概要・歴史」から抑えさせて頂きますが、Wikipedia を調べますと、以下の様にございます(引用後にまとめておりますので、引用読まなくても大丈夫です)。
大杉神社(おおすぎじんじゃ)は、茨城県稲敷市阿波(あば)にある神社。豪奢な社殿を擁することから「茨城の日光東照宮」の異名がある。あんばさまの愛称で親しまれている。古名には大杉大明神、大杉大権現、今宮大杉大明神などがある。
旧社格は郷社。現在は神社本庁が定める別表神社。関東や東北地方に分布する約670社を数える大杉神社の総本社である。
「阿波の大杉神社」として茨城百景に選定されている。祭神
・主祭神
倭大物主櫛甕玉命(やまとおおものぬしくしみかたまのみこと)(※追記=大物主=大国主の和魂:幸魂・奇魂)
・配祀
大己貴命(※追記=大国主)、少彦名命
初めに大神神社(大和国城上郡)の倭大物主櫛甕玉命を祀り、仁治2年(1241年)に今宮神社から大己貴命と少彦名命の二柱を勧請合祀した。由来は異なるが、祭神の構成は大神神社と同じである。
神木は境内にある大杉で、社名の由来でもある。太郎杉、二郎杉、三郎杉からなる三本杉だったが、太郎杉は安永7年(1778年)に焼失した (略)由緒
神社ウェブサイトの「大杉神社の歴史」によれば、「あんば」の地は律令制以前の国造制下において菟上之国(海上国)に属し、「大杉神社は菟上国造を祀るもっとも重要な神社」だったという。
上古、阿波が属する台地は、「信太流海」(霞ヶ浦の西浦)と「榎浦流海」(利根川流域の低地部に広がっていた内海)に突き出た半島で、その北東部に離れて「浮島」があった。阿波は阿波崎と須賀津に囲まれた内湾(霞ヶ浦の甘田入)の奥部に位置していた。この地にある巨杉が、漁民の守護神として信仰されるとともに、内海(香取内海又は常総内海)の航路標識になっていたという (略)鹿島神宮 二の鳥居 香取神宮 赤鳥居 大杉神社 二の鳥居 大杉神社と鹿島/香取神宮の位置関係地形図(地理院の地図をベースに自身で加工) 創建
創建は、神護景雲元年(767年)と伝えられる。
「大杉神社略縁起」には、僧勝道が下野国日光への道中、疫病の流行っていた当地を訪れ、巨杉を神籬として三輪明神(大神神社)を鎮斎し、人々を数々の奇跡で救済したことから、「悪魔ばらえのあんばさま」と信仰されるようになったとある (略)
元は安穏寺があって、境内社として後に大杉明神が鎮祭されたが、崇敬の甚だしさから主従が逆転したと記されている。これは龍華山安穏寺を中心とする国家安寧祈祷の功により神領を賜り、その後に境内に「大杉大明神」が造立されたとする稲敷支部の記述に適う。それ以前から社殿を持たない形で大杉大明神が信仰されていたことは考えられる。中近世
(略) 仁治2年(1241年)、常山総水に「京都紫野の今宮神社の分霊を遷祀して今宮大杉大権現と改称す」とあり、京都の今宮神社から大己貴命と少彦名命の二柱を勧請し合祀した。
応仁の乱(1467-1477年)の際に神領を掠奪されたが、慶長年間(1596-1615年)、徳川幕府より安穏寺に領地20石(『新編常陸国誌』)の安堵及び諸役免除の朱印が下付された。また利根川勝地案内に「叡山の天海僧上に命じて、別当職を兼任せしめ、以後安穏寺の社務は、総て東叡山にて扱ふこととなれり」とあり、東叡山寛永寺の支配下に置かれた。
天海の事績について、「大杉神社略縁起」には「天海は、東條の浦に船を浮かべ浦の東に鎮座する大杉大明神を勧請。みごとに雨を降らせるという修法を行い、奇跡を示しました」「当神社を江戸城の鬼門守護社と定めるとともに自らの別当安穏寺の住職となりました」「当神社と天海の縁をもって以後別当安穏寺は日光山輪王寺の直兼帯寺院となりました」とある。また境内案内板では、天海が雨乞いの際に勧請した大杉大神は「龍神」であったともある (略)
平成8年(1996年)から平成の大造営として造立営繕事業を開始した。
平成18年(2006年)、社殿(大杉殿)の復元工事が竣工した。境内社
各祭神は境内説明板による。・境内西北の境内社。
> 大国神社 祭神 – 大国主命・事代主命
> 五十瀬神社 祭神 – 天照大御神
> 白山神社 祭神 – 菊理媛命[15]
> 四柱神社 祭神 – 天之御中主神・高御産巣日神・神産巣日神・天照大御神・神直日神・大直日神
> 天満宮 祭神 – 菅原道真公
・境内南東の境内社。
> 稲荷神社(正一位立身出世最勝稲荷大明神) 祭神 – 保食命
> 勝馬神社 祭神- 不詳
> 相生神社 (略)
ちょっと引用長くなってしまったので、以下にまとめます。
- 大杉神社は、茨城県稲敷市阿波(あば)にあり、「あんばさま」の愛称で親しまれ、「茨城の日光東照宮」の異名を持ち、旧社格:郷社で、現在は別表神社の神社で、関東や東北地方に分布する約670社を数える大杉神社の総本社
- 主祭神は「大物主(=大国主の和魂:幸魂・奇魂)」、配祀を「大国主・少彦名命」とする「国津神系の神社」の理解で、「(国作り完遂の地として認識する)大神神社」と同じ祭神の構成の神社であり、創建は奈良期(767年)と言われ、古代、海に囲まれていたこの場所にある「巨杉(太郎杉(焼失)・二郎杉・三郎杉)」が、漁民の守護神として信仰されるとともに、内海(香取内海)の航路標識になっていた事から、境内にあるこの大杉(御神木)が、この神社の社名の由来になったと言われるらしい
- 「江戸の徳川幕府」・「川越の喜多院/上野の寛永寺/日光東照宮に関連深い天海」にも関連の深い神社らしい
いかがでしょうか? 更に、簡単に個人的視点でまとめますと、以下の様になった次第です。
『縄文海進時には、間違いなくすぐ目の前まで海(香取の海)が迫っており、同じ香取の海の太平洋側を固める「天津神系の神社である鹿島神宮・香取神宮」とは対照的に、「あんばさま」の愛称で地元民に親しまれた「国津神系の神社」で、「大きな杉(太郎杉(焼失)・二郎杉・三郎杉)」が信仰の象徴として、「社名の由来になった大杉神社の総本社」が「茨城の日光東照宮」こと「大杉神社」』
つまり言い換えると、「大杉神社を楽しむポイント」は、以下の様になりました。
【大杉神社を大人散策!】
上記、「大杉神社の概要」を「楽しむポイント」も含め抑えさせて頂きましたので、こちらの段落では「実際の大人散策@大杉神社」に付き記載させて頂きます。大杉神社への参拝は、「茨城・千葉を巡る歴史旅(更新中)」の最終日(3日目)に、「割烹旅館 霞ヶ浦(更新中)」をチェックアウトし、「水郷佐原あやめパーク」を経由して、「牛久大仏」への道々で参らせて頂いた次第です。以下、「大人散策@大杉神社」の詳細につき、記載させて頂きますので、最下部の地図(灰色の✪印)と併せてご参照頂けますと幸いです
■ まずは「境内社」を巡ります!
古代には、すぐ近くまで海(香取の海)が迫っていたと言われる「大杉神社」。国道125号線を東からアクセスすると「その痕跡」を「地形」から推測する事が出来ます。つまり、「大杉神社の一の鳥居」が見える付近までは、「登り坂が続く」という事で、その痕跡を感じながらアクセスさせて頂き、「大杉神社の一の鳥居」の所にある「大杉神社前」の交差点を右折したすぐ先にある駐車場に車を停め、「大人散策@大杉神社」を開始させて頂いたという事です。車を停め、まず参らせて頂いたのは、駐車場入り口からすぐにアクセス出来た「大杉神社の境内社」。すなわち「相生神社」・「球総社」・「勝馬神社」・「稲荷社」とお参りさせて頂き、ここで改めて「一の鳥居」・「二の鳥居」を拝見させて頂いた後、「神門」から「本殿」にアクセスさせて頂いた次第です。
広いとは言えない境内かもしれませんが、それぞれの鳥居・社殿は中々立派で、「凝縮された境内社巡り」と言った印象。特に「二の鳥居の装飾」・「神門の風格」は、「大杉神社の総本社」に相応しい格式を備えていると思いつつ、「本殿も期待できる!」と思いながら、「神門」を潜らせて頂きました。














■ 豪華な社殿を満喫!
「神門」をくぐると、早々に「豪華な本殿」・「豪華な楼門(麒麟門)」が目に飛び込んできました。早速にあちこち拝見したくなってしまいましたが、まずは「本殿」でご挨拶。その後「本殿」正面をじっくり拝見させて頂きましたが、その際に「茨城の日光東照宮」と言われる由縁が腑に落ちました。つまり、(写真の通りですが)中々の貫録がある豪華な社殿で、長年地元民の信仰の中心である神社であり続けている事を直感的に理解させて頂いたという事です。
その後、「本殿」の目の前にある「楼門(麒麟門)」(楼門の外にここからは出れず、入口方面からは撮影できなかったので、外からの写真は、「観光いばらき(https://www.ibarakiguide.jp/spot.php?mode=detail&code=1424)」のHPより抜粋しております))もじっくり拝見し、「神楽殿」・「大国神社」・「五十瀬神社」・「日吉山王宮・白山神社・妙見宮」・「四柱神社」・「天満宮」の見学・参拝を挟んで、「本殿の瑞垣」も拝見させて頂きました。同じく、写真の通りですが、「楼門(麒麟門)」も、「本殿の瑞垣」も、「本殿」に負けないくらいの豪華さを誇る物。「この地で長い歴史を刻む大杉神社への信仰心」は勿論ですが、「純粋に建造物としてのすばらしさ」も実感させて頂いた感じでした。




































■ 大杉神社の歴史を感じる痕跡を巡る!
「楼門(麒麟門)」・「本殿」の豪華さを堪能し、「本殿の瑞垣」を拝見した後は、「大杉神社の歴史を感じる痕跡」を巡ります。まずは、「本殿の瑞垣」のすぐ脇にある「三郎杉」。燃えてしまった「太郎杉」を拝見する事はできませんが、「大杉神社の御神木の1つで、古代、香取の海からランドマーク的に見えたと言われる杉の1つが『三郎杉』」と言った理解です。正直、「1000年以上昔からこんな大木じゃないよね…」と心で思いつつ、でも「その言い伝えは信じよう…」と言い聞かせお参りし、大杉神社と縁の深い「安穏寺(元々は、安穏寺の境内社として後に大杉明神が鎮祭されたが、時代の流れと共に主従が逆転した歴史があるらしい)」も拝見し、「葦船神社」を経由して、「三郎杉」同様、「古代、香取の海からランドマーク的に見えたと言われる杉のもう1つである『次郎杉』」に向かいました。「次郎杉」も「三郎杉」同様、大木ではありますが、正直「1000年単位の時間軸で考えると、2代目? or 3代目?」と思ってしまった次第でした。しかし同時に、『鹿島神宮・香取神宮とは対照的に、「あんばさま」の愛称で地元民に親しまれた「国津神系の神社」として、信仰を受け継いできた痕跡である事に変わりはない』と素直に思った次第で、「次郎杉」にも手を合わせ、「大杉神社と、その周囲の地形、並びに地元の方々の信仰の歴史」に思いを馳せつつ、駐車場に戻って「大人散策@大杉神社」をコンプリートとさせて頂きました。











【最後に】
自身のお宿予約は、基本「一休」or「じゃらん」の2択で、プラス… :
「高級ホテル・旅館なら “一休” 」or「
【じゃらん】料理、温泉、おもてなし…クチコミで選ばれた宿ランキング」+「
Relux(Loco)」
以上が、「地元では、『あんばさま』と親しまれ、『茨城の日光東照宮』の異名を持ち、古代の日本の信仰を感じる『大杉神社』に関する大人散策情報を共有」申し上げた内容になります。
「大杉神社」の概要・歴史に加え、「見所/楽しみ方」を、境内の多くの写真・詳細マップと共に共有させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか? 個人的には、「大杉神社の総本社」というよりも、『「茨城の日光東照宮」の異名を持つ、古代香取の海のランドマーク「あんばさま」』と言った方が、「大杉神社の魅力」が伝わるのではないかと思ってしまった感じでした。対照的な存在である「国家主導で創建され、天津神系の神社である鹿島神宮・香取神宮」も魅力的ですが、『「あんばさま」の愛称で地元民に親しまれた「国津神系神社」の「大杉神社」』も、また違った視点で魅力的な神社だと思いますので、機械がありますれば、「あんばさま」こと「大杉神社」にお参りしてみてはいかがでしょうか?
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