水上温泉の谷川温泉 旅館たにがわ

【はじめに:「水上温泉」の「谷川温泉」にある「旅館たにがわ」?】

こちらのページでは、「群馬県の谷川温泉にある、『客室露天』で『温泉を独占め』できる、大人旅館『旅館たにがわ』に付き、『周辺の大人散策情報』と共にご紹介」致します。

少し前の話ですが、ある年の GW(ゴールデンウィーク) に、「温泉はしご合宿」を企画し、「群馬・みなかみの谷川温泉」と「新潟・越後湯沢(別記事で紹介中)」に、1泊づつ、「合計2泊の旅」を致しました。今回、その初日にお世話になった「谷川温泉」の『旅館たにがわ』(http://www.ryokan-tanigawa.com/)をご紹介させて頂こうと思うのですが、その前に…。

谷川温泉」なのに、「水上駅」が最寄りで、「みなかみ町」にある、「旅館たにがわ」』って、ちょっと混乱すると思いませんか? 「いい大人」としては、ちゃんと理解しておいた方が良いと思いますので、Wikipedia の力を借り、その内容を抑えさせて頂きますと、以下の様にあります。

水上温泉(みなかみ おんせん)は、水上温泉郷の中核を成す一大温泉地である。JR東日本水上駅周辺にあり、利根川を見下ろし、谷川岳を見上げることができる。所在地名は、群馬県利根郡みなかみ町水上地区(江戸時代における上野国利根郡湯原村ゆばらむら、幕藩体制下の上州旗本知行所湯原村)。かつての「奥利根八湯」「水上八湯」の一つ、2005年(平成17年)10月以降でいうところの「みなかみ十八湯(みなかみ18湯)」の一つ  (略)

https://ja.wikipedia.org/wiki/水上温泉郷

また、「水上八湯」を同様に調べてみますと、以下の様にあります。

(略) 2005年(平成17年)10月1日 – 利根郡の月夜野町・水上町・新治村が合体(新設合併)し、みなかみ町を発足する。これに伴い、奥利根の主要な温泉地を指した名称「奥利根八湯」や、水上町の主要な温泉地(水上温泉、谷川温泉、うの瀬温泉、湯檜曽温泉、向山温泉、宝川温泉、湯の小屋温泉、上の原温泉)を指した名称「水上八湯」に替わって、みなかみ町の主要な温泉地を指す名称「みなかみ十八湯(みなかみ18湯)」が生まれる新たに追加されたのは、上牧温泉、月夜野温泉、真沢温泉、奈女沢温泉、湯宿温泉、赤岩温泉、高原千葉村温泉、川小温泉、猿ケ京温泉、法師温泉の10温泉である (略)

https://ja.wikipedia.org/wiki/水上温泉郷#奥利根八湯

つまり、、、

基本「水上温泉」は、現在の「水上駅周辺の温泉地」を指すようだが、市町村合併により、「みなかみ町」の「主要な温泉地」を指す名称の「みなかみ18湯」と言うワードが生まれ、その中の1つが「谷川温泉」という事らしく、その「谷川温泉」は、元々「水上八湯の1つ」で、「広義の意味では “水上温泉”」と言って良い(かもしれない…)』

いった認識になった次第です。

一方で、本ブログ別記事で紹介しました、水上駅からバスでかなり山を登って行った「奥利根(湯の小屋温泉?)」にある「龍洞」や、西側の小さな峠向こうの「猿ヶ京温泉」の「丸一」「湖城閣(無期限の休館中らしいです)」・「生寿苑」も同様に、「広義の意味で “水上温泉(=みなかみ18湯)”」と言う理解をした次第で、正直、これだと「みなかみ町の温泉は、全て “水上温泉”」と思ってしまうので、『広義の意味で、「”谷川温泉” は “水上温泉”」と言って良い』とは思うものの、それぞれの違いも認識すべきだとも思うので、『正確には、「みなかみ18湯の1つ・”谷川温泉”」・「みなかみ18湯の1つ・“猿ヶ京温泉”」・「みなかみ18湯の1つ・“湯の小屋温泉”」と言った感じで理解すべきなのではないか…』

とも思った次第です。

【「旅館たにがわ」へのアクセスと周辺環境:大人散策情報】

上記、『谷川温泉」なのに、「水上駅」が最寄りで、「みなかみ町」にある、「旅館たにがわ」と「ちょっと入り組んだ名称の整理整頓」をさせていただきましたので、次に、「旅館たにがわ」「位置関係」と「アクセス」、「周辺環境」に付き記載いたします。

上記の通り「谷川温泉」と言う名称ですが、「最寄り駅」は「上越線の水上駅」です。「車」の場合も「水上インター」で、関越自動車道をおり 7㎞ 程度の様ですので、10~15分程度だと思われます。私達夫婦は、なるべく公共交通機関で移動する様にしているので、「水上駅」から、「徒歩」で、お邪魔させて頂きました。「水上駅からであれば、3㎞ 程度」なので、行きは登りの坂道ですが、「十分に歩ける範囲」でした(夏でしたので、結構汗だくで、いい運動でしたが…)。

「都内からのアクセス」を前提に言い換えますと、

沼田」あたりで、「東」に向かうと「老神温泉(仙郷)川場温泉(錦秋山荘)」』、「西」に行くと(渋川からのアクセスが通常でしょうが)、「四万温泉(積善館豊島屋)」、「北」に向って「支流の赤谷川側が、猿ヶ京温泉(丸一・湖城閣(休館中)・生寿苑)」、「利根川沿いに水上温泉」、更に「別の支流の谷川沿いに、谷川温泉の旅館たにがわ)」、そして「利根川を更に登っていくと、奥利根(湯の小屋温泉?)の龍洞」

こういった位置関係の理解をさせて頂いた次第です。つまり、群馬県には多くの温泉地がありますが、沼田を起点に考えると、「どの温泉が、どの辺にあるのか?」が結構イメージしやすくなる』という事を申し上げたかっただけという事になります…。悪しからず…。

少々、外縁部まで含め「位置関係を理解」した所で、「旅館たにがわ」への「アクセス」ですが、上記の通り、「車」でも「電車」でもアクセスが良く、電車の際は、ちょっと距離があり坂道(登坂)の為、「水上駅からの送迎」を利用するのも「一つの手段」だとは思いますが、やはり「大人散策」を唄う本ブログとしては、「実際に歩いてみる事」をおすすめしたいと思います。言い換えますと、その地域の「美しい景色」と、「新しい発見」と言った物は、「実際に自分の足で歩かないと、見つからない」と思うという事です

私達夫婦は、「行き」は「広い道」を行き(谷川の左岸:川が流れている方向を見て左)、太宰治の小説 ”姥捨” のゆかりの地」(長野県にも、姥捨駅と言うのがありますが…)や上杉憲政の井戸」と言った看板を見つけました。また、「帰り」は、「おっかな橋通り」なる看板を見つけてしまったので、その看板に沿って進みに「山道」から、谷川の右岸側を抜け、水上駅に帰るルートを通った感じでした。

詳細地図は、最下部の「Google My Map で作成した地図」をご参照頂きたいのですが、「行きの道々」では、歴史好きの私達夫婦としては、上杉憲政と言うワードに、琴線が触れてしまった次第です。上杉憲政」は、本ブログ別記事で紹介した「河越夜戦」にて「北条氏康」に敗れ、その後「関東管領の居城として有名な平井城」を去り、「長尾景虎」を頼って「越後」に逃げ、「関東管領の地位」を「長尾景虎」に譲った(この後、「長尾景虎」は、「上杉謙信」に改名)、「事実上の山内上杉氏最後の関東管領」)」と理解している次第です。つまり、『「上杉憲政」が、「平井城」を去り、「越後」の「長尾景虎」を頼って進んだ道が、この道?』と思ってしまった次第で、事実の真相は解りませんが、そんな事を妄想しつつ歩く事は、正に「大人散策」と思いつつ歩を進める事が出来た次第です。

また、「山道」・「川沿い」を進む「帰り道」に関しては、「山の中の空気」は気持ちよく、「川が流れる音」も格別。短い距離でしたが、非常にすがすがしい気分で、「大人散策」を満喫させて頂きました。「おっかな橋通り」なる名称であった為、「どんな怖い橋なんだろう?」と、半分期待しつつ進みましたが、「しっかりした近代的な橋」でした…。しかし、その橋の上から下流を見ると「古いつり橋」の様な「人工物」を発見。「むかし(本当)の “おっかな橋” ?」と思い、「あれを渡れと言われたらたしかに “おっかない…”」とも思ってしまった次第です…。

尚、道々で拝見できた木々は、「大半が落葉樹」の様でしたので、「秋の紅葉も格別だろな…」、「秋の大人散策も良いだろうな…」と思いながら、この「大自然を満喫できる大人散策」を遂行させて頂いた感じでした。しかし…、この辺りの山には、「山ヒル」がいるそうです。私達は、距離も短かったせいか、何の被害もありませんでしたが、こういった情報は、先に知っておいた方が良いと思いますので、こちらで、共有させて頂きます。

【「旅館たにがわ」のお部屋と旅館の内部・お食事】

そして、肝心の「お宿」ですが、こちらのお宿「旅館たにがわ」は、『「大人の温泉旅館」として、ふさわしい宿』だと思った次第です。宿泊させて頂きましたお部屋は、「客室温泉露天」のついたお部屋で、「和室が二間」ありました。「一つのお部屋は、リビング的な和室で広縁も」ついており、かなり広々とした空間のお部屋「もう一つのお部屋は、脱衣所的な利用がメインの感じで、こちらにはマッサージチェア」がありました。そして、その和室の奥に「客室温泉露天」がありました。沸かし湯の露天風呂ではなく、「温泉の露天風呂」です

眺めは決して良くありませんが、「木々に囲まれるような感じの露天風呂」で、「森の中のお風呂」と言った感じで、すがすがしく、プライベート感もあり、中々気持ちが良かったと記憶している感じです。故に、「『温泉 ⇔ マッサージチェア』の『無限ループ』に入ってしまう、大人休暇の温泉合宿」と言った感じになってしまい、「リラックスできる事、間違えなし」と思ってしまった次第です。

そしてこちらの「旅館たにがわ」、上記に記載しました「来る時の道々で発見した看板」の「太宰治」の「ゆかりの宿」との事で、「太宰治ギャラリー」なるものがありました。大きくはありませんが、「中々の雰囲気を醸し出している味わい深いギャラリー」です。また、「谷川岳の写真」を展示しているスペースもありましたので、「この地域の特色」を感じつつ、「文化」にも触れつつ、「大人休暇を満喫できるお宿」とも思った次第です。

言い換えますと、こういった「心遣い」が出来る宿は、やはり良いもので、ほんの少しの時間でも、「美しい谷川岳の写真」をみて、心を癒されたり、「太宰治のギャラリー」を見て、昔読んだ小説を思い出したりできるのは、「貴重な大人の時間」だと、つくづく感じてしまったという事です。

私達夫婦は、夕食の前の時間にこちらを鑑賞させて頂いて「豊な心持」になった後、夕食を頂戴しました。「夕食」は、「お食事処の個室」で頂戴しましたこちらの個室も、しっかりとした「プライベート空間」で、気持ちが落ち着きます。広い訳ではありませんでしたが、狭い訳でもなく、「プライベート感のある落ち着いた個室」と言った印象をもった次第です。そして、「お食事」その物は、「純和食の会席」と言った感じで、「丁寧な仕事」を感じられる内容。食事の前に「太宰治ギャラエリー」・「谷川岳の写真展示」を拝見させて頂いたせいか、「太宰治の小説」や「谷川岳の紅葉」の話を夫婦でしながら、「落ち着いた食事の時間」を、「美味しい食事」とともに過ごす事が出来、大変満足な時間を過ごさせて頂きました。

【最後に:次の目的地「越後湯沢」へ】

以上が、「群馬県の谷川温泉にある、『客室露天』で『温泉を独占め』できる、大人旅館『旅館たにがわ』に付き、周辺の『大人散策情報』と共にご紹介」申し上げた内容になります。

夕食の後、「大浴場」・「部屋の露天風呂」と、「とにかく温泉」を楽しみ、翌朝朝食を頂いて、上記すでに記載しましました、「山ヒルのいる(かもしれない)森」を抜け、「水上駅」に向かいました。通常、同じお宿に、2 – 3泊するのですが、今回は、次に「越後湯沢の温泉宿:湯沢グランドホテル(別記事で紹介中)」に行く、「温泉のはしご合宿」の計画でしたので、今回は、1泊のみの宿泊とさせて頂きました。故に、「もう一泊しても良かったかな???」と思いつつ、『次回は、「山ヒルの活動が収まってきそうな、晩秋の紅葉の時期」に、若干のハイキングも兼ね、2泊でお邪魔させて頂こう!』と自身に言い聞かせ、「旅館たにがわ」・「水上の地」を失礼した次第です。

皆様も機会があれば、「水上八湯の1つ・谷川温泉の『旅館たにがわ』」で、大人の時間を過ごしてみては、いかがでしょうか?

以下、Googleマイプレイス(マイマップ)で作成した地図を、アプリ・GogleMpsで、位置情報をONにしてスマホでご利用頂くと、紹介したスポットを、自身の位置確認しつつ大人散策する事が出来ます!

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