遠山記念館

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【はじめに:遠山記念館の概要とアクセス】

いきなりですが、「遠山記念館」ってご存じですか? 恐らく多くの方が、ご存じないと思います。では、日興証券ってご存じですか? こちらはほとんどの方がご存じだと思います。実はこの「遠山記念館」、日興証券の創立者、遠山元一氏が生家を再興し、母君の住まいとして建てた、大変立派な国の重要文化財である日本家屋なのです。また、庭園も素敵で、春夏秋冬を楽しむ事が出来るお庭があり、更に、遠山氏のコレクションを主に展示した美術館もあり、いくつかの重要文化財に指定された芸術作品も鑑賞する事が出来ます。そんな素敵な大人の癒し空間が、川越のお隣、川島町にあるのです。邸宅、庭園、美術館とありますが、特に私のおすすめは、邸宅。中に入る事も出来、日本建築のすばらしさを肌で感じる事が出来ます。

遠山記念館の外観と平面図(ホームページより)
遠山記念館の外観と平面図(ホームページより)

以下にご紹介申し上げようと思いますが、まずはアクセス情報から。鉄道の通っていない町、川島町なので、車でのアクセスか、ポタリング(自転車)でのアクセスが良いかと思います。「電車(川越駅)+バス(牛ケ谷戸バス停)」のアクセスも可能とは思いますが、バス停から距離もあり、本数も限られるので、車でのアクセス、もしくはポタリングのコースに組み込むのが、望ましいと思われます。車であれば、大きな駐車場がありますし、自転車であれば川越駅から、10㎞程だと思うので、大人ポタリングには、丁度良い距離感だと思われます。荒川のサイクリングロードからも、川越・入間のサイクリングロードからも近いので、ポタリングコースに組み込むのに、最適な場所だと思います。(詳細地図は最下部のMapをご参照ください)

表玄関(左・中央)と裏玄関(左)
表玄関(左・中央)と裏玄関(左)

【国の登録文化財である邸宅】

遠山記念館のホームページ(https://www.e-kinenkan.com/index.html)によると、こちらの邸宅は、”旧日興證券(現SMBC日興証券)の創立者 遠山元一が生家の再興と母の安住の住まいとして建てた遠山邸は、昭和11年(1936)の竣工です。当時の最高技術の大工、左官らに、全国から集めた、今日では手に入れることのできない材料をふんだんに用いて建てられました。戦後、母君が亡くなられると、日興證券の迎賓館として使われました。元一は晩年に、遠山邸は私邸でありながら、近代和風建築としての文化財的価値があると考えるようになり、その保存継承のために財団法人の認可を受けて、昭和45年(1970)から遠山記念館として一般公開を始めました。今日すでに4分の3世紀の歴史を重ねてきましたが、ほとんど増改築をすることなく、当初の姿を継承しています。平成12年(2000)には、現代では再現することのできない建造物として、また、近隣の景観に寄与する建物として、国の登録文化財となります。そして平成30年(2018年)には国の重要文化財に指定されました。”、とあります。

遠山記念館の内部の様子
遠山記念館の内部の様子
遠山記念館の内部の様子 主室
遠山記念館の内部の様子 主室

上記にも記載しましたが、この邸宅、一部非公開もありますが、中に入る事が出来ます。表玄関から入るのですが、広い玄関と大きな石(沓脱ぎ石?)にいきなり圧倒されます。かやぶき屋根の玄関で、同時に「趣と威厳」も感じさせてくれる空間です。表玄関の北側(裏側?)には、内玄関があり、こちらの玄関も立派。10畳以上あるでしょうか? とても玄関とは思えないスペースです。シンプルながら手の込んだ装飾を見ながら、更に進むと、主室の様な、大広間の様な広々とした畳の空間が出てきます。まるでお殿様になった様な感じになれる空間です。素人目にも、材の良さを感じる事が出来、廊下を挟んだ先に日本庭園が広がります。基本あまり込み合っていないので、この場所に腰を下ろさせてもらい、庭園を眺めるのは、この上ない至福のひと時です。そして更に奥に進むと、渡り廊下の様な空間があり、右側に大きな金庫(蔵の入口?)が出てきます。さすがはこれだけのものを作れるだけの事はあります。大きな蔵の様です(中には入れない様です)。そしてその先に茶室の様な空間のお部屋が、いくつか広がっています。少し素朴な感じの表情になったお庭を見る事が出来、こちらも落ち付く空間です。中々、私のつたない文章で力では、表現しきれないので、写真と併せてご覧ください。

遠山記念館の内部の様子 (上段右から、渡り廊下・蔵入口・茶室? 下段:茶室より庭を望む)
遠山記念館の内部の様子 (上段右から、渡り廊下・蔵入口・茶室? 下段:茶室より庭を望む)

【四季折々の表情を楽しめる庭園】

庭園は、表玄関まで戻り、東側の入口から入る事が出来ます。まず目に飛び込んでくるのは、邸宅の外観。右から茅葺屋根の表玄関、瓦屋根の母屋、数寄屋造りの様な建物(茶室?)と、外観を楽しむ事が出来ます(最上部の写真参照)。母屋に面したお庭には芝が植えられ、その先には池が配置されています。植栽は松・もみじ・梅が目に付き、四季折々の景色が楽しめる事が想像できます。ダイナミックな石灯籠も配置され、威厳のある空間になっており、お庭の散策も楽しむ事が出来ます。こちらのホームページによると、庭園の広さは、3000坪ほどあるそうで、一番南の端には、茶室の様な建物も見る事が出来ます(内部の一般公開はしていない様ですが・・・)。よく手入れされた植栽を眺めつつ、園内を散策させて頂くのは、正に大人の時間といて良いと思います。こちらも、私のつたない文章で力では、表現しきれないので、写真と併せてご覧ください。(別の記事で、東京旧古河庭園東京椿山荘神戸相楽園京都無鄰菴大河内庭園二条城二の丸庭園高松栗林公園水前寺庭園山梨恵林寺庭園甲府常磐ホテルの庭園東京大熊庭園会津御薬園平泉毛越寺庭園遠山記念館、彦根城の玄宮楽々園、長浜の慶雲館、名古屋城の二の丸庭園、名古屋市内の白鳥庭園、同じく名古屋市内の徳川園、金沢兼六園新潟の旧齋藤家別邸等、も紹介しております(更新中あり))

遠山記念館の庭園の様子
遠山記念館の庭園の様子

【最後に】

上記ご紹介した、邸宅・庭園に加え、美術館も中々です。美術館なので、写真を撮っていませんが、重要文化財にしてされている物も、いくつかある様で、見応え十分です。数は少ないですが、ジャンルは、書跡、絵画、陶器、漆工等々多岐にわたり、いろんな見方で、楽しめると思います。こんな、邸宅・庭園・美術館と大人時間を過ごせるスポットが、遠山記念館@川島町なのです。入口の門には圧倒されますし、その横には、大きな池があり、季節には蓮も楽しめるので(本ブログの別記事でも紹介しています(更新中))、近くまで行けば、間違えなくたどり着けます。1936年竣工との事なので、もう少しで、100年たつ訳ですが、古さは感じず、逆に威厳を感じる空間です。そんな大人空間にドライブがてら、もしくはポタリングルートとして、足を運んで見ては、いかがでしょうか?

遠山記念館
遠山記念館全景

(別記事にて、季節の花々や紅葉、街道・城跡・古墳と言った史跡、名建築や街中のオブジェ等、様々Topicに応じた、様々な地域のポタリング・散策情報を記載しています。”ポタリング” の タグから記事の一覧を参照できますので、是非こちらもご参照ください)

遠山記念館Map

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