河越夜戦跡 東明寺

【はじめに:川越観光にあたって】

こちらのページでは、『小江戸』と呼ばれる、地元『川越』の大人が楽しめる散策情報;『大人散策情報③』に付き共有」させて頂きます。

私達夫婦の住まう街・川越を紹介させて頂く記事の3回目。川越に住み始め、約30年くらいになりますが、この約30年で感じた、川越の楽しみ方に付き、1回目は「①川越の雰囲気を感じるコース」、2回目は「②川越を知るコース」を紹介させて頂きました。そして3回目と言う事で今回は、「③それぞれの楽しみ方で川越を楽しむ方法」を紹介させて頂きます。すなわち、『小江戸』と呼ばれる、地元『川越』の大人が楽しめる散策情報;『大人散策情報③』に付き共有」させて頂きます。

【川越を楽しむ『具体的な切り口』】

本ブログ別記事記載の「川越における大人散策における情報提供」の1回目は「川越が初めての方でも、楽しめる川越らしさ」を感じて頂くために、川越の主役を巡って頂き、川越と言う街を肌で感じて頂く事を前提にさせて頂きました。そして、2回目は「川越の主役が見えた前提で、川越をもう少し深堀する事」を前提に、コースを想定させて頂きました。そして更に今回は、2回の川越観光を通じて「もう既に川越観光のスペシャリスト」となった皆さんに「川越を楽しむ『具体的な切り口』」を、この3回目は提供できればと思っております。川越観光を楽しむ切り口を以下いくつかご紹介しますので、参考になれば幸いです。

川越まつり

「川越まつり」は、別記事で紹介していますが、「川越まつり」を知ってもらう為の施設として「川越まつり会館」なるものがあり(「②川越を知るコース」参照)、こちらで「山車の見学」が可能です。「芸術性の高い山車」に圧倒されると思いますが(個人的には『「川越まつり」も「日本三大曳山祭り」に(駄目なら日本四大曳山祭りに変えて)加えてほしいと思ってます…)、やはり山車は、祭りで見てなんぼ!の考え方もあると思いますし、「川越まつり」の一番の見所曳っかわせ(ひっかわせ)は、まつりの時以外は見る事が出来ません。故に、そんな川越まつり」のタイミングで川越に脚を運んできただき、そのタイミングで、別記事で記載しました「①川越の雰囲気を感じるコース」「②川越を知るコース」での観光要素を加えて頂くのも良い考え方だと思った次第です。

ただし…、『年間700万と言われる川越の観光客の内 「100万人程」が、この「川越まつり」のタイミングでいらっしゃっている」ようですので、人混みには覚悟が必要で、更に各施設が何処まで通常運営されているかについても、かなり不安です…。しかし、通常観光は難しくとも、「川越まつり」だけで川越を訪れる意味は十分にあると思っていますので、川越を楽しむ一つの切口として「川越まつり」を沿うてしてみては、いかがでしたでしょうか?

川越まつりの山車と曳っかわせ(ひっかわせ)は必見ですが、すごい人の数です・・・

川越七福神巡り(神社仏閣巡り)

川越には、「喜多院」・「氷川神社」を始め、有名な神社仏閣が沢山あります。その中で、「川越七福神巡り」なるコースも用意されており、大体 2-3時間程度で回る事が出来ます。このコース、中々よくできており、川越全体を回る設計になっています。何が言いたいかと言うと、これらを回り、それぞれのタイミングでちょっと寄り道すると、川越の観光名所も回れる設計になっていると言う事です別記事で、川越七福神巡りのコースを軸に川越の大人観光スポットも併せて回るコースも紹介しておりますので、併せてご参照下さい)。

このコース(川越七福神巡り)を基本に据え、そこに本ブログ内でご紹介しておます「①川越の雰囲気を感じるコース」「②川越を知るコース」の中から、皆様の嗜好に併せポイントを押さえて(選りすぐって)、回って頂く事で、「川越観光大人散策プラン」を作成できると思いますので、是非「川越七福神巡りも活用してみて下さい。

一部ですが、喜多院蓮馨寺・妙昌寺・天然寺・見立寺

③川越史跡巡り

上記の通り、川越には神社仏閣が沢山ありますが「史跡」もございます。この史跡に関して、個人的に選択した古代・古墳パート戦国・江戸パートで、それぞれ設定すると、以下になりますので、こちらも参考にして頂ければ幸いです。詳細地図を「Googleマイプレイスを活用した地図」にて、それぞれ共有して折りますので、併せてご参照頂けますと幸いです。尚、もう少し広い範囲で、「川越全体に視野を広げた古墳の大人散策/ポタリング」に関しても別記事で紹介しておりますので、併せてご参照頂ください。

【古代・古墳パート】

 A.氷川神社古墳

氷川神社古墳は、別記事で紹介した「フレンチレストラン・アポワン」の直ぐ近くの「神社の境内」にあります。南側は、「武蔵野台地にヘリ」にあたりますので、その高低差を実感する事が出来ます。

 B.三変稲荷神社古墳 

三変稲荷神社古墳は、「喜多院」からさほど遠くない、住宅街の中にある古墳で「川越市立博物館」には、出土品が展示されています。

 C.小仙波貝塚跡

小仙波貝塚跡に関しては、別記事の「縄文海進」にて紹介しました。つまり、「縄文海進の際には、川越はすぐ目の前まで海だった」と言う事を証明する遺跡の認識です。住宅街に、いきなり、そしてポツンと出てくる史跡ですが、この地に昔から人が住んでいた痕跡ですのでその歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

 D.慈眼堂古墳 

慈眼堂古墳は、本ブログでも何度か名前が出てきております「喜多院」の境内にあります。「明智光秀と同一人物とも一説には言われる喜多院中興の祖『天海』」のお墓と共に、「喜多院」歴代住職のお墓がありますが、正にその場所が「慈眼堂古墳」の認識です。

 E.日枝神社古墳 

日枝神社古墳は、「喜多院」の目の前(東側)にある古墳です。東京赤坂の「日枝神社」の本社にあたり、童謡「♪あんたがたどこさ?♪」(手毬唄)の発祥の地とも言われているそうです。

※ 参考 ※
「♪熊本何処さ?♪」⇒「♪船場さ♪」⇒「♪仙波山にはタヌキがおってさ♪」と言う感じ(漢字)で、仙波山がこの付近で、ここ(=川越日枝神社付近)が、「♪あんたがた何処さ?♪(手毬歌)の発祥」の地と言う事らしいです… (信じるか信じないかは、自由です…)

以上、「古代・古墳パート」という事で、いくつかの「川越の中心付近にある古墳」を紹介致しましたが、「川越の周辺」における大人散策(散歩)/ポタリング情報として「先に記載した以外の多くの古墳」に関しても別記事で紹介しておりますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

尚本ブログでは、諏訪大社熱田神宮大宮氷川神社川越氷川神社川越喜多院日光の二社一寺久能山東照宮浅草寺深大寺神田明神大國魂神社等々、有名何処の神社仏閣に加え、日本三大怨霊 / 日本三大八幡 / 神社の社格 / 神社のカテゴリー分類と言った内容に関する考察の記事も記載しております。以下に、本ブログで記載した(一部記載が追い付いていない神社仏閣もありますが…)祭神の系統や社格(神社)や宗派(仏閣)といった切り口で、マトリックス上にまとめた一覧表を共有させて頂きますのでご参照頂けますと幸いです。また、今後調査や訪問を行い、本ブログで記載していきたいと思って折りますので、「更新中」である事を予めご容赦頂けますと幸いです(画像では見にくいので、クリック頂くとpdfのファイルが開く様になっております)。

【戦国・江戸パート】

 イ.永島家住宅=旧武家屋敷 

「永島家住宅」は、江戸時代後期の中級武士の屋敷、すなわち「旧武家屋敷」の史跡になります。ちょっと手入れが行き届いていない感はありますが、市指定の史跡です。

 ロ.原田家住宅 

「原田家住宅」は、代々米穀問屋であった大店・原田家の「店蔵等の建築複合体がそのまま保存されている貴重な町家」と言われる様で、店蔵の建築年代は、1897年(明治期)と言われているそうです。かなりの見ごたえがある、巨大な鬼瓦とカゲ盛を見られます。外部からだけですが、「川越における豪勢な土蔵造町家の一例として貴重」で、必見の「市指定有形文化財」の建物です

 ハ.川越城・中ノ門堀跡 

川越城・中ノ門堀跡」は、川越市役所から川越市立博物館川越城」に向かう住宅地の通りに、いきなり出てきます。今となっては、貴重な川越城堀跡」です

 二.川越城本丸御殿 

川越城本丸御殿は、別記事で詳細を記載していますので、そちらをご参照頂きたいですが、日本に 4つしか現存しない「現存4御殿」の内の1つで、歴史的価値の高い建造物です。内部に入る事もできますので、「川越城本丸御殿」を外からも、中からも楽しむ事が出来ます。

川越城本丸御殿

 ホ.川越城 富士見櫓跡 

川越城 富士見櫓跡」は、「川越城本丸御殿」の南側にあり、川越城」築城された位置を、その高低差から理解できるスポットです。「富士見櫓」は、川越城の実質的な天守とも言われ、その地形から「櫓がたっていた事を実感できる場所」でもあり、ほんの頭だけですが、天候に恵まれれば、「富士山を見る事」もできます。

川越城 富士見櫓跡とその周辺の様子

 へ.川越夜戦古戦場跡(東明寺) 

「菓子屋横丁」の少し北、「東明寺」は、『日本三大奇襲(日本三大夜戦)の1つに数えられる「河越夜戦」の古戦場の1つ』と伝わる場所と言われている認識です。ただ、本ブログ別記事で記載しましたが、個人的には、「本当にここか?」と思う所もあります…。別記事で、その理由を妄想して折りますので、宜しければ、「河越夜戦における戦いの経過に付き新仮説」を別記事で、勝手な妄想の元紹介していますので、宜しければ、併せてご参照ください…。

④川越郊外の史跡巡り (移動に、ちょっと努力が必要かもしれません・・・)

川越には、「郊外にも重要な史跡」が、いくつもあります。ただ、川越の市街地からは少々距離があり、場所もわかりにくい所もあるので、ご近所の方は徒歩での散策でよいと思いますが、距離のある方は、大人ポタリング(自転車での散策:川越にはシェアサイクル(http://kawagoe.hellocycling.jp/)があります)で、こちらの活用も含めご検討される事をお勧めします。

 1.河越氏館跡

河越氏館跡に関しては、本ブログの別記事で紹介していますが、「国指定の史跡」で「川越の名の由来になった」とも考えられるスポットです。また、「河越氏館跡」では、「流鏑馬」も実地されますので、タイミングを併せ、脚を伸ばして頂いても良いのでないかと思います。

 2.牛塚古墳

牛塚古墳」のある、川越的場付近には、多くの古墳があったと言われています。その中の代表格が「牛塚古墳」。「川越地方最大級の前方後円墳」とも言われ、本ブロブの別記事で、その他の古墳と併せ紹介していますので、併せてご参照頂ければ幸いです。

 3.山王塚古墳

山王塚古墳」に関しても、「牛塚古墳」同様、本ブロブの別記事で紹介しております。「上円下方墳」という「特異な形をした古墳」で、今でもその形を認識できますので、川越中心部から少し距離ありますが、脚を伸ばしてみてはいかがかと思います。

尚、2023年5月、こちらの山王塚古墳」は「国指定の史跡」に格上げされたそうで、現地の説明看板もリニューアルされていました。本ブログ別記事でも紹介しましたが、古墳の上には、お猿さんが神使(狛猿?)としていらっしゃいますので、併せて見学されてはいかがかと存じます。

 番外編西武鉄道安比奈線

「西武鉄道安比奈線」に関しては、史跡として入れるか否か迷いましたが、「廃線」の決定した今では、史跡として言って良いと思います。入間川から、線路に敷く石を運んでいた線と言われますので、その歴史に思いを馳せるのも面白いのでないかと思います。ちなみに、近くには、別記事で紹介しましたが、「2種類の桜が楽しめる『川越水上公園』」がありますので、併せて脚を運んでみても良いと思います。

川越市内の「狛犬」ではない「狛〇」と「珍しい狛〇」を大人散策/ポタリング

「狛犬」ではない「狛〇」と「珍しい狛〇」に関しての詳細は、別記事をご参照頂きたいのですが、川越には「狛猿」のスポットや、鬼瓦ならぬ「アクロバティックな狛犬瓦」、「狛人」(「随身」の記載の方が正しいかもしれませんが…)等が、守護する神社がございます(勝手なネーミングですいません…)。こちらも、少し広範囲になりますので、自転車(ポタリング)や車と絡めて、大人散策されてはいかがかと存じます。

蓮馨寺「アクロバティックな狛犬瓦」、浅間神社・上戸日枝神社の「狛猿」、尾崎神社の「狛人(随身)?」

また、別記事で上記と同じコンセプトで、「川越以外編」も記載していますので、あわせてご参照頂けますと幸いです。

所沢市・多聞院の「狛虎 」/ 富士見市・水宮神社の「狛蛙」 / 日高市・聖天院の「狛羊」

川越食べ歩き (おすすめレストラン情報です、一回では、いくつも行けないと思いますので、皆さんの嗜好に合わせて選定ください)

私達夫婦が、これまでお伺いした「川越とその周辺のレストラン」の中から選定し、以下の切口で「大人レストラン一覧@川越」といった内容で、多くのおすすめレストラン紹介しております。

  • 私達夫婦が2名で行った時の価格感(飲物込み;かなり飲む方です…)
  • おすすめ度(★~★★★)
  • 川越/川越市/本川越駅からアクセス手段
  • その他(メモ情報)

一度にすべて回れるはずがないので、観光時の食事の参考になれば幸いです。

以上、いくつかの切口を紹介致しましたが、実際の「川越観光 / 大人散策@川越」にあたっては、基本上記の合わせ技になると思います。観光の楽しみ方は人それぞれ。旅はプランニングする所から始まると思いますので、今回の旅の切り口も踏まえ、更に別途ご紹介しました、「①川越の雰囲気を感じるコース」「②川越を知るコース」も踏まえ、皆さんなりのプランニングを楽しんで頂き、楽しい川越観光 / 大人散策@川越を実現される事、切望しております!

【最後に】

以上が、『小江戸』と呼ばれる、地元『川越』の大人が楽しめる散策情報;『大人散策情報③』に付き共有」させて頂いた内容になります。

「川越観光のスペシャリスト」となった皆さんに川越を楽しむ『具体的な切り口』を紹介させて頂いた内容で記載させて頂いたつもりでしたが、いかがでしたでしょうか? 川越は、何の準備もなく訪れても、十分に楽しめる観光地だと思いますが、ちょっとだけでも事前情報を持って散策されると、「ただの散策が『大人散策』になる魅力を持った観光地が『川越』」だと思って折ります。是非皆様も今回紹介した「③それぞれの楽しみ方で川越を楽しむ方法」と共に、別記事の「①川越の雰囲気を感じるコース」「②川越を知るコース」をご参照頂き、川越観光を「大人散策」で楽しんで頂ければ幸いと思っております!

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