【はじめに:甲府の昇仙峡の魅力とは?】
今回は、「山梨県甲府市にある、昇仙峡に関する大人散策情報(+α)」をご紹介します。
皆さまは、昇仙峡なる地をご存じでしょうか? 昇仙峡は、春に行っても、夏に行っても、楽しめる「大人の観光地」と言う認識で、なぜ大人観光地かと言うと、「様々な季節に、様々な視点で、それぞれが思うままの観点で、楽しむ事が出来る観光地だから」と個人的になには思って折ります。そんな昇仙峡、概要を認識すべく Wikipedia の力を借りますと、以下の様にあります。
昇仙峡(しょうせんきょう)は、山梨県甲府市、甲府盆地北側、荒川上流に位置する渓谷である。特別名勝に指定されており、国内有数の景勝地である。「日本五大名峡」の一つに数えられる。
概要
1923年(大正12年)に国の名勝に指定され、1953年(昭和28年)には特別名勝に指定されている。特別名勝としての指定名称は御嶽昇仙峡(みたけしょうせんきょう)であるが、一般には御岳昇仙峡と常用漢字体で書かれることが多い。秩父多摩甲斐国立公園に属し、同公園を代表する景勝地として知られる。長潭橋(ながとろばし)から仙娥滝までの全長約5キロメートルに亘る渓谷は、川が花崗岩を深く侵食したことにより形成された。渓谷内には、柱状節理の花崗岩および輝石安山岩の奇岩が至る所に見られる。日本二十五勝、平成の名水百選等に選定されている。
渓谷は天神森地区の長潭橋から始まるが、途中の能泉地区までの渓谷沿いは車道が狭く、シーズン中の土日祝日は車両通行規制が行われ歩行者専用になる(平日は上り方向の一方通行)。その先の能泉地区から仙娥滝の間が渓谷のハイライトで、観光客の多くは駐車場が整備されている仙娥滝付近を中心に訪れる。年間を通して多くの観光客で賑わうが、自家用車で観光に訪れる者も多く、紅葉が見られる観光シーズンの11月の土日は、周辺の道路が渋滞するほど賑わう。そのため、公共(県営)駐車場もあり、観光施設や土産物店にも駐車場が併設されている。施設店舗を利用すれば無料のところがほとんど (略)


上記引用にもありますが、私達夫婦のお勧めシーズンも「秋」。紅葉の季節が一番のお勧めだと思って折ります(最下部の写真参照)。ただ同時に、昇仙峡の魅力は「秋だけではなく」、他の季節も魅力的な物で、「そんな昇仙峡を楽しむポイント(一般的な視点ですが)」は「3つある」と言われています(自然を感じ、雰囲気はいいので、何も考えず、全体的に楽しんで頂いて勿論良いのですが…)。
- 岩・石を楽しむ (石、岩にいろいろな名前が、ついてます 上記写真は、昇仙峡の岩山)
- 渓流を楽しむ (美しい水が、ダイナミックに流れるさまをご覧ください)
- 木々(花々、新緑、紅葉)を楽しむ (それぞれの季節に、それぞれの顔があり、それぞれの楽しみがあります)
つまり、昇仙峡の魅力を地元の人に尋ねると、ある人は、「岩や石の迫力」を伝えますが、またある人は「渓流の美しさ」を伝える。そしてまた別の人は「新緑や紅葉と言った、季節の移ろい」を語りますし、「自然そのものの美しさ」を伝える人もいる。恐らくこれは、「昇仙峡を訪れたか事がある方々」にお伺いしても同じだと推測しており、そういった方が皆様の近くにいらっしゃるんのであれば、「昇仙峡ってどうですか?」とオープンクエスチョン形式で聞い頂くと、上記の感じで、昇仙峡のイメージは様々で、色々な回答が返ってくるのでないかと想像してしまいます。


しかし別の言い方をすれば、「人それぞれが、それぞれの印象で楽しむ事が出来る観光地が、昇仙峡だと言う事」だと思っている次第です。大人になれば、それぞれの人生があり、それぞれの見え方がある。当然ですよね! 故に、今回は、昇仙峡の秋を写真と楽しむための手段(アクセス等)をメインに紹介したいと思います。(昇仙峡とは少し違いますが、「岩手で奇岩と美しい流れを楽しめるスポット・厳美渓」も別記事で紹介しています)
【昇仙峡へのアクセスとおすすめ大人散策ルート】
まず楽しむための手段(アクセス等)ですが、昇仙峡は「車」でも行けますが、「バス」でも行けます。車だと「駐車したその周辺」、もしくは「散策路を往復」しなければなりませんが、バスを使えば「片道の散策」ですむので「散策でたのしめるエリアは倍」になります。こんな大人的工夫で、散策を更に楽しんで頂くのも一つの方法だと思いますので、以下に、私達夫婦が、よく実践するパターンを記載します。


私達夫婦の場合の大枠のスケジュールは、下記の感じです。
- 朝、湯村温泉の宿を出発 (湯村温泉の情報は、本ブログ・別記事で「客室露天のある常磐ホテル & 柳屋」をそれぞれ紹介しています、甲府駅周辺の談露館・小名屋ホテル等も紹介しておりますので、併せてご参照ください)
- 近くのバス停から「バスで昇仙峡へ」
- 天神森(昇仙峡口)のバス停で下車
- 長澤橋から川沿いを散策開始 (道中は、以下写真で)
- 影絵の森美術館まで散策 (ゆっくり休みながら歩いて、2.5時間程度)
- 上記はバス停がすぐ目の前の為、「バスで、湯村温泉の宿へ」もどる (勿論、もう少し上流にあるロープウェイで「昇仙峡ロープウェイ山頂駅展望台」を目指す事もありますが…)



簡単に言ってしまえば、「甲府市街地に前泊で温泉を楽しみ、翌日、『昇仙峡を自家用車を使わず楽しんで』、昇仙峡の大人散策で疲れた体を再び温泉で癒す、2泊3日の旅」と言った感じです…。勿論、山梨県内・東京・長野辺りにお住いの方であれば「日帰りでも昇仙峡を満喫できる」と思いますが、「温泉も含めて昇仙峡を楽しむ」方が、大人の旅になるのでないかと思う次第です…。本ブログの別記事では、甲府とその周辺における大人散策情報も紹介して折りますので、併せてご検討頂いてみては如何かと思う次第です
【最後に】
以上が、「山梨県甲府市にある、昇仙峡に関する大人散策情報(+α)」を紹介させて頂いた内容になります。
昇仙峡には、見所はたくさんありますし、そんなにタフなコースではありません。どの季節に行っても、それぞれの表情を楽しむ事が出来ると思います。しかし、個人駅見解ですが、秋が一番。とは言いつつ、「春から夏にかけての新緑が好き」と言う方も大勢いますので、お好みの季節にどうぞお出かけ頂ければと思って折ります!。そして、散策・ハイキングの後は、温泉に浸かりたいですよね。上記にも記載しましたが、甲府の湯村温泉がアクセスも良く、昇仙峡散策とセットで考えると良い選択だと思いますので(勿論甲府駅近辺でも良いと思いますが…)、併せてご検討してみては、いかがでしょうか?
尚、本ブログ別記事で、甲府の客室温泉がある大人のお宿として、常磐ホテル(湯村温泉)・柳屋(湯村温泉)・談露館(甲府駅近く)・小名屋ホテル(甲府駅近く)等も別記事にて紹介しております。また、少し甲府から離れますが、石和温泉の富士野屋・笛吹川温泉の坐忘・西沢渓谷に近い武田二十四将の一人/山縣昌景のご子孫が経営する山縣館等もお部屋で温泉が楽しめるお宿として共有しておりますので、併せてご参照頂き、甲府とその周辺観光におけるプランニングにお役立て頂ければ幸いです!
最後に、綺麗な秋の昇仙峡の景色をご堪能ください !
昇仙峡 散策中の写真③