下田

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【はじめに】

こちらのページでは、静岡県下田市の伊豆急下田駅付近の大人散策情報を紹介致します美味しい海の幸のお食事は勿論(別記事で紹介中)ですが、戦国・幕末の歴史や港町の風情を感じる事が出来、少し脚を延ばせば、(季節限定ですが)河津桜も楽しみながら大人散策をすることが出来るエリアなのです

下田の街に参らせて頂いのは、2023年の2月中~下旬。元々は河津桜を見たく、計画した旅で、「河津まで行くなら、日本の開国の舞台になった下田にも脚を延ばそう!」と考え、旅をプランニングさせて頂きました。まずは、居住地である川越(本川越)から、西武新宿線・東西線と乗り継いで、踊り子号で河津を目指し、河津桜を満喫。その後、下田に移動し、温泉と海の幸、そして下田の大人散策をする、3泊4日の旅のプランを計画しました。

以下に、下田の大人散策の後半戦(2日目)に関し記載を致します前半戦(1日目)に関しては、こちらのリンクより参照できますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

【「下田」を大人散策】

下田の大人散策情報@2日目

先にも記載しましたが、下田は、「美味しい海の幸は勿論ですが、日本が開国する正にその時に舞台となった地で、ペリー・坂本龍馬・吉田松陰と言った、歴史上の有名人と関りが深く、その根底にある地形のや立地を身をもって感じる事が出来る、大人散策するには良い街」と言って良いと思います。そんな下田の、大人散策スポット@2日目を以下に紹介します(下田のおすすめレストラン情報は別記事をご参照ください)。まずは、拠点とさせて頂きました、黒船ホテルから、海沿いにペリーロード方面に向かい、ペリー艦隊来航記念碑を目指しました

・下田公園 / 下田城址

2日目の下田大人散策は、前日参らせて頂いた、ペリー艦隊来航記念碑まで来て、その先の右手にある下田公園/下田城址の入口から散策を開始いたしました(ペリーロード近くの旧澤村邸のお隣にある公衆トイレの脇道からもアクセスできる様でした)。

園内には、いくつかルートがある様でしたので、それなりの斜面でしたが、行ったり来たりしながら、園内を散策させて頂きました。最下部の地図と見比べつつご参照頂きたいのですが、下岡蓮杖記念碑・開国記念碑・銅像(萌える・大地・陽炎等)を見つつ、楽しみながら散策し、銅像の先の山道を行った先には、馬場ケ崎展望台があり、下田湾を眺める事が出来ました

その後、来た道を戻り、今少し登って行くと、下田城址の看板と天守台跡に通じる階段が出てきます天守台の跡はさほどの規模感はありませんが、尾根道の様な通路があり、海は勿論、下田の街も見渡せる場所に築城した事が想像できます。Wikipediaには、下田城に関し以下の様にあります。

(略) 後北条氏は当城を小田原水軍の根拠地とし、玉縄衆の朝比奈孫太郎が入っていた。やがて豊臣秀吉との関係が悪化すると伊豆衆の清水康英を城将とし、豊臣軍の来襲に備えて改修された。天正18年(1590年)に豊臣側の長宗我部元親、九鬼嘉隆、脇坂安治、加藤嘉明らの率いる一万以上の水軍が来襲し、康英は手兵600余で約50日にわたって籠城した後に開城している。北条氏の滅亡後は徳川家康の家臣・戸田忠次が下田5,000石を治め、当城主となった。忠次の子・尊次は慶長6年(1601年)に三河国の田原城へ転封となり、以後は江戸幕府の直轄領として下田町奉行が支配し、廃城となった (略)

https://ja.wikipedia.org/wiki/下田城_(伊豆国)

秀吉の小田原征伐の正に直前に別の戦があり、600の兵で、1万の兵を50日抑えた事、この地形のなせる業だと、現地に赴き改めて実感した次第です。

天守台跡を後にし、登ってきた来た道とは反対(南側)に、今度は下る形で歩を進めると、程なく空堀の遺構があり、更に道に沿って進むと、お茶ケ崎 展望台が見えてきますお茶ケ崎 展望台からは、下田海中水族館も見え、馬場ケ崎展望台からの景色とはまた違った、下田の顔を見る事が出来ます

尚、本ブログ別記事で、日本100名城や続日本100名城国宝5城現存12天守現存4御殿等のお城の分類と共に、姫路城彦根城松本城松江城川越城二条城熊本城高知城掛川城小諸城等々50以上のお城についても情報発信しており、以下一覧表の画像をクリック頂くとダウンロードされたPDFファイルより、リンクで各分類/各お城の個別ページにアクセスできますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

・下田海中水族館

お茶ヶ崎展望台を後にし、道なりに下り下田公園/下田城址を出ると、目の前に下田海中水族館が出てきます。実は当初、こちらにお邪魔する予定はなかったのですが、お茶ヶ崎展望台からこの施設を拝見した際、興味が湧き「ちょっとだけ回ってみようか?」と言う事になり、わずかな時間でしたが、参らせて頂いた感じでした。本施設を上手く説明できないので、Wikipediaの力を借りますと、以下の様にあります。

(略) 下田海中水族館は、天然の入り江を利用して海上に浮かぶ浮遊円形水族館で、イルカショー、アシカショー、伊豆の海を模した大水槽内で行われる給餌ショーなどを楽しむ事ができる。敷地面積は7,856m平方メートル、建物部分は1,7294平方メートル。海上に浮かぶアクアドームペリー号は総排水量1300トンの船舶である。館内の“ふれあいの海”は、イルカと一緒に泳ぐ、遊ぶなどの体験ができる施設である。深海生物の展示も多い (略)    

https://ja.wikipedia.org/wiki/下田海中水族館

大きな施設と言う訳ではありませんが、イルカ・アザラシ・アシカ等の様々なショーが実施されており(イルカのショーしか拝見しませんでしたが…)、動物との距離も近く、バーベキュ等の施設もあるようなので、特に小さなお子さん連れであれば、1日いても飽きないスポットではないかと思った次第です。

・和歌の浦遊歩道

下田海中水族館を後にし、更に西に歩を進めると、和歌の浦遊歩道と言う、風光明媚な海岸線の大人散策路が「あるはず」です「あるはず」と言うのは、実は私達夫婦が参った際(2023年の2月中~下旬)は、「落石の為、通行止」で、実際に散策する事は出来なかったのです…。正直、非常に期待していたスポットだったので、残念の一言。しかし、危険を冒すわけにはいかないので、遠回りをして(これはこれで楽しい大人散策ですが…)、下田御番所跡を目指しました。故に、以下写真は、下田温泉旅館協同組合・下田料理飲食店組合・下田菓子組合が運営すると思われるHP・伊豆下田100景(http://shimoda100.com/)からの引用となります。ミシュラン2つ星のこのスポット、次回下田にお伺いする際は、絶対に参りたいスポットです。

・下田御番所跡 / 村上合掌造り民芸館

和歌の浦遊歩道が、通行止めであった為、一旦来た道を水族館方面に戻り、迂回して下田御番所跡を目指しました。現在では、何がある訳でもないスポットで、説明の看板があるのみでしたが、江戸時代には、海の関所として、諸廻船は必ず寄港しなければならなかったとの事で、下田発展の礎はこの地にあったと言っても良いのでないかと思った次第です。

そして、その下田御番所跡の直ぐ北側には、村上合掌造り民芸館があります。この建物、飛騨白川郷より移築されたものらしく、白川郷にあるものより大きい5階建相当の建物との事で、外観は迫力十分。内部も期待し入口付近まで行くと、何と「Close」でした…。「今日はちょっとついていないな…」と思いつつ、開いていない物は仕方ないので、入口付近にある、予めリストアップしていたお蕎麦・うどん屋さんの「合掌」で、お昼を頂戴しようと入店してみると満席…。「今日は、そういう日だから前に進もう!」と心を入れ替え、海辺の道を再度進みました。

・鍋田浜海水浴場

村上合掌造り民芸館から海辺の道に戻り、南西に歩を進めると、すぐにトンネルをくぐり、海辺の道が続いています。取り急ぎの目標は、ランチで、やはり予めリストアップしていた、とんかつ屋さんの「暁亭」です。途中少し海に突き出た小山の上にある神社や鍋田浜海水浴場に寄り道しつつ進みました。鍋田浜海水浴場は、季節的に誰もおらず、砂浜を独占して景色を眺める事が出来、居住地の川越では感じる事の出来ない潮風を感じる事が出来ました

そして、「暁亭」に参ったのですが、こちらも満席…。やはり、「良さそうなレストランだな」と思うのは、皆様一緒と言う事でしょうか? 少し待つ事も考えましたが、雲行きも怪しくなってきたので、「今日は、お宿で夕食もあるので、ランチ抜きにしよう!」と腹を決め、再び散策を開始しました。

・龍宮窟

鍋田浜海水浴場・暁亭を後にし、ここから少し距離がありますが(1.5時間程度を想定していました)、龍宮窟を目指し、散策を開始ましたが、ポツポツと雨が降り始めてしまいました。一瞬、「濡れても良いから行ってしまおうか…」とも思いましたが、旅行に行って風邪をひいても、かっこ悪いですし、本日のこれまでの流れからして、「今日はおとなしく宿に戻って、温泉合宿に切り替えよう!」と夫婦で決断。『「龍宮窟」は、「和歌の浦遊歩道」・「村上合掌造り民芸館」同様、次回改めて下田の旅を企画し、その時に参らせて頂こう!』と言う事にし、下田市街に戻る事にしました。その為、以下の写真は、「和歌の浦遊歩道」同様、下田温泉旅館協同組合・下田料理飲食店組合・下田菓子組合が運営すると思われるHP・伊豆下田100景(http://shimoda100.com/)からの引用となります(再度、下田にお邪魔し、写真撮影の後更新予定です!)。

・下田第1トンネル~下田開国博物館

鍋田浜海水浴場・暁亭から少し、上り坂を登ったところに、広い道(136号線)を、龍宮窟とは反対の下田市街の方に、歩を進めると、下田第1トンネルの歩道が、「なんともユニークな絵のトンネル」になっている事を発見しました。地元の子供達が、卒業記念等で描いた絵の様です。なんとも個性的で、ユーモアセンスもある絵があり、暗いトンネルが、華やかに装飾されている感じです。「ちょっと今日は運がないな…」と思っている所に遭遇した個性的なトンネルでしたので、少し気持ちがほっこりした感じで歩を進める事が出来ました。

そして、そのトンネルから坂道を数百m下った右手に、下田開国博物館を発見しました。位置的に、昨日すぐ近くまで来ていましたが、こちらの存在は存じ上げず、訪問の予定もなかったので、龍宮窟をあきらめた代わりに、「こちらに訪問出来た!」、「今日は、ちょっとツキもなかったけど、ラッキーな事もあった!」と思いつつ、お邪魔させて頂きました。立派ななまこ壁の建物は、中に入らなくても下田らしさを感じる事が出来る風格を備えており、内部も日本の開国に関連し、「下田の歴史・文化」や「黒船にかかわる展示」が中々のボリュームと質で展示されており、大人散策には良いスポットだと思いました。

・下田の街中散策(教会 / 吉田松陰拘禁之跡 / 吉田松陰投宿の跡の石碑)

下田開国博物館を後にした後は、前日の大人散策のルートと一部かぶりつつ、味のある教会の建物、吉田松陰拘禁之跡の碑、吉田松陰投宿の跡の石碑、なまこ壁の建物等、下田の街をあてもなく(空模様を見ながら)大人散策しつつ、拠点宿の黒船ホテルに戻りましたが、改めて思った事は、「下田は港町であり、日本の開国にかかわった地であり、それ故、ペリー・坂本龍馬・吉田松陰の痕跡を辿る事が出来る街だ」と改めて思った次第です。なんの目的もなく、下田の街中をプラプラさせて頂くのも、大人散策の1つの形と思いつつ、宿(黒船ホテル)に戻りました。

【最後に】

以上が、「伊豆急下田駅付近の大人散策情報@2日目」の共有になります1日目の大人散策情報の共有は、こちらのリンクより飛ぶことが出来、ご紹介しました大人観光スポットの地図も以下に共有しますので、併せてご参照頂き、皆様の旅のプランの参考にして頂ければ幸いです。

3泊4日で、河津桜・下田の歴史/地形や自然/その土地の文化に触れる事が出来た大変有意義な旅でした。一部ちょっと運がなかったケースもありましたが、それも大人散策の醍醐味。またの機会の調査ととらえ、改めてこの地・下田に参らせて頂きたいと思える旅でしたので、今回参る事の出来なかった、和歌の浦遊歩道・龍宮窟をスコープに入れつつ、再度、下田における大人散策をプランニングしたいと思っております

そして、改めて河津桜を、やはり今回脚を延ばさなかった、河津城跡・河原城跡・河津バガテル公園(それぞれまだどんな所か不明ですが…)も散策コースに入れつつ、参らせて頂きたいと思います。皆様も、桃ではありませんが、桃源郷の様な河津桜」と「日本が開国する正にその時に舞台となった地で、ペリー・坂本龍馬・吉田松陰と言った歴史上の有名人と関りが深く、その根底にある地形や立地を、身をもって感じる事が出来る下田」への旅を計画してみてはいかがでしょうか?

尚別記事にて、伊豆高原駅周辺の大人散策情報伊豆高原のおすすめ温泉宿・きらの里伊東のおすすめレストラン・海女屋網代のおすすめレストラン・味くらべ網代のおすすめ温泉宿・竹林庵熱海/来宮駅周辺の大人散策情報韮山の大人観光スポット下田のおすすめレストラン・魚料理なかがわ/活魚料理新田下田(一部河津含む)の大人散策情報下田のおすすめ温泉宿・黒船ホテル等、伊豆半島エリアの観光/レストラン/お宿情報等も記載しておりますので、併せてご参照頂き、皆様の伊豆半島の旅行に少しでもお役立ちできれば幸いと思っております。

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