岩村城

【はじめに】

こちらのページでは、本ブログ別記事で紹介いたしました『岩村城の歴史と概要を踏まえた大人散策のプランニング』に基づき実施した『実際の岩村城における大人散策』の報告」をさせて頂こうと思います

別記事にて、概要と大人散策プランを記載させて頂きました日本三大山城」の岩村城ですが、2024年4月、お邪魔させて頂く事がきました! 思った以上の勾配のキツイ登り坂でしたが、歩きやすく整備された道で、お城(山城)歩きを堪能させて頂きました。更に、元々予定していなかった城下町にも脚を伸ばし、充実した大人散策になった次第です。こちらページでは、その際に撮影した写真と含め「岩村城の大人散策の様子」を報告致しますので、皆様の大人散策の参考になれば幸いと存じて折ります。

【苗木城を大人散策 @2024年4月】

■スタートは「岩村歴史資料館

岩村城は、本丸付近まで車でも行けますが、やはり三大山城の岩村城は「自身の足で登って実感するする物」と思い、岩村歴史資料館から大人散策をスタートしました。岩村藩主邸跡と言われるこの場所には、広い駐車場があり、資料館もあって、内部には、岩村城のジオラマもあります。まずは、岩村歴史資料館で岩村城の鳥観図を出来る限り頭に入れ、案内板の情報にも目を通し、岩村城のシンボル的な太鼓櫓をしっかり拝見してから大人散策をスタートです。ちなみに、目の前に岩村山荘と言う、ちょっと風情を感じる温泉宿が目に入りましたので、共有のみいたします(宿泊していないので、内部分かりません…)。

太鼓櫓から八幡曲輪跡を目指します

太鼓櫓をじっくり拝見した後は、登城口より坂道を登って、先ずは八幡曲輪跡を目指します。一部少し歩きにくい箇所はありますが、基本整備された道で歩きやすく、また門跡等には説明看板もありますので、理解を深めつつ、大人散策を楽しめます(看板にQRコードがあり、スマホがあれば各ポイントで情報収集も可能です)。但し、それなりの勾配の登坂ですので、ある程度想定していかれるべきかと思います(歩きやすい靴にする等)。また、所々に遺構と思われる石垣ありますので、併せて楽しむべきとも思います。

八幡曲輪跡~六段壁

八幡曲輪跡まで行けば、岩村城で最も有名と言って良いと思われれる「六段壁」は目の前です。八幡曲輪、二ノ丸(帯曲輪?)を左右に望みつつ、その間の道を進む感じになる認識で、「縄張りの工夫」も踏まえて進むべきと思います。また、歴史を感じる井戸もあり、楽しみつつ進むと、圧巻の迫力の「六段壁」の石垣が出てきます。しばし六段壁を下から眺め、迫力を感じて頂くべきと思います。

■六段壁~出丸跡

六段壁を下から拝見した後、すぐ脇の本丸へ続く階段には登らず、南側の石垣から、北側の出丸を目指す感じで、本丸を回り込みつつ遠回りする感じで歩を進めました。理由は、石垣を楽しむ為です。岩村城は、六段壁だけでなく、その周囲の石垣も魅力的な認識だったからです。『「野面の乱積」と「打込接の布積」のちょうど間の位のレベル間で積まれた石垣』も中々立派なものですので、ご興味のある方は、是非遠回りしてみてください。また、出丸跡まで来ると、六段壁と同じくらいの高さがある、二段壁?の石垣を拝見する事が出来ます。出丸跡付近には、当時の城郭の様子を再現しているサイトにアクセスできるQRコードもあり、これを利用すると「現在の姿をじかに見つつ、画像で当時を再現した姿と比べながら」拝見することが出来ます。以下の写真がそのQRコードの標柱とそこからアクセスした先にある画像になります(以下写真のQRコードを読み込むと、アクセスできるかもしれません…)。

■出丸跡~本丸を目指し、長局埋門跡から戻ります

出丸跡付近で迫力の石垣を拝見した後は、その石垣の最下部辺りを抜け、二ノ丸(帯曲輪?)方面から、本丸埋門跡経由で、本丸を目指します。二ノ丸(帯曲輪?)は、木々が生い茂り、中に入っていくのは少々ためらってしまうと思いますが、本丸埋門跡から本丸裏門跡を経由して本丸までは、しっかりと桝形の遺構が残っており、中々見ごたえがありますまた、先ほど見上げた六段壁を今度は上から見下ろす事が出来ます。脚がすくむほどの高さで、手摺等もありませんが、その高さ出来る限り感じてみては如何かと思います(但し、くれぐれもお気を付けください…本当に高いです…)。

本丸裏門跡を抜けると、本丸に出ますそれなりのスペースがある本丸で、山城らしく景色も素晴らしいものがありますので、本丸内をグルリと回って頂くべきと思います。ちなみに、信長甲州征伐時、甲斐武田家が滅んだ頃に、信長自身がいた場所(光秀も一緒だったらしいですが…)と言われるのが、この岩村城の本丸の様です(本丸の六段壁側から遠くに見えた山は八ヶ岳? もしそうなら、その南側は甲府盆地になるので、半年ちょっとの後、本能寺の変となる信長光秀はどんな思いでこの景色を眺めたのかとも思ってしまう光景ですが、本当に八ヶ岳か否か分かりません… 形的にはそんな気がしましたが、この距離感で見えるのかは疑わしいとも思った次第です…)。

本丸を楽しんだ後は、再び本丸裏門跡から、桜の植わっている曲輪・長局埋門跡を、石垣も鑑賞しつつ拝見し、六段壁の脇の階段を降り、来た道を戻ります。太鼓櫓まで戻ったら、岩村城の大人散策は終了になります(かなり寄り道しながら進んだので、往復で2時間近くかかってしまいました…)。

■併せて城下町も大人散策

上記、岩村城の大人散策を記載しましたが、併せて城下町の大人散策も楽しむべきと思いますイメージ的には、「中山道奈良井宿」と「川越の蔵通り」を「足して2で割った感じの印象」を持った城下町で、それなりの距離があります。ちょっと前ですが、朝ドラ・半分青いのロケ地にもなった場所との事で、私達夫婦も「であれば、五平餅!」と言って食べ歩きで頂戴しましたが、それ以上に城下町の風格と歴史を感じるエリアで、「岩村城に脚を運んだ際には、併せて訪れて頂きたいスポット」だと思った次第です。

尚、近くに駐車場もありますが、私達夫婦のケースでは、岩村城の大人散策で車を駐車させて頂いた岩村歴史資料館の駐車場にそのまま駐車させて頂き、城下町を岩村駅付近まで歩いて往復した次第です(1.5時間前後でした…)。町並みふれあいの舘で、御城印も入手出来ましたので、是非脚を伸ばしてみてください。

以上が、実際に参らせて頂いた、岩村城と城下町の大人散策情報になります。この後、苗木城を経由して、お宿(恵那峡国際ホテル)にまりましたが、思いのほかこの岩村城 & 城下町で時間を使ってしまい、お宿に着くのが少々遅くなってしまいました。逆の言い方をすると「それだけ魅力的なエリアだった」と言う事だと思いますので、皆様も是非、三大山城の岩村城とその城下町の大人散策を楽しんでみては、いかがでしょうか?

【最後に】

以上が、「本ブログ別記事で紹介いたしました『岩村城の歴史と概要を踏まえた大人散策のプランニング』に基づき実施した『実際の岩村城における大人散策』の報告」をさせて頂いた内容になります

ちなみに、こちらの岩村城には、以下の旅の行程の中でお邪魔させて頂きました岩村城は勿論、その他のスポットも大変すばらしく、非常に満足できる旅になった次第ですので、併せてご参照頂き、皆様の旅のプランニングにおける参考になれば幸いと思って折ります!

尚、本ブログ別記事で、日本100名城や続日本100名城国宝5城現存12天守現存4御殿等のお城の分類と共に、姫路城彦根城松本城松江城川越城二条城熊本城高知城掛川城小諸城等々50以上のお城についても情報発信しており、以下一覧表の画像をクリック頂くとダウンロードされたPDFファイルより、リンクで各分類/各お城の個別ページにアクセスできますので、併せてご参照頂けますと幸いです。

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