【はじめに：「きらの里」の概要】
こちらのページでは、静岡県伊東市(最寄り駅は伊豆高原駅)にある、大人温泉宿・きらの里を紹介致します。広い敷地は、里山の原風景を連想させる空間で、客室温泉露天のお部屋があり、美味しい食事も満喫できる上、海・山の両面で、日本のダイナミックな地形を感じるスポットまで徒歩圏内のお宿が「きらの里」なのです。
こちらのお宿・きらの里にお伺いしたのは、数年前の夏。海なし県山梨の北杜市出身で、埼玉の川越居住の私達夫婦に旅行先として、度々候補に挙がる伊豆半島。本川越から小江戸号で高田馬場まで行き、東西線に乗り換えて、大手町で降りれば、東京駅の日本橋口は直ぐ目の前。東京駅まで出れば、踊り子号で行けるので、若干の乗り換えはある物の移動におけるストレスは大きくなく、それでいて海の目の前の宿まで行けるので、別記事で紹介しました、湯河原/熱海(伊豆半島ではないかもしれませんが…)・網代・伊東・河津・下田等は、良く旅行先の候補に挙がるエリアです。本川越から東京駅までは、乗り換え含め1時間位で、東京から伊豆高原までは乗り換えなしで、2時間位なので、「3時間ちょっとで全く表情の違う日本を満喫できる」と言った感じのエリアが、私達夫婦にとっての伊豆半島のイメージなのです。
そんな中で、今回は、伊豆高原駅が最寄り駅の「きらの里」を紹介致しますが、こちらのお宿は、伊豆高原駅から徒歩で15分程度。送迎のバスも出ている様ですし、車でいらしている方が大半の様でしたが(駐車場もしっかり確保されている様です)、私達夫婦の場合は、公共交通機関での移動をなるべく心掛け、周囲の環境の観察も含め旅行を楽しみたいので、15分程度の距離であれば、基本徒歩移動です。駅からは、ちょっと急な上り坂を、住宅街・別荘街を抜けてお邪魔しましたが、中々雰囲気の良い環境で、土地としての力を感じる空間でした。
そんな周辺環境の「きらの里」の内部は、「里山の中のちょっと良い感じの集落」と言った環境を演出している様で、①フロントや売店(宿泊できるお部屋もつながっている？)がある棟、②レストラン(やまぼうし・海つばき)の棟、③足湯があったり・うさぎ小屋があり目の前を小川が流れる共有のオープン(野外)スペース、④大浴場＋貸切湯の温泉エリア、⑤いくつかの特徴を持った客室(『古き宿場の素朴さをイメージした「旅籠八幡野」』、『高台に広いスペースを確保した「山の音」』、『古民家的な客室に客室温泉露天のついた「竹ぶえ」』、『若干狭目も海が見える「うみ蛍」』の4つのタイプの部屋があると認識しています)で構成されていると認識しています。
お部屋・レストラン・お風呂に関しては、以下に記載しますが、駅からのアクセスも良く、全体的な雰囲気は非常に心休まる印象で、「海の近くまで来たけど、里山の感覚を持てる不思議な空間で、ウサギさんがいたり、足湯があったり、敷地内を散策出来たりと大人は勿論ですが、子供も楽しめる空間」だと思った次第です。
そんな、「きらの里」の詳細情報を以下に記載いたします。
【「きらの里」のお部屋】
上記にも、記載いたしましたが、こちら「きらの里」のお部屋は、『古き宿場の素朴さをイメージした「旅籠八幡野」』、『高台に広いスペースを確保した「山の音」』、『古民家的な客室に客室温泉露天のついた「竹ぶえ」』、『若干狭目も海が見える「うみ蛍」』と4つのタイプ(カテゴリ)のお部屋がある様です(それぞれのタイプ(カテゴリ)に分かれたうえで、それぞれのタイプ毎にいくつかのお部屋があるイメージ)。
そんな中で私達夫婦の選択は、勿論「竹ぶえ」のタイプのお部屋。理由は簡単で、客室でいつでも好きな時に温泉が楽しめるからです。その「竹ぶえ」のカテゴリの中でお世話になったお部屋が、「風」の建物の2階。「7～8畳くらいの居間＋6畳くらいの寝室＋広縁的な廊下＋客室温泉露天」のお部屋でした。これだけあれば、夫婦二人であれば、十分なスペースで、温泉も満喫できる空間です。
最後の写真はこちらのHPより：お邪魔した際はなにもありませんでしたが、田んぼをやる事もある様です…
また、2Fのお部屋で、広縁兼廊下の様なスペースに座椅子も置いてあったので、視界も抜けており、湯上りにここに座って、前の広場？付近で子供が足りまわっているのを見ると、正に里山の感じ。部屋の中も古民家的な内装で、非常に落ち着く空間でした。中々文章では伝わらない部分もございますので、写真と共に、イメージを共有でいればと思います。
【きらの里のお食事】
次に、「きらの里」でのお食事ですが、食事は部屋から移動して、レストランのある棟に行き、夕食は「やまぼうし」で、朝食は「海つばき」で頂きました(内部で両方のレストランつながっていましたが、入口は別々でした)。
2泊させて頂きましたが、夕食はいずれも海の物・山の物の両方を頂戴できる、創作和食的なお料理の内容で、焼肉の様にテーブルに設置された溶岩板の上で具材を焼きつつ頂戴出来ました。新鮮な食材を、自身の好みの焼き加減で、楽しみながら食事が出来、満足いく内容でした。また朝食は、和食と洋食を選ぶことが出来たので、1泊目は洋食(卵料理をオムレツかスクランブルエックで選択できました)、2泊目は和食とさせて頂きました。和食・洋食とともに多くのおかずで、ボリューム感もあり、こちらも満足度の高い内容。
外の景色を楽しみつ頂くお食事はやはり美味しいものです。以下に夕食・朝食の内容の写真も共有しますので、併せてご確認ください。
【きらの里の温泉】
宿泊させてて頂いたお部屋に客室温泉露天はついていますが、勿論「大浴場 / 貸切のお風呂」もございます。大浴場の写真は撮っておりませんので、こちらのHP(https://www.hotespa.net/hotels/kiranosato/)より、写真を引用いたしますが、広々とした空間の大浴場にいくつものお湯があり、3種類の貸切風呂もあり、楽しみながら湯めぐりが出来ます。
大浴場と貸し切りのお風呂があるエリアは、私達夫婦がお世話になった「竹ぶえの風」の建物のお部屋とフロントとレストランの棟がある間にありました。大浴場は広く、造りも中々手の込んだ高級感を感じる事が出来る物。露天風呂も岩風呂・木のお風呂・釜のお風呂と種類があり、居合わせた子供達(多分兄弟)が、騒ぎながら(お父さんに注意されながら)、「すべてのお風呂に入るんだ！」と嬉しそうに、湯めぐり(本当に数十秒づつの様でしたが…)をしていました。しかし、これだけのスペースがあれば、子供たちが少しくらい騒いでも気にならず、かえって微笑ましい光景になる感じで、気持ちよく温泉を満喫する事が出来ました。
また、貸し切りのお風呂も、それぞれ広くはありませんが、3種類ありました。予約して利用する形では無く、貸し切り風呂の入口付近に立て看板があり、そこで「利用可能 or 利用中」が分かるようになっています(つまり、「開いていれば、いつでも利用できる！」と言う事です)。何とか3種類制覇しましたが、それなりの競争倍率で、2日間の宿泊で、ギリギリ3つ利用出来た感じでした。それぞれは、さほど広いスペースではありませんが、家族2-3名で入るのであれば問題ない印象で、雰囲気はそれぞれ異なり、それぞれの個性を感じる事の出来るお風呂だった認識です。『「予約形式ではない」＝「空いている時はいつでも入れる」＝「時には競争倍率高い」』といった感じですので、皆様もチャンスを見逃さず、ご利用される事をおすすめします。尚、写真は撮影禁止エリアになっていましたので、こちらのHP(https://www.hotespa.net/hotels/kiranosato/)より引用させて頂いております。
【最後に】
以上が、「きらの里」のお宿情報になります。
2泊させて頂きましたが、料金は大人2名で、10万ちょっとだった記憶です。上記の様に、里山を連想させる環境、新鮮なお料理をストレスなく頂戴できるレストラン、中々の格式を感じさせる大浴場に貸切風呂、客室温泉露天が付き古民家的な内装でくつろげる空間の客室、と揃った内容で、1泊2食付き・大人2名で5万と少しなら、リーゾナブルと言って良いと思います。
そしてもう一点、このお宿をおすすめしたい理由があるのですが、これはこのお宿を最初に見つけた理由にもなるのですが、『こちらのお宿「きらの里」から、伊豆半島を代表する山と海の大人観光スポットに徒歩でアクセスできる』と言う事にになります。本ブログ別記事で紹介していますが、こちらの「きらの里」より、山の方に向かうと徒歩1時間弱で「大室山」にアクセスでき、海の方に行くと徒歩30分程で海岸線を歩ける(かなりのアップダウンですが)「自然研究路」にアクセスする事が出来ます(通常は、車でアクセスするのでしょうが…)。言い換えますと、「山と海の両面で自然を満喫できるスポットまでのアクセスが容易で、伊豆半島を満喫できる宿」と言う事になります。 「里山の様な環境で温泉と美味しいお料理を満喫し、山と海の自然も大人散策で満喫できるお宿が『きらの里』」だと思いますので、皆様も大人の休日を、こちらの「きらの里」を拠点に、満喫してみてはいかがでしょうか？
(別記事にて、伊豆高原駅周辺の大人散策情報、伊豆高原のおすすめ温泉宿・きらの里、伊東のおすすめレストラン・海女屋、網代のおすすめレストラン・味くらべ、網代のおすすめ温泉宿・竹林庵、熱海/来宮駅周辺の大人散策情報、韮山の大人観光スポット、下田のおすすめレストラン・魚料理なかがわ/活魚料理新田、下田(一部河津含む)の大人散策情報、下田のおすすめ温泉宿・黒船ホテル等、伊豆半島エリアの観光/レストラン/お宿情報等も記載しておりますので、併せてご参照頂き、皆様の伊豆半島の旅行に少しでもお役立ちできれば幸いと思っております)