常磐ホテル 庭園の様子

【常磐ホテルの概要】

今回は、甲府の迎賓館と言われる、湯村温泉にある常磐ホテルをご紹介します。

何度もリピートしている、お気に入りの大人温泉宿です。ただ、中々中が見えないと思いますので、何年かかけてお邪魔した経験をもとに、離れを中心に、それぞれのお部屋を紹介させて頂きます。皆様の旅の計画に役立つ情報となれば幸いです。 (観光情報として、武田神社/甲府城址昇仙峡を別ブログで紹介しています)

常磐ホテルには、ホテルとしての客室がある、西館・東館に加え、日本情緒が味わえ、温泉の客室露天の完備された、離れの客室があります。全て、制覇できていませんが、いくつか利用させて頂きましたお部屋をご紹介します。また、素敵な日本庭園もございますので、こちらも併せてご紹介します。

【それぞれのお部屋(デラックスツインと離れ)の紹介】

以下にそれぞれのお部屋を紹介いたします。まず、西館のデラックスツインのお部屋を紹介させて頂き、その次に、離れのお部屋を紹介します。離れは、ホテルのエントランス入り、日本庭園を正面に見て、右側から離れの棟に行き、左回りでご紹介していきます。

【デラックスツインのお部屋】

まずは、西館の6階にある、デラックスツインから。こちらは、洋室のお部屋となり、それなりの広さがあります。リビングと寝室も分かれておりますので、ゆったりと過ごす事が可能です。また、富士山と自慢の日本庭園を部屋から見る事が出来ます。ただし、部屋にお風呂はついていますが、温泉ではありませんので、温泉には大浴場に行っていただく必要がございます。

【離れ・欅のお部屋】

一番最初に出てくるお部屋は、「欅」のお部屋です。広さは十分、日本庭園も部屋から望め、部屋から庭園に直接行く事が出来ます。また、客室に温泉の露天風呂が完備されてます。松風以外の離れの客室では、唯一独立した棟になっている認識です。

【離れ・若松 / 若竹のお部屋】

欅の隣は、「若松」と言うお部屋で、こちらはまだ、宿泊した事がありませんが、同じ棟の「若竹」には、宿泊させて頂いております。こちらも、広さは十分で、客室に温泉の露天風呂が完備されてます。部屋から庭園はほとんど見えませんが、部屋から庭園に直接出る事が出来ます。同時に、あまり気にする必要はないかもしれませんが、宿泊させて頂いた当時(2010年位)は、庭園と部屋に通じる道の仕切りが心もとなく、客室露天が、その通路に面しているので、お風呂に入っている時、(特に女性は)不安を感じるかもしれません。

【離れ・貴松亭:御坂 / 赤石 / 白根のお部屋】

次に出てくるのが、貴松亭と言う建物で、この棟には、「御坂」「赤石」「白根」のお部屋があります(貴松亭の2階にも2部屋、客室はありますが、露天はついていません)。「御坂」・「白根」ともに広さは十分で、温泉の客室露天も完備です。客室露天は庭園からは独立しているので、安心して温泉露天を楽しむ事が出来るはずです。

御坂からは、庭園の池を横から望む事が出来ますが、白根からは見えません。また、「赤石」は、離れのお部屋の中で、唯一和室がなく、通常のツインのお部屋に、客室露天(温泉)がついている感じなので、少々狭さを感じるかもしれませんし、お庭も部屋から見る事は難しいです。一方で、御坂と赤石は、コネクティングの様にも利用する事が出来るようです。

【離れ・松風のお部屋】

この貴松亭の次が、「松風」離れの中で最も格式の高いお部屋の様ですが、泊ったことはありませんので、コメントは控えます・・・。こちらの松風と先程の貴松亭は、昭和天皇のご宿泊の為に、作られた建物だそうで、一度は利用させて頂きたく思っていますので、その際は、本ブログ、アップデートする様に致します・・・。

【離れ・九重 / 八雲のお部屋】

更に進むと、「九重」・「八雲」のお部屋があります。この2つのお部屋は、離れの中でも、格式が高いようで、九重のお部屋では、将棋の対局を行ったりするそうです。それぞれのお部屋は、庭園の池に沿うように作られており、部屋から池ごしに日本庭園を楽しむ事が出来ます

また、客室の温泉露天は、どちらのお部屋の客室露天風呂も庭園から独立していますので、ゆったりと湯あみを楽しむ事が出来ます。ただ、庭園内は、誰でも散策可能なので(八雲の場合は通路も含め)、室内への視線には、ご注意ください。

【おすすめしたいお部屋は、八雲と御坂】

松風、若松は宿泊した事がないので、なんとも言えませんが、私達夫婦のお気に入りは、「八雲」と「御坂」です

八雲のリビング(広縁)は、池に近く、庭園の端でもあるので、広くお庭を見渡せます。ゆったりとお庭を眺めながら時を忘れるのは、非常に贅沢な時間です。(ただし、すぐ横が通路なので、また、池の向かいには別のお客様が、庭園を散策している事もあるので、外からの目線はご注意が必要ですが・・・)。 

また御坂ですが、こちらのお部屋からは、お庭の池を横から見る感じになりますので、景色は、九重・八雲の方が良いのでしょうが、見通しはきくので、圧迫感はありませんし、若干なりとも日本庭園をお部屋から楽しむ事が出来ます

また、露天風呂は、先程の記載の通り、独立した箱庭のようになっており、離れの中でも、広めのスペースを取っているようで、その広さを感じ、のんびりと湯あみが出来ます。更に、このお風呂に面して、広い廊下(広縁)が畳敷きであり、ここは外から見えないので、お風呂上りに、ゴロンと横になってくつろぐ事ができます。

この御坂は、料金的にも、離れの中では、リーゾナブルな方なので、「ゆったり感+プライバシー+コストパフォーマンス」と総合的に考え、なるべくこのお部屋(御坂)を狙って、宿泊しています

【最後に:庭園も是非ご覧ください!】

最後に日本庭園ですが、ホテルの敷地が1万坪ほどあるそうなので、見ごたえのある庭園となっており、ある雑誌のランキングで、上位に選ばれた事もあるそうです。お部屋は勿論ですが、こちらのお庭を拝見するのを毎回楽しみにして、お邪魔させて頂いております。夏には、庭園内で飲食もできる様ビアガーデン的な企画も実施しているので(毎年かどうかは不明ですので、お出かけ前にご確認ください)、楽しみの一つです。こちらのホテルをご利用の際は、是非併せて、庭園も散策して頂く事をお勧めします

尚本ブログでは、東京旧古河庭園東京椿山荘神戸相楽園京都無鄰菴高松栗林公園熊本水前寺成就園山梨恵林寺庭園甲府常磐ホテルの庭園平泉毛越寺庭園名古屋徳川園二条城二の丸庭園川越喜多院の紅葉山庭園/中院の庭園熱海の起雲閣旧芝離宮恩賜庭園小石川後楽園清澄庭園浜離宮六義園新宿御苑日本三名園金沢兼六園岡山後楽園偕楽園等、全国各地の庭園も紹介しており、「日本庭園のカテゴリ分け(庭園分類)」に関しても記載しております(更新中あり)ので、下記一覧表をご活用いただき、ご参照頂けますと幸いです。

甲府で、最も格式のある宿だと思いますので、機会があります際は、是非訪れてみてください。また、甲府の観光も併せてお楽しみください。

尚、甲府の客室温泉がある大人のお宿として、常磐ホテル(湯村温泉)柳屋(湯村温泉)談露館(甲府駅近く)小名屋ホテル(甲府駅近く)も別記事にて紹介しております。また、少し甲府から離れますが、石和温泉の富士野屋笛吹川温泉の坐忘西沢渓谷に近い武田二十四将の一人/山縣昌景のご子孫が経営する山縣館もお部屋で温泉が楽しめるお宿として共有しておりますので、併せてご参照頂き、甲府とその周辺観光におけるプランニングにお役立て頂ければ幸いです。

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