常磐ホテル 庭園の様子

【はじめに:常磐ホテルの概要】

今回は、甲府の迎賓館と言われる、湯村温泉にある常磐ホテルをご紹介します。

私達夫婦にとって、何度もリピートしている「お気に入りの大人温泉宿」が「常磐ホテル」なのですが…。ただ一般的には、中々中が見えないと思いますので、何年かかけてお邪魔した経験をもとに、その『「離れ」の客室』を中心に、それぞれのお部屋を紹介させて頂きます。皆様の旅の計画に役立つ情報となれば幸いです。尚、周辺の観光情報として、甲府とその周辺の観光スポットをはじめ、武田神社(甲斐武田家の居城:躑躅ヶ崎館跡) / 甲府城(舞鶴城)址昇仙峡等(甲斐武田家発祥の地・韮崎市の大人散策スポット八ヶ岳等の自然が魅力北杜市の大人観光情報等も記載していますが…)を別記事で紹介していますので、ページ上部の「タグ」で併せて検索頂き、ご参照頂けますと幸いです。

甲斐善光寺武田神社(躑躅ヶ崎館跡)甲府城(舞鶴城)址の様子

ではまず、常磐ホテルの全体図から入らせて頂きます。

常磐ホテルは、甲府駅の北西・湯村温泉の入口付近の広い道路に面した場所にあり、甲府駅からですと「車であれば 10分ほど」、「徒歩であれば40分ほど」の距離感です。私自身、常磐ホテルから近いと言えば近い高校に通っていたので、「徒歩40分程」と言われても、それなりに土地勘がある為かそんなに距離を感じていないので、基本甲府駅から徒歩でお邪魔する事が多いです。ただ、「一般的には車」でのアクセスになると思うので、駐車場情報も併せて記載すると「広い駐車場」が有るので、「車が停められない心配はさほど必要が無い」一方、前面の道路は、片側2車線(合計4車線)の道路になりますので、甲府駅側(東側)からのアクセスだと問題ありませんが、甲府駅と反対側(西側)からくると中々入りにくい場合もありますので、目の前の交差点を左折(北側の湯村温泉街の方に)いって、すぐ左にあるコンビニでUターンし、再び広い道路に戻って来ると入りやすいと思います。

常磐ホテルには、「中央の日本庭園を囲むようにホテルとしての客室がある、西館・東館に加え、日本情緒が味わえ、温泉の客室露天の完備された『離れ』の客室」があります。全て制覇できていませんが、いくつか利用させて頂きましたお部屋をご紹介します。また、素敵な日本庭園もございますので、こちらも併せてご紹介します。

【それぞれのお部屋(洋室と離れ)の紹介】

以下にそれぞれのお部屋を紹介いたします。尚ご紹介申し上げるにあたって、実際の宿泊は、10年以上昔の場合もあります為、当時の画像(かなり昔の画像)も含まれております事、予めご了承いただきたく存じて折ります。この間、リノベーションも行われているようですので、「離れ」のレイアウトは大きく変わっていない様ですが、それ以外は、大きく変更されている可能性も有る事も予めご了承頂ければ幸いです。

では、まず西館のデラックスツインのお部屋を紹介させて頂き、その次に「離れ」のお部屋を紹介します。「離れ」は、ホテルのエントランス入り、日本庭園を正面に見て、右側から離れの棟に行き、左回りでご紹介していきます。

【デラックスツインのお部屋】(結構リノベーションされている様子)

まずは、西館の6階にある、デラックスツインから。こちらは、現在の常磐ホテルのHP(https://tokiwa-hotel.co.jp/)を拝見すると、「洋室のコーナーセミスイート(610)」のお部屋になると思われ、当時とはかなりインテリアが違っているようです。宿泊当時も、数少ない洋室のお部屋で、それなりの広さ(45㎡位?)があり、リビングと寝室も分かれておりますので、ゆったりと過ごす事ができました。また、6階(最上階の認識)の一番東側(角部屋)だったので、「甲府の街並みと富士山」、そして勿論ホテル中央に配置された「自慢の日本庭園」を部屋から見る事も出来ました。ただし、部屋にお風呂はついていましたが、温泉ではありませんでしたので、温泉に浸かるには大浴場に行っていただく必要がございます。

【離れ・欅のお部屋】

ホテルのエントランス入り、日本庭園を正面に見て、右側から「離れ」の棟に行き、左回りで進むと、一番最初に出てくるお部屋は「欅」のお部屋です。広さは十分、日本庭園も部屋から望め、部屋から庭園に直接行く事が出来ます。また、客室に温泉の露天風呂が完備されてます。松風以外の離れの客室では、唯一独立した棟になっている認識です。

【離れ・若松 / 若竹のお部屋】

欅の隣は、「若松」と言うお部屋で、こちらはまだ宿泊した事がありませんが、同じ棟の「若竹」には、宿泊させて頂いております。こちらも、広さは十分で、客室に温泉の露天風呂が完備されてます部屋から庭園はほとんど見えませんが、部屋から庭園に直接出る事が出来ます。同時に、あまり気にする必要はないかもしれませんが、宿泊させて頂いた当時(2010年位)は、庭園と部屋に通じる道の仕切りが心もとなく、客室露天が、その通路に面しているので、お風呂に入っている時、「誰かが迷い込んで入ってくるのでは?」と「(特に女性は)不安を感じる」かもしれないと思った事を記憶しています。

【離れ・貴松亭:御坂 / 赤石 / 白根のお部屋】

次に出てくるのが「貴松亭(昭和天皇もご利用になった建物と認識しています)」と言う建物で、この棟には「御坂」「赤石」「白根」のお部屋があります(貴松亭の2階にも2部屋、客室はありますが、露天はついていません)。「御坂」・「白根」ともに広さは十分で、温泉の客室露天も完備です。客室露天は庭園からは独立しているので、安心して温泉露天を楽しむ事が出来るはずです。

御坂からは、庭園の池を横から望む事が出来ますが、白根からは見えません。また当時宿泊させて頂いた際、「赤石」のお部屋は、「離れのお部屋の中で、唯一和室がなく通常のツインのお部屋に、客室露天(温泉)がついている感じのお部屋」だったという記憶です。一方で「お庭も部屋から見る事は難しいですし、少々狭さを感じるものの、お部屋で温泉をリーゾナブルに満喫できるお部屋」と言った認識もしておりましたが、現在常磐ホテルのHP(https://tokiwa-hotel.co.jp/)を確認すると、『「御坂 & 赤石」はコネクティングルーム』になる様です。当時も御坂と赤石は、コネクティング可能」のお部屋と認識していましたが、現在「赤石」のお部屋だけを利用できるか否かは不明(多分できない…)」ですので、ご利用時には、常磐ホテルのHP(https://tokiwa-hotel.co.jp/)を確認頂けますと幸いです。

【離れ・松風のお部屋】

この貴松亭の次が、「松風」離れの中で最も格式の高いお部屋の様ですが、泊ったことはありませんので、コメントは控えます・・・。こちらの松風と上記の貴松亭は、昭和天皇のご宿泊の為に作られた建物だそうで、一度は利用させて頂きたく思っていますので、その際は、本ブログ、アップデートする様に致します・・・。

【離れ・九重 / 八雲のお部屋】

更に進むと、「九重」・「八雲」のお部屋があります。この2つのお部屋は、離れの中でも、格式が高いようで、九重のお部屋では、将棋の対局を行ったりするそうです。それぞれのお部屋は、庭園の池に沿うように作られており、部屋から池ごしに日本庭園を楽しむ事が出来ます

また、客室の温泉露天は、どちらのお部屋の客室露天風呂も庭園から独立していますので、ゆったりと湯あみを楽しむ事が出来ます。ただ、「庭園内は誰でも散策可能」なので(八雲の場合は通路も含め)、「室内への視線にはご注意」ください

【おすすめしたいお部屋は、八雲と御坂】

「松風」・「若松」は宿泊した事がないので、なんとも言えませんが、上記ご紹介した中で、(個人的ではありますが…)私達夫婦のお気に入りは「八雲」と「御坂」です

「八雲」のリビング(広縁)は「池に近く、庭園の端でもあるので、広くお庭を見渡せます」。ゆったりとお庭を眺めながら時を忘れるのは、非常に贅沢な時間です(ただし、すぐ横が通路なので、また、池の向かいには別のお客様が、庭園を散策している事もあるので、外からの目線はご注意が必要ですが・・・)。 

また「御坂」ですが、こちらのお部屋からは、お庭の池を横から見る感じになりますので、景色は、九重・八雲の方が良いのでしょうが、見通しはきくので、圧迫感はありませんし、若干なりとも日本庭園をお部屋から楽しむ事が出来ます。そして露天風呂は、先程の記載の通り、独立した箱庭のようになっており、離れの中でも、広めのスペースを取っているようで、その広さを感じ、のんびりと湯あみを楽しむ事が出来ます。更に、このお風呂に面して「広い廊下(広縁)が畳敷きであり」ここは外から見えないので、お風呂上りに、ゴロンと横になってくつろぐ事ができます。

この「御坂」は、料金的にも、離れの中では比較的リーゾナブルな方の認識なので(「赤石」までセットとなるとちょっと高くなってしまう気がしますが…)、「ゆったり感+プライバシー+コストパフォーマンス」と総合的に考え、「なるべくこのお部屋(=御坂)を狙って予約」しています。同時に、「御坂」のお部屋は、寝室スペースが少し狭かった記憶(4.5畳?)なので『「赤石」を寝室として利用できる」のであれば、更にゆったり宿泊できるのでは?』とも思った次第です。まっ、正直申し上げると、金額次第ですが…。

【最後に:庭園も是非ご覧ください!】

最後に「日本庭園」ですが、ホテルの敷地が1万坪ほどあるそうなので、「見ごたえのある庭園」となっており、ある雑誌のランキングで、上位に選ばれた事もあるそうです。上記紹介のお部屋も勿論ですが、「ホテル中央に配置された日本庭園」を拝見する事もまた毎回楽しみにしおり、「こちらのホテルをお気に入りとする理由の要素」でもあります。夏には、庭園内で飲食もできる様ビアガーデン的な企画も実施しているので(毎年かどうかは不明ですので、お出かけ前にご確認ください)、楽しみの一つです。こちらのホテルをご利用の際は、是非併せて、庭園も散策して頂く事をお勧めします

常磐ホテル 庭園の様子と園内マップ

尚本ブログでは、東京旧古河庭園東京椿山荘神戸相楽園京都無鄰菴高松栗林公園熊本水前寺成就園山梨恵林寺庭園甲府常磐ホテルの庭園平泉毛越寺庭園名古屋徳川園二条城二の丸庭園川越喜多院の紅葉山庭園/中院の庭園熱海の起雲閣旧芝離宮恩賜庭園小石川後楽園清澄庭園浜離宮六義園新宿御苑日本三名園金沢兼六園岡山後楽園偕楽園等、全国各地の庭園も紹介しており、「日本庭園のカテゴリ分け(庭園分類)」に関しても記載しております(更新中あり)ので、下記一覧表をご活用いただき、ご参照頂けますと幸いです。

以上、「甲府で最も格式のある宿」で、「甲府の迎賓館」と言われる「湯村温泉にある『常磐ホテル』」を紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか? 皆様も、機会があります際は、是非「離れ」のお部屋を利用頂き、その格式高いお部屋の雰囲気素敵な日本庭園を満喫してみてください。また、甲府観光もその周辺含め、併せてお楽しみ頂けれればと思います!

尚、甲府の客室温泉がある大人のお宿として、常磐ホテル(湯村温泉)柳屋(湯村温泉)談露館(甲府駅近く)小名屋ホテル(甲府駅近く)も別記事にて紹介しております。また、少し甲府から離れますが、石和温泉の富士野屋笛吹川温泉の坐忘西沢渓谷に近い武田二十四将の一人/山縣昌景のご子孫が経営する山縣館もお部屋で温泉が楽しめるお宿として共有しておりますので、併せてご参照頂き、甲府とその周辺観光におけるプランニングにお役立て頂ければ幸いです。

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